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表題作兄弟失格それ上等

花椿芹(はなつばきせり),20歳,大学生
辻風介(つじ ふうすけ),20歳,大学生

その他の収録作品

  • こっちむいて風介
  • 嘘VS優しさ
  • カバー下:おまけ漫画「習慣」、「影響」

あらすじ

失恋した夜、大学生の風介は飲み屋で初めて会った男・芹と酔った勢いでエッチしてしまう。
女の子が大好きなのに、男とエッチしてしまった……
翌朝、ショックでこっそりホテルを去った風介なのに、父親の再婚で芹と義兄弟になってしまった!?
おまけに、父親の海外赴任のせいで一緒に暮らすことに!!?
好きって言わないくせに、なにかと手を出してくる芹に、風介はふりまわされてばかりで──
わがままイケメン×チャラ男のどエッチラブ♥

作品情報

作品名
兄弟失格それ上等
著者
中川カネ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
兄弟失格それ上等
発売日
ISBN
9784813031567
4.1

(234)

(104)

萌々

(81)

(33)

中立

(10)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
24
得点
953
評価数
234
平均
4.1 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数24

初めて読んだカネ子先生の作品

本当に初っ端から面白すぎるしでもラブもあって、カネ子先生は唯一無二だなと思いました。今更のレビューですが、読んだ方がいいです。皆様。

0

バカちょろかわいい

中川先生、アホでクズなキャラを描かれるのお好きですよね。
そしてちょろい。
それがだんだんかわいらしく見えてくるのがすごいな〜といつも思います。
今作の風介もまさにそうでした。
あんなにちょろいもんなの?とちょっと笑ってしまいました。
快楽に弱すぎと言うか、素直と言うか、本能で芹が嫌ではなかったということなんでしょうね。

芹は芹で風介をかわいいと言う。
バカでちょろくてある意味かわいいですもんね。
でもそれだけでなく、風介のいいところをきっと見抜いていたはず。そう思いたい。

芹のキスの仕方や絡みの絵がとてもいい。
最中に何度も「風介」の名前を呼ぶのは萌えですね。風介に気持ちが伝わっていて。

哲平がナイス癒しキャラです。

この2人がどう進展していくのか…続編めっちゃ楽しみです。

0

よくある義兄弟ラブじゃない

ひと癖も、ふた癖もある兄弟ラブ。

義弟となった芹の義兄の風介愛が、まあまあすごい執着。1巻では、執着するまでに至るキッカケは分かりません…。私は3巻完結まで読んでいるので、そんな昔から気になっていたのかいな?!とただただ驚くばかり。

身体からの繋がりだと思ったら、裏で風介を好きな気持ちが膨らんでいたらしい。…すごいぞ、芹。一途と執着は紙一重。
ノンケだった風介に、あれやこれやと同じ屋根の下エロエロ攻撃を仕掛けちゃう。身体から先に懐柔していく作戦かと思ってしまうほど、エッチシーンは濃厚(笑)

中盤から、風介に好きって言わせたい芹と、自分への好きを確認したい風介の攻防になっています。この勝負は1巻では解決しません。2巻までお待ち頂くことになっています。

態度では芹の方が振り切って風介大好きオーラバンバン出てるけど、なかなか言葉に出して言わない不思議。どうしても風介から言わせたいようです。その理由も2巻で分かることになります。
風介の方も、態度は俺のこと好きなのに好きって全然言わねぇな…なんて思っています。お互いに好きだと言わないから、エッチはたくさんすれど、関係的には義兄弟。恋人同士になるのは先の話です。

あっさりくっつかない2人に焦ったくも思うけど、この駆け引きがちょっと楽しくも思える作品です。
芹の風介に甘えるところ、嫉妬するところ、執着するところ。クールでそつがない感じのキャラだけに、風介にだけ心乱されている様がとても面白いです。風介も何だかんだで面倒見が良いし、チャラいけど、とても良い子。


コミカルでギャグめいた描写も笑っちゃうので、エロと笑いを欲張りに楽しみたい方にはおススメの作品です。





0

執着ラブ

いや、なかなか良いですね。
そして古めの作品だけに大洋図書さんの丁寧なあのお仕事がgood!

風介というチャラくてちょっとアホの子。
女子のお尻を追いかけているような大学生なのですが、年上の女性(父親の婚約者)に失恋したところ、お酒の勢いでその女性にそっくりな人を女性だと勘違いして一夜を共にするも、実は?

