俺が怪我しても、ちゃちゃっと治せるすげー医者になってくれよ!

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表題作ミスター・フィクション

雨宮晢,整形外科医,高校の同級生
梶幸彦,サッカー選手,逆行性健忘症,高校の同級生

同時収録作品ミスター・フィクション

佐伯 圭吾,32歳,心療内科医,雨宮の元彼
雨宮 哲,整形外科医,医大同期

その他の収録作品

  • between whiles(描き下ろし)
  • カバー下:表紙カバーの雨宮and梶 アフター・おまけ漫画「連載中の思い出と言えば…」

あらすじ

サッカー選手である親友・梶との約束を守り整形外科医になった雨宮。
けれど久々に会った梶は、怪我の影響で選手生命が終わってしまう虚無感に苛まれていた。
二人で飲んだ帰り道、梶は階段から落ちて高校卒業後の記憶を失ってしまう。
ずっと梶に想いを寄せていた雨宮は、この状態を利用して「俺の恋人はお前だ」と嘘をついてしまい――!?

片想いを拗らせた不器用なドクター×崖っぷちサッカー選手の嘘から始まる、恋。

作品情報

作品名
ミスター・フィクション
著者
碧本さり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
ミスター・フィクション
発売日
ISBN
9784801957824
3.7

(187)

(60)

萌々

(62)

(39)

中立

(10)

趣味じゃない

(16)

レビュー数
24
得点
675
評価数
187
平均
3.7 / 5
神率
32.1%

レビュー投稿数24

メロドラマぼい

ストーリーとしてはおもしろいと思うんです。
が、違和感があってそこが引っかかってしまって。
雨宮は元同期だからってなぜわざわざ元彼の佐伯に梶を診させるのか。
それも体の関係を迫られて断らない。
他にいくらでも医者はいるでしょうに。

それと佐伯は公私混同しすぎ。
雨宮へ体の関係を求めるのは百歩譲ってありとして、梶に個人的な雨宮との関係を探ったり挑発したり。
梶の嘘を見抜いてのことかもしれないけど、医師としての立場が見えず私情ばかりで。

あと、梶がサッカーを半ばあきらめていた?膝のケガが完治していなかったから?と言っても何ヶ月も家に引きこもってトレーニングしないと筋肉や体自体アスリートとしてダメになるのではと。
それならそれで引きこもり続けて体がどうなっているかの説明があってもよかったかなと思いました。

以上のことが気になり、リアリティをあまり感じられずメロドラマのように読めました。

あとがきの「物語を盛り上げたいがために 装飾的な悲劇要素として怪我や病気を作品中で無責任に取り扱うことには抵抗がある方なので」とのお言葉は大賛成です。
雰囲気ノリで描かれたものはわかりますもんね。

0

スピンオフの続巻が出るから購入したけど

「ダブル・スタンダード」の続巻を予約したので、こちらも購入して読みました。
まだ「ダブル・スタンダード」の方は未読なので、佐伯の印象は最悪です。

碧本さり先生の「不実とエディプス」は趣味じゃなかったんですが、こちらの作品はとても良かったです。

不器用な大人たちの恋愛にとても萌えました。
ほんのちょっとだけ雨宮に勇気があったなら遠回りしなかったのにとか、でも遠回りしたからこそ今の二人に落ち着けたんだとか色々と妄想してしまいました。

エロも多くて雨宮の梶に対する執着とか、梶と佐伯の雨宮を巡る火花の散らしあいとか面白くて、スピンオフ元の作品を読むつもりだけだったのに夢中になっていました。

4年前の作品なのでちょっと線の荒さは感じますが、梶の表情とかハッとする場面も沢山ありました。

これから「ダブル・スタンダード」を読むので、佐伯の印象がどう変わるか楽しみです。

2

嘘から出たまこと

エッチ多めでストーリー性もある、バランス型の作品です。

高校生から梶(元サッカープロ選手)の事が好きな雨宮(医師)。梶が事故で記憶喪失になったきっかけで、雨宮は梶と自分は恋人同士だったと嘘をつき…というストーリー。
この嘘で結果的にはハッピーエンドになる訳ですが、なかなか思い切った事をします。梶も梶でかなり思い切った嘘をつくし。雨宮にしても佐伯(雨宮の元カレ 精神科医)にしても、医者とは思えぬ倫理観の無い行動をするので、そこは正直受け入れ難かったのですが、展開が多くて早いので飽きずに楽しめました。
佐伯×雨宮シーンもあるからエッチの量がさらに多く見えるんだな。メインCP攻めの受けシーンが無理な方は読めない作品です。

あとがきに梶のプロ現役時代や、雨宮と佐伯の研修生時代のエピソードが温めてある記載があって、その辺読みたいな〜と思いました。上下巻でそんな話も挟んでたらもっと厚みのあるストーリーになったかも?
佐伯のスピンオフがありますけどね!

