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表題作エモーション!

桜井 一樹、高2
坂本 翔平、高2

あらすじ

小さい頃から幼なじみの一樹に恋している翔平。
伝えられない想いにモヤモヤしていたある日、
転校生の稲荷が一樹を好きだと言い出して……!?

作品情報

作品名
エモーション!
著者
秋平しろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403665820
4.3

(115)

(63)

萌々

(35)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
12
得点
490
評価数
115
平均
4.3 / 5
神率
54.8%

レビュー投稿数12

秋平作品、最高です

ずっと前に購入していて、ようやく読みました。
さすが秋平先生。めちゃくちゃキュンキュンします。青春だなぁ。
わりと早い時点で両片想いなのはわかるんだけど、この当て馬(稲荷ん)さんが、何故当て馬してるのか。その理由を知ったら責める気になれなくなっちゃう。誰もがよく言う言葉で傷ついた稲荷ん。彼にも幸せになってもらいたい。翔平から見ると完璧な稲荷んだけど、稲荷んから見ると翔平の方が羨ましい存在なんだね。
ようやくハピエンになった2人。この先皆が呆れるくらいのバカップルになって欲しい。
麻美んにも彼氏が早くできるといいな。

0

爽やかな青春と綺麗なだけじゃない感情が混ざった作品

 秋平先生らしい清涼感が溢れていた作品でした。幼馴染で両片想いの一樹と翔平が、共にいい奴で相手に対して思いやりがあって、終始可愛かったです。翔平のライバルというか当て馬的ポジションとして登場する稲荷も、単に一樹のことが好きなわけではなく、過去の寂しさや責任から逃れられずもがいていて、一樹や翔平との交流を通してそれらを吹っ切る描写があったのも良かったです。メイン2人だけの世界で完結させるのではなく、友達3人でつるんだり、翔平が麻美という女子に恋愛相談をしたりと、高校生らしい友情に囲まれながらストーリーが展開していくのが青春らしさを強調していたように感じます。主人公達に集中できる作品もいいけど、こうやって友達とわいわいして楽しそうな作品も大好きです。

 翔平が稲荷に対して抱く感情は必ずしも綺麗なものばかりでなく、一樹を巡って暗い感情が芽生えることもあります。でも、そこに蓋をせずに自分の嫌な部分にも向き合おうとする翔平は強いなぁと思いました。人間だからずっと綺麗なままの感情でいられないのは当然だけど、一樹の気持ちを尊重して稲荷とも友情を続けることを選んだのなら、その感情と何とか折り合いをつけていくしかない。そういう心情描写も良かったですね。稲荷の一連の行動は自分勝手にも思えましたが、家族と良好な関係が築けている人ばかりではないので、本当はちゃんと好いている家族のことを軽いノリで悪く言う発言は時に誰かを傷付けることがあると、心に留めておくべきだと改めて考えさせられたりもしました。

0

青春ですな。稲荷んにも重点がおかれてますね。

青春ですな。高校2年生の仲良しコンビとお友達のお話です。

稲荷んがまさかの!
いやあ色々ありましたね。
稲荷んの再生のお話でもありますね。憎めません。

翔平と一樹は可愛いですね。
ずっとお互い大好きででも言えなくて、そこに稲荷んや麻美んが関わってきて。

稲荷んが翔平を気に入らない…なところもわからなくはないですが。最初はこちらも一樹のこと引っ掛かったよ~。

でも翔平と一樹が思いを告げあって一緒に稲荷んに謝って絶対友達止めないところは感動しました。
二人ともとってもいい子だし、稲荷んもそこまでされるものを持っているんでしょうね。

翔平が自分は一樹の足手まといで役に立たなくて…と釣り合わないと悩んでましたが、翔平にすごいね!っていってもらえることや頼られることが一樹には頑張れる原動力だったんですね。

くっついてからの二人はラブラブバカップルです。一樹がそんなに小さい頃から翔平と結ばれたり結婚したかったのかとここでも感動。

みんな良かったね!