という設定で始まりました。
風介が深く考えないタイプで、押されると乙女になってしまって可愛いのと、何不自由なさそうな攻めが、そんな風介にメロメロになってしまうのを楽しむ作品。

クズな感じがあまり出てこないので、楽しく読めました~

0

かなりエッチだなと思いましたよ

前から表紙の印象でエロそう〜…と思っていた作品。
で、読んでみたら。

エロはエロいんだけど、ギャグ強めなので…(私はギャグ系ちょっと苦手)

年上女性に失恋。しかも自分の父親と結婚。
で、荒れて飲みすぎて、なぜか男とヤってしまう。いや、ヤられてしまう。
そしたらその男が好きだったひとの連れ子で、これから自分の弟になる…

うーん、のっけから盛りすぎ。
別にそんな設定にしなくてもいいのにな、とはじめに思ってしまいました。
髪型のせいもあって風介の男度が低いところも減点。
ただ。
焦らされて欲しがる風介は確かに可愛いし、いじらしいし、エロいです。
欲しかった芹の愛撫に震える時。
そこの描写はとても良かった。
総合「萌」で。

1

王道な展開なのに、めちゃハマる!

最高です!!
女のコ大好きな風介。憧れていた女性が父親と再婚してしまった事に凹んで飲んだくれていたら、隣のテーブルにいた芹の顔を気に入りお持ち帰り。
と、思いきや!!目覚めると隣に男。そして義弟になると判明。。。

あるあるな展開ですが、すっごく面白い!!
人物の設定がしっかりしていて、芹のツンな感じとか、風介のアホで単純だけど可愛い所とか、ハマりますよ!!
2人の服装も好きです。大学生らしくて、人柄も出ていて。特に風介がアホっぽく立っている姿とか、キュンキュンします。可愛い!!

お風呂でのイチャイチャがかなりリアルで、しっかり描かれており、鼻血ものでした。
こんなイチャイチャチュッチュしてるのに、結局好きという言葉を言わない2人。気になる!!
早く続きを読みます!!

3

ギャグ多め。作画が気になる…!

最近(ワリキリで)中川センセーにハマり、人気のこちらへ。新しい本から読んでしまったので仕方がないのですが、作画が気になる!キメ顔はイケメンなのに、あれっ?ということが度々あり、集中できず、、

ストーリーとしては、義理のキョーダイになった二人が両親の不在(海外赴任)をイイコトに、イチャイチャしまくる!というものです

フウスケはどーしようもない奴っぽいですが、実は思いやりの心バッチバチのタダのいい奴で、試し読みのみ3巻まで追ってくと、セリがフウスケをスキになったのもその優しさからなんですね〜(子供の頃に出逢ってたパターン)

弟くん(ヨツバ)のあざと性格悪いキャラクターは子供でもニガテでした!

なんとなくストーリーが見えるのと、どうしても作画が気になるので続巻は保留

4

芹(義弟)×風介(義兄)

芹(義弟)が風介(義兄)だけに対して甘えてワガママで攻め倒すとこが可愛いです!
風介のチャラいけど乙女思考の葛藤が面白いし、芹の嫉妬や重さも程よく焦れて良かったです。
お互い好きなくせに好きって言わないとか可愛すぎ!意地の張り合いが面白い!
そして二人のエッチシーンは最高でした!
絡みがエロくてスゴく良いです!
ぐずぐずに愛されている風介がうらやましいーー!
とにかくキュンキュンする展開が多いです!
大大大満足の作品でした!

5

近親だけど 禁断感薄め!

想いを寄せた女性が父親と再婚することになった大学生の風介。
失恋のショックから酔いに任せて一夜を過ごした相手・芹は
偶然にも父の再婚相手の息子で、風介の義弟となることに☆
しかも、親の海外赴任で家に2人きりで住むことになってしまい…

という近親ものでは王道的な展開です。
うっかり〇マレードボーイを思い浮かべたのは私だけでしょうか(笑)

主人公の風介がなんともチョロ可愛かったです♬
女の子大スキーでノンケにもかかわらず、
芹のペースに乗せられ、キスにえっちにされ放題!

しかも、快楽に弱いせいで拒み切ることも出来ず、
焦らされた挙句、自分から求めにいってしまう始末で…
くっ!物欲しそうな目で見つめる風介が可愛すぎる…っ///

気持ちいいのは身体だけの関係だったはずなのに、
次第に芹の思わせぶりな言動に少女漫画ばりに
芹にドキドキ&キュンキュンし出してしまい…

対する芹だって、どこからどうみても風介が好きなのに、
風介の顔が好みとか、身体がいいとか言っておきながら、
フラれたくないから(「好き」を)「まだ言わない」なんて濁すばかりで…

…え!終わっちゃったけど!!!
ウソ!ここで終わり!?
と焦ったら続きがあるようでした。
ああ、びっくりした~…

なんだかんだ風介ももう8割方落ちてましたもんね。
あとは素直になるだけ!
次でくっつくのかな?

