神鷹

シリアス８割、コミカル２割

表紙に「NARUTO SPECIAL FAN BOOK vol.4」と書かれているので、この作家さんのナルト本では４冊目という事でしょうか。
私はナルトのオリジナルの作品は読んだことがないのですが、他のＢＬ作家さんのナルト本を読んでいるうちにカカシｘイルカのカップルが一番好きになりました。
カカシとイルカが抱える暗い過去が作品に与えるシリアス度や切なさが好きなのかもしれません。
この作品もシリアス度が高く、２人がなぜ忍を続けているのかとか、任務中の孤独感や殺伐さ、死と隣り合わせの刹那さが伝わってきます。
いくつかの短編に分かれているのですが、その中のカカシが少女を殺さなければならなかった任務のお話が一番やるせなかったかな。
カカシがイルカに癒されているシーンがあるのですが、切なかったです。