稲荷んの不穏な感じが出た所で読むのをやめてしばらく寝かせておきましたがちゃんと最後まで読んで良かったです。
腐女子友達もいい相談相手という立場で良かったです。

0

翔平と一緒に恋して泣いた

翔平が可愛いんだなあ。
10年片思いし続けた幼馴染とスーパー転校生、それに腐女子を交えた胸きゅんストーリーです。

国民を代表するレベルでふつうの翔平は高校2年生。
小学1年生からずっと一緒の幼馴染・一樹が大好きで仕方ない。
恋の相談にのってくれる腐女子の麻美もいるし、美少年で何でも万能な転校生の稲荷とも仲良くなって、充実した高校生活を送っていたが…。

早い段階で泣きました。
パーフェクト稲荷んの気持ちを聞いた上で一樹にベタベタしまくる稲荷んを見せつけられるとか…。しかも女子が写メしに来るほどお似合いとか…。自分、完全に邪魔ものですねってなりますよね。
翔平の気持ちが分かりすぎて、胸が苦しくなりすぎて、体育の時間辺りは数ページ読み飛ばしてしまおうかなと思ったくらいつらくてつらくて。
作者さんが一樹の気持ちも早々にバラしてくれているにも関わらず、全然安心して読めませんでした。むしろ涙が邪魔して読めませんでしたよ。

なのに。稲荷んめ。
稲荷んの妹のことやその後の両親の稲荷んに対する態度には同情するけれど、それまでのすべてが八つ当たりだったとは…。そういう事情を全く知らなかったら、友達が遊びに来たときに妹を邪険にするのってわりとふつうにあることですよね?
妹が元気でいてくれるのに優しくしないのが気に入らない、努力しても点数取れないのを見ていたはずなのに、努力なしにすべてを手に入れてるのが気に入らない。稲荷んが翔平を嫌う理由が理不尽な言いがかりすぎて、もうこうなったら「生理的に受け付けない!」って言ってくれた方がまだ納得できたかもしれません。ただ理不尽だからこそ、稲荷んの病んでる感が出たと言えば出たのかも。
翔平たちが土下座して謝るのもオーバーに見えてしまって、台詞も学級会みたいになってしまっているし、この作品の中で2番目の見せ場のはずのシーンに気持ちがついていけませんでした。
翔平たちを探しに行こうとする稲荷んへの白石さんの対応がすごく良かっただけに残念。

翔平は可愛いし、麻美も友達思いのステキな腐女子だし、一樹はちょっと鈍感なところがイラッとしたものの良い子だし、泣きに泣いたので概ねスッキリ満足でした。
番外編は稲荷んも可愛かったし、一樹にやられました。

0

思い込みを撤回します!

実写化もされた初コミックスの『飴とキス』は、評価が高いのも知っていたのですが、表紙の甘い感じや絵柄に惹かれず、読みもしないで「この作家様は好みじゃないな」と勝手に思っていたのですが、すべて撤回します!!なんとなーく、本当になんとなくなんですがこちらの『エモーション!』をポチっとしたんです。表紙に惹かれたと言うわけでもなかったのに…。それが読んでみたら、最初から最後まで色んな感情が渦巻いて、何よりきゅんきゅん萌えまくってしまい、ストーリーもキャラも絵柄も、表紙までも大好きになりました(๑˃̵ᴗ˂̵)੭ꠥ⁾⁾

秋平しろ先生は初読みだったのですが、受けの翔平が慌てたりいじけたり「かぁぁぁっ」と照れる顔や、一樹が時折見せる男を感じさせるシリアスな顔、2人の仲を揺さぶる稲荷の読めない顔など、大変表情豊かに描かれていて、可愛いとシリアスの使い所の巧みさに、ものすごく感情移入してしまいました!
さらっと線の細い絵柄なのですが、感情がたっぷりと揺さぶられる表現が本当に良いのです!

