百と卍

momo to manji

百と卍
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神107
  • 萌×234
  • 萌16
  • 中立12
  • しゅみじゃない10

52

レビュー数
26
得点
731
評価数
179
平均
4.2 / 5
神率
59.8%
著者
 
媒体
コミック
出版社
祥伝社
シリーズ
onBLUE comics(オンブルーコミックス・祥伝社)
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784396784072

あらすじ

極上、あまエロス。
「もう、二人を見守る障子になりたい…」(担当編集)

伊達男×陰間あがり
溺れるほど幸福で、愛おしい日々


時は江戸時代・後期。
真夏の蒸し暑くせまい長屋で、
熱い吐息交じりに
まぐわう男がふたり――。

元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に
卍(まんじ)に出逢い拾われた。

陰間の仕事としてではなく、
やさしく愛おしく
恋人として抱かれる瞬間は
まるで夢のようで、
そんな日々に百樹は
幸せでいっぱいなのだった。

たとえ過去に、
どんなことがあったとしても。

江戸漫画の革命児が描く、
初のBL作品、満を持して発売!

表題作百と卍

卍(万次)
百(百樹)

同時収録作品百と卍

醒 兄
百樹 弟

評価・レビューする

レビュー投稿数26

お江戸恋愛絵巻の見事な破壊力

丁寧な描き込みで、パラパラ眺めるだけでも素敵な一冊です。
画力も高いし、もっと暗いストーリーになってもおかしくない設定の中、
こんなに優しい恋愛作品にしてくるなんて。
暗い話敬遠派にも極上のやさしさー。

受け攻めのルックスがいい感じだな、なんて
軽く読み始めたら、ざっくり刺されて呆然とする羽目に。

着物とふんどしは、最高に粋で色っぽく、
二の腕から腿まで入れ墨の卍と、もっちり白い百の肌の対比が秀逸。
そして、胸が痛くなる程の百の健気さと明るさ、卍の百への深い恋慕、
キャラの表情の描き方、江戸言葉などなど。
本当に何から何まで表現が巧みですー。

卍に出会う前の百の過去が切なくて切なくて、百が大好きなので
読んでると具合悪くなっちゃいます。
でも、この辛い過去にすら愛があって、ただ苦しいだけではなく、
百をより魅力的に肉づけしてるから、とっても大事なんです。
そもそも陰間時代がないと、すんなり卍とくっつけないし。
兄ちゃんには、感謝したくないけど、労いたいです。

そして、現在のラブラブな卍百の輝き倍増しですよ。
このカプを末永く見ていたい気持ち、抑えられないです。
続編ありがてー。
二人のなれそめと卍の過去も楽しみです。

1

ん?続きもの?

最初読み始めると、色男の卍と陰間あがりの百の、けっこうアッサリとしたお江戸話かと思ってましたが、話が進むにつれて、今の百から想像できないような過去があったんだなと。 陰間あがりとなってたので、その時の客が卍かと思ってたらそうでもなく、実の兄も絡むちょっと切ない感じでした。 卍に拾われなければ、ずっとあそこにいたのかな…。 でも今はお互いが、すごく大事なもの同士になってるし、いっぱい卍に愛されてて良かったです。

0

紗久楽さん本当に平成生まれですか?

百が明るくて元気一杯で可愛くて惹きつけられました〜〜
見てるだけで幸せになりそうな邪気の無いお顏から繰り出される愛嬌のあるセリフの数々にもうメロメロです。着物を慌てて着る時の「んしょんしょ」は反則かって言うぐらい可愛いかった〜。
そんな明るい百ですが蔭間時代を語る時、何とも言えない寂しそうな表情をしていてとっても気になります。

そして百の子供時代は想像以上に過酷でした。直視出来ないシーンも沢山ありました。何だか人間の性衝動とか性欲求を呪いたくなりました、こんな事が商売として成り立つなんて…。お兄さん…同情の余地は有れど最後に後悔するぐらいなら最初から何とかできたんじゃないかな、とやはり思ってしまいます。百はお兄さんの言う事に従うしか無かったんだよ(泣)

