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今宵、お狐さまは発情期 ~愛蜜あふれる孕ませ生活♥~

koyoi okitsunesama wa hatsujoki

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表題作今宵、お狐さまは発情期 ~愛蜜あふれる孕ませ生活♥~

天狐 神獣 神様
服部大洋 高校三年生

あらすじ

学校が夏休みの間、田舎にある祖父母の家の留守を預かることになった大洋。すると、裏庭の社に住む狐の神様の天孤と、彼に仕える子狐のミツケに遭遇! 超常現象を信じない大洋だったが、天孤の突然のプロポーズに夏の間一緒に過ごすことを了承してしまう。美しい狐の神様に次第に心惹かれ身体を許してしまった大洋は、彼とのエッチに溺れてゆく。「私の子供を産んでほしい」と天孤は言うが、大洋は人間でしかも男!! 絶対無理だと思っていたけど、どうやら子供を授かる方法があるらしくて……?
 出会ったときに運命は決まっていた!? 狐の神様に溺愛されるひと夏の恋v

作品情報

作品名
今宵、お狐さまは発情期 ~愛蜜あふれる孕ませ生活♥~
著者
吉田ハナ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
レーベル
BLスイートノベル
発売日
4

(2)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

優しさに包まれたなら

攻めの天狐さまは、神獣といっても、お社に祀られていて天空に屋敷も持っている、れっきとした神様。
なのに全然俺様キャラではなく、平安時代の貴公子のような穏やかな優しい人です。その優しさにとてもとても癒やされました。
エッチの時も、デロデロに甘やかしてくれるので、それにたまらなくなった受けが求めてしまう感じ。実にエロかったです。

作中でも「竹取物語のかぐや姫のように、天空に帰ってしまうのでは」と受けが考えるシーンがあるのですが、まさにそんな感じ。
攻めの天狐さまは、いわゆる八百万の神の一人という風ではなく、かぐや姫のように、天空からたまたまこの穢れた地上に降り立った唯一の人、偶然相まみえることを許された奇跡という感じでした。

そんな天狐さまなので、ラストで明かされる彼の深い思いがとても胸に沁みて安心して、優しい人っていいな!と思いました。優しさで包んでくれるような包容力。
酔芙蓉のくだりが、とても好きです。

なお、タイトルに「孕ませ生活」とはありますが、妊娠・出産シーンはないので、それが地雷の人も読めると思います。

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