• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作猫の片想い

藤瀬貴弘 高校生 バスケ部
桐ヶ谷礼 高校生 図書委員

同時収録作品運命のひと

瑛人 大学生
歩 大学生 瑛人の tnkに一目惚れ

同時収録作品月夜のクジラ

宮内 サラリーマン
ヒロキ 19歳

あらすじ

この世界では恋をするとネコ耳が生えてくる。
学年一モテるけど、本気の恋なんて無関係だと思っていたイケメン王子の藤瀬は、マジメな図書部員の桐ヶ谷にネコ耳が生えていることを知る。恋なんてしなそうなのに、桐ヶ谷も愛しい人を想って苦しんだりするのだろうか。ある日、校舎の外で泣いている姿を見た藤瀬は、なぜか桐ヶ谷に生えたネコ耳がきれいだと思い、心揺さぶられて――?

作品情報

作品名
猫の片想い
著者
浅井西 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796410076
3.3

(24)

(0)

萌々

(10)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
78
評価数
24
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数6

よくわからなくて

「あなたを探す旅」を読みたくて、合わせて本作も購入。試し読みもあらすじも確認しなかったので申し訳ないのですが。

表題作。
恋をすると猫耳が生えるトンデモ設定。
それでもおもしろければよいのですが、どうも私は合わなかったみたいで。
相手に興味を持って性欲がわく=恋愛感情を持つ、この当時ではBLのテンプレかもですが。
相手も性欲を向けられて恋心を抱く…てねぇ。
他にも惹かれた面は描かれていますけれども、どうも表面上きらきらきれいなだけ+エロしか感じられませんでした。

2本目。
「理想のち○こだからつきあって」といきなりこちらもトンデモ設定。
まん丸大きなきょとん目キャラがち○こ連呼するのが苦手でした。
セックスして離れられたと思った相手がその気になるというのもよくわかりませんでした。

3本目。
本当の話はどれなのか…こちらもよくわからず。
理解力不足で申し訳ないです。

0

ほのぼのして、最後はしんみり

表題作と短編が2つ収録されてます。

「猫の初恋」「猫の片思い」「猫の両思い」+描き下ろし 萌2
人の先祖は猫で、恋をすると頭に耳が生える世界。
女子にモテモテだけど、今まで一度も耳が生えたことのない藤瀬。
そんな藤瀬が1学年下の図書委員・桐ヶ谷と知り合い、彼の耳が気になって…という話。
テーマは公開告白かなというくらい、男同士というのに逡巡がありませんが、初めての恋に真っ直ぐな藤瀬は清々しくて、猛烈アピールを受けるうちに…な桐ヶ谷の戸惑い方も可愛い。微笑ましいCPでした。
恋すると耳が生えて、気持ちがなくなると耳が取れるなんて、恋愛関係で絶対嘘がつけない世界。おもしろいなと思いました。
描き下ろしでは尻尾が…。これは一体!?

「運命のひと」中立
「ムスコさん的存在に一目惚れした!」
大学でいつもひとに囲まれている歩に告白されたボッチの瑛人。
好きなのは自分の一部で、自分じゃない。
顔だけイケメンが抱えるような悩みの末に瑛人が辿り着いた答えは?
歩のキャラがかわいいと言えばかわいいけど…でした。

「月夜のクジラ」萌2
「孤児院からヤクザに引き取られて客を取らされてる」
夜の公園で男に掴みかかられていた少年を助けたリーマンの宮内。
最初は彼の境遇に同情して、そのうち彼が語る「夜の海で鳴くクジラの大群」を一緒に見たいと本気で思うようになったが…。
切ない。悲しい。ヒロキは今日も誰かに嘘をついているのでしょうか…。切ない。

少女漫画寄りの美しい作画が好きなので、浅井さんの作品は作画の時点でポイントが高くなってしまいます。
表題作の独特な世界観は面白いし、最後の短編は〆にじんわりとこころに沁み渡るようで、読み応え抜群な1冊でした。

1

浅井先生に興味が出てきました

「あなたを殺す旅」がとてもよかったので、他の作品も読んでみたくて読みました。
「あなたを~」とは全然違う、ポップな作風でビックリ。絵もキャラも何だか可愛い。もしや、物語の雰囲気に合わせて絵柄を変えておられるのだろうか…。すごい。

表題作は、特殊設定ありの高校生もの。恋をすると猫耳が生え、恋が終わると取れる、という世界のお話。
リア充イケメン攻めと、黒髪真面目受けがひょんなことで知り合い、ある日真面目くんが先生に恋してると気づいたことをきっかけに、攻めはどんどん彼が気になっていく。
ほんのりファンタジックな世界観が癒されるし、話自体はオーソドックスながら、恋をした心理描写が丁寧でキュンときた。やっぱり黒髪優等生受けはいいね~。

「運命のひと」
表題作よりも更にポップ。童顔で可愛い系受けが終始「ち○こ」連呼してて、わけがわからない。が、決して嫌いなノリではなかった(笑)
「月夜のクジラ」
真面目なリーマンが売り専の男の子を助ける話。こちらはバリバリのシリアスで、続けて読むと落差にちょっとついていけない。ラストはもの悲しくも綺麗な終わり方。ハピエンじゃないけど、ふわっとした雰囲気がよくて、これも嫌いじゃない。

巻末SSは表題作のその後、初々しい初エッチ。恋をすると猫耳が生えるけど、童貞処女じゃなくなると尻尾が生えるってこと?
色々とヤバくない?と思ったけどビジュアル的にはとっても可愛い!

2

猫耳可愛いです

設定が面白かった!
ネコが人間の祖先で、恋をすると耳が生える
これぞ、マンガな設定で良かったです
学生カップルらしく、爽やかでゆっくり恋心を育む二人もかわいらしかった

受けが本当に顧問の先生に恋してたのか、そのあたりが曖昧でもうちょっと人物描写が深くても良いんじゃないかなと物足りない部分はありましたが、ストーリーも良かったです

同時収録の作品は、運命の人の方は良かったけど、クジラの方は‥んーって感じでした
どちらも着地がしっかり出来てない感じは否めないかな

絵柄が可愛らしくて読みやすいお話でした

0

ねこ耳はエロ可愛い

猫耳って、なんてかわいいんだ!
激萌えだよ!!と、表紙ホイホイされた本。
かわいい猫耳が堪能できる学園物でした。
表題作は、恋を知ると猫の耳が生えてくるなんて言うファンタジー設定があるにも関わらず、ストーリー展開的には、真面目な優等生君が、初めての恋を知っていくオーソドックスな展開で、二人の関係が徐々に深まっていく様子も微笑ましくて良かったです。
同録の2作品は、特に「運命のひと」の方は、いっそのことファンタジーな設定があってくれた方が読後感がスッキリしたかも。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP