僕とのセックスでも十分楽しんでもらえると思うよ?

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表題作コヨーテ 1

ヨシュ・ガーランド(マレーネ)
コヨーテ(リリー),人狼

その他の収録作品

  • sweet days -scene:2 マレーネ宅での一週間- (描き下ろし)

あらすじ

〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテは、バーで働くピアニスト・マレーネに会うたび口説かれる。
人狼ゆえ彼と深く関わることを避けるコヨーテだが、ある日、前ぶれもなく初めての発情期がきてしまい、
人の姿を保てずにいたところをマレーネに見つかってしまう。
マレーネの誘いを拒もうとするコヨーテだが…。

作品情報

作品名
コヨーテ 1
著者
座裏屋蘭丸 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
コヨーテ
発売日
ISBN
9784861349492
4.5

(746)

(534)

萌々

(141)

(43)

中立

(18)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
50
得点
3381
評価数
746
平均
4.5 / 5
神率
71.6%

レビュー投稿数50

引き込まれた

まさにロミオとジュリエットのような、主人公2人の関係。
しっかりと作り込まれた世界観とストーリーに一気に引き込まれました。
敵対する関係にありながら、惹かれ合い愛し合っている2人の関係に今後も目が離せないです。
2人の幸せを祈っています。

0

作画が綺麗すぎます。

蘭丸先生はまじで絵が天才なんです(><)!
一コマ一コマが美術品すぎて、、表紙のコヨーテなんてもう、!!!!
美しすぎますよね(><)

そいでもってストーリーもすごく面白いんです!
自分的にはなんかもう静かに事が動いていく少年漫画を見てるのかなって思うくらい話がしっかりとしている感じです。

でもでも!
恋愛要素もたっぷりあってキュンとするし、

メインのお2人以外にも沢山魅力的なキャラが出てきて
ずっとワクワクですし、、

一体どうしたらこんな素晴らしいバランスの漫画が描けるんだ!!って思います(><)!


完結するまでしっかり推し続けます♡!


1

映画を観ているみたい。素晴らしい。

座裏屋先生の漫画は洋画を見てるようですね。
キャラ達は美しいばかりではなく表情が豊かです。

人狼の話ですね。
それも敵同士という事はロミオとジュリエットのよう。1巻では出会い編で、お互いが敵だとは気付いていませんでした。ヨシュの方は気付いているけど、敵だとは思ってないですもんね。
2巻ではお互いが敵同士だという事がわかるのかな。
誰にも懐かないコヨーテ。その彼が唯一身体を許したのがヨシュ。惹かれているのに心を明け渡すことができない辛さが伝わってきます。
人狼である事を隠しながら生きてきた彼らの苦労や、その上の団結。
キーファーが全面戦争を決めたのだから、この先の展開がもう不安でしかありません。
ガーランド側にも正義があって、それに従って行動するんだろうけど。

ストーリーが面白くぐいぐい引き込まれます。
コヨーテの瑞々しい身体も魅力的です。
試しに1巻を購入しましたが、続きも購入しなくちゃ。

0

リリーマルレーンから始まる恋

酒場のピアニストと、そこに来る客として2人は出会います。気になる客に向けてピアニストが弾く曲はリリーマルレーン。ピアニストは彼をリリーと呼びます。そしていつもリリーマルレーンを引いているピアニストを、彼はその歌の歌手に因んでマレーネとあだ名を付けます。
冒頭、名前も知らない2人があだ名で呼び合い親しくなるのはもうそれだけで映画の様な展開でした。

対立する2つの組織の中で名前も告げずに惹かれ合うマレーネとリリー。
恋人になれそうな2人なのにその周りでは大きな抗争が始まろうとしています。
1巻で出てくる両性具有の娼婦や、
脇役で出てくる両組織の仲間たちが良いです。1巻ではまだ軽くしか出て来ないですが、脇役キャラにも注目して読んで欲しいです。
もし、「リリーマルレーン」「マレーネディードリヒ」を知らないと言う方は是非調べて欲しいです。より深くこの2人がお互いに求めている物が分かると思いますし、そう言う要素を入れて書いている座裏屋先生が素晴らしいと思いました。

1

ロミジュリのような胸を引き裂かれる物語でも2人の運命から目が離せない!

●4巻まで読んでのレビューです●


今更ながら蘭丸先生デビュー
蘭丸先生の絵柄ってなんとなーくシリアスそうで光の腐女子の自分には好みじゃないかな?と思ってましたが、読んだ瞬間一気にコヨーテの世界に惹き込まれました。なんという肉体美!そして、愛してしまった人が主人公人狼の宿敵の相手ガーランド家の直系の後継という悲しくも情熱的なストーリー展開‍
.
.
シェイクスピアの名作中の名作であるロミオとジュリエットの「ああロミオ、あなたはなぜロミオなの」というバルコニーのシーンを連想してしまいました。つれええええぇ。
.
ちなみに、獣人はあんまり好きじゃない(交尾みたいなエロが苦手)のだけどコヨーテはそこまで抵抗はなかったです。(話がもう面白すぎるー!!!)
.
もうこの作品、連載中なのですが1〜4までひっきりなしに全部いいんですよね、、はい。お互いの素性を知らずに出会い、惹かれ、愛し合う…。でも平和は長く続かず、なんの因果かコヨーテ(受)は同胞の狼達に【ガーランド家を解体する】という任務でヨシュ(攻)を暗殺する指令を受けてしまいます..

どうしてあなたはヨシュなんだ〜〜〜!!!!(再び)
.
特に心を揺さぶられたシーンはコヨーテがヨシュ(攻)の裏の顔を知って誤解してしまった時ナノデスヨ〜。°(っ°´o`°c)°。自分の運命や今までヨシュとの愛し合った時間が全て嘘で自分を欺くためだったのかと心打ち砕かれるシーン..揺さぶられました。蘭丸先生凄すぎる

いや、、違うんですよ。違うのよ、コヨーテさん(誰)。ヨシュは本当にコヨーテを愛して、、でも愛してるからこそ言えなかったんです、、。ここもまたいいんですよね、、はい。(何回目)
.
他にもコヨーテ達の同胞である狼達もめちゃくちゃ情に熱くて理性的で穏やかな、魅力あるキャラクターばかりなんだよなあ。そこも凄くいい。種族の敵であるヨシュに対してもむやみに嫌ったり、偏見で悪さをしたりしないんですよね。とっても紳士なんです。
ちなみにガーランド家のマフィア達は野蛮で見境なく狼達を殺害しているクレイジー野郎なんですよ。ヨシュはだからこそ自分たちファミリーを嫌悪しています、、
.
.
話は長くなってしまいましたが、コヨーテめちゃくちゃ面白かったです❤️。好きになってはいけない人を好きになってしまったというとんでも展開と、それでも惹きつけられてしまう2人に目が離せません。ヨシュはコヨーテを一度もひどく扱ったり抱いたりせず、真摯に愛情を注いで奉仕してるところが本当にいいので未読の方は是非に、、

0

推し作品です!

バーで演奏ピアノを演奏しているイケメン(マレーネ)×バーにピアノを聴きにくる青年(リリー)のお話です。

座裏屋先生の作品はどれも絵柄が美しくて繊細で色気が漂っています。

そして表紙と巻頭のカラーが本当に素晴らしいです。
俄然紙の本がおすすめです!

映画のようなシーンから始まる二人の会話が本当に素敵で読み始めから引き込まれます。

なんといっても攻のマレーネから溢れ出る色気が半端なくて序盤で間違いなくマレーネの虜になります。

キングオブ攻です。
口説くセリフの一つ一つが格好いいのです。
いや、口説く台詞だけではなくリリーに対しての態度全般が格好いい・・・

ちがうな。存在が格好いいのです!
容姿も台詞も眼差しも全ての所作がたまらなく格好よくてそれでいて可愛い・・・罪な人です。

そしてリリーも負けてはいないのです。

この二人はどちらもとてもカッコいいのです。リリーは芯が強く物静かで冷静でしっかりとした判断をできる青年ですがマレーネと出会って触れ合ううちにとんでもなく可愛らしさも身につけます。可愛らしさといっても女性的なそれとはちがいます。
マレーネの前でだけで見せるその表情がこれまたたまらないのです。

そしてこの作品はロミオとジュリエット系ファンタジーなのです。

何がファンタジーなのか・・・
何がロミオとジュリエット系なのか・・・

そして題名のコヨーテとは・・・

言ってしまいたいっっ!
でも、言いません!!

はぁぁ 裏表紙のマレーネの背中も美しい・・・(急に)

座裏屋先生といえば惜しみないエロをくださるのですが、コヨーテのエロはどれも眼福です!!
ただのエロではないです!
眼福なのです!
そして上品!上品っっ!!
(大切ですので二回)
美しいっ!!
激しいっっ!!!
いつまでも見ていたい!!
マーベラス!!!