それでも百が卍兄ぃと出会ったのはあそこを出てすぐなんですね?一人ぼっちの期間は少なかったようなのは良かったです。


一方の卍兄ぃも男前でウットリ。
クールな表情だけど端々に百への愛情が感じられてgood。執着嫉妬もバッチリな受け溺愛攻め様ですね(笑)

ところでちょこっと登場でインパクト大だった祝オジキ。
オジキの回想の卍が……受けにしか見えません。…うん、ありです、めっちゃ有り!百も卍兄ぃが可愛いんだって言ってるし次巻はリバにも密かに期待しています(笑)
背も体格も百の方が大きいんですものね!

とか勝手な妄想をしていますけど、本当は2人が仲良く喧嘩しながら幸せに暮らしていたらそれで満足です。次巻も楽しみにしています。

1

きっと辛くても幸せだった


ももとまんじって読むと聞いて、読み始めようと帯を目にした瞬間、ああ、きっと神評価下すだろうなって思いました。(笑)
神評価です。

よくぞ描いてくだすった…!という思いと、本当好きでなければ描けないだろうなぁという尊敬の念、それから、一目みて良い子だって判る受けちゃんの切ない過去のお話。ぼろぼろ泣きつつつゞくの文字に驚きつつ、もっと知りたい、もっと読みたいと思うので楽しみです。
ありがとうございます。

生まれた瞬間から存在する過去。読み手として、江戸時代だ何て、生まれる前の過去です。そこに、こんな風に恋愛しているひとがいただ何て考えるだけできらきらしました。嬉しい、に似た気持ちでした。
宝物、の件がよかった…‼︎

1

はるぱか

コメント、賛同ありがとうございます…!ˊʹʹˋ
ですよね…‼︎百が可愛くって可愛くって。
泣けてしまうほど。

・ハル・

ほんとに・・・!ほんとによくぞ書いてくださいましたよね!すごい賛同します❗

ふんどし萌えにはたまらない作品。

高評価だったので気にはなっていたものの、表紙の絵があまり好みじゃなかったのと「甘々」よりこじらせたり、病んでる関係の方が好きな私としてはあまり期待せず読み始めたのですが、そんな先入観持ってごめんなさい、すごいよかった、めちゃくちゃツボでした、はまりました!

一話一話が短い話で構成されているのですが時系列で出会いから描かれている訳ではないし、時代背景もあるし、言葉づかいや表記も現代のものと違うので、読み始めは取っ付きにくいのですが、読み進めるうちにどんどん引き込まれて最後まで一気に読んでしまいました。
※ガチ兄弟での絡みがあるので地雷の方は注意して下さい。

褌に紋々(刺青)なんて私の最強萌えアイテムが揃ってるだけでも鼻息ぶんぶんものなのに、図体は攻めより大きいし、力も強い、よく笑うかわいさ溢れる百の陰間時代があまりにも壮絶でこのギャプにもかなりやられました。
遊廓物が好きな私には繰り広げられる痛々しい場面はたまりませんが、なかなかハードなので苦手な方はちょっとキツいかも…。

一筋の希望も救いもなく、ただ体を開くだけの辛く暗い毎日から解き放たれても、今度は精神的にも自分の帰る場所さえ見つけられない日々を過ごしていた百を拾った卍もなんらかの苦しい過去を抱えている様子。

「甘々」というよりはお互いが無くては生きていられない存在として依存し合うかのように求めあって生きている二人ですが、この先どんな試練が待ち受けていても唯一無比の存在として乗り越えて欲しいなぁ。二巻が楽しみ‼

そして何より…褌ずらしてオサワリするのは反則ワザだと思う。鼻血出そう…。

2

みちみち

はじめまして!みちみちです。拙いレビューを読んで頂けただけでもありがたいのにコメントまで頂いて、とっても嬉しかったです!褌、いいですよね~。他の下着と違ってはらりと取れそうな危うい感じとか、ずらしたときの食い込みとか、お尻が丸見えのところとかたまんないです(笑)二巻でもガッツリ百のまあるい可愛いお尻を堪能したいですね!

