電子限定特典付き
俺が怪我しても、ちゃちゃっと治せるすげー医者になってくれよ!
ストーリーとしてはおもしろいと思うんです。
が、違和感があってそこが引っかかってしまって。
雨宮は元同期だからってなぜわざわざ元彼の佐伯に梶を診させるのか。
それも体の関係を迫られて断らない。
他にいくらでも医者はいるでしょうに。
それと佐伯は公私混同しすぎ。
雨宮へ体の関係を求めるのは百歩譲ってありとして、梶に個人的な雨宮との関係を探ったり挑発したり。
梶の嘘を見抜いてのことかもしれないけど、医師としての立場が見えず私情ばかりで。
あと、梶がサッカーを半ばあきらめていた?膝のケガが完治していなかったから?と言っても何ヶ月も家に引きこもってトレーニングしないと筋肉や体自体アスリートとしてダメになるのではと。
それならそれで引きこもり続けて体がどうなっているかの説明があってもよかったかなと思いました。
以上のことが気になり、リアリティをあまり感じられずメロドラマのように読めました。
あとがきの「物語を盛り上げたいがために 装飾的な悲劇要素として怪我や病気を作品中で無責任に取り扱うことには抵抗がある方なので」とのお言葉は大賛成です。
雰囲気ノリで描かれたものはわかりますもんね。
「ダブル・スタンダード」の続巻を予約したので、こちらも購入して読みました。
まだ「ダブル・スタンダード」の方は未読なので、佐伯の印象は最悪です。
碧本さり先生の「不実とエディプス」は趣味じゃなかったんですが、こちらの作品はとても良かったです。
不器用な大人たちの恋愛にとても萌えました。
ほんのちょっとだけ雨宮に勇気があったなら遠回りしなかったのにとか、でも遠回りしたからこそ今の二人に落ち着けたんだとか色々と妄想してしまいました。
エロも多くて雨宮の梶に対する執着とか、梶と佐伯の雨宮を巡る火花の散らしあいとか面白くて、スピンオフ元の作品を読むつもりだけだったのに夢中になっていました。
4年前の作品なのでちょっと線の荒さは感じますが、梶の表情とかハッとする場面も沢山ありました。
これから「ダブル・スタンダード」を読むので、佐伯の印象がどう変わるか楽しみです。
エッチ多めでストーリー性もある、バランス型の作品です。
高校生から梶(元サッカープロ選手)の事が好きな雨宮(医師)。梶が事故で記憶喪失になったきっかけで、雨宮は梶と自分は恋人同士だったと嘘をつき…というストーリー。
この嘘で結果的にはハッピーエンドになる訳ですが、なかなか思い切った事をします。梶も梶でかなり思い切った嘘をつくし。雨宮にしても佐伯(雨宮の元カレ 精神科医)にしても、医者とは思えぬ倫理観の無い行動をするので、そこは正直受け入れ難かったのですが、展開が多くて早いので飽きずに楽しめました。
佐伯×雨宮シーンもあるからエッチの量がさらに多く見えるんだな。メインCP攻めの受けシーンが無理な方は読めない作品です。
あとがきに梶のプロ現役時代や、雨宮と佐伯の研修生時代のエピソードが温めてある記載があって、その辺読みたいな〜と思いました。上下巻でそんな話も挟んでたらもっと厚みのあるストーリーになったかも?
佐伯のスピンオフがありますけどね!
※電子限定おまけ漫画 エッチ4頁
受けが記憶喪失になったのを利用し、自分が恋人だと嘘をついた攻め。
戸惑いながらも一生懸命受け入れようとする受け。
しかし、どちらも秘密をかかえていて、、、。
みたいな流れですが、エロいです。
ありがとうございます。エロいです。
攻めのメガネの方は、作中受けになる場面があるので苦手な方はご注意あれ!
私はそういうの凄く熱くなりました。
滾りました。
ストーリー性もあってエロいのが読みたい
エロいけどストーリー性も欲しい
って方は読んでみてもいいかと
面白かったです
働く大人の男なんですが、なんかちょっと雰囲気が独特でとにかくエロイ
よくわからないまま、ズルズル身体重ねてて、攻めもよくわからないまま受けになってて、いろいろ気になるというか、ひっかかっちゃうところはそれなりにある作品だったので、ちょっとなぁ‥という感じも否めないのですが
それでも、ストーリーやキャラクターは魅力的で面白く読めました
個人的には、受けに感情移入しにくかったかな
だからといって、攻めを不憫に思うこともないし、そういう意味で不思議な作品でした