風介は最初はチャラくヤリチンでアホの子にしか見えなかったけれど、
実は面倒見よくて懐かれると拒めなくて、情に厚くて、案外乙女思考で、
読めば読むほど好感度がアップしてゆきました。
きっと本気で好きになったら一途なんだろうなって勝手に思ってます。

芹もいつもは王子様キャラで余裕たっぷりで風介を振り回してるけれど、
意外に甘えただったり、嫉妬深かったり、風介にしか見せない顔があって
そんなところがめちゃくちゃ可愛くていとおしいキャラでした。
こんな弟に一途に愛されちゃったら男だってときめいちゃうわ♡

番外編の『こっちむいて風介』では実は芹が
以前から風介を目で追っていたことが明かされます。
そして、〝一夜のアヤマチ〟も芹によって周到に仕組まれていたことが発覚!
このお話を読んでようやく芹の風介に対する執着っぷりに合点がいきました。

近親ものですが、昔から同じ環境で兄弟として育ってきたわけでもなく、
親の再婚を機に初めて出会った関係なので、苦手意識もなく読めました。

4

爆笑ラブコメ 

こういう作品を王道ネタというそうです。
とても面白いので3巻シリーズ全部電子版で買って、もう何回読んだかなー?
本当におもしろい。大爆笑。
実は、無常な耽美作品を読んだあとのどうにもならない負の感情を、「兄弟失格」を読んで脳内浄化しています。私の、正常メンタル維持はこのシリーズのおかげです。

どうしてこんなに面白いの?・・ 多分会話のテンポが軽めで間合いが絶妙、掛け合い漫才風の構成だからだと思います。
美形なのに、お人よし(知能が低いわけじゃないけど、オバカ)で乗せられやすい(チョロイ?)風介は失敗連続で変顔ばかり。ちっとも綺麗な表情を保てない風介がとても可愛らしいです。

風介の父の後妻の連れ子は、3人。
一見優し気な芹は二男。クールな策士。芹と幼児期に一度会っている。以後、ずっと風介に執着して、再会後の風介を束縛してご満悦。

1巻は、父の再婚を遊び惚け聞き漏らしていた風介。再婚相手の息子=弟二人兄一人が新しい家族となる。弟と同居生活が始まてからの生活は、芹主導。芹と風介が相思相愛になるまでの話。

2巻は、風介の高校時代の同級生奥村が風介に交際希望して、拉致監禁暴行・・この巻は私は好きじゃないので、二巻は余り読み返ししないです。

3巻は、芹と風介のなれそめ。芹にお見合い話二人が義兄弟から結婚するまでの話。
ずっと笑い続けの展開。風介は良い妻、売れっ子作家にになっています。

2

義理兄弟もの!

同じ家に住んでるってえろいな〜
受けが突拍子もないことを言ったりして、面白い部分もありますが、
受けが本当に可愛い!

メロメロになっていく様が可愛い!

0

義兄弟ってのがいいな

〖DMM電子書籍〗
修正 : 濃霧
カバー折り返し : あり
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : なし
電子限定特典 : マンガ4P(トランクスからボクサーに)
備考 : 表紙の風介がどうにもこうにも女装にみえてしまって今日の今日まで読むのを避けていたんだけど、もっと早く読めば良かった。

〖紙媒体〗
未読

0

凄い作品でした、キスしたくなる。

表紙の印象で何となーく手が出ずにいましたが、機会があり読んでみたところまんまとドハマりしました。こちらの作品は勝手に受けの風太が人気かなー?と思っていますが、私は攻めの芹にやられました。まっすぐなクセに掴み所がなくて、そのくせ気づけば目の前にいたり。絶妙な距離の取り方に、風太と一緒にキュンモダしてしまいます。主人公の2人が可愛いくてかっこいい、本当に魅力的。

秀逸だなと思った場面は5話目、2人でソファに座ってゲーム中の一コマ。風太の心の声「しかしこのまだ何も始まってねーのに何か始まってる感」それな・・・と一人吐血しました。芹も風太もゲームの画面を見ながら見てない、お互いを見てないけどめちゃくちゃに見てる、何かがもう始まったソファの上、2人のムード。手に取るように感じられて感激でした。