翔平と一樹の幼馴染のエピソードや、翔平の相談相手の麻美や、転校生の稲荷のキャラの肉付けもしっかりしているためストーリーに深みがあり、DK同士の両片想いに萌え転がりながら、心に染み入るストーリーも楽しめるとても素敵な作品で、何度も読み返す一冊になりました。

電子の手軽さがなかったら、秋平作品を知らずにいたかもしれません。知ることが出来て本当に良かったです。

4

かわいいし、青春してます

高校生・幼馴染・親友・イケメンモテモテ攻め×ふつうで自分にちょい自信のない受け(だけど充分すぎるくらいかわいい)とおいしいキーワードがずらり。
受け攻めどっちもいいこでかわいいです、かわいすぎます。

ずっと一樹に片思いしてる翔平に対し、美形転校生・稲荷から恋のライバル宣言をされて、さてどーする!?というお話なんだけど、一樹も翔平のことが好きな両片思いってやつなので安心して読んでいられます。
当て馬稲荷も根はいい子なのでさほどイライラせずに読めますし、受けの恋の相談役である女友達もいい子です。彼らの間でちょっとした行違いはあるけど、それがきっかけで自分と向きあって再び皆で結束する様子などまさに清々しいくらい青春だなぁ〜と。

思い通じ合った後の二人が実に初々しくてこれまたかわいいです。初めてのエッチもいいし、歩道橋シーンの二人もかわいい。
一樹がときどき、心を射抜くかのように翔平を見つめるシーンがあって(例えば、抱き枕じゃなくて本物を抱けよ!!!と翔平が言った直後とか、歩道橋でのプロポーズ直後とか)一樹はナチュラルイケメンなのでその真顔に思わずどきっとしちゃいます。その顔、ずるい。

久しぶりに読み返したけど、記憶以上に可愛い二人でした。かわいい。こんなかわいい二人だったとは。
購入直後は、正直、稲荷んの過去とか別荘でのプチ騒動とかの印象強くて、ここまでこの二人の可愛さがぎゅいーーーんと胸にこなかったです。目が曇ってたわ…。



3

リフレッシュ!!

好きだなぁこういう作品!
なんか久しぶりにきゅんきゅんしました!
高校生、幼馴染み、黒髪イケメンと普通の男の子、そして理解ある腐女子の友達と、全てが大好物の設定です。

基本的には普通の男子高校生、翔平目線で書かれているので、翔平と同じように学ラン姿の一樹を応援したり、一本のジュースを間接キッス!と小躍りしかけたりと一樹の一挙手一投足にドキドキしてしまいますが、時には腐女子の麻美んになって、翔平の恋バナを聞いてる気になったり、逆に一樹目線で翔平のピュアさにきゅんきゅんしたりして、自然と物語のなかに引き込まれてしまいますね。

拗らせ男子稲荷んも根はいい子だったし、登場人物全員優しい人たちだったので、読んでいて嫌な気持ちになりません。

王道と言えば王道ですが、最近癖の強いものばかり読んでいたので初心にかえってこういう爽やか癒し青春系読んでリフレッシュ出来ました。

2

とにかく爽やか!!

表紙の絵柄があんまり好みではなかったのですが、中はまた雰囲気が違って良かったです。
皆さんがレビューされているように、まさに少女漫画のような、男女の友情愛情が入り混じった爽やかなBL作品でした。
私の勝手なイメージで、マーガレット的な雰囲気。
受けも攻めもみんな良い子すぎるほど良い子で可愛くてキュンキュンさせられる分、かき乱していく転校生には結構イライラさせられましたが、実は受けのこと好きなのか?!というよくある間男的な展開をスパッと裏切ってる感じもある意味潔かったです。
仲良しでわちゃわちゃした高校生同士の日常に胸キュン間違いなしです!

2

嫌な人が1人もいない

いやいやいや…。
これは可愛い。可愛すぎる。
そして可愛いだけではなく、じんわり心を揺さぶる、キラッキラしたキャラクターたちのお話でした。

同学年の高校生同士。幼なじみで、小学一年生の頃からの仲良しです。
受けはずっと攻めのことが好きなのですが、一生気持ちを伝える気はありません。なぜなら親友としてずっと一緒に居たいから。攻めが居なければ、自分の人生はちっぽけなゴミクズのようだと思っているから。
攻めの方も、揺るぎなく受けが大好き。受けの視点のお話なので、攻めの恋愛感情ははじめは分かりません。でも男子高校生にあるまじき仲の良さで、ひたすらラブラブいちゃいちゃしています。イケメンで女子にもモテまくりなのに、常に受けといることを優先し、ニコニコしています。
どちらも天然なカプで、転げ回るくらい可愛い。