※電子限定おまけ漫画 エッチ4頁

1

どっちもズルイ

受けが記憶喪失になったのを利用し、自分が恋人だと嘘をついた攻め。
戸惑いながらも一生懸命受け入れようとする受け。
しかし、どちらも秘密をかかえていて、、、。
みたいな流れですが、エロいです。
ありがとうございます。エロいです。

攻めのメガネの方は、作中受けになる場面があるので苦手な方はご注意あれ!
私はそういうの凄く熱くなりました。
滾りました。

ストーリー性もあってエロいのが読みたい
エロいけどストーリー性も欲しい
って方は読んでみてもいいかと

2

エロエロな作品

面白かったです
働く大人の男なんですが、なんかちょっと雰囲気が独特でとにかくエロイ

よくわからないまま、ズルズル身体重ねてて、攻めもよくわからないまま受けになってて、いろいろ気になるというか、ひっかかっちゃうところはそれなりにある作品だったので、ちょっとなぁ‥という感じも否めないのですが

それでも、ストーリーやキャラクターは魅力的で面白く読めました

個人的には、受けに感情移入しにくかったかな
だからといって、攻めを不憫に思うこともないし、そういう意味で不思議な作品でした

2

すいません…

ごめんなさい。
攻めが一時的に受けになるのがどうしても受け入れませんでした。

4

みんな雨宮のせい!

みんな雨宮のせい!

記憶喪失になった片思いの梶に自分の恋人だと嘘をついて連れ帰る雨宮。
高校からの片思い、長いです。こんなチャンスはもうない、なりふり構ってられないって。
早々に体も求めて。

雨宮の元カレ心療内科医の佐伯が雨宮の嘘を見抜き脅して体の関係を迫ります。梶が寂しく部屋で待ってるのに、止めてあげて!とハラハラしました。
なぜ元カレに診療を受けさせるのか!そしてなぜ脅しをすんなり受け入れるのか!

とうとう梶に雨宮と佐伯のしてることがバレて。

梶は実は記憶喪失じゃなくて、自分の境遇やらが嫌で記憶喪失の振りをしてたんですね。そして雨宮との恋人の関係も心地よくて。
そもそも梶が結婚する話をした時に連れ去って欲しかったけどその時は二人は交わらず。

でもこうやって紆余曲折を経て梶も雨宮も本当の恋人になれ、雨宮のサポートで梶も新しい目標を見つけられて、膝の治療も順調で本当に良かったです。

二人で暮らす部屋と誕生日プレゼントのお揃いの腕時計。これからずっと同じ時を過ごすのですね。

佐伯の心療内科医としての態度や、雨宮を脅して体の関係を強要したおとがめがないのが気になります。

しかし梶はすっかり開発されましたね!みんな雨宮のせい!

2

Personal Opinions

*This is a little spoiler and my personal opinions (they're negative opinions toward this mag, so please don't read if you don't feel comfortable). I won't accept any insults.

Hello, I'm American. I guess not everyone can read Japanese so I'll write this in English. I don't mean anything bad, but I want to remind everybody one small thing before they decide to by this book, ask yourself: "Will you accept cheating? Do you think everything is forgivable?" The main plot of this story is about the seme cheats on his uke (multiple times) with another man. After the uke catching the seme is sitting on another man's bed, the seme askes for forgiveness, and the seme seems to be very regret his mistakes. And the uke forgives him in the end.

IN MY OPINION, if the seme knows how much he has hurt his lover, then why does he cheat on his lover since the beginning? That sucks. The most frustrating thing in here is that the seme always says sweet words in front of the uke, while he gets f*cked in the ass my another man.
I guess different person will have different perspective about "LOVE," but I THINK for someone like the seme in this story, he will cause the same mistake over and over again. I know sexual desires don't decide the emotions of someone, but the seme uses comfort words in front the uke, then moan under another man's hands, doesn't that mean his love is nothing compare to his lust?

Aomoto Sari sensei is a great person, her mangas are always good. However, this is the first time I feel regret after buying her book. If I read the reviews carefully, I wouldn't buy this book, sorry for being harsh. I will always support sensei with all my might, but I apologize, not this time, not this story.

Maybe you and other people think it's a fantastic story, but sorry... not me... Remember that this is a little spoiler and my PERSONAL opinions, so no war. I won't accept any insults or bad words from you.

3

重ねた嘘が繋ぐ愛

うわっ、マジか!!最初から!?嘘!?
そう思ったら、読み返さずにはいられなくなりました。
タイトルの意味を理解した時にはすっかりハマっていました(^^)面白い作品ですねー!こじれた両片思いは、嘘だらけの中に埋もれていた唯一の真実の愛だったんだなって思いました。