1

エロが神がかってる‼︎

これ、本っっっ当〜にエロいと思います!
いきなりエロの話して申し訳ないのですが、読むたびに「ほんとエロいなぁ〜」と思うんだから仕方ない。
作者様が前書きで、
『少しでもエッチだなと思って頂ければ光栄の極みにございます』
と書いてくださっているので、遠慮なくエロ推しさせていただきます。
とりあえず、
『中川先生!少しどころじゃなかったです!』

表紙の金髪くんに惹かれて読みたいと思ったら、タイトルに「兄弟」とある。
近親モノが苦手なため、一旦そこで断念。
でもある日、作品情報をよく見てみたら「義兄弟」であるとわかる。
しかも幼い頃から一緒に育ったわけでもなく、大学で初めて出会った関係だと。
血縁や、兄弟として一緒に暮らしてきた過去はなく「これから兄弟となる」2人なので、難なく読むことが出来ました。

逆に血縁者同士がタブーを犯す背徳感のようなものはないので、お好きな方は肩透かしをくらうと思います。そういうテイストではまったくないです。

金髪・チャラ男・アホな子。
受け界ではわりと定番の設定ではありますが、これ個人的にめちゃくちゃ好きな設定なんです。
この3COMBO食らうと自動的に萌えが発動してしまう。
また、アホな子受けが好きな攻めって、ハイスペックで強引な場合が多いんですよね。
ちょっとおバカな子を言葉巧みに言いくるめて、あれよあれよと抱いてしまうような。

この攻めの芹も、御多分に洩れず自信満々で俺様キャラなんだけど、これがまた実に嫌味なくナチュラルに距離を縮めてくるんですよね。
ゾクゾクするような迫り方をして、初めはヤンチャに抵抗していた受けの風介も、気付けばトロトロのエロ顔に…

お風呂エッチが、もう本当にエロいです!
修正甘めで描かれた、恥じらう風介のキレイな裸体が…目に焼きついて離れません…
芹に憑依したいと何度思ったことか!
エッチは3回なんだけど、いやらしく迫る芹と、艶めかしく感じる風介のインパクトが強くて…もっと回数多いと錯覚してました。
よくキスをする2人なので、そのせいもあるかな。
最高の修正具合なので、全編エロ度マシマシですよ♪

もちろんエロだけでなく、ストーリーも◎。
あ、おもしろ枠ですがw
体から入った恋だけど、芹の言動に真っ赤になってトキめいちゃう乙女な風介が可愛いです。ちゃんとBLしています。

全体的にコミカルで、風介の友達の哲平など、キャラもとてもいいので、くすりと笑えるシーンもたくさん!
風介なんて、半分は変顔してるしね(笑)
変顔と、感じてるエロ顔のギャップに萌える。
そんな一冊でした♪
…それにしても、1レビュー内に何回エロって書いたかな(^^;;

5

最初から兄弟失格?!

この作家様の作品は初見です。

表紙買いでしたがタイトルと表紙だけなら裏切られた感があったかもしれませんが裏表紙とあらすじで抗体が出来ていたのでソレはありませんでした。

最近、この続編(兄弟失格それ上等:増)が発売され
それも読みましたがそのレビューはそちらの方で(笑)


年上女性・茉莉花に失恋した21歳・大学生の風介。
しかし失恋と言っても一方的な片思いで しかも彼女は父親と再婚した為 (家族)にはなれた!というオチ付き。オマケに女のコ大好きなのにヤケ酒を煽りお持ち帰りしたのは男で…逆にガッツリ喰われた風介は翌朝ショックでこっそりホテルを後にするが、その日のディナーで昨夜の男が茉莉花の連れ子で義兄弟となる芹だと知り愕然とする。
基本チャラ男の風介に受けキャラ思考は存在せず、芹の一挙一動に振り回され続ける風介は隣に住む幼馴染の哲平に相談するも「要はヤリ友と同棲って事だろ?よかったじゃん」等と納得されてしまう。
しかも旧姓・花椿 芹は世間がよく知る花椿グループの御曹司で自分の父親もそこの役員だと知り又また愕然…。
流され続ける風介は少女漫画をバイブルにするまでに困惑し、脳内処理能力許容範囲を完全に超えてしまうが 次第に芹からのアプローチを待っている自分に気付き…少女漫画まで描いてしまうw
ある日悩める風介は率直に芹に
「どうして俺の事を好きなのか分かんねぇんだけど」と聞いてみた。
しかしその答えは…
「俺風介の事好きなんて言った?」
ソコではたと気付く。
確かにいつもどんな時でも…ヤってる時でさえ「好き」とは一度も言われていなかった事を…!!!
問い詰めると振られたくないから自分からは絶対に言わない。風介が言ってくれたら言うという。

「好き」

このワードは言われることなく[増]に(持ち越し)となる訳だが、個人的には芹の行動がかなりハチャメチャで…まぁ風介を愛するが故だとは思う…が、好きならもう少し恋愛下手な風介に優しくしてやってもバチは当たらないんじゃないか?と思う位のイケ様ぶりに少し引き…
代わりに女のコが好きだったのに初っ端から芹に種付けまでされても次第に芹に掌でコロコロされてしまう様 調教されてしまった風介が可愛くもあり 不憫でもあったりする。
(結果的に幸せそうだからイイけど…(笑)

絵はキレイではあるがギャグ系になった時と普通の時、描きこんでいる時の3種位あり もう少し普通&描きこんでいる時が多い方が好みだ。

あと、この中での風介最大の発覚&悩み(かもしれない)がカバー裏に描かれているので必見‼️

まだ読んでいないなら
(増)も続けて読んで欲しい作品。


1

私的、サイコー of サイコーのお風呂エッチ!

中川カネ子先生の作品の中では、このシリーズが一番好き!
続編『兄弟失格それ上等(増)』を読んでから、このレビューを書いてます。
本巻は、”開発” してエロからほだしてますが、続編は ”好き” って気持ちをクローズアップさせて萌え度もアップ!
ますます大好きなシリーズになってます^^


チャラ男の風介は、憧れの女性が父と再婚することになってヤケ酒。
でも一途に想ってたわけじゃなく、二股したりかーなり遊んでたっぽいので、まーったく同情はしない。
酔って、憧れの女性に似てる子をお持ち帰りするつもりが、お持ち帰りされて、ホテルで風介のほうが女の子にさせられてしまうという…w

そして、その男・芹こそが、憧れの女性の息子で、芹と風介は義兄弟として一緒に暮らすことにw
再婚両親は海外に飛んじゃうので、さっそく二人だけの同棲生活^^
同い年だけど風介のほうが生まれたのが早いので、風介がお兄ちゃんです。

芹は実は御曹司で、遠慮しいなところもあるのに、風介をエロで攻める時は強引で、風介はエロバカだけど、妙に優しくて面倒見の良いところがあるから、タイプ真逆な義兄弟のやり取りは、かみ合ってないのがコミカルで楽しい!

で、芹が強引に風介をカラダから攻めていって、風介は女にしか興味なかったのに、されちゃう気持ち良さを知っちゃって、芹に言われるがまま、芹のことが欲しくなってしまう!
すーーーっかり、芹の ”開発(調教?)” が進んでますw

見所はお風呂エッチ!
私のBL史上、もっともエロくて目がクギづけになってしまう、サイコー of サイコーなお風呂エッチです!!!!!
ヤリチンチャラ男な風介が妙に恥ずかしがってるのが、初めての女の子みたいでかわいいんだ^^
芹は優しく説得するように、風介の感じるところを責めていって、風介に欲しがらせるドSぶりもたまらない!
大洋図書の修正が甘くて、もう本当、”サイコー of サイコー” です♪♪♪

女の子にされちゃったことを、今度は覚えてる風介…
そのテンパりは斜め上すぎて吹き出しそうでした!
幼馴染・哲平の呆れ見放しツッコミ芸も好き^^

芹はあきらかに風介に執着していて、片思いをエロから成就させてやろうって魂胆が透けて見えるんだけど、芹は風介に「好き」って言わない。
その理由は続編で明かされますが、芹の本気度が伝わってきてすごく良かった!
今から読むなら続編も合せて一緒に読んだ方が萌え度もがぜん上がりますよ~♪


カネ子先生の描く乳首、他作品では線を書込みすぎてて嫌なのもあったけど、本作の乳首の描き方はトーンをうまく使って、芹が弄っての立ち上り具合とか、表情があるのがエロさ倍増で ”サイコー” です!

萌えドコロも、吹き出しドコロもたくさんで ”サイコー” な一冊です。

11

表紙のイメージをいい意味で裏切る内容

表紙の雰囲気とタイトルの感じから何となくはらださんっぽい感じを想像していたので、何が来てもビビらないぞ!と構えていたのですが、徒労に終わってよかったです。
こういうおバカな主人公、好きです。

父と父の秘書・マリカさんの再婚で、5年間の片思いに終止符を打たれた風介。
傷心のあまりやけ酒していると、マリカさんによく似た美人を見つけてお持ち帰りに成功!
一夜のアバンチュールのはずが翌朝には消し去りたいあやまちに…。

という始まりです。
風介のビジュアルがちょっとイベリコさんの吉宗を彷彿とさせるような感じです。たぶん髪型のせいだけですが。性格は本当におバカとしか言いようがないおバカで流されやすいのですが、憎めなくて可愛かったです。
芹もいじわるだけど溺愛系だし、横槍も芹の弟のかわいい(?)やきもちくらいなので安心して笑って読めました。弟のサルも可愛い。

ただ一個気になることが。
マリカさんが芹の母親なのはいい。
芹は風介父が勤める会社の御曹司←ここが分かりません。
芹には兄と弟がいて、父もいる←ここも一瞬分かりませんでした。
一瞬、マリカさんが会社の後継者かと思ったのですが、それなら秘書をするわけないですよね。混乱のせいで、風介父が社長から略奪!?とまで考えてしまいました…。
たぶん常識的に考えたら芹の父親がバツ2とかで、長男は最初の妻の子、芹は2番目の妻(マリカさん)の子、三男は3番目の妻の子だから、芹だけがマリカさんの再婚についてきたということでOKでしょうか?でもそれならもう御曹司ではなくないか?という疑問が…。
フィクションの設定でこんなに悩む必要ないのに悩みます。悪い癖です。

小ネタがもりもり入ってくるので、最初にクスリとも笑えなかった方は合わないかもしれません。最初に「ぶふっ!」ってなった方は絶対好きです。小さいネタも全部拾いたくなること間違いなしです。
結構えろすなシーンはあったので、そういうシーンが見たい!という方にもご満足いただける仕上がりだと思います。

2

ヤンキー風の受けが可愛い

 表紙とタイトルからどちらかというとシリアス系かな?と想像していたんですが、結構ギャグテイスト寄りです。本来なら女性らしさを彷彿とさせる長髪受けは苦手なんですが、これはヤンキー崩れの長髪という感じだったので全然気になりませんでした。父親の秘書に好意を抱いていた受けの風介ですが、その秘書が父親と結婚することになり、同い年の連れ子が弟になって同棲するという話です。割とよくあるストーリーではあると思いますが、連れ子の母親に恋していたというのは新しくて面白かったです。完全にゲイに目覚めるのではなく、攻めの芹に靡きつつも、可愛い女子に迫られると満更でもなさそうな所などがリアルで良かったと思います。終始甘めに進んでいくのであまり波乱も起きませんが、ヤンキーな見た目の風介の乱れ方がエロ可愛いので、軽めなエロが読みたい時にはぴったりだと思います。

1

今日から二人きり 仲良くシような お兄ちゃん♡

失恋の末、やけ酒で泥酔し隣にいた男を女だと勘違いしてホテルへ。
翌朝目覚めたら相手はまさかの男で、しかも自分が抱かれた痕跡に気づきびびる風介(受け)。一夜の過ちだとして記憶から葬ろうと思っていたのに、親の再婚で相手の連れ子として紹介されたのはそいつだった…。

親は海外赴任でまさかの二人暮らしになってしまった風介(受け)と弟となった芹(攻め)。
芹は親の再婚話が持ち上がったときから同じ学内にいる風介のことを見初めていたので、「今日から二人きり 仲良くシような お兄ちゃん♡」と迫ります。

外面は完璧だけど実は腹黒い芹と、ぎゃいぎゃい逃げ惑いつつも結局、芹の手の平でコロコロ転がされているだけのちょいお馬鹿な風介を描いたギャグ混じりのテンポ良いエロコメです。

風介は金髪で女好きのチャラ男で最初は気の強そうな感じなんだけど、途中からどんどんエロ可愛くなっていきます。
修正もかなり薄いです(白線一本修正)。同じ中川カネ子さんの「ハツモノパパ(仮)」も修正が薄かったんだけど、「ihr HertZ」ってこんなに修正薄かったっけ??と手持ちの他作家さんの作品を思わず見返してしまいました。あそこの毛とかもきっちり描かれてて春画みたい。
そして二人のHシーンが力任せにガツガツしてるんじゃなくて、攻めが丁寧に責めて受けがたまらなくなって陥落しちゃうやつなのでエロいです。

