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おまえがどんな色気を出すのか俺に教えろよ
こちらドラマCDを少し耳にする機会があって、以前より気になっていた作品。ようやく読んでみました。
攻めは若きテーラーの蛍(けい)、受けは堅物で童貞の靴職人の仁、二人は幼馴染。仁が色気のある靴を作れるようになる為、蛍にレクチャーを受けることになり、ついには処女を奪われて…というお話。
蛍がすごく色気があって美しくて好きなキャラです。スーツ姿は細っそりしてるけど、脱ぐとすごい細マッチョです♡
仁は短髪黒髪で真面目でちょっと天然な童貞くん。泣きぼくろがチャームポイントで結構可愛いお顔。そしてなんと、下着はパンツではな古くから日本で使われているアレ(一応伏せときます)!これが落ち着くって、なんでだろう!?w
二人は何度も体を重ねるようになります。
ずっと受け視点なので、蛍の気持ちはわからないのですが、仁を抱く時の蛍の表情がとても色っぽくて、隠れた熱情を感じられて良きでした。
中盤に、当て馬まではいきませんが、二人の中を引っ掻き回す志摩が登場。
志摩が仁にベタベタするとわかりやすく不機嫌になったり、仁に「幼馴染みで仕事仲間」と言われて、おかしな気を発したりする蛍が、大変可愛いですw
濡れ場は数回ありますが、二人とも細身の筋肉質で、男同士のエロスが感じられて大変良きです。とくに蛍の攻め顔に色気を感じます。仁は初めてなので、トロトロにされちゃいます。
最後に少しだけ攻め視点あり。
ラストまで読むと、また初めから読み返したくなりました。
細マッチョのスーツ姿や筋肉、攻めの執着や美しいお顔などが楽しめました。短髪受けはそんなに好みではないですが、鈍くてウブな童貞くんが翻弄されるのは可愛いかったです。
紙本購入 白抜き修正
サヴィル・ロウとありますが、舞台はイギリスではなく日本のお話です。
レトロな雰囲気が漂う世界観がとても好きです。
蛍と仁はテーラーと靴職人であり、幼馴染でもあります。
蛍が夜食にエスカルゴを差し入れて驚く仁が可愛かったです。
当て馬としてかわいい子の乳首に穴を開けるのが趣味な変態が出てきます。
蛍に助け出されて事無きを得ますが、あまりに突拍子もない流れだったので驚きました。
シーモアは白抜き修正でした。
仁の下着が褌なのが大変えっちでした。
蛍が仁を落とすために外堀を埋めていくところがとても良かったです。
テーラーと靴職人の恋なんてピンとこなかったけど、レトロモダンな雰囲気で素敵でした。
テーラーの蛍が洋で、靴職人の仁が和という印象です。
華やかで色気のある蛍のスーツに憧れる堅物職人の仁が、色気のある靴をデザインするために蛍に抱かれるようになる…というお話です。
次第に仁のデザインは、蛍の身体をなぞったようなラインで蛍の色気を流し込んだようなものに変化していく。
この時点で心も身体もすっかり蛍色に変えられてしまっている仁が、無自覚に影響受けすぎていて可愛いです。
蛍もまた仁のことが好きであり、仁を手に入れるための口実として靴のデザインを持ち出していたのだ。
派手に見えて、意外と臆病な蛍もまた可愛いなと思いました。
どこにも出かけず、2人だけの店内で話が進んでいきますが、決して物足りなくない。
むしろ、特別な空間として感じることができ良かったです。
タイトルからイギリスが舞台なのかなと思って購入しました。
単純に蛍の職業にちなんでついていただけで日本の話でした。
職人の話は独特の雰囲気があっていいですよね。
テーラーの蛍の作るスーツに憧れている靴職人の仁。
蛍から紹介されたお客様からフルオーダーの靴をデザインお任せで頼まれるが、どうしても蛍の作るスーツに合うデザインが浮かばずに悩んでいた。
そんなとき蛍から「色気を教えてやる」と言われて…。
蛍が少し年上で、祖父世代はお互いの才能は認めつつもいがみ合っていたようです。
蛍にある柔軟性や遊び心が仁にはなくて、3代続く頑固者の気質にせいで型にはまったデザインという壁が越えられないでいます。
教科書通りに、昔からあるものを大事にという気持ちも大事だけれど、常に新しいものをチェックする余裕もないと服飾系は難しい部分もありそうですよね。そんなわけで「色気」のレクチャーを受けるわけですが、最初は真っ当にファッション誌などからスタートするものの予想通りの展開になります。
レクチャーなのか何なのか分からない関係が続く中、カフスなどを扱う宝飾バイヤーの志摩が登場することで一気にふたりの関係に動きが。
ただ志摩の役割が想像と全然違ってました。まさか変態さんだったとは…。見た目には完全に受けに見えたので、蛍のセフレで仁がショックを受けるのかと思いきや目的が全くもって想定外でした。
当て馬未満な志摩の趣味にも驚きましたが、一番の驚きポイントは仁のアンダーウェアです。この時代に!?と目を疑ってしまいました。ここまで言ってしまうと何かバレバレですが、好きな方にはぜひ見ていただきたいです。
描き下ろしのタイムスケジュールが可愛かったです。
蛍のイケメンっぷりが目の保養になりました。
いつの時代なのか、どんな土地なのか、どこの街なのか…リアルからかけ離れたファンタジーワールドではなさそうだけど判然としない…そんな不思議な雰囲気が独特で素敵なコミックでした。
夜や早朝のアーケード商店街…、個人的にも好きなんですよね。商店たちがシャッターを下ろした中を歩くと、妙に足音がカツカツと響いたりしてね。日常的な場所なのに妙な非日常感があって。この作品の中に何度もそんな商店街の様子が出てきましたが、その存在感がこの作品自体の世界を象徴しているような気がしました。
実に西洋的な「紳士服の仕立て屋」と「靴職人」が登場人物なのに、褌を着用してたりするような独特のハズシ感。あれっ?と思わせるバランスが癖になります。
絵もきれいで官能的なのにコミカルなタッチも素敵。妙にくせになる一冊でした。