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  • 俺の嫌いなヤンキーくん。

俺の嫌いなヤンキーくん。

ore no kirai na yannkikun

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表題作俺の嫌いなヤンキーくん。

加賀結弦 高校生
早乙女聖 高校生

その他の収録作品

  • 早乙女の事情(描き下ろし)
  • カバー下:漫画

あらすじ

ひねくれ優等生×純情ヤンキー
仮面優等生を演じる加賀は
ヤンキーの早乙女に絡まれた挙句告白される。
わけがわからず面食らっているとさらなる驚きが。
なんと早乙女は加賀が腕を掴んだだけでアレが勃つほど敏感な奴だった!
撫でるだけでビクビクしたり、照れて赤面したり…。
ヤンキーなんか大っ嫌いだったのに、予想外すぎて調子狂う!

作品情報

作品名
俺の嫌いなヤンキーくん。
著者
天河藍 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758077156
3.9

(51)

(19)

萌々

(19)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
5
得点
198
評価数
51
平均
3.9 / 5
神率
37.3%

レビュー投稿数5

敏感で一途なヤンキーの可愛らしさ

 優等生を演じている加賀にあまり攻めらしさがなかったので、早乙女に手を出した時、攻めきれるのかな?と若干不安に思いましたが、時間をかけて攻めである彼を受け入れられました。というのも、ゲイではないし、早乙女には当初嫌悪感しか抱いていなかったし、恋愛や性欲とは無縁の生活から突如早乙女の性欲に晒された、というきっかけなので、加賀にとって自分に欲情する早乙女は天から降ってきた宇宙人みたいな感覚だったと思うんです。そこから恋に発展するのも大変そうだな、と思いましたが、早乙女の意外な真面目さや自分への好意を隠さず伝えてくるところに絆されたようですね。少しトントン拍子過ぎるかな、と感じた点もありましたが、全体的にはテンポも良く意外性を楽しめました。

2

ヤンキーの固定概念をぶち壊してゆく受け

ひねくれ優等生の加賀が純情ヤンキーの早乙女に振り回されて
じわじわ絆されてゆく恋を描く攻め視点の物語でした。

こういう設定の場合は受け視点が多いような気がして、
(そうでもない?)なんだか新鮮でした。

優等生の加賀は大のヤンキー嫌い。
その理由は遡ること8年前…
突如「V系バンドで成功してビッグになる!」宣言と同時に家を出て行った兄。

以来、両親の期待は全て弟の加賀一人に注がれるようになり、
勉強に励み、作り笑顔を浮かべ、両親の期待に応えるために
優等生を演じ、ひたすら真面目に生きてきた。

だけど、そのせいでストレスはいつも限界値ギリギリで、
隠れて一人愚痴大会でストレスを発散させる日々。

そして、いつしか兄を彷彿とさせる
ヤンキーまでも毛嫌いするようになっていたのでした。

けれど、ある日突然、ヤンキーの早乙女が
「お前の秘密を知っている」と脅してきて…

どうやらストレス発散中の姿を動画に撮られていたらしく、
弱みを握られたと思っていたら、なぜか告白されてしまう。

予想外の展開に、男同士なんて無理!と引いていたはずなのに、
いかつい見た目にそぐわぬ早乙女の意外過ぎる反応に加賀の方も
煽られてドSスイッチON!

なんと校内でも名の知れるヤンキーは〝超敏感体質〟だったのです(笑)
どれほど敏感かっていうと、ちょっと加賀が触れただけで勃っちゃったり、
指で首筋をなぞられただけでいやらしい声が漏れちゃったり、乳首だけで
イッてしまったり。

一方、母を気遣い弟の世話をするなど、実は家族思いな一面も。
悪ぶってはいるけれど、早乙女の発言や考え方は案外まっとうで、
なぜヤンキーなんてやっているのか、不思議でした。