初めてのシーンは必見です!
マレーネを絶対に好きになります!!

映画のような雰囲気と重厚なストーリーと惜しみないエロを是非!!

1巻を読んだら絶対に続きを読みたくなります!

0

綺麗です

本当、綺麗です。エロシーンが官能的ですね!
表情も身体もとてもエロい…。
3Pシーンは、フタナリの女性も混じっていますが、全然邪魔になっていないです。凄いです。
発情期良いです。

ストーリーも先が気になる終わり方で素晴らしかったです。
先生の絵柄と合っていて、作品世界に引き込まれました。

不穏に終わる最後のシーンの後の、描き下ろしが可愛くてほっこりします。題材が可愛いです。


















紙本購入
修正は邪魔にならない擬音で上手く描かれていて白抜きなどはないです。

0

ロミオとジュリエットな世界観

人狼として産まれたリリーと、人狼を憎む一族の唯一直系の跡取りマレーネ。バーで出逢った彼等は惹かれあい、リリーの発情期をきっかけにぐっと距離を縮める。しかし、マレーネは人狼の破滅を狙う一族の跡取りで…!というお話。

1巻は出逢い編で、マレーネはリリーの正体を知ったものの、リリーはまだマレーネの正体を知らない。おそらく、次巻で話すのかな?

他の方もおっしゃってますが、セックスシーンが官能的です。コヨーテ(リリー)の耐え顔がとても良いです。

0

官能的

帯の『運命に弄ばれた禁断の恋』と言うのが気になったのと
本日4巻発売とのことでしたので購入してみました。

帯の通り人間×人狼のお話です。
コヨーテ(人狼)はバーで働くピアニストのマレーネ(人間)に会うたび口説かれます。
深く関わらないようにしていたコヨーテですが
ある日前ぶれもなく初めての発情期がきてしまい牙や爪が出た姿をマレーネに見られてしまいます。
そんなコヨーテを見て「僕に君の相手をさせてくれないか?」と言うマレーネ。
頑なにコヨーテが断るがこのまま置いておく訳にはいかず、娼館にコヨーテを連れていきます。

コヨーテの正体がバレるわけにはいかないので
相手(ヘルマ)には目隠しをお願いします。
するとマレーネも同伴するという条件で承諾されます。

そこでコヨーテとヘルマが交わっているのですが
我慢出来なくなったマレーネがー。
3Pがあまり好きじゃないのですがこちらの作品はとても妖艶で魅力的でした。
事が終わった後にヘルマが「とんだ当て馬ね」と笑いながら言うのですが
ほんとにその通りでそこからが凄かったです。

座裏屋先生の描くエッチなシーンがほんとに官能的で素晴らしいの一言でした。
マレーネに「挿れられるほうが気持ちいい?」と聞かれた時の
コヨーテのグッと唇を嚙み締めた表情がたまらなかったです。

二人の甘い時間の間にシリアスな展開があり
今後人間と人狼の関係がどうなってしまうのか…。
ただ愛した人の種族が違うだけなのになぁ…と思いながら1巻を読み終えました。

0

シリアスなストーリーと甘~いラブシーン。

ほんのり両片想い状態だった二人が、とあることがきっかけで急接近したちょうどその頃、彼らがそれぞれ所属する組織が全面戦争不可避の一触即発状態になってしまった、というお話です。

ストーリーはかなりシリアスなものの、素晴らしい画力で描かれたラブシーンはとろけるように甘い!受けのリリーがめちゃ気持ちよさそうにしていていいです。

攻めのマレーネの熱烈な求愛も素敵。彼は執着攻めということですが、執着の仕方がポジティブな王子様的でしかもかわいいです。

一巻にして逢瀬のときは幸せそうな二人ですが、前途多難の模様。続きが気になります。

1

初めて読んだ時の感動を忘れられない

漫画読んで初めて固まった作品でした。感動して指先まで震えました。BLを勧めてくれた友人にこんなに感謝したことはありません。みなさんがレビューされているので今更ですが、世界観がすごい、ストーリーがドラマチック、上品なのにベッドの上はこの上なく官能的。何度読み返しても胸が苦しくなります。なんでこんな絵がかけるの?先生ありがとうございます。

1

美しくて切ない

人狼はちょっとな…と後回しにしてゴメンナサイ。

とんでもなくドラマティック!中性的な絵、異国の雰囲気、ロミジュリ展開に夢中。リリー(人狼)とマレーネ(対立マフィアの跡継ぎ)の異種間の恋、組織同士の確執が苦しくて苦しくて切なすぎよ。

いろいろヤバすぎなんだけど、初めての発情期に娼館つれてくのヤバい。娼館の妖し美しさヤバい。結局、抱いちゃうのヤバい。マレーネの紳士で気障で情熱的な口説き方ヤバい。スルッとかわして、でもトロトロになっちゃって、ダメと思いつつ会いに行ってしまいトロトロになるリリーヤバい。悩ましげな伏せ目も耐え悶えるのもヤバい。

発情期が我慢できずに、マレーネのもとに来ちゃった絶え絶えなリリー!マレーネの言葉責め、感じて丸まる足先、パンツ越しの勃起tnkから染みるもの、好きが詰まりすぎ!!!

カラーがたくさんあって、クラシカルな色彩が美しくって眼福。美しさと夜の闇と光が切なさを助長してる。はー切なさでキリキリしてくる。思いあってるのにー。

プディングってのも切り裂いて来いってことでしょ、マザーグース的に。モレノやるよ、あいつはヤバいで。死人が出ずには終わらない?誰も死なないで!!

5

リリーかかわいいマレーネいい攻めさま

完結していないので神に近い萌2にしていましたが…やっぱり神に訂正しました!

はぁぁぁ〜〜〜絵が美しいです。
座裏屋先生の作品はどれもそうですが、久々に読み改めて実感。
冒頭のカラーにもめちゃくちゃうっとり。
さすがとしか言いようがない。
(線画はきれいでもカラーはそうでもない作家さんも割といらっしゃいますもんね)

本編に入ってからも、セリフと絵とストーリーを追いながらも、どのコマも美しくて、はぁ〜と酔うような感覚を味わい、こんなことって他の作家さんでは感じたことないかも、とくらくらして。

すると、いい流れでリリーとマレーネの絡みがきて。
ま、最初は「当て馬」と本人が言っているヘルマが相手だったけど、我慢できなくなったマレーネがうまく誘導して。
しかしヘルマが両性具有て、これまたエロいw

リリーがかわいいったらない。
マレーネに会いに来た時のあの少し照れながらのお顔がめちゃくちゃかわいいっっ。

加えて、母親の墓前に花をたむけてくれたキーファーにお礼を言ったり、その花が好きだったり、マレーネが弾くピアノを聴くのが好きだったり、物静かで繊細で感受性豊かな人柄なのだと伺える。好き。

戦っている時はこれまたかっこいいし!
敵の顔を手で踏んづけてジャンプするコマ、体の動き、しなやかさ、躍動感、体の美しさ…すばらしい!と目がハートにw

マレーネの攻めっぷりがまたいい。
言葉責めが上手〜。
描き下ろしのリリーの爪を引っ込める練習もいい。
それに一生懸命応えようとするリリーが、はい!かわいい!

でも、マレーネとリリーは、ロミオとジュリエットなんですね。
マレーネが誠実にリリーを好きなようで、組織を継ぐつもりはないみたいだからその点はよかったけど、この先どうなるか。
ドキドキハラハラしながら2巻を読みます〜。

1

美しき人狼

人間×人狼の恋のお話。
人外のお話は好きではないと言っていた過去の私にはサクッと別れを告げました。
人間であれ、狼であれ、よいモノは良いのです。

ピアノバーで知り合った人狼のリリーとピアニストのマレーネ。
二人でいる時にリリーに発情期が訪れて…。
作者さんの美しいエロにうっとりさせていただきました。娼館での3Pに続き、マレーネの自宅でも。昼夜を問わずって…キャー(//∇//)
発情期万歳。

リリーが人狼というだけではなく、マレーネにもピアニスト以外の別の顔があり、二人は本当は禁断の関係なのですよね。
この辺のストーリー展開も、マフィアのキャラクターもよく練られています。
リリーにマレーネの正体をいつ知られるのか、マレーネは自分の事をリリーに話せるのかハラハラしながら読みました。

この終わり方は罪…!

1

マレーネしか勝たん

最高の一言です。

購入するの迷ってる方、

選択肢は一つです。

買うしかない。

1

エロい!

エロくて話も凝ってて最高!

