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  • ニャアと鳴くから愛してよ

ニャアと鳴くから愛してよ

nyaa to nakukara aishiteyo

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表題作ニャアと鳴くから愛してよ

黛 玉緒(タマ) プロのヒモ男・α
内海 直 売れない地味漫画家・Ω

その他の収録作品

  • それから、(描き下ろし)

あらすじ

ド変態のタマ、拾っちゃいました


超テクニシャンなプロヒモ男
×
売れない地味顔マンガ家

身元不明の男とひとつ屋根の下でセックスライフ


一宿一飯の恩義は体で支払われる!?

無名のマンガ家・内海(うちうみ)はヒット作を生み出せない悲しみから
ヤケ酒に走ってしまう。翌朝、目を覚ますとなぜか美形の男が隣で寝ている。
酔っ払った内海は素性の知らない男を家に連れ込んでしまっていた。
男はタマと名乗り、家がないと言う。お人好しで面倒見のいい内海は
タマを不憫に思い泊めてあげることにした。
そんな内海にお礼と称してタマが襲いかかり…。


社会を牛耳る特権階級・α(アルファ)
αを惑わすため忌み嫌われる・Ω(オメガ)

オメガバースプロジェクトSeason3待望のコミックス化!

作品情報

作品名
ニャアと鳴くから愛してよ
著者
晴屋うまこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
発売日
ISBN
9784865893489
3.6

(84)

(22)

萌々

(28)

(20)

中立

(8)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
7
得点
290
評価数
84
平均
3.6 / 5
神率
26.2%

レビュー投稿数7

エッチな猫に絆されて

酔っ払って帰った日に野良猫を拾った、、、
それはそれは、大きなエロエロな野良猫を拾いました。

漫画家をしている内海はお人好しなΩ、ちょっと漫画が上手くいって無かったけど、野良猫の様な生活をしているエロエロ大好きタマ(仮)Ω??が不憫でかわいそうで気になってしまい、またに野良猫の様に現れるタマ(仮)に一晩の寝床を、マタはタマで一宿一飯の恩義をカラダで返そうとするがーーーー。

漫画の仕事が順調に、かわいそうなΩちゃんが主人公の話ま連載が決まり、タマへの気持ちにも気付き始めた時に内海はヒートが来てしまい、そこにタマが来てしまってーーーー。

0

ゴミ捨て場の出会いから温かいベッドへ

地味顔だけどエッチなことが好きなΩ受けと性に奔放な美人αのビッチ攻めで、
攻めがあまり攻めらしくないというちょっと風変わりなオメガバースです。

売れないΩ漫画家の内海はある日、酔った勢いで
ゴミ捨て場に捨てられた猫を拾い帰ってしまいます。

しかし、翌朝目を覚ますと隣で眠っていたのは猫ではなく、
切れ長の目に、長い睫毛が美しい一人の男。

タマと名乗るその男は家もなく、体を売って、
毎夜ちがう男の元を渡り歩いているという。
そんな境遇を不憫に思った内海はタマを泊めてやることに。
すると、その日からタマは頻繁に内海に通ってくるようになり…

内海と出会った後も奔放な性生活は変わることなく、
気が向いたときだけ内海の家へやってくるタマはどこか野良猫を思わせます。

お人好し&世話焼きでタマに振り回されっぱなしな内海でしたが、
彼がαであることを知ると、急に気になり始めてしまいます。

ずっとタマをΩと勘違いしていた内海でしたが、タマと自分がαとΩ、
つまり番う存在であることを強く意識するようになります。

それまでもタマは一宿一飯のお礼として何度も内海に触れてきましたが、
最後の一線だけは決して越えることはありませんでした。

けれど、ある日、内海の発情期が突然やってきたところにタマが居合わせ、
強く惹かれ合った二人は本能に抗うこともできず、抱かれてしまいます。

本能のままに内海を抱いてしまったことを反省し、憔悴するタマですが、
既にそのときタマへの好意を自覚していた内海は
「タマのことが好きだから、番になってしまっても構わなかった」
と想いを告げてしまいます。

赤面し動揺するタマにこれはいけるのでは…と思いきや、
長らく疎遠になっていた兄との突然の再会でタマのトラウマが発動し、
「一人でも生きていける」と内海の好意は再び拒まれてしまいます。

それでも見返りもなく無償の愛を注ぎ続ける内海がめちゃくちゃ健気です…
きっとタマも無意識下ではとっくに内海に惚れているはずなのに、
最後の一歩は踏み込ませてくれないんです。
二人の距離が縮んでは遠のいて、じれったくてじれったくて…!

幼少期のトラウマのせいで、ずっと誰かの一番になりたくて、
愛されたいのに拒絶されることが怖くて臆病になってしまい、
誰のことも信じられず、愛することもできないタマが可哀想でした。

最後は頑なに拒み続けてきた割にはちょっとあっさりしていたような…
内海の元を去った後に家族とどんなやりとりがあったのか気になるけど、
結局あとはタマの覚悟次第ってところだったのかなぁ。

ラストは内海の噛み痕のついたうなじをいとおしげな眼差しで
見つめるタマが幸福感に溢れていて、こちらまで幸せな心地に。

描き下ろしで描かれる二人のその後も
完璧すぎるくらいな幸せの最終形態が描かれていました。
あのただれた生活を送っていた頃のタマからすると
本当によく立ち直った…と涙が出そう( ;∀;)
ほんと内海に拾われてよかったね!