・ハル・

そうですよね!まさにその通り!すごいこの本のファンなので、素晴らしいコメントに拍手したくなりました。

受のお尻と太ももに(私の)ヨダレが垂れます

女にモテモテ一途イケメン×健気元気。
受がたまらなく可愛くってエロいんですよ~(*´∀`)フハー!
攻が受を可愛がってるシーンが多いし、受はカラダ超敏感なのかすぐとろけるしvそんでそんで、元関西出身みたいで、普段は東京弁なのにカラダ触られてる時「後生や、やめんといて」「堪忍して」って言うんですよ~!くは!ツボ!
なんといっても引き付けられる画力!
平成生まれの作家さんなので、27歳以下ってことになります。そんな若いのにこの雰囲気を出すとは一体作者は何者なのか。
とにかくラブラブしてるの読みたい時におすすめです。個人的に、回想シーン?かな?の、騎馬位してる受の感じ方どストライクです。ふんどしを横にズラして挿入してるシーンでごはん3杯いけます。あの受のお尻の艶やかさといったらもう・・・・っ。

攻はどうやらイイトコの家みたいですねぇ。2巻が出る予定なので楽しみです。早く二人のなれそめ読みたーい!

2

みちみち

褌、ズラすのいいですよね~。たまんないんですよね~。さらにヒートアップしちゃうと関西弁が出ちゃうところも可愛い〰っ、そうそう!ってうなずきながら読ませて頂きました!
頂いたコメの後にも書き込んでしまいましたのでよかったら見て下さい。

雰囲気は好き

興味本位で購入しましたが、正直思ったほど萌えませんでした。江戸時代の世界観や風情は感じて雰囲気は好きなんですが、エロはそれほど萌えきれず・・・。何故でしょう。
百の一途さや純心さは可愛かったです。万次の男らしいどっしり構えた感じもかっこいいし妙な色気がありました。表情を描くのが上手いなあと思いました。
一話一話で完結してる感じなのでもっと長編でじっくり描かれていれば萌え倍増したかもしれません。
万次といるときの百の幸せな姿にほっこりします。

1

江戸好きにはたまりません

江戸好きな私にはご褒美です。芸術的にもストーリー的にも感動的です。若い読者の方々は、百の置かれた状況など理解に苦しむかもしれませんね。エロエロと表示はありますが愛が溢れているからなのか、エロに特化したものではなくて、情緒があって読んでいて素敵な気持ちにさえなります。
これも年齢が高いとそう思うのかな?
続きが楽しみですが1巻だけでも満足できて、2巻が出るまで苦しく待つ状態では無いのも嬉しいです。
きちんと江戸を研究して江戸が大好きな作者さんの作品なので、安心して読めます。

2

いわねばこそあれ、ってやつだなぁ(涙)

