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葵が動き出した事で薔と常盤が追い詰められるブライト・プリズン6作目。文化祭なんて楽しいワードに心踊るも、葵が動き出した事で益々駆け引きが加速して、ハラハラしました。葵も教祖も嫌い、榊は不気味、でも常磐も常軌を逸した感はあるかな。教祖暗殺はこれしかない道で、常磐と薔がそれ以外選べないのも解るけど…エンドで夢があるはずの話をしてても互いに顔を見せられない2人に、追い込まれた辛さを感じて苦しかった。愛の為にここまで苦しまないといけないのかなぁ
常盤と薔にまだそんなに愛着は感じられませんが、お話はとても面白かったです。
今作から御三家の最後の北蔵家の葵も登場して、漸く役者が揃ったというところでしょうか?
きっと常盤は榊の病状を知らないから、薔を神子にしたくないという気持ちを信じられないんですよね。
榊が椿を使って出して来た案を拒絶した常盤でしたが、遂に教祖を消す事を最後に決意していました。やっと来た〜と大喜びしてしまいました。もう既にどうやって暗殺するのか楽しみでなりません。ファンの方はとっくに読了しているんですよね…。
後は常盤が思い浮かべただけで萎えてしまう紅子へも天罰を!www
それにしても紫苑が目覚めてから体調崩してた教祖の器の小ささに笑ってしまいました。
薔は今回は爆発する事もなく、成長して来ていました。他の学生にも目を向けて機微を感じ取れるようになってて、やっと薔が好きになって来ました。
次巻がとても楽しみです。
あらすじは読前に全く読まない派なので、表紙のカフェBOY風な薔君の姿に油断していました…。
束の間の休息の巻かと思った自分が甘かった、、。
タイトル自体暗雲立ち込める雰囲気だし、ブライト・プリズンの世界が安穏な幸せを許してはくれませんよね。。美しくもドロドロとした世界観が通常運転なんだもの。
これでもか、これでもかという展開に脳みそが破裂しそうな状態でした。
渦中の人達どんなに大変なんだろう。。華やかで錚々たる主要メンバーより一般生徒の方が人生easyそう。
常盤の計らいで、降龍の儀がいつの間にこうなってた…と苦笑するものの、現実は甘くなかったです。常盤と薔に次々と襲いかかる過酷な宿命の数々に流石の常盤も薔への独占欲の余り冷静な判断が出来にくい状態に陥って、、。
それでも野心や生まれから逃れられずにいる、がんじがらめな常盤の姿がいつになく人間的でした。信仰心の名の下に人権も完全に無視される組織の怖さを感じました。
悩み悩んだ二人の選択がまた…二人らしくて…。流石だね。。 到底常人には理解が出来ない域で。罪に罪を重ねて、、。常盤も薔の為に全てを捨てきれずにいるのかな?と思っていたら、常盤には成さねば為らぬ大義があったんですね。最後まで読んで納得しました。
忘れていたけど、舞台は○の中の話だったんだ…。これからの展開が怖いなーと思いつつ二人の姿を見守るしかないです。
すごく印象に残った所は、青一さん、常盤さん、葵さんとの、カーチェイスです。
強く惹かれたのは、青一さん、です。天才彫り師、画家、医師、カッコいい!中でもこの台詞が好きです。「しつこくケッピタかまされて、もうどうすりゃいいんだが・・・ああ、鬱陶しい!」
好きになりそう。
剣道をやっている薔君。カッコいい。
シリーズ既刊を読破中。
とにかく混乱するのが登場人物が、それぞれにだまし、だまされているので、どこまで把握しているキャラクターなのか、すぐにわからなくなる。もしかしたら、それがこのはなしのみりょくなのかもしれませんが、ぼんやりよんでいると、すぐにまたわからなくなってしまうので、きづかれする・・・・・ここまで読んでも、好感が持てるキャラクターはいないので、おそらくもう見つからないだろうとあきらめました。