高校からの友人 医師の雨宮(攻)とプロサッカー選手 梶(受)。2人で飲んだ帰りに梶は頭をケガして"高校卒業以降の記憶を思い出せない"記憶喪失になります。片思いの気持ちが疼いた雨宮の嘘で、恋人となる2人でしたが、"心因性"の可能性がある梶は雨宮の元彼で心療内科医 佐伯の診療を受けるうちに、どんどん雨宮への執着や依存が強くなっていきます。そんな中佐伯[攻]と雨宮[受]の事後に遭遇してしまう梶からまさかの真実…全部覚えてるっ!全部 嘘っ!! 驚きの展開でハマる私、すでにこの時点で内容めっちゃ面白いなぁって思ってましたが、この後色々真実が分かっていくとさらに面白くなります!
何が嘘で、なぜ嘘をついたのか、なぜ嘘を見破れなかったのか、何が本当なのか…ぶつかり合う3人の心と体がその真実を導き、私の中では腑に落ちて終わってくれました!そこが大満足(^^)こじれた両片思い大好きなので、記憶喪失が嘘だって分かる前より、分かってからの方が好みかな♫最終的には雨宮と梶は両思いを自覚しあって幸せになります(^^)

電子版で購入したので、おもちゃで楽しむHな2人を堪能させていただきました!!すごくイイ(〃ω〃)2人で気持ちよくなるのイイ(〃ω〃)

若干イラッとした佐伯については笑、なんとスピンオフで新たな物語が今後コミックスとして発売されるようなので、それを楽しみにしてます♫まぁ悪いのは流されやすい雨宮かなーとは思いますが笑。このお話って、誰か1人が悪いんじゃないんですよね!誰のことも責めたくなるし、みんな悪い!辛かったとは言え記憶喪失と嘘をついた梶の行動で暴走する雨宮、恋人と嘘をついた雨宮の発言で色々苦しんだ梶、優柔不断な雨宮と嘘つき梶によって当て馬と化した佐伯…うわっ、1番可哀想なのは佐伯笑!?こんな妄想の連鎖はやっていて楽しいです(^^)

健気な梶が可愛くて、友人選手のヤマ(山本)が出てきて梶とベタベタするのを嫉妬深くみる雨宮に対し、もっとベタベタしてやれヤマ!って思っちゃいました笑!ヤマのキラキラした笑顔が可愛い(^^)そんなに出てきませんが、お気に入りかも♫雨宮にヤキモチを妬かせたくなるほどに、梶の健気受けを気に入ってしまった私(^^)

引き止めてほしかった結婚、自信がなくて繋ぎとめられなかった手、チャンスとばかりについた嘘…過去も今も、相手を思うが故の嘘は切なく、自分の身勝手さからついた嘘に自身は苦しめられているように見えました。でも相手が気がつかなければ、知らなければ、嘘であっても嘘にはならない…偽りの事実であってもそれは"優しい嘘"なのかなって私は思うので、仮に本当に梶が記憶喪失のままなら、雨宮とは結果的には幸せになってるかもとか考えちゃいました。突き通せない嘘は、嘘をついた方もつかれた方も残酷ですけどね。
嘘つきは良くない、でもそう言いつつも、生きていく上で真実しか言わない人はいないと思います。嘘や偽りは誰にでもあります。ただ、その嘘が、相手や自分に、その後どう降りかかるかを少し考えてみると、また違った答えや考えが生まれるのかもなって思いました。
(いつもながら色々深読みや考えすぎる私…でも、だから面白いんです漫画って(^^))

フィクションの中で見つかるノンフィクション、ぜひ読んでいただきたいです♫

1

執着愛だけど可愛い。

(彼の憔悴…、ケダモノ…)の評価の高さに欲望を駆り立てられこちらの新刊発売の際、5冊一気に揃えたのです。
で、(ケダモノ…彼の…)と読んだのですが、甘々というのに惹かれたのですが、思ってたより…だったせいか…なぜかこの本ごと、本棚の片隅に積み上げてしまったらしく…なんと1年近くも…!最近慌てて読んだ次第です!

感想は、すぐに読んどけば良かったわ…(泣)
甘々というのであれば…この作品こそ甘々です。
碧本先生の絵はすごく上手いんですが、少しクセがありますよね。
暗く重めな印象で歪んだ恋愛のイメージが強く大人向けかなっと思います。

皆様のレビューにもありますが、ホントに読む側でかなり捉え方が変わる作品かと思います。
雨宮さんの行動は理解しがたいとこがありますが、梶くんとの関係を守りたかっただけだろうし、梶くんと両想いと分からなかったうちは佐伯さんとも気持ちと体である程度割り切っていたという感じ。
佐伯さんも、非道な当て馬かと思いきや二人の気持ちにほだされて応援する側に回るいい人ですし。
嘘がテーマだけど、お互いが好きなゆえについたもの…結局のところ悪い人はいません。

私的には、只々雨宮さんと梶くんはめちゃめちゃ両想いのラブラブCPです。
梶くんが雨宮さんに執着しているところもひたすら可愛いだけです。
一間、闇の深そうなんですが、とってもハッピーエンドな二人に最終的にほっこりいたします。
深読みすると色々なものが見えてきて、印象が変わる面白い作品だと思いました。

少々な事は許せる経験豊富な大人の方におすすめ。^m^

1

凝ったストーリー展開はよかったです

 ストーリーは凝ったものだったと思います。ドラマにでも出来そうな話だなあと思いながら拝読していました。
 ただ、この作家様をお好きな方には大変申し上げにくいのですが、表情などの描き方で感情までを理解するのが少々難しかったです。絵柄そのものは好みのタッチなのですが・・・。
 「初めに感情ありき」からスタートしているお話なので、どうして互いに恋心を抱いていたのか、どうしてその恋心を捨てずにいたのか・・・等々が不明確なままストーリーが展開していくので、攻め受けのどちらにも共感の気持ちを持つことが出来ませんでした。
 ただ当て馬の医師が悪い人だったり好い人だったりと、キャラがいまひとつ定まってない印象を受けました。ライバルポジでもあり、意地悪キャラでもあり、ひっかきまわす役回りだと思うんですが、この人ひとりにいろいろ押し付け過ぎたような気がします。
 最終的には紆余曲折ありながらもハッピーエンドを迎えますし、読後感は悪くありませんでした。

1

読み手によって大きくわかれる作品

整形外科医の雨宮とサッカー選手の梶。
頭を打って高校卒業後の記憶を失った梶に嘘をついて、恋人の座についた雨宮だったが…

ストーリーは好きでした。
エロもたくさん。トロトロになっちゃう受けも大好物。

ただところどころ気になる点があり、入り込めなかった部分があるのが残念。
当て馬的存在の、心療内科医であり攻めの元恋人でもある佐伯。
雨宮が梶についた嘘を盾にとって関係を迫り、2人は再び関係を持ってしまうのですが…
基本地雷少なめで、脅しによる浮気Hや、リバなど抵抗ありません。むしろシチュエーションによっては歓迎ですらある雑食な私ですが…

「そもそも今は友人で相談しやすい優秀な医師だとしても、デリケートな心因性の問題を持つ現恋人をを元恋人に診せるか?」
「佐伯先生、患者である梶に対して、簡単に雨宮との過去を話したり、個人的感情持ち込み過ぎじゃない?」

2人の関係が梶にバレたときも、雨宮の態度は反省が軽すぎるように見えたし、簡単に許されてH…という流れや、その後何故かまだ3人で会っていて梶と佐伯が結構親しげに話す描写など、??が残る展開もありました。
後に茶飲み友達になれる三角関係と決裂する三角関係があって、この場合は後者かな?と感じていたので。
総じて、雨宮の思考がちょっと理解し難かったのかな?と思います。

評価を下げるような内容になりましたが、メインCPだけに絞れば、2人のついた嘘も、大人の恋もエロ描写も、とても良かったです。

地雷がどこにあるか?
読み手によって評価がわかれる作品だと思います。

6

表情とストーリーが読みにくかったのは私だけ?

碧本さりさん、読むのは本作が2作目です。
表紙買いした「熱愛はどこだ」でも感じたのですが、今回も人物の表情が読み取れないことが多くて、誰にも感情移入できないまま進んでいってしまうので、ストーリーも分からなくなってしまう悪循環にはまり込んでしまいました。

「熱愛はどこだ」では人物の見分けも微妙だったのですが、今回はそんなことはなかったです。
テーマも面白そうだし評価も良いなと思って読み始めたものの、元彼と浮気という地雷をぶち込まれて撃沈。

それ以外にも受け入れられない部分が多過ぎて、全部挙げるとすごい量になってしまうので2つだけ。
高校時代に「(スポーツ整形医になって)いつでも俺を助けてよ」と言っておきながら、その後疎遠になった意味が分かりません。メールででも連絡くらい取れるはず。
受けの結婚報告のときに止めてほしかったと言われても、攻めは相手をノンケだと思ってる+断ったらまずい相手との結婚=止められるわけもないわけで、人任せじゃなく、自分で先に気持ちを打ち明けるのが筋ではないのかと嫌悪感。

長々と書くより認めてしまおう。
登場人物の誰も好きになれなかったんです。
絵も苦手だったんです。
評価下げてごめんなさい。

2

ふたりの嘘つき

医者(雨宮)×サッカー選手(梶)のお話です。

元々高校の同級生だった二人。ある日、お互いがついた嘘から恋人同士に...

時々学生時代の描写で関係の変化が際立っていて萌えます。学ラン姿かわいい( *ˊᵕˋ*)

雨宮は学生時代から梶のことがすきでこっそりキスしたり。信用してるからって梶から結婚の話されてショックだっただろうな…
ちゃんと祝ってあげた雨宮の顔がとても切ない眼差しで泣きそうになりました

ついた嘘から病院にかかることになった梶。なんと主治医は雨宮の元カレ!!治療にあたって雨宮にちょっかいをかけて関係をもちます。
抱かれてる雨宮がとても色っぽい!!!!!
もちろん雨宮×梶推しだけども.....抱かれちゃう雨宮もイイネ!!

梶はノーマルだったのに雨宮に開発されてトロトロにとろけちゃうのすばらしい
そっちの才能アリ!!!!

二人とも独占欲をのぞかせるのがとてもかわいいです!
ストーリー性とエロを求める.....そんなアナタに!!!!!