1

ため息がこぼれる世界観

初めて読んだ座裏屋蘭丸先生の作品です。

人間×人狼CP
ヨシュ・ガーランド(マレーネ)と人狼のコヨーテ(リリー)のお話。

おそらくEuropean Unionのどこかが舞台になっています。
BARでピアノを弾くマレーネと客として出会うリリー。
お互いの名前も知らないまま、惹かれ合う2人。
リリーは「ヴァラヴォルフ」であることを隠していましたが、初めての発情期をマレーネに見られてしまい…。

座裏屋蘭丸の独特の世界感と美しい絵柄に、ただただ溜息がこぼれます。
リリーの正体がヴァラヴォルフであることも厭わずに、純粋にリリーを愛するマレーネ。
そのマレーネの愛が、この作品の軸となっていると思いました。
そこに、マフィアのガーランド一家とヴァラヴォルフの抗争が絡んできます。
1巻では解明されませんが、それぞれの因縁や過剰なまでの憎悪、そして対人関係など、ラブストーリーと並行して繰り広げられる物語もとても読み応えがあります。

リリーの発情期を気遣い、マレーネが紹介した高級娼婦であり両性有具のヘルマとの3Pは、嫌悪感を抱くことなく、逆に美しさを覚える場面でした。
また、2人だけのセックスは、マレーネの優しく愛情に溢れた行為が、リリーを全身で包み込むような情欲的エロさを堪能できます。
マレーネの色気とリリーの可愛らしさ、そして濃厚なセックスと、どこから見ても芸術的な素晴らしさは必見です。

後半、リリーがキーファーから指示されたのは、ガーランド家の最後の直系 ヨシュ・ガーランドの暗殺でした。
そして、渡されたのは10年前のヨシュの写真。
マレーネがヨシュだとは気付いていないリリー。
続編では、新たな展開になることは間違いないでしょう。
どんな試練が2人を待ち受けているのか…。
うぅ、心臓が痛い(泣)

描き下ろし『sweet days -scene:2 マレーネ宅での一週間-』
発情期中にマレーネのお家に滞在しているリリー。
セックスで興奮すると爪が伸びて、マレーネの背中を傷つけてしまいます。
爪を縮める練習をしようと提案するマレーネですが…。
うーん、マレーネって絶倫なのね~。人狼のリリーも敵いません(笑)

他の方もレビューされていますが、
マレーネの由来は、お話の中にも登場するドイツ出身の女優であり歌手のマレーネ・ディートリヒです。
リリーの由来は、マレーネ・ディートリヒの持ち歌として有名な曲「リリー・マルレーン」です。
YouTubeで「リリー・マルレーン」を聴きながら、マレーネがビアノを弾いている場面を読むと作品の世界に浸れます(笑)

人間と人狼の禁断の恋。そして、2人を取り巻く因縁と抗争。
彼らに幸せな結末は用意されているのでしょうか?
座裏屋蘭丸先生が、インタビューで「必ずキッチリ回収しますのでどうか最後までお付合い下さい。」とご回答されているので、期待して待っています。

3

最高です!

人狼種族とガーランド一族との間での恋。
互いにそれを知らない状態で出会い、コヨーテの発情期によってヨシュには人狼だどいうことがバレたが、コヨーテに惹かれているヨシュはコヨーテを抱く。

発情期。どうしようもない状態から開放されるために、一週間ヨシュに抱かれるコヨーテ。考えただけでウハウハします。
その期間が終わると、いつものコヨーテですが、ヨシュが気になりコヨーテから会いに行く。ヨシュからの連絡手段はなくコヨーテに会えた時のヨシュの浮かれ方が可愛い!目をキラキラさせて。
コヨーテも顔を赤らめたり、もうラブラブ!

まぁ、ヴァラヴォルフとガーランドの溝は深まり裏では大変なことになっているので、今後二人の間には困難が待ち構えているのはわかります。
それでも、二人のいちゃいちゃを見ていると幸せ。普段ツンツンしている感じのコヨーテがヨシュの前では可愛い。
特に、書き下ろしのお話が可愛くてエロエロで、すごく良かったです。

1

美しい

冒頭のカラーから既に美しいです。
マレーネとリリーと呼び合う2人の微妙な距離感から、リリーの発情期が来て拒絶する彼を娼館に連れて行った時にはギャーって叫びそうになりました。

娼婦を抱くリリーに我慢出来なくて、背後から抱くマレーネに萌えました。

またその後にマレーネの自宅で更に抱き合う2人は色っぽくて最高でした。

マレーネの意思に反して後継ぎにと望む、生きる屍のような祖父が不気味です。

まだリリーはマレーネの素性は知りませんが、敵対し合う組織に関係してる2人にいつ平穏が訪れるのかとても気になりました。

2

ロミジュリ

座裏屋先生の作品、初レビューです。読んでるのにレビューが追いついてないだけなんですけどね。関係性を描いてこれから展開していくぞという1巻ですが、面白くなる予感しかしない。

◾︎マレーネ(人狼を狙うマフィアの跡取り)×リリー(コヨーテ 人狼)
座裏屋先生の絵柄は外国の舞台にこそ合います。ファンタジーの仄暗さにもぴったり!

最近獣作品は多いですけど、人間と獣の争いを描く作品はあまりない気がします。獣といえば発情期!座裏屋先生は話の筋にマッチしたラブシーンの濃厚さが良いですよね。

表紙の手はマレーネの手ですね。2巻の表紙の手はリリーの手です。

1

デートリッヒ

まさかBLでマレーネ・デートリッヒに出会うとは。

座裏屋先生の世界観は独特で、いつもス○ッツの「♪昔あった国の映画で〜」の詩を思い出してしまうのですが、なるほどあのメランコリックな空気は、古き良きハリウッド(アメリカ)が描くヨーロッパ(異国)の醸し出す香りなのだな(ハリウッド初期は、欧州から沢山の監督俳優を招いていた)と妙に納得し、それを現代に変換出来る座裏屋先生の力量にまずは感服致しました。
中でもこの「コヨーテ」は冒頭から出色で、異国情緒溢れる演出の中、マレーネ(ヨシュ)とリリー(コヨーテ)の、恋の鞘当てから始まります。そこからのサスペンスフルな展開、二人の甘くも苦い愛のシチュエーション、、、とまあ物語の賛辞は他レビュアーさんが書き尽くして、他に言葉が見つからないので、変化球として私が愛した(多分座裏屋先生も?)マレーネ・デートリッヒの話でも。

デートリッヒはドイツ生まれの女優で、ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督「嘆きの天使」での演技(と脚線美)で注目され、監督と共に30年代のハリウッドに招かれました。「モロッコ」(市川崑監督の「悪魔の手毬唄」のも出てきましたねぇ。日本初のトーキー映画)がヒットし、数々の主演作「上海特急」(上海リリー!)「間諜27」「恋のページェント」経て、大女優となります。当時は、これも後世に名を残す大女優グレタ・ガルボと人気を二分していました。時代が変化し、引退してもなおその人気は衰えることはなく、90年代にはマドンナの「Vogue」でもオマージュされており、マレーネの伝記映画が企画された時は(途中で立ち消えになったけど)マドンナが熱烈にマレーネ役に立候補したそうです。
数々のポートレートでも妖艶な眼差しでレンズの奥を見据えていますが、あの時代のお目々クリクリなハリウッド美人というよりは、まさに「麗人」(笑)。代表的な「モロッコ」のシルクハット姿が有名で、細い眉と、陰影を駆使したポートレートは、男・女の性を超越した退廃的な美を焼き付けております。数々の浮名を流し、バイセクシャルの噂もありましたが、あの麗人ぶりはさも有りん、確かに女も惚れてしまうほどの美しさ。大戦中は母国ドイツ(ヒトラーのお気に入りだった)の独裁主義に反対し、有名な楽曲「リリー・マルレーン」を引っさげてアメリカ軍の慰問に回りました(特徴的なしゃがれ声がまた渋い)。…と長々書きましたが、「コヨーテ」でマレーネを冒頭にあげた座裏屋先生も、きっと彼女の力強い美に魅入られたのかと、、、なーんて勝手に妄想してしまったり。
ちなみに、私のお気に入りはスタンバーグ監督「間諜27」の男前っぷりと、ビリー・ワイルダー監督「情婦」。特に「情婦」はアガサ・クリスティの戯曲、ワイルダーの手腕、マレーネの演技力が合わさった秀逸!な作品です。

来年(2020年)2月には待望の第3巻が出ますね。座裏屋先生の物語作りには雑念がないので、期待を裏切らない作品であることは確信しております、、、早くヨシュとコヨーテに会いたい!

