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表題作猫又の恩返し

鑑爵也・動物には優しい獣医
雪之丞(ユキ)・恩人に逢うため猫又になった

同時収録作品猫又の秘密事

鑑 爵也・獣医
雪之丞(ユキ)・猫又

あらすじ

かつて助けてくれた動物のお医者さんの元に、猫又となって人間の姿で恩返しのために訪れた雪乃丞だったが…。

作品情報

作品名
猫又の恩返し
著者
妃川螢 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344839601
3.7

(14)

(3)

萌々

(7)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
51
評価数
14
平均
3.7 / 5
神率
21.4%

レビュー投稿数3

猫又、めっちゃ可愛い!……んですけどね……

うん、確かに可愛い!めっちゃ可愛い!
猫好きならさらにもうたまらなく可愛いっ‼︎
そして動物好きなら、
ちょっと生意気ながらも可愛いジャンガリアンも
意外に情の厚い野良猫さんたちも出てきます‼︎

可愛いのオンパレードなんですけどね!

私は幼児にはイマイチ萌えない属性で……
さらに攻めの鑑先生に全く反応しませんでした……

一応、先生と一緒の夜には青年の姿にはなるのですが、
何しろ中身が幼児のまま(猫又なので実年齢は先生と同じくらいらしい)なので、
とてつもなくワルイものをみているような気分になってしまい……

さらに、私は電子書籍で読んだのですが、
電子は本文のカットがなかったので、表紙だけで見ると、
青年ユキちゃんを右側のあのくらいでイメージしてしまったので、
あれを見ても奥さんとは勘違いしないんじゃ⁈と思ってしまい、
ちょっと奥さんと勘違い設定に違和感が……!
あれが青年ユキちゃんでないのならごめんなさい(汗)

年齢差は嫌いじゃないし、
ショタも拒否反応が出るほどに嫌いでもありませんが、
私はもうちょっと中身が大人じゃないと萌えないかなぁ……

それと鑑先生の二面性も、いまいち冷たい人に見えて、
私は好きになれませんでした。
動物と子供には庇護欲は湧くけど、大人には冷たいって……
好きな人にはドSのツンデレと、
言われてみればそうなのかと思いますが、それにしても……
ユキちゃんに対しても、情は感じても愛は感じない。

サチさんもね!もっと疑問感じましょうよ!

とにかくユキちゃんの可愛さに助けられて最後まで読破出来ましたが、
肝心のBLっぽい部分は斜め読みで、可愛いだけで終わってしまいました。
妃川さん好きですけど、どうしても萌えられず。
この作品は評価的にはしゅみじゃない寄りの「中立」で。




1

一粒で3度?4度?おいしい

最近人外続きだったから、うーんちょっと食傷気味かも と
恐る恐る読み始めたのですが、あらびっくり、好きなタイプの本で、
とってもラッキーでした。萌よりの萌2。
本編130Pほど、動物病院に無事住み着いた後のお話が120Pほど。

商店街の中にある動物病院が舞台。
登場人物は攻め受けの他、
攻めの動物病院の看護士さん 兼 家事担当。ほわわんおばあちゃん♡
攻めの動物病院患畜の飼い主たち(♀)多数、
患畜、ジャンガリアンハムスター2匹、野良猫等々(笑)。

攻めさんが なんと動物と会話できちゃう無敵のイケメン獣医師さん。
そのため、動物との会話が色々出てきて面白かったです。
患畜が「先生、ぼくどこもわるくないよっ」って訴えるといった次第。
あと、大好きな耳しっぽ記述も少々あり、萌up。
でろでろ吐くほどではないですが、あまあま、にやにやする1冊でした。
北沢先生の挿絵も 本当に素敵でした。特に耳付きちみっこ♡

************以下 よりネタばれ


とにかく受けが可愛い!
ショタは嫌いだったはずなんですが、この受け、色々変身するので、
気にならなくなったのみたいです。
変身verは ①ちびもふ、②人型ちみっこ、③美青年と美少年の間ぐらい、
④成猫ver。どれもこれも可愛い!
③は綺麗なんだけど、中身がまんまちみっこ!
一人でこんな色々verあって、色っぽいのとちみっこ萌えともふ萌えを
満たしてくれて、大満足~

そして攻めがいじめっ子気質まんまん。いじめっ子大好き(笑)
単に受けが可愛いだけではなく、このいじめっ子気質があったから、
より一層面白かったです。

あー楽しかった。

1

出てくる動物達みんなが可愛すぎて困る

猫又・雪之丞の一途で健気な可愛らしさに一瞬のうちに虜になり、ジャンガリアンハムスターの兄弟のファンとなり、その他動物病院に訪れる動物達の会話にほこほこと癒される、動物たくさんの素敵なお話でした。

受けさんでもある、猫又の雪之丞(ユキ)は、飼い主のおばあさんのお願いからおじいさんを見届けるまで一緒にいることを使命としていました。
どうしてそこまで尽くすのか…その理由は後々に分かるのですが、本当に健気なんです。
猫の生を終えて猫又になってしまった理由を知ってしまった時は、思わずウルッときちゃいました。
そんな雪之丞が、まだ仔猫の時に危ない所を助けてもらい、更におじいさんの危機を救ってくれたのが、当時大学生で医学生だった攻めさんの爵也で。
生まれた時から動物の言葉が分かる爵也に感謝の気持ちを伝えたい一心で探し出し、お礼を言いに行くのですが…。

爵也は少し変わっていて、女性というか動物・子供といった庇護を必要とする相手以外に興味を持てない人で、日頃からアピールされても軽くスルーするという、恋愛には冷めたとこがあるんですが、雪之丞が人間化した姿や性格にじわじわと惹かれていってるんだろうなあ…と分かる度々のシーンでは、ドSなツンデレを数多に発揮していて、雪之丞には可哀想な場面も多々ありましたが、後々甘々なシーンに繋がるかと思うとニマニマが止まりませんでした。
なかなか恋愛には発展しないままの後半、爵也の自信満々な態度と全くと言っていい程の勘違いで雪之丞が家出するのですが、それも結局は2人の想いが通じ合う大切な糧だったので、結果オーライ的な感じでほっとしました。

このお話は、爵也にはあまり心惹かれる設定はなかったのですが、雪之丞に感情移入してしまうくらい猫又の一途さに何度かウルウルさせられました笑。
あとは、本当にジャンガリアンハムスターが可愛くて!この2匹と雪之丞の掛け合いなんか、癒しでしかなくて!!
やっと自分の姿を見てくれる存在を見つけた雪之丞には、是非ずっと幸せでいて欲しいと思います( *´︶`*)

4

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