ちょい腹黒執着攻めに手の平転がされて、どんどんエロ可愛くなってしまう受けがお好きならきっと楽しめると思います。

4

良いっすな♪中川カネ子さん^^

すっかりこの方の作風の虜です。

毎度のことながらいかにも漫画っぽい設定とカップリングとストーリーで、今回は義兄弟のお話。
カップリング的には弟×兄ですが、年齢は同い年な2人です。
家族設定が相変わらず訳の分からんファンタジー家族なんですが、そろそろ慣れたのでそこはもうスルーします。
ギャグ色は既刊2冊以上に強め。
あまりにテンポが良すぎて一瞬で読み終わってしまった感がありますが、面白かったー!
こういうちょっとふざけた感じのコミカルなラブコメって私は大好きなんだけど、最近あんまり見かけなくなった気がするなぁ。

受けキャラがとにかく可愛い!と思っている作家様なので、あれ?今回の風介はチャラいしヤリチンだしあんまり可愛くない…と思いながら読み始めたんですが、そんなことなかった!単なる変化球だった!
今回は乙女脳で流されがちでウザい感じに暴走しがちな受けちゃんです。あほかわいい子!
なお、ビジュアル面の可愛さは攻めの弟(小憎たらしい性格だけど)が請け負ってます(*゚▽゚)ノ

ハッキリ言ってストーリーはないに等しいですw(キッパリ)
風介(受)のアホさ加減と、噛み合ってない夫婦漫才みたいな攻めと受けのやりとりを楽しめたらツボる人にはツボるだろうって感じの、ノリで読ませるラブコメ。
攻めの芹はちょっとSくて策士な感じのキラキラ王子様系イケメン(やや変態のケあり)
図々しかったりしおらしかったりして乙女ゴコロを掴むのが上手い奴なので、単純阿呆な風介が敵うわけもなくw
芹の手のひらの上で風介がコロコロコロコロ転がされる、の図。
盛大に転がされまくる風介がとにかくあほかわいいのです( ´艸`)

でもって今回、エロのターンがフェチくさい変態臭は抑え目の正統派(?)エロなので、まーエロい////
リアルさがかえって気恥ずかしい!
なんつーエロス。
しかも大団円のエロシーンには20ページくらい取ってあります。長っ!

電子版は残念ながらカバー下等の収録なしです。
他のレビュアーさんが書いてくださってるカバー“裏”ってどこなんだろー?
本当にカバーの裏側?気になります!

電子特典のおまけマンガは、芹のオヤジくさい変態な一面が見れるエピソードでした。
パンツはトランクス派だった風介ですが、芹に隙間からチラチラ見えるのがエロいと言われたせいかボクサーパンツを履くように。
だがしかし、女子の皆さんならお分かりでしょう。
ボクサーにはボクサーのエロさがあるのです。
変態くさいアングルから風介の股間を眺めて「にたぁ♡」と笑う芹は、どこからどう見ても変態オヤジなのでしたw

【電子】ひかりTVブック版:修正○、カバー下×、裏表紙×、電子限定特典(4p)付き

1

漫画みたいな漫画(漫画だけど)

漫画みたいな漫画でした(漫画だけど)。
今のところほとんどきゅんな展開はなく、エロとギャグが半々といったところです。

受けは、女好きのチャラ男なのに、飲み会で酔ったところを男にお持ちかえりされたあげく掘られてしまうちょいアホな子です。それを赤裸々に幼馴染みに相談してしまうところや、兄弟になってしまった攻めにいいように踊らされてるところなんかは、素直で可愛いげがあって好感がもてました。
ハイスペックで女子にもモテモテなのに、何故か受けに執着する攻めもいいです。フラれたくないから告らない、ってところも可愛い。
きっとこの後は、イケメンの攻めと同じくらいイケメンの兄が出てきて、こじらせ弟以上に二人の仲をかき回すのでしょうね。今後の展開が楽しみです。

0

今回も期待して良し!

前作の「ハツモノパパ(仮)」がドストライク過ぎて、作家買いリスト入りした
中川カネ子さんの新作です。

ズバリっ、今回も期待は裏切られませんでした!

作家さんの描かれる人物はとても人間味に溢れていて、とてもピュアだったり
一途だったりと魅力的なのですが、
今回は受けさんが「流されやすい天然アホのコ」でとーっても可愛かった♡

義兄弟となった攻めさんの家庭背景にはちょっとナゾな部分は残るけど
もしかしたらスピンオフなんかで続くのか・・・な?