4

ゆっくり時間をかけて読むべし

〖DMM電子書籍〗
修正:白抜き、擬音
カバー折り返し:なし
カバー下:なし
帯:なし
裏表紙:なし
備考:

〖紙媒体〗
未読

0

何も考えずに世界に浸る。

人間と人狼。
敵対する組織と組織。
何も知らずに出逢った二人。
全てが分かる前には恋に落ちていて、
まるでロミオとジュリエット。

『リカーアンドシガレット』の時も強く思ったのですが、
物語もコマ割りもキャスティングも、
映画を見ている気分になります。

主人公の二人はもちろん、
脇にいる一人一人の登場人物にまで、
決して詳しくは記されていないのにドラマを感じる。

過去から続く諸々が複雑に絡み合い、
これから物語は悲劇に走るのか、
大団円に収まるのか……

私としては後者であることを切に願いつつ、
二巻に続く!

圧倒的な引き込まれ感に没頭して、
くらくらしつつ評価は「神」!

3

ロマンティックで、綺麗で。耽美で。その美しさがたまらない。

2巻を読まなくちゃ!と、読み始めたら、すっかり忘れてしまっていたことを思い出す。
時系列とか、そういうの。ちょっと先におさらい読みするべきだったわ。と、再読致す。
冒頭のカラーページに飲まれる。褪せた様な色合い。圧倒的な美しさ。
舞台はドイツだろうか。またはその周辺の共産国。
「リリー」「マレーネ」と呼び合うことに、私は直ぐに気づいてほくそ笑む。
説明されるまでも無い。第二次世界大戦中にドイツで流行した歌謡曲だ。
マレーネ・ディートリッヒが唄ったことで、とても有名なこの曲のレコードを、私は幼ない頃、祖父の家で見つけた。ララ・アンデルセンという歌手が唄ったこの曲は、遠く故郷に残した恋人に向けて唄ったものだ。優しくて、切なく。「リリー、リリー、マルレーン。リリー、リリー、マルレーン。」と、何度も繰り返す、その歌声が、私は当時、大好きだった。レコード盤に落ちる針の軋む音、アナログに録音されたであろう微かな雑音。そういったものまで憶い出す。
なので、私は頭の中で、この「リリー・マルレーン」を流しながら読んでいる。

SNSで拡散された情報が、などとセリフの中にあるので、この雰囲気とは相容れない気分を感じるのだが、時代感は現代らしい。人社会に紛れて静かに生活していた人狼たちが、マフィアが煽っている人狼狩りに巻き込まれて、抗争寸前の状態にある。
マフィアの後継者と目されているのが、ヨシュ・ガーランド。彼が想いを寄せる「リリー」から、「マレーネ」とあだ名されている。そして、「リリー」は人狼・コヨーテだった。
リリーの初めての発情期を偶然見てしまったマレーネは、苦しそうな彼を治めてあげたい、
しかしまだ、付き合ってはいないので…。彼を娼館へと連れて行く。
そこでは、両性具有の娼婦、美しいヘルマがお相手をするのだが、
その様子に煽られたマレーネはリリーを抱いてしまう。
禍々しくも耽美的な一夜。ため息ものです。
人狼の発情期は1週間続くというので、その後、マレーネは自宅へリリーを連れ帰り、
そのまま、ずっとリリーを抱き続ける。

復讐が復讐を呼び、街では人狼と人間の殺し合いが少しずつ始まっていた。
騒ぎをこれ以上大きくさせない為に、これまで落ち着いて事態を静観していた一族のリーダーであるキーファーは、マフィアの一族の壊滅を図る決意をする。
そこには頭首であるガーランドの他に、その孫であるヨシュも含まれていた。
何も知らずに、ヨシュことマレーネの殺害を命じられるリリー。
リリーが手渡されたのは、ヨシュの子供の頃の写真で、10年以上前の写真だと説明される。
なので、リリーはまだ気づいていない。

人間であるマレーネを巻き込みたくないからと、次の発情期に我慢をしていたリリーだったが、
やはり独りでは耐えられなくなって、マレーネの元を訪れ、激しく抱かれてしまう。
身悶えするリリーがたまらなくエッチです。
描き下ろしにもありますが、人狼であるリリーが最中、爪を立てるので、マレーネの背中は傷だらけ。マレーネは、ちょっと「男の勲章」的な、得意げでもあるんですが。
爪を立てない練習しようね♡ と、焦らしプレイを楽しんじゃったりします。
でも、本当にそうして貰わないと、傷多過ぎだから‼︎

と、諸々理解出来たので、2巻へ進もうと思います。

0

欧州辺りに存在してそう。

 私は、続き物を待つのが苦手で、できるなら最終巻が出てまとめて読みたいタイプ。
ハラハラドキドキが高じると、なんなら最後を見てあぁ大丈夫、と安心してからゆっくり読むくらいです。

なので、「コヨーテ」もハラハラ感ハンパなさそうだから、最終巻出てからにしようかな、と思っていたのですが、CDが出る、しかもコヨーテは大好きな小野友樹さん、と聞いては買わない訳にはいかず、それならコミックも買うか、と購入させてもらいました。

 読み出したら座裏屋蘭丸先生の紡ぎだす「コヨーテ」の世界に引きずり込まれました。

 攻め様であるヨシュ、愛称マレーネ。
リリーを見つめる甘い優しい目。甘くてリリーを欲しがる言葉。
甘いのに、ちょっと意地悪で強引なとこもあって、こんな人に求められたらおちるしかないな、と思う魅力的な攻め様。

 受け様であるコヨーテ、愛称リリー。
ぶっきらぼうだけど、マレーネの前だけに見せるテレ具合とかがかわいいです。
最初は警戒心いっぱいだったのに、ちょっとずつマレーネに心を許していっている様子がとてもいい。

 そしてまたえちシーンのエロさのステキさ。
マレーネの表情の色気。
普段無愛想なリリーの恥ずかしがってる表情のかわいさ。
はぁ、先生の描く男性のカラダや表情の色気のしたたり具合がたまりません。


 ヴァラヴォルフ側のメンバーも仲間意識が強くていいですね。
要であるキーファ。
重いものをかかえているんだうな、と生きてきたこれまでの人生がとても気になる人ですね。

 CDを聞いた後だと、自然とお声が脳内再生されて、コミックがさらに魅力倍増です。

3

独特な世界観の中、エロい、かわいい、かっこいい

ドラマCDを聴いてからコミックを読みました。

ダークな世界観にぴったりの絵で時折クスリと笑わされたり暗すぎないところが好みです。
かわいくてかっこいいコヨーテ、控えめで優しいマレーネ、謎の多いキーファーをはじめ登場人物は魅力的です。
どれを取ってみんな素敵でした。

エッチシーンはそれはもうエロエロで…

二人ともお互い言えないことがあって、それでもどんどん惹かれていくにしたがって戸惑いながらも会うことをやめられないというところが、これからの展開がどうなってしまうのか見守りたい部分です。

3

座裏屋先生のタッチが最大限に活かされている

 座裏屋先生の作品の中で一番好きな作品です。先生の作品には多い、長髪で紳士的な攻め×短髪で絆されやすい受けというキャラ設定。さらにそこに受けのリリーが人狼であるという設定が加わります。ただし、1巻の時点では狼としての要素は運動神経が卓越しており発情期があるというところと、月や快楽などの影響によって犬歯や爪が伸びるところが描かれるくらいで、そこまで人外感は誇張されていません。人外ものやファンタジーに多少の抵抗があっても、美麗な絵によって十分に引き込まれると思います。

 人狼狩りをしている人間側と、そのグループであるガーランド家に一矢報いようとしている人狼側との、作品のベースとなる対立のストーリーもしっかり構成されていて読み応えがあります。そして何より、攻めのマレーネのアプローチがとても魅力的、という点に尽きると思います。押し過ぎず、引き過ぎず。まさに、洋画に登場するような紳士そのものです。リリーの意志を尊重してあげる時と、自分の欲求を通す時のバランスがちょうど良いんですよね。情事中に、優しく穏やかな口調でリリーを責め立てるシーンがたまりません。対立するグループにいる2人が、どのように結ばれるのか今後の展開に期待が膨らみます。

3

かわいすぎる。

待ちに待った2巻が出るにあたって、改めて読みなおしてみましたが、やっぱりいい!めちゃくちゃいい!座裏屋さん大好きです。

毎度のことながら、座裏屋さんの作品は「身体がむちゃくちゃいい〰️(泣)」筋肉萌えの私としてはここは絶対に外せません。コヨーテ(リリー)は人狼だけあって甘さ控えめで筋肉多め、がっちりとした硬質ながら、ムチのようにしなやかさをもったボディ。芸術作品のように均整のとれた身体に、締まった筋肉がきれいにのっていて、うっとり。亀頭球だけでもおいしいのに、こりこりしていそうな乳首はつねったり噛みつかずにはいられないくらい可愛くて、そんな乳首を満喫できる背面から責めではエロが大爆発してます。口数少なくて、なかなか素直になれないところはきゅんってきちゃうし、泣き顔はめっちゃそそるし、そのうえ興奮しちゃうと牙や爪が伸びちゃうとか反則技まで持っていて、も〰️っ、たまらん。

一方のマレーネがまたいい男で、ご奉仕にも見える丁寧語での言葉責めには身悶えしました。相手を尊重するような態度のくせに、結局おいしい方に軌道修正しちゃうあたり、やるなぁ~。

そんなおいしい二人ながら、取り巻く環境は敵対関係にあり、一触即発になりそうなかなりシビアな状況。やめなくてはと頭ではわかっているのに、マレーネを求めてしまうコヨーテと、自分に流れる血が持つしがらみから抜け出したくても絡め取られているマレーネが、今後どう振り回されてしまうのか、そしてどんなエロい絡みを見せてくれるのか、2巻もめちゃくちゃ楽しみ!