 江戸風俗のきちんとした知識と理解の上に描かれたBLでした。浮世絵の構図と手法を取り入れた画面が、江戸情緒に溢れて良かったかと思います。当時の美意識に基づいて造形された卍の美貌が素晴らしく、切れ上がった眦に細面のいい男は、日本男児にしかない美点だと思われます。当時は、百のようなどんぐり眼は美形じゃないらしかったですから、現代人から見ると可愛い百でも、陰間としては売れなくて、でもいじらしくて可愛いのがリアルだなと思いました。
 しかしやはり、陰間の本来的な姿が描かれており、確かに切なくなります。善と悪を分けて考えない日本人古来の、当時の価値観に立脚しているようですから、悲劇性や脱俗性はありませんが、やはり苦労しますよね。当たり前ですけれど、お金で身を売るというのは辛いです。ましてやお客が美青年ばかりではない訳ですから、クソじじい!百に触るな!と怒り心頭に発します。それでも年季が明けて、新しい人生を出発できた百に、人間としての直向きさや強さを感じ、心打たれます。ラブシーンも美しいですが、近代的な意味でのエロスとはまた違い、どちらも美形なのもあって、爽やかで可愛いです。『コヨーテ』や『セクピス』、小笠原宇気系統の禁忌的な官能を探している方は違うかなと思います。
 本当に素晴らしい漫画です。ですが、他の方のご意見にもあるように、確かに、ハッピーな気持ちの時に楽しみのために読もうと思うなら、やめておいた方が良いかもしれないです。BLというか、陰間あがりと、いなせな色男との普通の漫画です。少女を大人の女性にしてくれる、お涙頂戴の物語でした。
 ちなみに表紙よりも中の絵の方がずっと良く、トップクラスの画力です。

2

蔭間なのは知ってたけどやっぱりつらい( ;∀;)

ごめんなさい、残念ながら私の好みではなかったです(*´・ ・*) お江戸の文化は興味深いので、せめて中立にします、、、。

ときめきとかきゅんとする、というよりは、エロエロな感じです。私はもっと2人のストーリーがあって知った上でないと、あんまりエロに萌えないので、はじめからラブラブして絡み合っているばかりでちょっとついていけていませんでした。わりと生々しかったです。

事情があったのでしょうけど、実の弟を蔭間にするのはきつい。本当にそれしか道がなかったのか。借金のカタに売られたわけでもないのだし(その場合、足抜けできないですからね)、他に奉公先を見つけたりできなかったのか、など考えてしまいました。丁稚奉公するのと身体を売るのとでは天と地の差があります。本人は幼すぎて何をするのか分かっていなかったのも、本当につらい。しかも、けっこうひどい調教のされ方。そんなことしたら死んでしまうのでは、と吐き気がした。時代背景に通じてないので分からない部分もあるけれど、娯楽として読みたい話ではなかったです( ;∀;)

2

あー!ごめんなさい!

元・女形・火消し:卍(万次)×元・陰間:百(百樹)です。
本屋で偶然、なんか面白そうだなぁ~と思って購入したのですが・・・
みなさん高評価ですが、残念ながら私は、あまり好きではありませんでした。読みきるのに数日かかっちゃいました・・・←ごめんなさい。

正直、現代のBLではなく、元・陰間の話で興味があったので購入したのですが、すごく読みにくかったです。昔の言葉の意味を知るには大変勉強になりましたが、どうも1話ごとの読みきりっていうので、ダメでした。

百がなんで陰間になったのかが分かってよかったですね。
お兄さんマジか・・・!って思いましたが。

どうやら続きもので卍も百も、今はフリーター?みたいな感じですが、ちゃんと職についてほしいものですね。今後そうなったらいいなぁ~と思います。

3

THE 江戸時代!

最初とっつきにくくて…
読み終わるのに時間がかかってしまいました。
切れ長で色っぽい目の卍兄さんと
つぶらなお目目の百ちゃん

らぶらぶな日常がいいですね。

百の陰間時代のお話はなかなかに辛いです。


言葉遣いとか、なれるとどっぷり漬かれる。

以下、なんだかどうしても気になる部分
卍兄さんあんなに刺青入れといて
長生きできるのかな?

刺青って身体に負担がかかって
肝臓が悪くなるって
早死にしないでほしいな。

そしてまさかの続き
続くんだ…

1

続きが読みたい

舞台設定が特殊だったのでどうかな、自分にあうかなと思いながら読んだのですが、
いやーよかった!
特に舟で喧嘩するシーンが凄い好きです
ここでのやりとりのモモの健気なセリフ全部いいんですが、とくに「兄いの方が何百倍も、モモには恋だ」っていうセリフが好きで好きで
ももが可愛い!