2

受けたり、攻めたり…

丸々一冊同じ話&全編通してエロが満遍なくあります、そして濃いめ。冒頭からありますしね。
というのも、雨宮×梶という主要カプの他に、雨宮の元カレ佐伯が登場して口封じのために雨宮が抱かれてしまうんです。
雨宮は攻めたり受けたりと大活躍〜

雨宮がずーっと片思いしていた高校の同級生・梶が、事故で高校卒業後の記憶を失ったことをいいことに、雨宮は「俺とおまえは恋人同士で付き合ってる。」と吹き込んだ挙句、恋人としての同棲生活をスタートさせて…というお話です。
そこに雨宮の元カレ佐伯が梶の主治医(心療内科)として登場し、雨宮が嘘を吹き込んでいることを見抜いてそれをダシに雨宮に迫っちゃうんです。
つーか、雨宮。なぜわざわざ元カレに梶の診療を頼むかなぁ。思慮がなさすぎでしょう…このおバカさん。
だけどそのおかげで佐伯に抱かれて打ち震える雨宮の姿が読めちゃうんですけどね。ごちそうさまです。

恋人同士だと信じている梶が雨宮に抱かれるようになって、どんどん甘えん坊のおねだり上手になっていくんです。そこがエロい。
それにしても梶ってバツイチだし女抱いてた男なのに、抵抗感なさすぎ&めーっちゃ素質ありすぎでしょう…と思ったら、なるほどーと。
雨宮がもともとネコなんでネコとしての気持ちいいところ知ってるからどんどん梶を開発しちゃう。いいネコはいいタチになるってやつです。

同窓会の夜に、梶が結婚を告げたときのお互いの気持ちの隠しあいが萌えました。不器用で愛しいヘタレどもめ〜ってな感じで萌え萌え。
そのせいで随分と遠回りしてしまったけど、辿り着いた二人の関係がこれまたもう…。お互いのフィクションを受け入れることができた二人って最強だなって感じでした。
お話の伏線も綺麗に回収されてたし楽しく読めました。

元カレの佐伯が捉えどころのない男で、私は好きでした。(今、佐伯スピンオフが連載中)
元カレの雨宮と梶の仲を壊そうというつもりはないけど雨宮ってやっぱりかわいいよね〜、たまらんわ…みたいな気持ち。
……わかります。

2

ただの記憶喪失ではない

 健忘症、いわゆる記憶喪失というのは使い古されたネタでもあるので、ベタにするならとことんベタに徹すること、斬新さを加えるなら読者を驚かす要素を入れることが必要になってくるのではと思っています。こちらは完全に後者でした。事故に遭う梶は有名なサッカー選手でバツイチ、高校の同級生である雨宮とは付き合っていたわけでもありません。しかし、その記憶障害を利用して、雨宮は梶に自分達は恋人だったと告げます。戸惑いながらも徐々に同棲生活に慣れ、雨宮にも依存していく梶ですが、彼が通う心療科の医師である佐伯がなんと雨宮の元彼だったという設定です。佐伯は意地が悪いので再び雨宮に関係を迫ります。雨宮×梶、佐伯×雨宮と雨宮がリバになる展開には驚きました。でも、特にどちらかの関係が受け入れられないとかにはなりませんでした。雨宮の格好良さも可愛さもすんなり受け入れられます。最終的に梶の記憶が戻っていないというのは嘘で、実は梶も雨宮の嘘を知りながらそれに乗っていたことが分かりますが、騙されたみたいな気分にはならず、両片想いを拗らせていた2人の今後を応援したいなと思いました。2人ともフィクションだったわけですね。色々読者を欺く要素の詰まった作品でした。

1

相手違いリバ

配慮されがちなシチュエーションの上位に入ると思われる“相手違いのリバ”をがっつり読める作品。
「むしろがっつり描こう! 読みたい!」と担当さんが押されたとのことで、碧本さんQpaさんありがとう〜!と思いながら堪能させていただきました。
リバるキャラの〔雨宮〕がまたこれイイんですよ。
攻めの時、受けの時がそれぞれにとても自然に描かれていました。違和感なかったなぁ。

お話の方もたいへん好みでした。
主役2人の関係性のことを『不可侵領域的なサンクチュアリ感』と書いてらっしゃるんですけど、この表現がいいなと思いまして。
あくまでも主役は〔梶〕と〔雨宮〕なんです。当て馬の〔佐伯〕はその役どころ通り当て馬でしかない。
元彼の特権で強引に入り込もうとしてくるんだけど、もう全然入り込む余地なんてないんです。三角関係になる余地がない。
それは主役2人の関係性を危ういものにも感じさせる一方で、羨ましくも思わせてくれてとても萌えます。
相手違いリバがここまで自然に成立しているのも、この揺らぐ余地がない関係性の上だからこそなのかも。

男女ものよりも生々しさを感じずに読めるBLに自分が一番何を求めているかと言ったら間違いなくこの不可侵領域的なサンクチュアリなんだろうな。
関係性萌えと言えば…なバディものに感じる萌えの正体もきっとこれでしょうし。
萌えの初心に立ち帰れる1冊でした。
満足の1冊。

佐伯のスピンオフ楽しみです。

【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙○、電子限定特典(4p)付き

1

エロ多め

初っぱなからHシーン!
かなりのエロありがとうございます!!
拗らせた過保護攻めとめんどくさい受け、どちらも良かった(*^o^*)
Hの時の余裕ない感じが好きです。
佐伯と関係する時は雨宮が掘られる方なので、苦手な人は注意。私は大変興奮しましたが!
潮吹きもローターHもあって、大満足。
エロだけじゃなく、ストーリーもしっかり描かれてるので読み応えアリ。
佐伯のスピンオフもあるとの事なので、今からとても楽しみ!!

