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今回は七原視点から見る過去矢代とヤクザなゴタゴタと二人の進展?って感じかな。ヤクザなファミリーに夢見てる七原の好感度が上がる巻。
矢代は過去も現在も他の誰を通して見ても、人間に見えない不思議なキャラ。もう4巻分も見てるのに、いまだに温度が感じられません。でもだからこそ見たくなるのかなあと思ったりもします。矢代がまるで人間のように感情を揺さぶられることがあるのなら、ぜひその瞬間を見てみたい。
百目鬼は薄々苦手かも?と思ってたけど、今回やっとその理由が見えた気がします。矢代にとって相性が良すぎて最悪で、矢代の奥底で守られているものを壊す気配を強く感じるからかなあと。こういう話はすごく怖い。読む方もダメージを負うから気合いと心の健康が必要です。
そしてラストは矢代らしい破壊の呪文で百目鬼的にはジ・エンド。ここまで来たら最後まで見せてもらわなきゃ気が済まない!となりました。次巻が出てなかったら、このやり場のない感情をどうしたら良いのか本当に困っていたと思います。
読後は本当にたまらない気持ちになったので、これは(自分の中で)神評価じゃなきゃいけない気がしました。
ついに百目鬼のアレが治っちゃいました。
トラウマの克服という点でもめっちゃめでたい。
でも良かったねー、って喜べないのがとても残念。
百目鬼が不能だから、側に置いて可愛がって、色んなお手伝いもさせていた矢代なわけだけど、百目鬼の百目鬼が覚醒したとなりますとね、不都合が出てくる訳なんですよね…。
あんなだけど、自分の部下には手を出さないことをポリシーとしてきた矢代だから、向こうは自分に気があるみたい、自分もやぶさかではない、すなわちポリシー崩壊の危機。
恋愛初心者ゆえに自分の気持ちもよく分かってないから百目鬼のこと(というか、自分自身の気持ちが揺らぐのが)が怖いという心理になっちゃってる矢代さん…。
やっぱり百目鬼の事、遠ざけようとするのだろうか。
めっちゃ気になるシーンで終わってて、悶えました。
組から出て行けってならないで、セックスしようかって言ったのが逆に嵐の前触れのようでハラハラしてます。
カバー表紙の決意に満ちた百目鬼の表情が意味深な4巻です。
もう色々な情報が交錯してて、頭の中が一杯です。
まず七原が無事で良かった〜。七原が矢代の下に付いた過去編がとても良かったです。それに七原の気持ちが熱くて、この中では1番善良な人物に思いました。
そして平田の掃除屋たちに矢代が頼んだ内容がとても気になりました。
個人的には三角の片腕の天羽がとてもお気に入りです。
竜崎が平田の元に連れ去られてしまった所で終わってましたが、三角が平田の企みに気が付いたので平田をどうするつもりなのかとても気になります。
とうとう百目鬼のインポが治った事を矢代は知りましたが、2人の関係は既に変わりつつあったのでこれからの展開が目が離せません。
劇場版を最初に鑑賞しました!ほんとに、音楽もいいし、絵も綺麗だし、エロ加減も含めて最高でした!劇場版を見た時、矢代の声が矢代でしかなく、初めて声優さんってすごい!って思いました!その後、Netflixで同級生も続けて見ましたが、矢代か草壁くんかっていうぐらいこの2作品は私が声優さんにも意識を向けたアニメーション作品になりました!どちらも映画(アニメーション)入りですが、面白すぎて所謂BL作品は初めてでしたが、全巻購入し、一気見しました!本当に神でした!どうか矢代と百目鬼に幸せが来ますように!
いろいろなひとの狙いと思いが複雑に交錯しております。
集中しすぎていたせいか、気がついたら読み終わってました。
組に入る前から矢代を知っている竜崎の思い。
竜崎が思い浮かべるのは、簡単に風で飛ばされていきそうな、心許ない矢代の背中。
「殺せ」と言われて、すんなり割り切れない感情があるのを感じます。
平田の子飼いに拉致された竹原にも、矢代への強い思いがある。
いいように使われて、騙されて、嵌められた自分を拾ってくれたあの日から、何があろうと矢代について行こうと決めた。まさに仁義の世界です。
そんな竹原だからこそ、盃を交わした親子を、家族を信じたい気持ちがつらい。
そういう「男同士の絆」がいくつもあって、損得では割り切れない結びつきがある。
損得で動いているように見える平田も、大元にあるのは「誰よりも三角に認められたかった」という思いで、自分より矢代を可愛がる三角への歪んだ反抗心が拗れた結果。
損得だけで動けば、人を裏切るのは簡単で、その逆も然り。
事態を把握しつつある三角がこれからどう動くか、見ものです。
組の方はこのくらいにして、矢代と百目鬼ですよ。
ついに矢代にバレてしまいました、百目鬼がもう不能ではなくなったことが。
右手が動かないせいで自分でうまく処理が出来ない矢代を、百目鬼が躊躇なく口で処理すること数回。
出会った頃の矢代なら面白がったんじゃないかと思うこの状況で見せる矢代の反応が、「こいつは汚したくない」なのか、何なのか。
不能でなくなったことを知られたら側にいさせてもらえなくなると考えていた百目鬼が、矢代にバレたときに、祈るように絞り出すように思うモノローグが切ない!
のですが、矢代の意外な一言が…。
矢代は、組対の刑事とホテルで会ったときに百目鬼が「部屋に入らない」と言った辺りで気付いていたのか、それとも車の中で見せた百目鬼の衝動的な顔で気付いたのか。
見たかった顔を自分に向けられたことを、これまで自分が惚れた相手とは一度も寝たことがない矢代がどう思って、あの一言を言ったのか…。
果たして矢代の真意は!?
部下とはしないというルールを破る意味を、悪い方にばかり深読みしすぎてソワソワします。
取り急ぎ5巻へ!!