4

ヨシュ素敵

ヨシュとコヨーテはバーのピアニストと客

でも二人には秘密があって、、、。

この作家さんの本は初めて読みます。小説のイラストでは上手で独特で素敵だなあと思ってました。

ヨシュは素敵ですね、大人で包容力があって、エッチは実況してくれて(笑)。
コヨーテは彼を虜にする魅力があるんですね。

初めての発情期、ヨシュに人狼だとバレてしまう。
1週間ヨシュとコヨーテはやりまくります。
そしてコヨーテは姿を消してしまう。

人狼は人間と深く関わってはいけない、ましてやバレてはいけない。
ああ、ヨシュは男女も種族もどうでもいいって言ってくれてるのに!
二人を取り巻く環境や立場が切ない!しかも最後にヨシュに写真見られちゃって。どう思われたか。

続きが気になる~。
そしてヨシュ祖父は何故最近人狼を狙いだしたのか、15年前の抗争の原因は?

謎が多くて禁断の恋でハッピーエンドの予感がしないよー。頼む!二人がうまくいきますように。

4

斬新なストーリー‼︎

座裏屋蘭丸先生の漫画大好きなのですが、その中でも大大大好きな作品です!

私ロン毛ってあまり好みではなかったのですが、マレーネはめちゃくちゃセクシーで清潔感がありとっても好きなキャラです。こんな色っぽいキャラ見たことない!ってぐらい言い回しや仕草、表情が魅力的でかっこいいです。

リリーは見た目かっこいい感じなのに初心っぽくてすぐ顔が赤くなったりと、とっても可愛いです。

座裏屋先生の世界観には毎度非常に魅せられます。街の風景や人物の言葉遣い、そしてストーリー。読んでいると外国の映画をみているんじゃないかと思ってしまうほどです。

続きどうなるんでしょうか。楽しみすぎます♡どうかハッピーエンドでありますように‼︎

7

禁断の恋に切なさといとおしさがあった!

 私は大人っぽいというか、かっこいい絵に惹かれました!そして、私は少し現実離れしたお話が好きなので、私の個人の好みとしてはこれだ‼って感じでした。
 
 何よりコヨーテがかっこいい!そして許されざる恋だとわかってても一緒にいたいと思う切なさがひしひしと伝わった来ました。

 私はロン毛キャラが苦手なのですが、この漫画のキャラクターはかっこよすぎてむしろ魅力的でした。

 続きがどうなるかがとっても楽しみです!筋肉質なキャラが好きな人や、キャラのかっこよさに浸りたいひとにおすすめです!


 
 

5

BL版ロミオとジュリエット!!

 座裏屋先生の甘美で幻想的な絵はもちろんですが、何よりそのストーリーに惹きこまれました。

 人狼のリリー(コヨーテ)は、ずっと口説かれていたピアニストのマレーネと、よりによって発情期の夜に遭遇し、娼館へと連れて行かれます。娼婦と交わるリリーに堪らなくなったマレーネもリリーと繋がり、この時点でリリーが人狼だということにマレーネは気づくのですが、その後もマレーネ宅に移動して二人で激しく抱き合います。
 ただ問題は、このマレーネは、人狼を根絶やしにしようとするマフィアの御曹司だったのです。そのためにマレーネは自分の正体をリリーに告げられず、また、運命の悪戯か、リリーはマレーネの暗殺を命じられてしまいます(この時点では、まだリリーはマレーネが暗殺対象であるマフィアの御曹司ということを知りません)。
 最後は、二度目の発情期にも、たまらなくなってリリーがマレーネに会いに行き、その翌朝、リリーが隠し持っていたマレーネの幼少期の写真をマレーネが見つけてしまう、というシーンで終わってしまいました。はたしてマレーネは、リリーが自分の暗殺者だということに気付いたのでしょうか!?この後の展開が待ち遠しいです。

 まさしく、BL版ロミオとジュリエットですね。彼らのように、リリーとマレーネが悲劇的な最期を遂げないことを切に願っております。

2

ハッピーエンドであれ

座裏屋蘭丸さんの前作が素敵だったので手に取ってみました。神評価をすでにつけている方が多いですね。確かに、外国の漫画みたいなタッチで体つきも下着のモデルさんのような細マッチョな感じで素敵です。

一巻で完結するものではないので、この巻は説明が多くて、理解するのに手間取りましたが映画を見ているようにとてもスリリングで続きが気になって仕方がありません。この禁断の恋にどういう決着をつけるのか楽しみです。

二人がお互いの素性を知ってからどういう態度に出るのか、個人的には強引にでもハッピーエンドに持ち込んでほしい気持ちで一杯です。

3

麗しき男性裸体表現

 欧米世界への表面的でない理解と表現があり、かなりしっかりとした世界観が確立されています。絵の美しさはピカイチで、ダビデ像のような裸体表現、コヨーテの肉体が美しい。見ているだけでも楽しめますが、ストーリーもしっかり。大人向けかなとも思いますが、萌ではないエロスを堪能できる貴重な一冊でした。受け攻めと言うより、リアルな人物造形で、実際に存在しそうなキャラクターです。コヨーテも青年の美。攻めも優男でセクシー。危険な立場に追い込まれていく二人の関係性に今後も目が離せない!ロミジュリ的展開!

13

文句なし

絵もストーリーもピカイチ。外国のお話が多いせいか ゲイが受け入れられてる状況で すごく読みやすい。人に知られたら・・って葛藤がないので恋愛に重点をおけてるのがまたいいです。今回は人狼のお話なので予想不可能ですが、相変わらず攻めの 包容力にみちたチョイ意地悪しながらの イチャコラには脱帽。美術の本のような描写にうっとりします。ストーリーもワクワクします。

8

2巻が待ち遠しいです

舞台はドイツでしょうか。敵対する者同士の禁断愛、王道ながらも練られた設定で非常に重厚な読ませるストーリーです。特に冒頭のカラーページは圧巻ですね!皆さんが仰っているように、まるで古い洋画を見ているような気持ちにさせられて一気に話に引き込まれました。バーの雰囲気的に100年くらい昔の時代設定なのかと勝手に思っていましたが、スマホがガッツリ出て来るので現代です。あらすじはもう他の方々がたくさん書いていらっしゃるので詳細は省きますが、受けが人狼(ヴァラヴォルフ)で攻めが人狼を狙うマフィアの跡取りです。お互いの詳しい素性はまだ知らない状態ですが、一巻の終わり方からして今後否応無く知る羽目にるのは確実でしょう。作中に登場する「リリーマルレーン」の歌のように悲恋に終わらないことを願うばかりです。肝心のエロシーンですが、それはもう素晴らしいの一言ですね。発情期の受けのエロさときたら…本当に可愛くて何度見ても見飽きません。それと攻めの言葉責めもなかなかなので、お好きな方は是非!本当に面白い作品です。毎日聖書のように読み返すほどハマってしまいました。

11

ほの暗く、エロティックな世界観!

人狼(ヴァラヴォルフ)が人間にまぎれて暮らすファンタジー。
スマホが出てたので、設定は現代だと思うけれど、イタリアっぽい中世のままの街並みはまだ闇が存在していた頃のほの暗さがあり、路地から人外がでてきてもおかしくない世界観です。

バーのピアニスト・マレーネは、客のリリーを口説いても逃げられてばかり。
ある満月の夜、具合が悪そうなリリーは人狼で発情期をむかえていた!
マレーネが相手をすると言ってるのにリリーは拒否するので、馴染みの娼館へ。
マレーネもベッド同伴で、リリーは両性具有の娼婦と交わる。
人狼だとバレないように気づかったマレーネがリリーの亀頭球をつかんでるうちに、マレーネもたまらなくなり…
娼婦にバレないようリリーに挿れてしまいます。3人でのセックスはとてもエロティック!3人でしてるのにキスする二人はお互いの愛を受け入れたも同然!
その後はマレーネ宅に移動して、リリーの発情が収まるまでセックス三昧です。

次の発情期、リリーは最初は耐えていたけれど、たまらなくなり自分からマレーネのもとへ。
ツンケンしてストイックだったリリーが発情に支配されてる様はとてもなまめかしい。

そんな中、二人をとりまく環境は深刻になっていきます。
人狼を根絶やしにしようとするマフィアに人狼が襲われ、ひっそりと暮らしていた人狼達は人間に反撃することに。
マレーネとリリーというのは、出会った時の曲や歌手にちなんでお互いがつけた渾名で、リリーの本名はコヨーテ、マフィアの直系・ヨシュの暗殺を命じられます。
そして、マレーネこそが、コヨーテの暗殺ターゲット・ヨシュなのです。
ここまでが1巻。

座裏屋先生の画力で描かれたほの暗い世界観に惹きつけられます。
人間と人狼の戦い、ヨシュとコヨーテの悲劇的な運命はどうなっていくのか?
2巻の展開が楽しみです。

電子書籍で購入しましたが、下着をつけたままだったり、見せないアングルだったりで、修正はほぼ気になりませんでした。
見せないアングルでもエロティックさは健在な座裏屋先生はやっぱりすごい!