あと、この時代設定独特の言葉使いもいいんです!名前の前に「お」をつけて「おモモ」と呼んでたり
「兄い」呼びだったり現代の言葉にはない萌があります!

3

元花形火消で今アルバイター?のイケメン×元陰間

面白かったし、よく調べてあって勉強になりました
みんな月代なのにちゃんと描き分けができてる画力もすごい
十六夜とか脇もいいキャラですね
「1巻」って書いてないので完結だと思ったんですが、続き物なので注意

0

面白いけど、む…難しい……。

発売から1ヶ月遅れで手にしたら既に4版目!
さすが話題になってるだけありますね(﹡´◡`﹡ )

沢山のレビューがありますので、個人的な感想を。

2人の関係が甘々で話の内容は取っつきやすかったけど、
江戸の言葉や時代の風習がさっぱり理解できず難しかったです。

1読目めは萌えを感じるより理解をする方に頭フル回転(´×ω×`)
2度、3度と繰り返して、少しずつ江戸言葉に馴染んで純粋に楽しめました。

時代物は全くの無知なので分からない言葉だらけなのですが
攻めと受けのひたすらに甘い甘い日常はとても色っぽく、明るく、楽しい。
時代物特有の空気が新鮮で、読み慣れない苦労をしてでも読む楽しさがありました。


天真爛漫でちょっぴりアホっ子の受けの可愛さもすごく良かったのですが、
それ以上に、攻めが受けに心底ベタ惚れで拗らせちゃってる感に萌えでしたねぇ…。
粋な伊達男は拗らせ知らずだと思ってたから、中々素敵なギャップでございました(人^//^)+゚。*

そんなふたりの甘々な日常とは別に。
受けの過去を垣間見るお話がすごく切なくて悲しくて…。

何の因果かタイミングの悪さで大切な弟を蔭間(男娼)にしてしまった兄の苦悩と、
愛する兄から蔭間の仕事を仕込まれても慕い続け、ずっと一緒にいたいと思う弟。
決して交わることのない悲恋で胸が痛いです。
このお話だけなら神評価。1冊かけてじっくり読みたかった。


評価が悩むところです。
内容は神〜萌え×2なのですが、この時代について理解がないと少しハードルが高かった印象。
意味が分からない言葉が多々あるというのが中々難点でした。
というわけでど真ん中の「萌え」であげます。。。

でも内容はとっても良かったので続刊も楽しみにしてます!
お次は2人の馴れ初めや攻めの過去とのことなのでワクワク待機!(﹡´◡`﹡ )

6

お江戸BL♡

すごい良かったです(T . T)
とにかく、お百のお尻から太ももにかけてのムチムチ感がたまりません♡ 触りたくなる!もう出てくるたびに目が離せませんでした!

浮世絵のように切り取られた構図の絵が散りばめられており、見てるだけでも世界観が楽しめます!

ストーリーは、らぶらぶですが、お百の過去は切な過ぎて辛いです( ;∀;)
江戸時代、陰間の事も知らない事だらけだったので勉強になりました。細かいところまで調べられています。
絵もストーリーも楽しめた大満足の1冊です。

3

世界観の完成度がすてきです

絵もきれいで艶があり、絵柄はとても好みでした。
表情も魅力的でかわいいなと思わせるシーンなど多くありました。
ですが言葉遣いがかなり独特で難しさがあり、個人的にはお話に集中できない点もありました。
作品としては時代背景など多分たくさん勉強されて描かれているのかなと思うので
言葉遣いなどもこだわりとしての良さなんだろうなと思ってはいます。
1巻ではまだ不明な点などもあるので、次巻以降でどんな過去が明らかになるのか
楽しみですし、それによってまた印象も変わるのかどうなのかな?といった感想です。

作品としては素晴らしいなとは思いますが
評価は、あくまでも好みとしての評価になります。

2

江戸の勉強にもなります(笑)

いや結構言葉遣いとかが独特で難しかったです(笑)。最後に参考文献がたくさん書いてあってかなり勉強なされてから描かれた事がわかりました。言葉遣いとか漢字が難しくて内容はふわっとしか理解できてないんですが、絵が綺麗でとにかく尻がこだわりを持って描かれているようでBLとして充分楽しめました。この作家さんは江戸時代専門の漫画家さんなんですかね。ちゃんと取材された上で描かれているBL貴重なので推したいです。
百と卍は終始ラブラブでいたしてるんですが百の過去編では過酷な人生だった事が伺えます。
続くみたいですがすでにラブラブなんで今後どうなるんでしょうね…?

