イラスト入り
最終巻とは……泣けるT^T
今回は、神蔵父と響の共闘がみられて大満足!
しかも、そうなる過程にはシンゴが大きく関わっている⁉︎
兄の死の真相を知る冴木と、
鍵を握る警察幹部を追い詰める姿にワクワク。
一転、ピンチにドキドキ。
ストーリーとしても大いに楽しめましたし、
二人の愛の大きさを再認識しました^^
危機的状況での対応が本物の気持ちだと思うのですが、
二人は全く揺らがずにお互いのことばかり考えていました。
お互いをなくしたら生きていけない。
他の何よりも大事。
その想いがすっごく良かったです!
もともと二人とも盛りがちだけど、
恋人になってからはすごいですね^^;
シンゴは、すっかりメスになっちゃった……
抵抗はしなくてもいいけど、
もうちょっと男らしくいてよーと思う反面、
ラブラブターンはこれでいいのかな……とも思ったり。
とにかく、Hもたっぷりです♡
冴木の不穏な登場から一転、甘々なキッチンシーンで、二人の関係が落ち着いてるところから
響の部屋がシンゴ色に染まってる様も伺えてなんだか安心しました。
そして、最終巻ではお兄さんの件の決着やお父さんとも少しは歩み寄れてる感じがしてこの先安泰だな~と感じました。
シンゴもですが、響自身も成長したんだなと。
初めてのフェラ、可愛かった!
そして、シンゴ初めてのハンバーグ作りも可愛かった!
書き下ろしの「秋の日」を読む限り、いい感じでこれからも二人仲良く一緒にずっと歩んでいくんだろうな~と感慨深かったです。
最高に魅力的なキャラクター達でした!
シンゴのおさるさん具合も響のライオン具合も。
そして、なんだかんだシンゴを甘やかしてる響ツボです。
素敵なキャラクター達を生んで下さりありがとうございます!
なんだか今までのシンゴが嘘のような、
ラブラブ展開vvv
これまでジリジリさせられていた分、
この甘々展開がたまらない(笑)……と思っていたら、
いきなりの引き裂かれ事案で、シンゴがまた駆け回ります。
でも、今回はあまり無鉄砲ではなく、
堅実な方法で。
……なんて思っていたら、やはりシンゴはシンゴでした!
二人そろって危機的状況に陥ったり、
再び引き裂かれる絶体絶命的状況だったり、
最終巻ということで、ドラマチックな展開が!
敵役の冴木も、なかなか魅力的な男で、
こちらはこちらでなにかもっと展開出来そうな感じなんですけれどね……
これだけで終わってしまうのは勿体ないキャラのような気もします。
私は電子派なので、あとがきが入っていなくて
ここで、番外編が出そうだと知りました。
旧版の六巻、七巻分ですかね?
楽しみです!
とにかく、一巻から総じて、
岩本さんの筆力の高さ、構成力に感嘆。
確かに波はあるモノの、ぐいぐい引きずられる感じで
最後まで読破しました。
これで、デビューから3、4年の間の作品なのですからね……
シリーズ全てまとめて、評価はやっぱり「神」で!
この、甘甘バカップル全開状態のカバーイラストの第5巻。
もう、後はラブラブな二人のお話が…と思ったら、そういえば、まだ響の問題は決着が付いていなかった。
冒頭は、冴木と島本の二人の、なにやら怪しげな会話から始まります。
響の兄の死、響と父の確執等、諸々一気に畳みにかかる、ハラハラの大アクション。
シンゴの無鉄砲さは、響への愛の深さです。
兄の死の無念を晴らして、響だけでなく、響と父の関係や、兄嫁のさくらも、それぞれに、ようやく前へ踏みだします。
オマケの書き下ろしは、二人でお墓参りと、お台所エプロンエッチです。
タフ 5巻
今回は響の兄の死とも関係のある、響にとっては因縁の相手との決戦の回。
ついに最終巻です。
ストーリー自体はシリアスで、警察の上層部からの圧力で響が拘留、尋問を受け、シンゴもハラハラなのですが、この2人の関係に限っては心理的なすれ違いもなく終始甘々のラブラブ。恋愛面では安心して読めました。シンゴが響に甘えてて可愛い!
冷凍豚バラブロックのくだりは甘すぎて笑いが出ました。
冷凍肉が足に落ちて痛がるシンゴに、本気で心配する響。シンゴの足を検分し「骨は大丈夫だ。」とか!私なんてしょっちゅう鍋やら何やら足に落としてますけど!平気なんですけど!
意外だったのが、響もシンゴもお互いお口でのご奉仕はまだだったこと。響はシンゴにもうしてるかと思ってた。シンゴは当然初めてなもんで探り探りなんですが、「すごっ……大きくなった!」って成果を報告しちゃうとこ 安定のシンゴ。ムード!ムードってもんがあんでしょうよ!と私は内心突っ込んだんですが、そこは響は慣れたもんでスルー。特に気にせず行為を続行して、さすが響さん!と感動しました。まだ5段階中2らしいですが、上手になるといいねシンゴ。
シンゴの介入もあってか、響と響・父(コミュ障疑い)との関係も軟化し、ちょっとは理解し合えたかな?という感じ。完全には分かり合えないんでしょうけど、そのうち響も盆正月には実家に顔見せに行くくらいはしそうな予感。シンゴが行けって言いそう。さくら姉さんも神蔵の籍から抜けることを決意。早くいい人を見つけて幸せになって欲しい。
最終的に、響が長年追ってきた兄の死にまつわる警察と暴力団の癒着も明るみに出て、一区切りつきました。本編最後のシーンで、以前はシンゴの近くで吸っていた響が、キッチンの換気扇の下で吸うようになっていてニマニマ。シンゴが大事で仕方ないのね。巻末の「秋の日」で、響が兄の墓前でシンゴとのことを心の中で報告するシーンにはじーんとしました。シンゴと「家族になろうと思っている」と。タバコの事といい、シンゴと一生一緒にいるために響も色々考えているんだなぁと嬉しくなりました。一方シンゴは響のご先祖様一人一人に「響を好きになってごめんなさい」と謝罪(笑)
トラブルメーカーのシンゴの性質上いつまでも穏やかに…とはいかないでしょうが、しばらくは甘々ラブラブでゆったり過ごせるといいね。
あとがきにあるように、少し時間はかかるが番外編も刊行される予定とのこと。しばらくは1〜5巻を読み返し、余韻に浸りながら気長に待ちたいと思います。
…あれ?ところで冴木は目を覚ますの?