7

この先の物語次第

人の姿で人間社会に紛れて暮らしてきた人狼<ヴァラヴォルフ>。
執拗にヴァラヴォルフを狩ろうとするマフィア組織、ガーランドファミリー。
ヴァラヴォルフのコヨーテは、バーでピアノを弾く青年に会う度に口説かれています。
彼に惹かれつつも、ヴァラヴォルフであるが故に距離を置こうとするコヨーテでしたが、予期せぬ発情期に牙と爪を見られてしまいます。
ヴァラヴォルフだと知っても構わず愛を囁く彼。コヨーテは初めての発情期を彼と共に過ごします。
お互いの本当の名前すら知らずに愛し合う二人。
しかし、彼は実はガーランド家の人間。
ヴァラヴォルフのアジトを探るため店に潜入していたのです。けれど、コヨーテのことを愛してしまった彼・ヨシュはボスに嘘の報告をする・・・というストーリーです。

純愛です。
お互い本当の名前すら知らず、互いにあだ名で呼び合うところに萌えました。
他の方も書いていらっしゃる通り、絵は綺麗で、構図も素敵。洋画を見ているような作品だと思います。
設定も世界観も好きです。大好物の部類です。
主役の二人だけじゃなく他の登場人物、特にキーファーやドミニクたちオジサマ方もカッコイイ。
作者さんの描きたい世界観も設定も情熱も伝わってくる・・・のに、そこまで萌えられませんでした。
この作品が続き物の1巻で、ここに描かれているのはまだまだこの作品の導入部分にすぎないから・・・なのかもしれません。私は今の時点で高評価はまだ付けられないです。ごめんなさい。
この先二人にどんな試練が訪れ、どんな未来を選ぶのか、続きを楽しみに待ちたいと思います。

3

この官能性はもはや芸術。

人狼とマフィア、闇社会に身を置く男たちの禁断の恋ー
挑むは圧巻の画力と官能性を誇るBL界の鬼才・座裏屋蘭丸先生。
ここ最近ピュア寄りの作品を好んで読んでいるわたしですが、
今作に飛びつかないなんていう選択肢はありませんでした!

内容は既にレビュアー様方が書い下さっているので、感想を。
まず冒頭のカラーページから美しい。古びた洋画を観ているかのようなオープニング。
不穏な月夜の描写、そこからの主役CPのバーでのコンタクトが魅力的で
物語もはじまり早々に、”マレーネ”、”リリー”と呼び合うふたりに惹きつけられます。

そして、座裏屋先生と言えば官能的なセックスシーンが代名詞ですが、
序盤、発情期を迎えたリリーと娼婦ヘルマ、マレーネの3人のベッド―シーンは刺激的で、
その上ヘルマは両性具有!
奇抜な発想展開にも拘わらず、嫌悪を感じさせない官能的な描写にひれ伏すばかり。

勿論、マレーネとリリーふたりだけの情事はそれ以上に魅惑的。
マレーネは普段リリーを甘く誘う時、自分のことを”僕”と呼ぶけれど、
ベッドの上では”俺”と言い、優しい言葉遣いなのにSっ気が混じっていて、
言葉攻めの緩急のつけ方が天才的に絶妙!
そんなマレーネの言葉攻めと身体的快楽でグダグダになっているリリーは、
読み手もメロメロになるほどの可愛さでー
座裏屋先生のこの官能性はもはや芸術。喝采を禁じえませんでした...!

お気に入りは、夜空の下、橋でふたりが会話をするシーン。
リリーがはじめてマレーネに出会ったときのこと、
そしてマレーネがリリーに恋に落ちた時のこと。
とてもロマンティックな場面なのですが、
このまま連れて帰りたいと囁くマレーネを拒否するリリーの表情に、
不穏を帯びた切なさを感じ、印象深かったです。

互いが敵対関係にあることに気づきながらマレーネに抱かれるリリー、
男女も異種間も関係ないと言い切るけど、
自分の秘密をリリーが知っていることに気づいたマレーネ。
禁断、悲恋、不穏の匂いを色濃くさせるふたりに、次巻も目が離せません!


*補足*
作中マレーネが弾いている”リリー・マルレーン”という曲は、
第二次世界大戦時に流行したドイツ人兵士と娼婦の哀しい恋の歌です。
(コヨーテのふたりは悲恋となりませんように...)
気になる方は是非、
ハンサムなマレーネ・ディートリ(ッ)ヒの歌声でご堪能下さい。

14

悲恋

正直人外は少し苦手だったのですが、オオカミの姿で致してる訳ではないので大丈夫でした。
少し牙とか爪が鋭くなる程度だったので。

まさに悲恋ですね。お互い敵同士好きになってはいけない相手を好きになっちゃった。
他のレビュアーさんもおっしゃってますが、まさに男同士だけどロミオとジュリエットの世界です。

人狼のコヨーテとマフィアの跡取りマレーネの恋の行方が気になります。
座裏屋先生はエロの描写に定評がありますが、本当に発情期のコヨーテがエロいです。
気持ちよさそうにしているコヨーテの顔がなんともいえません。身体のラインもとっても綺麗です。
筋肉のつき方とかが最高です。

7

禁断の恋イイネ!

話題になっていたので読んでみましたが予想よりずっと萌えたー!萌え死んだ!画力もストーリーのレベルも高いからこそ王道の展開がキュンときます!
下の方もおっしゃってますが腐女子必見の一冊です。絵が苦手かなとか人狼とかはちょっと…って人も騙されたと思って試しに読んでみた方がいいです。
全年齢向けと思えないほどエロも濃厚で読み応えあります。
一番萌えたシーンはリリーとマレーネが再会するシーン。二度と会っちゃいけないと思いつつも攻めが好きでつい会いに行っちゃう系の受け可愛いー!宿敵に恋してしまう恋と快楽に弱い受け(笑)。攻めの言葉攻めもなかなか秀逸でした。
こういう特殊な世界線のロミジュリ的なBL大好きです。リアルな現実世界の話よりはわかりやすい禁断の恋が好きです。会っちゃいけないけど会いに行っちゃう~な展開がいいんですよね…。

10

ロミオとジュリエット

it's座裏屋さんです
マレーネとリリーの関係も、晴れていても薄暗い昼も、月も見えない霧に煙るような夜も
古い映画を観るようです
悲恋に終わってほしくはないけれど・・・
でも、それもまた・・・
悩ましいです、座裏屋さん

5

腐女子必見の一冊

帯に書かれているとおりの、人間×人狼というカップリングのお話です。

絵が素晴らしすぎて、もしストーリーがそこそこだったとしても許せるくらいなのに、そこそこどころか突出したハイレベルなストーリーが加わったのが座裏屋さんの作品だと思うのです。
今回はそこに、腐女子を萌え転がさせる萌えツボまでてんこもりという、まさに腐女子殺しな作品。
でも腐女子に媚びてる感じが皆無なのは、受け攻めのあいだの当て馬キャラが女性(両性具有ですが)だったことが大きいでしょうか。地雷な人が多そうな要素をブッ込んで尚、萌えさせる自信があるというか、描きたいものを思いっきり描いておられるんだろうなというか、そういう印象を受ける一冊でした。


もうすでにたくさんの姐さんたちが素敵なレビューを書かれているので、触りだけ内容と感想を。

人狼であり、それを人間に知られてはいけない受け。そんな受けを口説いてくる、店でピアノを弾いている演奏者の攻め。
その時点で、すでにお互いに惹かれるものがある感じなのですが、ある日受けが急に発情期を迎えてしまい、それを目撃した攻めに正体がバレてしまいます。
ある事情により人狼の生態に詳しかった攻め。心を奪われた相手が人狼で、しかも発情期で、そこで押さなきゃ男じゃありません。でも、人間である攻めを信じきれず頑なな受けは容易に身を任せてはくれず、攻めは妥協案として受けを娼館へ連れて行きます。

