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表題作殺したいほど

藤木英彦
八坂圭吾,高校の時の同級生

あらすじ

同窓会に遅れてきたアイツの、昔から変わらない強い視線に囚われる。まっすぐに見つめられ、絡めとられたらもう…逃げられない!?(出版社より)

作品情報

作品名
殺したいほど
著者
タクミユウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
麗人uno!
電子発売日
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

こういうカップルなのかな…

いつも利用している電子書籍サイトで見つけた作品です。
1話完結となっていたので読んだのですが、他のタイトル『奪いたいほど』と同じカップルのお話のようです。
発売日はこちらの方が早いようですが、どちらの作品を先に読んでも単独のお話として読めると思うので、大丈夫だと思います。

主人公2人は高校の時の同級生で、卒業後何年か経ってからの同窓会からお話が始まります。
高校の時から綺麗系メンズとして密かに女子の間で人気があった圭吾とちょっとワルで女関係もハデで皆から遠巻きにされていた藤木。
2人とも珍しく出席した同窓会ですが、遅れてきた藤木は目の淵に殴られた跡を付けていて…。

主人公2人の関係が謎めいていて気になるのですが、しょっちゅう喧嘩して片方が拗ねてるカップルみたいな感じなのかな?と思いました。
圭吾がツンデレで好きな気持ちを素直に言えない不器用さや、俺様に見える藤木が結構辛抱強く圭吾に付き合っている所が萌でした。

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殺したいほど…嫌いで好き

大好きなタクミユウ先生の電子限定の短編。

高校の同窓会に初めて出た圭吾。
同級生だった女子たちは、皆美形でアイドル的だった圭吾と付き合いたいと思ってたのよ〜なんて飲みながら軽口を叩くが…
皆で飲んでいると一人の男が入ってくる。
ワルな雰囲気を醸し出すその男・藤木と圭吾は、高校当時から周囲から何か因縁があると思われていて、その同窓会の場でもなんとなく妙な空気。
酒を煽り、気分が悪くなる圭吾に藤木が詰め寄り、「言い訳くらいさせろ」と。
そして無理やりキスしてくる藤木…
…のカットに、同じように圭吾に強引にキスしている高校時代の藤木のカットが重なって。
昔からこの2人は強気な藤木に引きずられる圭吾という構図のよう。
そして2人きりの部屋の中で、別れたい、もう振り回されたくないと言う圭吾だが、藤木はそんな圭吾を身体で黙らせる。
組み敷かれて、お前なんか殺してやりたいっ、と泣く圭吾。
だが藤木は藤木なりに、藤木のやり方で圭吾を愛している……

短編で、これから2人がどうなるのかが描かれずに終わってしまうのですが、そこが残り香のようなタクミユウ先生の作風そのままで、いい。
関連作品「奪いたいほど」とセットで読むのがおすすめです。

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