3

売れてるの納得!

これ、良いですよね。いまランキング上位なのもうなずけます。キャラも良いしストーリーも良いし、萌えもエロもある。
個人的に、きちんと調べて書いてある話ってだけでも好きなんですよね。作者の「江戸が好きなの!」って気持ちが溢れているところが良い。だけど、会話文は現代の若い層がすっと受け入れられる現代語で。ポイントポイントに江戸のことばが効果的に使われてるのもいいですよね。
本当にそのさじ加減が上手いと思います。

陰間の仕込のシーンなどは、足穂の「少年愛の美学」のお稚児さんのエピソードと比較してみたりもして。
巻末の参考図書も未読のものは読んでみよう!と思わされました。

3

全てがピッタリはまってる。

初読みの作家さんです。

あらすじなどはみなさん書いてくださっていますので感想を。

タイトルにもしたんですが、もう全てがそのまま1つの世界として成り立つくらいぴったりでした。
違和感なく百と卍の世界にどっぷりはまれると思います。
イラストの、細くて細かくて繊細な部分と、筆(かな?)の太くて艶かしい線のバランス。
手書き文字。
百の大柄だけど可愛くて健気で純粋なところと、卍の男前で懐が深くて嫉妬深いところ。
もちろん内容も。

最初のページをめくってから、最後まで夢中で読みました。
続くとわかって本当にうれしい。

全体的には明るくやらしく可愛くという感じですが、やはり過去の百のお話は可哀想で(そういうの大好きですけど)切ないです。ただ重たく暗くなりきらない。
今が幸せなのがわかってるし、百の性格が本当に本当に健気で人を恨んだりくよくよして悩みすぎないのでとっても良いのです。

ただ百の兄ちゃん切ないなぁ。
続きがとっても楽しみです!

5

らぶらぶあまあま時代劇

陰間あがりの受け・百と、義兄弟の契りを交わした攻め・卍の、ラブラブにして甘々な江戸時代の男夫婦の日常話です。

表紙などから予想していた「暗いエロス」的なイメージ予想とは遠かったです。いや、過去編ではそういう面もありましたが、とりあえず卍×百のカプの間にあるのは明るいエロスと愛と嫉妬。周りの人たちにも公認の男夫婦はあっけらかんとラブラブで、しょっぱなからエロい戯作を元にしたぷれいを楽しんでらっしゃいました。

とにかく百と卍のキャラクターがいい。かっこよさとヘタレさが入り混じった攻め、可愛くて明るくて大らかな受け。お互いの存在がそれぞれにとって何よりの宝物で、揺るぎなくラブラブ。時々攻めが陰間時代の受けを思って嫉妬したり、訪ねてきた攻めの兄と攻めの絆を知った受けがモヤモヤしたり、そういう事件はあっても仲はわずかも揺らぎません。「エロくて耽美」と「粋でいなせ」と「きゅんきゅん甘い」が奇跡的に同居している作品です。

でも、合間に挿し込まれる陰間時代の受けの話は切なさ一色。受けの実兄との最後の別れには思わず涙しました。(注・死んでません)
攻めは嫌だろうけど、いつの日か受けと兄が再会する話なども見てみたいな。

腐女子歴ン十年、こんなBL見たことありません。絵、ストーリー、キャラクターすべて言うことなし。文句なしの神評価です。
編集さんのおっしゃるように、私も二人を見守る障子になりたい。二人をつなぐふのりでもいい。(笑)