1

エッチでドラマチックな野良猫タマ

貞操観念がゆるゆるな美形のヒモ男(α)タマ×お人好しで警戒心ゆるゆるな売れないエロ漫画家(Ω)内海

 猫好きなのに猫アレルギー持ちの内海さん(受け)がお酒に酔い、猫アレルギーの起きない猫タマを拾うところから始まる斬新なBL。
 最初はタマのことを身体を売って生活している不憫なΩだと勘違いし、同情していた内海さん。
 タマ(攻め)は女装でしかも腕を骨折していたから可哀相な見た目だけども、どう考えても怪しい男…最初から内海さんの警戒心ゆるゆる過ぎですw
 ふらっと野良猫のようにたまに訪ねて来るタマをアパートに泊まらせ、ご飯の世話までしてやります。
 タマが実はえっち大好きなαと判明し、自らがΩでも薬飲んでるからと警戒心ゆるゆるな内海さん。
 タマに押し倒されてフェラまでされてるのに、内海さんがお人好し過ぎて心配。
 でも内海さんが風邪をひいたとき、モモ缶や薬などを買ってきて&おかゆまで作ったタマ…しかも三日間も!
 心温まるエピソードで、ご褒美えっち(相互フェラ69)まであって…怪しい男である筈のタマに気分が絆され、凄く幸せな気分になります。
 この後で内海さんに独占欲が芽生えてきて手料理作って、タマもお礼えっち(素股・抜き合い)します。
 ここから幸せになるか!?と思いきや、二転三転するストーリー!
 思えばタマは初めから人懐っこい性格なのに内海さんに対して壁があって、えっちもある意味で挿入まではしないところが紳士的。
 しかも内海さんがΩだと解かってからは、タマから首輪を毎回つけてあげているんです。
 Ωの内海さんが発情期になって、やっとオメガバース設定が生きた!えっち(お風呂Hで挿入あり)できた後で、一気にタマの過去が明かされてスッキリします!!!
 最終的には結構あっさり幸せになり、えっちシーンもいっぱいあって素敵な話でした。

※エッチシーンの修正について
 局部などは白抜き&輪郭なし
 修正過多で画面が白く、かなり気になります。
 エッチシーンが多く、画力も高いのでもったいないです。

3

心理描写が丁寧です

主人公ふたりの関係性を丁寧に描いた作品です。最高! 夜中に読んで泣きました。

1

軽め

中立と萌えの間くらいです。
オメガバースですが、ほとんど感じさせない普通のBLに近いです。

表紙のネコちゃんは、アルファで元々御曹司なのですが、体の弱い兄弟ばかりが大事にされ、親に構われなかった反動で家を飛び出し、体を売るヒモ男。
そんな男を拾って世話するようになる主人公、内海。男をタマと名付けてかわいがります。

手慣れたタマに手を出される内海で、徐々にほだされるという、割とよくあるストーリーで、あんまりオメガバースならでは、という展開はないです。

これだけヒモ男になっちゃったら、もう一途とか誠実とかになれないだろうな、とは思いますが、本当に大事にしてくれる人をやっとみつけたタマと、綺麗で純情な内面を垣間見た内海のかわいいラブストーリーとして見れば、まあまあ良かったかなと思います。

ですが、タマのキャラクターがやや定まらない印象で、ちょっと辛口の中立にしました。



1

帯に「ド変態のタマ」とあるが、そういうほど…

一冊まるごと表題作で、わりと分厚く読み応えあります。

表紙の彼が「タマ」。
主人公の漫画家の内海が酔っ払って、タマを猫と勘違いして部屋に連れ帰ったのが出会い。
初めて出会ったタマがランジェリー姿・猫耳カチューシャ・首輪だったので、内海はタマを身体を売ってるΩだと勘違いしたんですが、実際はタマはα、内海がΩです。
αだけど好きな事(セックス)だけをして生きたいといってだらしない生活を送るタマは、お人好しの内海に懐くかのようにふらふら〜っと内海の部屋に現れたりするようになります。
そのうち内海はタマに情が移り…と話は進んで行くんですが、タマに共感しづらいというか何というか…。
いきなりのお兄さん登場で過去が語られますが、あの過去だけでタマがあんなふうになるには弱いような気がします。

萌えたかというと「うーん…」といった感じなんですが、絵は綺麗で読みやすかったです。

4

ゴミ捨て場にビッチが転がっているのは定番?

猫好きなんだけど、猫アレルギーで猫を飼えない漫画家・内海。
飲み過ぎちゃった帰り道、ゴミ捨て場に黒猫がいたんで拾って連れ帰った翌朝、隣に寝ていたのは猫耳を付けた美形の男性だった。
タマと名付けてしまった彼はまるで野良猫みたいに気まぐれな雰囲気で……。
関わるのは止めとこうと思いつつ、時々訪れるタマを無下にできず、翻弄されるという話。

タマが本当に野良猫っぽくて、なかなか本当の意味では心を開かないのが、じれったくも切なく良かったですね。
今作には「猫を飼うときだって楽しいことばっかじゃないだろ?」など、印象的な言葉も多い。
でも、タマがこうなってしまった原因とか、突然の最後の思い出づくりとか、何かモヤモヤも残る。
欲張った割に、表面的で掘り下げ方が少し足りない気がしたのかもしれませんね。

2

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