ここで、多くの方が地雷であろう、女性を交えた3P展開になります。女性といっても両性具有だけれど、どうしてもこれはダメだという方もいらっしゃると思います。
でも、もし女性絡みが地雷な方も、それだけで避けずに試しに一度読んでみてほしいなと個人的には思います。それほど素敵な、一つのコマにすごい情報量が入っているエッチシーンでした。
その後は攻めと受けだけのエッチもあり、そちらはもう言葉も出ないくらいの萌えと眼福です。

人間×人外、発情期、ロミジュリ的な展開など、萌えツボがてんこもりです。修正も、少ないというより、修正を加えなくてもギリギリ許されるような、考え抜かれた構図と表現をされています。特に受けのパンツ越しの勃起の描写は技ありでした。

この作品の出版はちょっと、BL界の一大事件的な…そういう気持ちになりました。

17

美しいの一言。。

皆さんがコメントされているように絵柄が本当に綺麗で、世界観の作り方もまるで映画を見ているようです。
言葉も交わさずにお互いがあんなに惹かれ合うのとかあるのかなー?とやや懐疑的になってしまう部分もあったのですが、エロシーンもとっても綺麗でぐんぐん引き込まれました。
良い身体してるわーと惚れ惚れします。
攻めが敵対している組織の人間と知った時に受けはどんな答えを出すのか。。
これからどんな波乱が待ち受けているのか、続きが待ち遠しいです!!

4

優しい言葉で強引とか…萌える(//∇//)

 座裏屋先生の絵って表紙の色合いや雰囲気から内容まで、洋画を見ているような趣があります。絵が上手いのはもちろんなのですが、映像で言うとカラーグレーディングにとても長けている印象です。映画では監督によって独特の色調調整がされることで、作品に監督の【イロ】が投影されることがありますが、座裏屋先生のそれも同じで、今回冒頭6ページがカラー収録されているのですが、その独特の色調が素晴らしくて欧州映画を見ているような気分になります。(ebookjapanの試し読みでカラーページを見ることが出来ます)
 更にすごいのがそこから続く白黒ページです。白黒でさえまるでカラーグレーディングされているように見えるのです。各シーンで雰囲気に合わせたフィルターが掛っているような画面作りに、座裏屋先生の作品へのこだわりを感じました。
 
 エロに定評のある先生の人狼と言うことで、もう期待するしかなかったのですが、期待以上です!!リリーが、リリーが…可愛すぎるんです!!Hの時はもちろんですが、マレーネに会ってはいけないとわかっているのに、会いに来てしまうリリーの戸惑い顔のなんと可愛いことよ (*´д`*)。極めつけは2度目の発情期。自分では抑えきれない欲情にマレーネの家のテラスに来てしまった時のリリーの顔です。やばい、この表情はやばい。可愛すぎるどころではない可愛さ。しかもこの表情のまま、牙も涙も爪も隠せずにマレーネに抱かれるリリー。更に好みなのが「ダメ」と息も切れ切れに喘ぐリリーに、優しく言葉責めするマレーネですよ!優しい顔と優しい言葉で強引とか…萌える(//∇//)

 最初の発情期の時の娼婦(両性具有)を交えた3Pもそうですが、マレーネは中々に強引な男なのです。「僕はただの添え物だよ」なんて言っていたのに、リリーの可愛さにすぐに3P参戦しちゃうの…というか、リリーの初体験を見ている位置が、最初からものすごく近いんですっ!!吐息がかかるぐらいの距離で一緒にベッドに横になってるんだもん(笑)。手を出すつもりはなかったとしても、我慢できるわけがないですよね( ´艸`)クフ
 両性具有でも娼婦の見た目は女なので、女性との絡みが苦手な方は要注意ですが、きわどい衣装は着ているけれど胸は見せないし、それこそこの初体験においては娼婦の方が「ただの添え物」なので、リリーの可愛さとマレーネの優しい言葉責めを楽しんで欲しいなと思います。

 エロと共に綿密なストーリーにも注目です!ロミジュリ展開だけど甘さはなし。これから二人が巻き込まれていく騒動に、胸がドキドキします。そして雑誌掲載時から加筆修正された、ヴァラヴォルフの長・キーファーの過去など気になるポイントも増えていました。キーファーがまた涎が出るようないい男なのです。顎鬚おじさん、最高です。

 もちろんハッピーエンドが希望ですが、禁断の恋の醍醐味を存分に味わいたいです!!

12

一つの修正もさせるもんかと言わんばかりのこだわり描写がすごいです!

なんと!座裏屋さんの作品だというのに修正が全然ない!(←紙は。電子は分かりません。)
雑誌掲載時からアングルを工夫されている印象でしたが、それでも入ってしまっていた小さなボカシすらも単行本では一掃してやるとばかりに徹底的な加筆修正がなされています。
座裏屋さんの美しい画に極力無粋な手が加わって欲しくない自分としてはかなり嬉しい仕上がり。
1冊丸ごと非常に美しい作品です!

ゴシック系の映画を彷彿とさせるような世界観で、2人のロマンスと並行して、人間vs人狼の種族間対決を軸とした今までの座裏屋作品にはない骨太なストーリーが展開されています。
退廃的な雰囲気を放つ英国ゴシックホラーが昔から大好きなので、冒頭からダダ漏れるワクワクゾグクするような空気感に一気に引き込まれました。
座裏屋さんの画風と作風でその手の世界観を描かれるとなんかもう迫力が違いますね。
冒頭のシーンを6ページもカラーで収録してくれた出版社のはからいも素敵。

人社会に紛れてひっそりと暮らす狼人間の種族「ヴァラヴォルフ」と、そんなヴァラヴォルフを利用して利を得ているマフィア「ガーランドファミリー」の諍いが巻き起こすダークファンタジーです。
ロマンスの主役となるのは、ヴァラヴォルフの〔リリー〕と人間の〔マレーネ〕。
本筋の物語が紐解かれ始めると浮かび上がるリリーとマレーネの関係性がとても切ないお話です。
マンガ読みとして物語だけを追うならエンタメ要素たっぷりにいろんな展開が巻き起こってほしいと思う反面、BL読みとしてはリリーとマレーネを思うと何も起こらないでほしいと願いたくなる複雑な心境でこの1巻を読み終えました。
これ…きっと次巻以降は2人を本格的に苦しめる展開へと突入していくよね。。
読みたいけど読みたくない…>_<

本筋の方はネタバレなしで読む方が楽しめると思いますのでこれ以上触れるのは控えて、ここから先は座裏屋さんの【発情期オプション付き人外キャラ】がとてもエロ可愛かった興奮をくどくどと書きたい。
ただでさえ座裏屋さんの受けキャラはいつも萌えツボを直撃される可愛さなのに、今回は満月の夜に発情してくれちゃう「人狼」ですからね、受けが人狼と発表された瞬間からもう楽しみで楽しみで!
もったいぶることもなく初っ端から見せてくださった大サービスのエロスシーンに大興奮でしたよ!!!!!
メイン2人+お手伝いする1人っていう構図のエロにやたら萌えてしまう変な性癖があるのですが、よもやここで見られるとは♪ありがとうございます\(^o^)/
発情したリリーがほんと可愛いの!
マレーネに連れて行かれた娼館で、娼婦に挿れながら耳元でマレーネに甘い言葉を囁かれながら色んなとこを愛撫されてどんどんグズグズになってくリリーにめちゃ滾りました。
その後マレーネさんがちゃっかりご自宅にお持ち帰りして、1週間(=発情期間)エンドレスエッチですよ!
このシーンは本編自体も雑誌掲載から4ページ分新たに描き足されてるし、描き下ろしでさらに7ページ、アニメイト特典のリーフレットまで貰っていればもうさらに2ページ、この期間の2人の甘い甘いベッドシーンをとくと堪能できます♡
発情中のリリーは気持ち良くなると爪が伸びちゃうんだけど、マレーネの背中を傷だらけにしちゃうから自制できるようにしようねってなんか特訓っぽい寸止めエッチをしてる描き下ろしのマレーネさんが結構鬼畜だと思いましたが、リリーが可愛すぎるのでいじめたくなるのも仕方ないなと思い直し、結果、とても美味しくいただきました。
冒頭にも書いた通り、今回描き方を工夫されているのでリリーのモノは見える構図の場合はほぼ下着越し。これがえろーい////
行為自体も局部より愛撫の方にコマが割かれているのですごくエロティックです。
「ピュアイズム」のエロが好きな方には、今作の描かれ方は結構イイんでないかしら。
ちなみに穴側は修正なしです!(左京さんスタイルです)

はぁぁぁぁ可愛かった……
もうマレーネはリリーのこと閉じ込めてずっとエッチしてたらいいのに。

それにしても結構なページ数が追加挿入されていて驚きました。
本編20ページくらい増えてます。
意味深なシーンが結構増えていて、背景にどんな物語が潜んでいるのか一層楽しみになりました。
どうかリリーとマレーネにとってあまり辛い展開にはなりませんように†

15

圧倒的才能!