10

緻密な時代背景と、萌えが共存してます

特典が欲しくて発売に翌日にアニメイトさんに買いに行ったら売り切れ。
え、マジか!という事でほかのショップさんを覗いてみても軒並み完売状態。買えないとなるとどうしても欲しくなって探しに探して、ようやく手に入れました。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。


「なんちゃって」ではなく、かなり忠実に江戸時代を表現されてるんじゃないでしょうか。ワタクシ、うっすい知識しか持ち合わせていませんが、きっとお好きな方が読んだらかなりツボに入ると思われます。陰間ものには必須の「いちぶのり」が甘いという事を、この作品を読んで初めて知りました。

江戸の言葉遣いや小物なんかが細かく描かれていますが、それをさらに盛り上げているのが紗久楽さんの絵柄と文字の字体。なんか、すごくしっくりくるんですよね。紗久楽さん自身、江戸文化がお好きなんだなというのがひしひしと伝わってきます。

で、そういった「江戸文化」をバックボーンに、ストーリーがこれまた良い!

陰間だったもも。
そのももに惚れて、桃の過去もすべてをひっくるめて愛している卍。
二人の、相手を想う愛情に激萌えしました。

百の幼少時代。
百と、百の実兄との関係。
そして、陰間としての哀しくつらい過去。

「兄ちゃん」を慕う百と、兄ちゃんとの間にあった深い愛情には思わず涙腺が崩壊しました。

二人の「兄」の愛情に包まれて、百はなんて幸せ者なんだ…!

百の体つきがちょっとムチムチッとしてるんですね。
このムチムチ加減がなんともたまらない色気を醸し出してます。
思わず褌を剥いてしまう卍の気持ちがよくわかる。ぷりっぷりのお尻が可愛いんです。

卍兄ぃも。
帯に書かれている通り、まさに伊達男。カッコよかった。

何が嬉しいって、終盤に「つづく」の文字が。

まだ読める!ヒャッホイ!
と喜び勇んでしまいました。

次回は予約しておこう。
と思っておりますです、はい。

11

江戸時代の独特な世界観にどっぷり浸かれます

いかがわしいお話を期待して読んだら、何とも切ない純愛物でした。
江戸時代の世情や生活の様子などが細かく丁寧に描かれていて、時代物としても楽しめます。
受けのももの陰間時代の過去が辛い。。
あんなに小さい頃から、しかも大好きなお兄さんに仕込まれて、そんな辛い過去を感じさせない一生懸命でワンコのように愛らしい姿がまた切ないです。
卍兄ぃに出逢えて、たくさん愛してもらって本当に良かったねと心から思います。
卍さんが色っぽくて度量が広くていなせでカッコ良いです!
鬼の刺青にはどんな過去が隠されているのか。
次巻では卍の過去が描かれるとのことで、楽しみにしております。

5

真心の一冊


以前より紗久楽さわさんの漫画がとても好きで、こちらも本になるのをずっと楽しみにしておりました。
月代(さかやき)好きさん、お江戸好きさん、お待ちかねの一冊です。

主人公は元陰間(男娼)の百樹と篠笛吹きの卍。
百樹は体は大きいけれど甘えたで無邪気な子犬のような子。そしてもっちもっちなお尻がたいへん可愛らしい。
卍は背中に立派な彫り物を背負い、切れ長で涼やかな目元のいなせな江戸男子。女が放っておかない見た目ですが百にベタ惚れです。

年季明けで見世(みせ)を出た百樹ですが、どこに行くあてもなく一人お堂で眠っているところを卍に拾われる。一目で百に惚れた卍は百を連れ帰り、狭い長屋での二人暮らしがはじまった。
百は卍を「兄ィ」と呼び慕い、卍は百が居ないと生きてはいけぬと言う。
睦み合い、笑い合い、愛し恋する二人。
物語は甘い幸せに満ちた二人の暮らしとともに、互いの語られぬ過去も垣間見えます。
中盤には百が卍に出会うまでの陰間時代のお話もあります。