2

すれ違う相互依存カップル

他のレビュアーさんが内容は書いてくださっているので、感想のみ書きます。

ちるちるのレビューを参考にして、購入したのですが…ハッキリ言って評価が難しい作品でした。
題名の意味するところをちゃんと回収していて、話自体はよく出来ていて面白かったです。
メインカプでは攻めの雨宮が、佐伯に抱かれている理由も必然性があって違和感はありません。

受けの梶に片思いして献身的に尽くし、梶のケガを治せるように医師になって…さらに受けにまでなった攻めの雨宮に萌えました。
雨宮に甘えっぱなしで完璧に受け身な梶よりも、ひねくれ者でも大人な佐伯×雨宮にむしろ萌えてしまいました。
佐伯×雨宮との関係をもっと見たいし、彼らの付き合っていた過去編を描いて欲しい思ったくらいです。
しかし当て馬である佐伯の登場のさせ方は、どうかと思いました…雨宮の考えなしな行動&甘えたな梶の演技はちょっと引っかかります。
そんな訳で、評価は『萌』に留まりました。

2

本編と読みきり、ともにラストのしあわせそうに2人にきゅん

 初めて手に取った作家さんでした。
だいたいこちらでのレビューを参考に買うことが多いのですが、今回何も見ずに買ってしまい、読み始めて途中、うっ!となった所もありましたが、なんだかんだで好きだなー、と思いました。

 まず受け様の梶くん。頭を打つ怪我のせいで高校生以降の記憶をなくしてしまい、頼る存在が攻め様である雨宮だけな上に、サッカー選手として顔が売れてるから外に出るな、と雨宮から軟禁状態にされてる状態なので雨宮だけに甘える姿はかわいくて、いじらしいです。
 
 攻め様の雨宮。
梶が記憶をなくしたと聞いて、「俺の恋人はお前だ」と言い募って抱きしめるとこの、甘さと切なさが交じった表情がとてもいい。
嘘から始まった関係でも、今更手放せない、という梶に対する執着もいいですー。

 うっ!てなったのは、ハイ、攻め様の雨宮が、元カレと脅されてとは言え関係を持つ上にまさかの受けにまわっていた事。
攻め様はあくまで攻め様でいてほしい私としては、ここだけはなんとも…なのですが、読み直していてこの雨宮と元カレの佐伯の2人の性格やらその当時を考えると、この2人だったらまぁそーなるのかなぁ、と一応納得。
 ついでに、この作品はドラマCD化が決定してる訳で、という事は、雨宮役の方の受け攻め両方のお声を楽しめるのかと思ったら、それはそれでおいしいのでは、と思ったりして。

 そしてこの2人、相手に甘えてる時とか、甘えられてる時とかの表情が2人してかわいい。
なんか嬉しそうな甘々な顔を見せてくれてかわいいなぁ、しあわせなんだなぁ、ときゅんきゅんさせて頂きました。

1

変形的記憶喪失モノ

高校時代の親友同士が、それぞれ32歳と31歳になって…というお話です。
攻めの視点で、攻めは整形外科医、受けはプロサッカー選手というカップリング。

攻めは高校生のときから受けに片想いしています。受けはノンケで結婚歴もあり。
長らく会っていなかった2人でしたが、受けが離婚したり、選手生命も危ぶまれる怪我をしたりで、慰め会的に飲みに行こうか、ということで再会します。その帰り道で、受けが階段から落ちて頭を打ち、記憶障害を起こしてしまいます。
高校時代の状態の記憶に戻ってしまった受けに、攻めは「実は俺たちは恋人同士だったんだ」と嘘をついてしまいます。


タイトルの『ミスター・フィクション』。誰がどういう嘘をついているのかの全貌は、最後まで読まないとわからない作りになっています。ネタバレはひかえ、萌えツボと地雷スポットのみお伝えするに留めます。

まず攻め。優秀な整形外科医で、高校時代の受けの「俺が怪我したらお前が治してくれ」という軽口が元で整形外科医の道を選んだ健気な人です。いろんなことを諦めている人で、受けに結婚することを伝えられた時にも引き止めることができず、想いを伝えないまま32歳に。
その元同級生の受けは太陽の下を歩いてきたような人。ノンケで、プロサッカー選手で、人気者で、幸せな結婚をし…でも大きな怪我をして、妻とも離婚し転落人生。現在は失意のどん底にいます。

