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男子校の教師同士の恋。高森はわかりやすいキレイ系のゲイで、生徒から人気。一方、黒髪の千原の方は一見地味なんだけど、天然小悪魔なところがあって、ガチめな生徒からひそかに想いを寄せられている。
お互い相手がゲイだとわかっているので、話の運びがスムーズ。料理部の顧問を一緒にすることになり、だんだん距離を縮めていくのだが、ネコだけど千原にはかっこよくタチをしたい高森と、なんでもいいからとにかく好きな人としてみたい、っていう千原はちょっと気持ちがすれ違ってしまったりもする。
千原が積極的に押し倒したり、ネコの経験しかなかったから童貞だった高森が「すぐいっちゃった…」って恥ずかしがってるのが可愛いかった。
ネコ同士だと、こんなふうに、よりネコっぽい方が自然とネコになるのだろうか。なんにせよ、こういうどっちがどっちでもいいっていうカップルは大好き。
後日談ではリバになりそうな雰囲気満点だったので、いつか続編があったら見たいなあ。
「きみのぜんぶ」「はじめての日」
ルールそのいちシリーズの、同人誌に収録された短編。エツが女の子と一緒にいるところを見てやきもちを妬いてしまう理央。その後、ラブホに誘ってのエッチ。
もう一つの方は、理央がはじめて抱かれた時のことを思い出して、「もう一度やり直したい」と言うお話。エツはあまりよくなかったのかと心配するけど、その意味するところは…。
相変わらず仲がよくて可愛い。このふたりはこれからもずっとこんな感じなんだろうな。それにしてもちょこちょこ同人誌の作品をコミックスに載せてくれるのは非常にありがたいんだけど、一冊にまとめてくれたらもっと嬉しい。出版社さん、分厚くてもいいんで、ぜひお願いします~。
可愛らしいお話でした
学校の先生とはいえ、スーツリーマンを期待して読むと少しがっかりした感じも否めませんが、もともと可愛いらしい絵なので、その辺は致し方無いという気もします
ストーリーは、暖かいようなちょっと強引なような、その歪さがなんともいえない世界観でした
ネコ×ネコって、こんな感じなんですかね?よくわかりませんが、ちょっと可愛すぎたような気もするのです
後半、森高先生がちょっとずつ素の自分を出そうとするのですが、オス感が少なめなんです
こんなもんなんですかね?
ネコ×ネコの暖かいお話でした
村上左知さんお得意の受け×受けのお話です。
攻め×攻めというジャンルはBLでは人気がありますが、受け×受けの需要ってどんなもんなのか・・・。
村上さんの受け×受けのBLはほぼ読んだと思うのですが、好きなものを描いている、という感じが振り切っていて(るように私は感じて)よく好きでこういうものを描き続けているなぁと感心。
正直中身はファンタジーです。(教師モノですが)BL自体ファンタジーでしょうが、その中でもだいぶファンタジーというか、リアリティ全く無い!!^^;
でもそれが好きです。こういうの好きな人が読まなきゃ、正直ぽかんとなっちゃう内容かも。
こういうの読みたかった!て人に当たったらよいな…と思えるお話でした。
自分はネコだから可愛くなくちゃいけない、とかネコに磨きをかけるために日々努力するとか、なんだそれ・・・て感じなのですが、でも村上さんの世界観では許される気がします。個人的に、単にカップルが好みだったので続きが読みたい…。
お話としての展開はなくとも、結ばれてからの生活が意外と少なかったので、ただのイチャイチャがもっと見たい!と思えるカップルでした。
学生なら受け攻めふんわりなお付き合いもあり得ますが、いい年の大人でこんな中学生のような付き合いは、ないですよね。
でも受け同士なのに全くタイプが違うとこうなるよ、みたいなお話でした。
互いに受けなのに、カッコイイところはカッコイイのが良かったです。
本編中では志信が攻めですが、おまけの光陽の方が攻めっぽい書き下ろしがツボにハマりました。
村上さんの世界感に取り込まれたら、普通のBLってなんだっけ?という気がしてきます。このお話もリバーシブル前提、というより「攻め不在」というおかしな設定なのですが、不思議なことに二人とも受けとして可愛く見える反面、攻めとして男らしく見えるという、個性的なお話でした。
努力型のネコと天然系のネコかぁ、ほんとこれについて考えるとどうしても現実がチラチラしちゃうけど、こういうことって実際あるんだろうか?と思いながら読んでいました。
でも、漫画ではうまく志信はタチやれましたね。しかもDT卒業という気持ちも経験して感動してましたね。エッチのときの役割としては男役の志信が実は色んなことを考えてしまうタイプだったり、女役の光陽が実は肝が座っていて男らしかったりと言う逆な性格なところが良かったですね。それにおとなしそうに見えて案外積極的な光陽も良かったです。
皆さんが楽しみにされていたルールその1シリーズも未読でもわかりましたが良さげなので読んでみたいと思います。
なんとなくゲイだとお互いに察して、お互いにネコだからと仲間意識。
ユルイ男子校生たちのノリと満更でもないお姫様扱いに、それなりに楽しげな教師生活が伺え、BL的なお気楽さに頬が緩んでいきます。
同じネコと言えども系統の違うふたりが、仲良くしたいけどきっかけが掴めずもの言いたげな視線を交わす。
ふたりが慎重に近づいていくもどかしさをにやにやしながら読み進めていきました。
今回はどちらがタチになるかが早めに決まったものの、ネコとして努力を惜しまない高森のぐるぐる感には既視感もあり、萌えるにはあと一押し足りない感じです。
その分ごちゃごちゃ考えない千原の男前さには何が飛び出すか分からないどきどきを感じてしまいます。
個人的な好みですが、受け攻め逆の方がもっとエロさが際立ったかも。
なんて思ってしまい少しもやもやしてしまいました。
他、同時収録「ルールそのいち」シリーズ。
リバカップルの相変わらずなラブ。
そして初めての夜をやり直したい。なんて必死すぎたふたりの甘酸っぱさを存分に堪能しました。