ちるちるさんのインタビューにもありましたが、作者さまは江戸の春画風俗をエロシーンにふんだんに盛り込んだり、陰間の実態についてなどを調べ史実に忠実に描いたとおっしゃっています。
確かに『陰間』って江戸時代の男娼という、うすらぼんやりとした知識はあるけれど、実際どのようにして陰間になるのか。その作法や出で立ちなど調べた事もありませんでした。
百樹の過去編では少年が陰間になるための仕込みから、使われる道具、陰間を仕込み世話する男、『まわし』の存在、陰間を抱く客層(のプレイ)などわかりやすく描かれておりとても興味深いものでした。
それらを上手く取り入れながら陰間というひとつの地獄のなかを懸命に生きる百樹の姿もしっかり描かれております。唯一の拠り所であったはずの『兄』を最後まで想い続ける様は健気でもあり不憫でもありました。

そして舞台は『江戸時代』の江戸の町です(浅草、上野、湯島辺りを描いていおります)。
台詞はもちろん町人たちの暮らしぶりや火事、花火、見世物小屋などなどリアルな江戸の空気を感じられます。サブの登場人物も多種多様です(わたしのお気に入りは四三婆さん)。
端々に描いた草木や花などで季節の移ろいを巧みに表現し、二人の過ごす時間は夏から秋、冬へと移り変わります。まるで浮世絵のような情緒溢れる素敵なシーンも。

どこもかしこも本当に細やかに丁寧に描かれておりますが、二人のまぐあいも色気たっぷりです。卍の手で甘くふやける百、艶かしく濡れる卍の表情。大好きな卍の優しい愛情に包み込まれる百は幸せそうです。
喘ぎにも少しばかり春画のような表現が入っていて面白いです。

この本は漫画としても楽しめるし、江戸時代の風俗、文化などをわかりやすく且つ忠実に描くことを心がけた作者さまの真心が込められた一冊のように思います。

私自身、紗久楽さわさんの影響で江戸や日本の古い文化、芸術に興味を持ちました。別段詳しいわけではありませんが、好きなもの(興味を持てるもの)が増えるというのは良いものです。

物語を純粋に楽しむも良し、何かしらに興味を持つきっかけになるのも良し。読み手それぞれの楽しみ方で『百と卍』の世界を堪能できればと思います。

11

江戸の粋とBLの結晶

素晴らしくよかった!
私は存じ上げない作家さんでしたが、杉浦日向子さんの作品をBLにしたかのようなお江戸もので、すっかりとりこになりました。べらんめぇ調の江戸ことばが粋で艶っぽいし、月代(さかやき)のビジュアルにも思いのほか抵抗無く楽しめました。伊達男の卍兄ぃはもちろん、中年の祝さんまでもが強烈に色っぽい。悲しい生い立ちのお百は元気で素直で絵に描いたようなかわゆいワンコです。画風も美麗でBLファンを自認する皆様なら決して読んで損はないと思います。江戸の風俗に興味をお持ちの方もぜひ!

10

甘やかさと翳り

江戸の
ちょんまげと着物、彫り物、陰間、火消し、流し目。

ももの過去。兄がまわしで弟が陰間。女とも寝る三流陰間…

卍の過去。どうやら大店の坊ちゃんで火消しを辞めた後は篠笛吹き。

好きあう2人の散文詩のような日常と交情。躰を売る奉公の現実。散りばめられる江戸の風俗。
そして目を見張る画力。
美しく色っぽい卍、可愛らしい百、柔らかい躰の線、卍の背を彩る彫り物、着物の動きに連れて揺れるとりどりの柄、隙間無く埋められる背景、かと思えば柳と雨の間の余白、格子に映る影……

今まで読んだBLのどれとも違う。お江戸BLが今キテます。
乗り遅れるな、必見!

13

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