まず、受けに婚歴があるのがちょっとな、と思いました。あと、記憶障害になった受けにカウンセリングを受けさせるのですが、その精神科医が攻めの元カレ、という展開。嘘で言いくるめて恋人だと思い込ませている受けを、自分の元カレに委ねる攻めの考えの足りなさにはびっくり。案の定、嘘で受けを自分のものにしたことがバレて脅され、攻めはそちらとも身体の関係を持つことに。このおバカ!
攻めの考えの足りなさには脱力しましたが、驚くべきことにその精神科医・佐伯氏相手のときは攻めはネコでした。個人的に、バリタチが受けに回るのは好きでも、攻めが受け以外の相手にネコに回るのはあまり好きではないのです。その私が読んでも、この精神科医と攻めとの関係は激萌え。どちらかといえば受けより佐伯さんとくっついてくれればいいのに、と思ってしまうほど好みでした。いい感じに大人で、でもいい感じに大人げなく、とても魅力的なキャラでした。
ただ、私個人は萌えましたが、攻めキャラが当て馬相手に受ける展開が地雷な方にはオススメはしにくいかな…。

攻めの考えの足りなさ、そのせいで陥る窮地が微妙だったので一段階下げましたが、その他のストーリーや、記憶障害の決着など、とても楽しめた作品でした。

7

拗らせた片想いがついた嘘。

面白かったー!!

個人的な嗜好の話なのですが、
スポーツ漫画ではない作品でプロスポーツ選手が出てくるのは戸惑う(;´д`)
1度は購入を見送ったのですが、帯がすごくいい仕事をしてくれてて…。

【片想いを拗らせた、嘘から始まる、恋。】
の一文から既に萌えを放ってて、絶対萌えるやつだ…!と思いながらホイホイw

プロスポーツ選手の設定も特に引っかかることなく読めて、
拗らせた片想いにキュンキュンし、
予想外の三角関係にビックリし、
甘々スキーには堪らないイチャイチャが拝めて、
碧本さんなので期待通りにエロはとってもエロくて♡
とても楽しめて満足度が高い1冊でした+゚。*(*´∀`*)*。゚+

※一般的に地雷になりそうな点は、攻めと受けの関係がある最中に攻めは当て馬とエッチしてます。(浮気とは意味合いが異なります)そんで、当て馬相手だと受けになり、ガッツリ致してるシーンが盛り込めれてますので苦手な方はご注意下さい。


内容は書いてくださってるので感想を。


拗らせた片想いは良いですねぇ。
ずっとずっと好きだった相手が記憶喪失になって咄嗟についた嘘。
やっと手に入った受けが自分の腕の中で甘える姿に、罪悪感より喜びがある攻め。

本来ならもう少し罪悪感が欲しいところなんですが、
受けが身も心も委ね切ってる姿が可愛らしく、又、記憶が戻ってもツライ環境なので、
「このままで…」と思ってしまう攻めの気持ちは分からなくもない。

そんな幸せな時間を守るために、元彼といたすシーン。
攻めが別の男に入れられてグズグズになる姿は衝撃もあったのですが、
そんなことをするのは受けを守るため。
でも肝心の受けはその頃1人ポツンと家で帰りを待ってるわけで…。
遣る瀬無い切なさと誰も幸せじゃない不憫な時間にジワジワきます(;ω;)

不安がどんどん増して甘えっ子に拍車がかかる受けに
攻めは優しく優しく接して甘い時間となるのですが、とても不安定で。
虚像の中にある甘さは切な萌えでした。

虚像は虚像でしかなく、1度は全て砕けてしまうのですが、
全てが「嘘」だったわけでなく、虚像の中にいても「本物」が育っていた。
再構築していく関係で嘘偽りなく求め合う姿がすごく良かったです!(∩´///`∩)
片想いしてた高校時代に戻ったかのようで、
思春期みたいなヤキモチや会話の応酬にニヤニヤでしたw

ちょっと引っかかったのは、なぜ攻めは当て馬の病院へ連れて行ったのかなぁーと。
同期で医師としての腕が信用出来たとしても、仮にも元彼なわけで。
元彼に恋人の診療をお願いする流れにイマイチしっくり来ない…。
そういったことが気にならない攻めが鈍感だったということなのかな?(´‐ω‐`)?

お次は当て馬・佐伯さんのスピンオフが始まるそうなのでとても楽しみです!
一癖も二癖もある佐伯さんの恋は一体どんなんだろうなー(﹡´◡`﹡ )ワクワク


2

危うい関係に萌える…!

他のレビュアーさんもおっしゃってる通り、この作品はオチが分からず読んだ方が感動が大きいと思います。
なので感想だけ。

まずオチがですね、「こう来たか!!」と言った感じで、すごく素敵です。よくある、受けの記憶が戻って…というパターンでは無いのです。しかし、こちらの方がずっと愛に溢れていて、すごく萌えます! ぜひ読んで、ニヤッとして頂きたい!