雰囲気といい、絵といい、ストーリーといい、キャラクターといい・・・もう、本当に素晴らしい。

私は3Pとか、モブとのHがガッツリ描かれている作品が好みではないのですが、座裏屋さんの手にかかったら不思議と嫌じゃなかったです。相手が娼婦のお姉さんだったのもあるかもですが。発情期を迎えて、我慢できずにマレーネの元を訪れたときのコヨーテが痛々しくも可愛い。あと、巻末でマレーネの背中に爪痕をつけちゃったコヨーテが“さわさわ”してるときの表情・・・!
はぁー、これから先甘いだけの関係ではいられなくなりそうな二人ですが、2巻が待ち遠しいです!

8

さすが...としか言えません。

座裏屋先生、本当に大好きです...それに尽きます。(笑) 座裏屋先生のご本なら買うしかないです。買って後悔したことがないもの。今回もものすっっっっっごーーーーーく!!!!!よかったです。ありがとうございます、本当にありがとうございます。読んでからすぐにレビューしているので若干興奮気味です。すみません...(泣)

今回のお話は帯にもあるようにズバリ『人間×人狼』です!!しかもそれだけじゃなく...『禁断の恋』なんです!!

『禁断の恋』についてはお話がちょっと複雑で私の語彙力では説明しきれないのですが...(若干ネタばれ)二人の背後にある組織、というか二人の所属⋅立場が対立関係にありまして。組織間の対立が次第に深まり、ついにコヨーテ(受)がヨシュ(攻)をころさなくてはならなくなって...!!??!というところで終わってしまうんです。しかもコヨーテは自分のターゲットがヨシュだと気づいていないんですよ!!!!! ......読んでください、お願いします。是非読んで......

キャラとか場面設定とかの前に『禁断の恋』についてだらだらと書いてしまいましたが...(汗) ご本の裏表紙や他のレビュワー様のレビューをご参考にしてくださるといいのではないでしょうか...!!(投げやりすみません!!!!!)

とにかくすごかったです。登場人物が敵味方たくさん出てきて1回読んだだけだと十分把握できない部分もあったので(私の理解力が及ばないだけですが...)何回も何回も読んで堪能したいです~♡

あと初っぱなに3Pあります。フタナリのおねえちゃんです。流石座裏屋先生ですね。すきです。

次巻が今から楽しみです。座裏屋先生が今の私の生き甲斐です。ありがとうございます。

レビューでもなんでもないですが少しでも作品にご興味を持っていただけたら...!!

*

11

緻密なストーリー展開に圧倒されます

座裏屋さん作品で(1)と付いてるだけでテンションアップ。座裏屋さんといえば、絵柄が綺麗なだけではなく緻密で斬新なストーリーを描いてくれる作家さまなので、期待もぐっと高まってしまうというもの。

という事で感想を。ネタバレを含んでいます。苦手な方はご注意を。







出だしからとっても素敵。
カラーなんです。6Pですが。紙質も、色遣いも、座裏屋さんらしい色っぽさ。

とあるバーで壁際に立ちピアノを聞く陰のある少年(とあえて書きたい)と、彼に微笑みかけるピアニスト。
二人の関係や、お互いを見遣るときの二人の想いはいかほどなのかとぐっと引き付けられました。

タイトルの『コヨーテ』は、表紙の彼の名前。
けれど、ある事情により彼は本名も素性もピアニストには明かしていない。
一方のピアニストも何やら秘密めいていて。

二人がお互いに着けたあだ名がこれまた素敵なんです。
コヨーテはリリー。
ピアニストの彼が彼のために弾く曲が「リリー・マルレーン」だから。
そしてピアニストの彼(本名はヨシュ)はマレーネ。
マレーネ・ディートリッヒという女優さんの名前から。「リリー・マルレーン」は彼女の代表曲なんですね。
お恥ずかしながらマレーネさんという女優さんは存じ上げていなかったのですが、ググったら彼女の生涯がとてもドラマティックで、このお話と何気にリンクしている感じがします。

帯にも書かれているように、コヨーテは人狼。人間×人狼のお話なのですが、さすが座裏屋さんというべきかそれだけでは終わらない。人狼を狩ろうとするマフィアと、彼らから逃げ続けてきた人狼たちの戦いを軸に、コヨーテとヨシュの恋が描かれていくのですが。

人狼狩りをするマフィア(ガーランド一家)にも、彼らから逃げ続けてきた人狼にも、何やら思惑があり、過去の因縁や複雑に絡み合った人間関係がとても面白い。

ストーリーも面白いのだけれど、座裏屋作品なのでエロもとってもいい。すんごく良い(大事なことなので二回書きました)。

発情期が来てしまったリリーを助けるために娼館へと連れていくマレーネですが、ここでのセックスシーンが!鼻血ものでした。
両性具有の(これがまた良し)娼婦に入れながら、後ろからマレーネに弄られ挿入されるリリー。もうエロいわ、綺麗だわでどうしようかと思いました。
その後の二人だけの行為も良かった…。

自身が人狼ゆえに、人間である「マレーネ」を巻き込みたくないと願うコヨーテ。
そして、人狼と知りつつ「リリー」に惹かれ、そして自身もまた秘密を抱えるヨシュ。
この二人の恋のゆくえが気になって気になって…。

二人を取り巻く周囲の人たちもとても魅力的。
キーファーをはじめとする人狼の仲間たち。
ガーランド一家の過去の因縁。

続きがどうなるのか気になって仕方ないです。早く次巻を読みたいです。

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座裏屋さんの描く『禁断の恋』

待望の座裏屋さん新作!お待ちしてました♪
裏社会のシリアスさが座裏屋さんのクールでスタイリッシュな絵とマッチしてピリピリしつつ、BがLしてる部分は抜群に甘くてエロくて。
ストーリー展開と甘いラブな場面の差がすごく良くて、もぉぉぉ堪らん(∩´///`∩)と叫んでましたw

今作はさしずめ『ロミオとジュリエット』といった感じでしょうか。
人間×人狼。
マフィア対ヴァラヴォルフ。
狩る者と追われる者。

互いの身の上を知らないまま出会った2人。
「マレーネ」「リリー」と偽名で呼び合っています。マレーネはリリー(コヨーテ)に想いを寄せていたのですが、ある晩、リリーに牙が生えていて人狼(ヴァラヴォルフ)ということを知ります。その時リリーは発情期に入っており、それを機に身体を重ねた2人。最初は戸惑ってたリリーもほんのり恋を始めていきます。しかしマレーネは敵対するマフィアの跡継ぎでーーー。

帯には【闇社会に生きる男達の禁じられた恋】と書かれています。
現段階でリリーはマレーネの本性を知らないまま。。。
リリーの真面目な性格を考えると本当のことを知った時が不安だ(´•̥ ω •̥` )

マレーネはリリー大好き優男っぽいんだけど「気性・性質・性能全てにおいてマフィア向き」との伏線が気になります。リリーに恋い焦がれる気持ちに嘘がないのは分かるけど、どう作用するのかドキドキ。
リリーは人狼で人と深く関わりあうのを避けていて。"マレーネと会わない方がいい"と自分に言い聞かせてても会いにいってしまう、どうしようもなく惹かれてる姿にキュンとしました。

敵対する者同士の恋は今後どうなっていくんだろう…。
2巻がとても待ち遠しく、ドキドキ待機です。

んで。甘々なラブシーンなのですが。
発情期セッ・・すっごく良かった!!!
リリーは両性具の娼婦(夫?)相手に挿れる側だとぎこちないのに
横からマレーネに愛撫され挿れられたら一気に表情が変わって///
ああ、もう絶対受ける側の子だよね?
そっちのが断然気持ち良いんだね??
っていう流れにすっごく萌えた(∩´///`∩)

マレーネに「挿れられる方気持ちいい?」って聞かれて
グッと口を一文字に結ぶ表情がメッチャかーわーいーいー!!(叫)

発情期でグズグズな表情が良いです///
あと、マレーネの舌がエロイ!!!
ぬるぬる動くのにウヒャーっ(///Д///)でした。

今回はダリアさんなので修正はどうかな?と思ってたら
ほぼ見えない体位かパンツで隠してるかでした…。
座裏屋さん目をつけられちゃって気をつけてるのかな(泣)
セーブして描かれているのなら遣る瀬無いですね…。
でもtnk無くても肉体美は素晴らしいしエロティックです!
今回も眼福でございました+゚。*(*´∀`*)*。゚+

(※レビューはコヨーテの名前を愛称のリリーで統一しました。
分かりづらかったら申し訳ないです。)

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