そんなナチュラルバカップル状態の2人の間に、超絶美少年の稲荷という転校生が入り込んで来ます。金持ちのおうちの子で超クール。そんな彼は受けの気持ちを見抜き、自分も攻めのことが好きだから、告白しないのなら自分がもらうよ、と言い出します。
ナチュラルいちゃいちゃだけど出来上がっていないカプの間に入る当て馬キャラって、ウザかったり邪魔だったりするものですが、この稲荷というキャラはすごくいいキャラでした。受け攻めの間を邪魔することに違いはなく、受けに見せつけるように攻めにくっついて、受けをヤキモキさせる役回りです。でも彼の事情や想いが定かになるにつれ、どんどんキャラに深みが出て、作品自体にも深みが出ました。受けと攻めが裏表のないキャラなので、こじらせてる稲荷がとてもいいアクセント。

受けの理解者である腐女子な女生徒、稲荷宅の使用人などを含め、まったく悪人の出てこない優しいBLでした。
面白かった!

6

キラキラ可愛い!

秋平しろ先生の作品は3冊目でした。やっぱり先生の作品です!
先生が描く二人は、なんでですかね?こじれていたとしても可愛いと思えてしまう…その可愛さが癖になります。
サラッと描かれているようで、2人の言動がすごい自然に入ってきて、ストーリーに入り込みやすいです。なんて事ない動作の構図まで可愛い。可愛いばっかりでごめんなさい^^;ちょっとイライラしてた時に読んでしまいましたが…汗、読んで良かった!!2人に癒されました。先生の作品がもっと読みたくなり、いちばん遠い星も購入しました。

4

ページをめくるたびにトキメキます( 〃▽〃)

作家買いです。
秋平先生の描かれるお話は、ストーリーももちろん素敵ですが、イラストもまたいいのです。あっさり系の個性が強い絵だと思いますが、読んでいるとクセになってくる味のある絵だと思うのです。特に表情が素敵で、こちらまで切なくなる泣き顔だったり、エロの時の真っ赤になった涙目の表情だったりが本当にいいんですよ~。今回もその可愛い表情を堪能出来ました(*´∀`)

さて、内容ですが、香子様もおっしゃってる通り、少女漫画のような可愛らしくてキラキラしたお話でした。
男子高校生の初々しくて切なキュンなエピソードの数々に、ページをめくる度にトキメキます。
両片思いの二人が、互いの言動にドギマギしたり、欲情したりしてるのが上手に表現されていて(≧∀≦)
ネタバレなしにしときますが、少女漫画のようなキュンと来る素敵なシーンの数々をご期待下さい。

それと、片思いの切なさもしっかり堪能出来ます。人を好きになると、嫉妬とか自分の醜い感情とも向き合わなきゃいけなくなりますよね。人を傷つけて、自分も傷ついて、切ないなぁ・・・と。
でも、それを乗り越えて、やっとスタートラインに立てるんだよ・・みたいなメッセージを感じました。全然、読み違えていたらすみません(^^ゞ

ところで、稲荷んと麻美もありだとは思うのですが、根っから腐っている私は白石と稲荷んでお願いしたいです。主人相手に遠慮なくチクリと言え、主人が間違えた事をした時は叱って諭す事が出来る白石に、相当拗らせた面倒くさい稲荷ん。夢(妄想)が広がります(//∇//)

12

動物パジャマかわいい★

引っ込み思案の翔平は子供の頃からの親友一樹に片想いしている。告白するつもりはないと思っていたが、転校生である稲荷が一樹を狙っていると知った翔平は…。

秋白さんらしく、少女漫画のように可愛らしくて初々しいストーリーです。王道展開なので、あらすじは短めにしときますね。三角関係風ではありますが、さほどイライラしたりモヤモヤする展開はありません。
二人の邪魔をしていた稲荷んは、過去のトラウマから素直過ぎる翔平に嫉妬していたようなので、それを乗り越えたんだから麻美も含めた四人の友情は大人になっても続きそうな気がします。いいな〜青春かぁ。

当て馬稲荷んと麻美はアリだと思うのだが。

6

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