そして萌え所が、二人の危うい関係。ちょっと共依存っぽくもあります。
こう、閉ざされた二人だけの世界とでも言うのでしょうか。そこでは受けが、またすごく可愛いのです。甘えたでちょっとワガママで、ツンデレ。
この受け、なんだかすごく庇護欲をそそるんですよね。そして相反するのですが、嗜虐心もそそる…。
自分しか頼る事の出来ない状況でこの受けにすがりつかれたら、攻めがずっとこのままでいたいと望むのもよく分かるのです。
この二人だけで完結しているような濃密な空間というのが、重苦しいのだけどやたらと萌える。

もう一つの見所が、複雑な三角関係。攻めの元彼が絡んできます。攻めと元彼の絡みがあるので、苦手な方は注意して下さい。
この元彼がですね、なんだか得体が知れない感じで、何を考えてるんだか全然分からないのです。粘着質に絡んでくるのですが、どうも攻めに執着しているという印象も受けない。なんか、生理的に気持ち悪いのですよ…。あくまで私の印象ですが。
まぁ、相当なひねくれ者だと言う事は分かります。
彼のスピンオフが控えているそうですが、ここまで背筋をゾワゾワさせてくれるキャラクターだと、かえって気になって仕方ないので読んでみたいと思わせてくれます。

エロはかなり濃厚。毎度受けがグズグズにされていて、感じている表情だったり、泣き顔だったりと可愛すぎて悶えます。そして悪態をつくのが、また萌えるのです(//∇//) こう、「バカ…っ!」って感じの!

とりあえず、相当片想いを拗らせた不器用な二人の、歪な部分がありながらも純愛…といった所。
重苦しい部分もあるのですが、最後は思わず微笑んでしまうような素敵な終わり方です。
濃密で複雑な関係に萌える方にお勧めします。



3

嘘からはじまる大人の純愛。

黒髪の男がメガネの男に後ろから攻められ喘がされ、1Round終わったあと「責任…とれよ?おまえのせいでこんな…んなったんだからさ…」と、2Roundめに突入しそうな濃ゆいシーンからスタート。
二人はどうしてこうなった?と最初から惹きつけられ、最後まで引っ張られます。
あらすじくらいで、ネタバレ見ずに読んだ方が絶対に楽しめる作品です。
タチネコスウィッチ(※相手は違います)が苦手でなければ、エロも濃ゆくてオススメなので、ぜひ作品を読んでください!







二人は高校の同級生、黒髪の男・梶はサッカー選手に、メガネの男・雨宮は梶の言葉がキッカケで整形外科医になった。30歳を超え、梶は怪我で選手を続けられなくなり離婚もして、サッカーと無関係な昔の友人・雨宮に会いたくなった。
久々に会った帰り、酔って階段から落ちて頭を打った梶は逆行性健忘症となり、高校卒業後の記憶が消えてしまう。
いまの記憶がない梶に、雨宮は「俺とお前は恋人同士だ」と嘘をつく。
雨宮は高校の頃から梶を想っていて、この好機は逃さないと同棲しながら梶の面倒をみる。
そして意外とテクニシャンな雨宮に梶はカラダを開発されていき、病気の不安もあってか雨宮に依存しはじめ…

雨宮にとっての梶は、他に恋人ができても、心から消すことができなかった大事な存在(碧本先生の言葉を借りると「サンクチュアリ」)で、嘘をついてでも手に入れたい。
だから、元彼の心療内科医・佐伯から梶に嘘をバラすと脅されると、言われるままカラダの関係を持ってしまう。
雨宮は愛しい梶を騙して抱き、佐伯には抱かれて感じさせられる、この罪悪感と背徳感がいりまじる関係を、エロ濃いめで描かれてるのがたまらないです!
それでも梶がすべてな雨宮は一途。

梶も、元彼の佐伯に嫉妬してカウンセリングなのに張り合ったり、雨宮に無意識に惹かれていってるのがわかります。
それと昔から自分を大事にしてくれていた雨宮のことは他の人とは別格で…

はじまりは嘘から、当て馬の存在感が大きく、エロも濃ゆいけど、開発された快感に引きずられただけでなく、おたがいサンクチュアリに秘めていた想いを成就させたような、大人の純愛でした。

描き下ろしは、梶はイかされまくって潮吹き?おもらし?までさせられるがっつりエッチ!それでいて「ずっと一緒に生きていきたい。離れていても近くに感じたい。」って同じことを考えてる甘さもあって…ギャップもたまんないです!

電子特典は4P。酔わされた梶はローターと一緒に激しく攻められ泣いてます。翌朝、もう飲まないって泣いてる梶のかたわらで、つやつやしてる雨宮。そこだけコミカルです。
Rentaで購入、修正は全体に斜線、カバー下も裏表紙もついてました。

次のお話は佐伯のスピンオフになるそうです。
雨宮を脅して抱いてるけど、雨宮に執着してるようには見えず、雨宮と梶が本当の恋人になってからは知人として接している、なに考えてるかわからない不思議な人。この佐伯がどんなふうに恋に狂うか楽しみです。

10

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