今後のさらなる活躍を期待しております。

0

「エロ」と「ギャグ」がちょうどいい

ちるちるさんの作家インタビューでお見掛けして、面白そうだなと思って購入。表紙が思いのほかエロくて、リアル書店で買うのをためらった…。

という事でレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意を。






主人公は大学生の風介。
父親の秘書さんに片想いしてましたが、その秘書さんがよりにもよって自分の父親と再婚することに。失恋した風介は飲み会でやけ酒し泥酔してしまいますが、そこで出会った男とそのままホテルに行っちゃって…。

というお話。

父親の再婚により風介と義兄弟になったのが、その秘書さんの息子である芹。
芹に事あるごとに迫られ、キスされ、身体を弄られ。
初めは「男なんて」と思っていた風介ですが、芹に徐々に取り込まれていく様がなんとも面白い。

あほな子の風介があほの子過ぎて可愛いし、腹黒な芹が少しずつ風介を追い込んでいく過程に萌えました。

風介・芹ともにヤリチン(女性との絡みのシーンはありません)で、性的に奔放であること、また二人の濡れ場も多くてかなりエロエロな印象ですが、芹が風介に執着している理由や、風介が少しずつ芹に惹かれていく過程もきちんと盛り込まれていてストーリー自体とても面白かった。

芹にはほかに兄弟がいるようですが(そのうちの一人、弟の四葉は出てきます)、彼らとの関係とか、芹・風介ともにハイスペックな両親がいるバックボーンなんかはほぼ出てきておらず、ぜひとも続編を出していただきたいなと思いました。風介の幼馴染の哲平もいい味出してましたし、続編とかスピンオフとか、たくさん作れるような気がします。

正直「ihr HertZ」シリーズはあまりエロいイメージがないのですが、この作品はそのイメージを覆すエロさでした。tnkやア〇ルの描き方がリアルでちょっと赤面してしまうくらい。なのにストーリーはギャグテイストが強いので、エロ過ぎることもなくちょうどいい塩梅で楽しめました。

作家インタビューでもこたえてらっしゃいましたが、カバー下だけではなくカバーの裏側まで手が込んでいる。こういう所に作家さんの読者へのサービス心を感じて好感度がアップしました。

初めて読んだ作家さまでしたが、ほかの作品も読んでみたいと思います。

6

義兄弟同居ラブ

ドラトラブ、ハツモノパパがもの凄く好みだったので、中川カネ子先生の新刊待ってました。

もう先生の描く男の子はエロくてかっこ良くて大好きなのですが、今回も攻めの芹がかっこ良くて女子にモテモテなのに何故か遊び人っぽくて女の子大好きな風介に執着しているのに萌えます。

芹は飲み会で酔っ払って意識朦朧としている風介をホテルに連れ込んで、やってしまいます。
朝起きた風介は記憶もあいまいなまま逃げ出すのですが、父親の再婚相手の子供が芹で義兄弟に、そして両親が海外赴任で2人同居することになります。

何故か芹にめちゃめちゃ好かれてる風介は、家で寝てても芹にちょっかいかけられたりして落ち着いていれない。お隣の哲平に助けを求めても相手にされず。結局迎えにきた芹と家に帰るのです。
しばらくして、芹の弟四葉が風介の家に来てお兄ちゃんを迎えに来るのですが、小学生だけどめちゃくちゃブラコンで、風介の前と芹の前では別人みたいでお兄ちゃんを取られた悔しさからか風介に暴言をはくのを芹にバレて帰れと言われるけど、風介のおかげで1泊することに。

弟が泊まっているのに芹は風介の入ってるお風呂に入ってきてお風呂H。もう最近あまり見ない修正薄いので割と色んなものがはっきり描かれていて眼福です。
先生の描く裸体Hで、美しいです。アングルも表情も良くて普段ツンツンしてる風介がかわいいのです。

芹が手を出してくると思っていたのに何もなくただ寝るだけだった時に、もやもや眠れず翌日寝不足だったり、意識しまくりだけど、芹からまだ好きっていわれてないとまたもやもや。そして、しばらくキスだけでちょっかいもかけてこなくて、と思っていたらキスからそれ以上も。風介からねだらせるという放置プレイだったのかな?芹の方が弟だけど恋愛においては一枚上手なようです。

とりあえず風介はこれからも多難そうだけど、結局ラブラブなので良しとしましょう。

今回カバー下のみならずカバー裏にも風介のちょっとした漫画も載っていて、電子書籍になった時も載っているのかわからないですが、ちょっとお得な感じでした。

3

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