すごいことはすごいと素直に認められるし、
相手が男だろうと包み隠さず好意を伝えられる、
筋の通った気持ちよさみたいなものをもっています。

そんなしっかり者だったり、エロ可愛かったりと
ギャップだらけの早乙女に加賀の意識が少しずつ変わり始めます。

そして、散々突き放してきたくせに、早乙女をおかずにヌいてしまい…
ちなみに同じ頃、早乙女は加賀を想って一人自慰に耽っており、
離れていても想い合っている感が滲み出ていて素敵でした。

早乙女への好意を自覚すると加賀は意外に潔く、
想いが通じたことを喜ぶ早乙女がしおらしすぎて可愛かったです。

初エッチではポジション争いが起きるものの、
惚れた弱みか早乙女が健気に加賀を受け容れます。

早乙女は前髪を下ろしていると、いつもの
いかつさも半減で普通に愛らしかったです。
普段からこの髪型だったらモテそう…

はじめはポジション逆では?と思ったけれど、
汗と涙でぐずぐずになる早乙女に、なるほどこっちで正解!と
激しく共感していました。

加賀のトラウマの元凶のお兄ちゃんは思ったほどの
活躍はなかったけれど、ナイスフォローをしてくれました。
でも、8年前の出来事にも実はこんな真相が…とか
あるのかと思いきや、ただのダメな奴でした(笑)

1

知らなかった…ライトで可愛い天河作品に驚く。

天河先生といえば「薔薇とヘドロ」や、先日分冊版が完結した「罪と咎」しか読んだことがなく、
てっきり人間の毒と闇を描く作家さんかと思ってました。
先の2点は読み応えのある内容ですが、私には一度で充分な毒と闇…
でも、この作品は気分転換に繰り返し読める内容で、エロも可愛くてお買い得な一冊でした。

二面性のある優等生と敏感なヤンキーが面白そうだと電子購入したんですが、
本当にそのまま、ライトな甘さのあるDK学園ラブコメでした。
それでも、どこかに毒が潜んでいるのでは?と思いながら読み進めてしまったわ。

好きに生きる兄が原因でイイ子でいようとする攻めが、
受けによって少しずつ素直になれる、
本当の自分の気持ちを認めて、自分を受け入れるられるようになる流れが良かった。

攻め受けともに性格が可愛いくて、
イイ子を装う優等生も、ヤンキーも、二人共家族想いで素直なイイ子でした。
エロ具合も程よくて、敏感体質のヤンキーが直ぐにプルプル震える表情が最高。

二人とも相手を抱こうとしていたと解り、タチバトルになるかと思いましたが、
優等生が揺るぎ無いタチで、ヤンキーが受けになる。
だって、あれだけ乳首ビンビンで乳首イキするのに、絶対受けでしょ。
案の定、指を入れただけで出してしまう、素直でいやらしい身体です。

天河作品でこんなに可愛くて甘いエッチシーンが見られるとは…このカップリング好きです。
色っぽいホクロのこだわりは変わらずなんですね、
しかもヤンキー受けではなくて、優等生攻めに泣きボクロ二つというのがいいな。

※Renta:修正は白抜きです。

2

性格悪い優等生×愛と成長の物語

★実は性格悪い優等生:加賀結弦×敏感で面倒見いいヤンキー:早乙女聖

この作家さんの出されている同人誌、天才ショタ×ヤンキー受け「麗しのティンカーベル」シリーズが好きなので購入。
一冊すべてが優等生×ヤンキーで、攻め目線の高校生らしい初々しい恋愛話。
同じ高校だけど所属する科が違って接点がなかった二人が、紆余曲折を経て両想いになるまで。
攻めが何で歪な性格の優等生になったのか、ヤンキー受けの家庭事情など…
背景事情が丁寧に描かれていて、ライトなストーリーながら説得力があります。
また攻めの元は真面目だったのに夢追い人になった兄、攻めの両親、特進科の先生などのサブキャラクターもしっかり描かれています。
最後のシーンで受けを劣等人種と評価する特進科の先生を、攻めが黙らせたシーンはスッキリしました!
ストーリー物が読みたい&優等生×可愛いヤンキー受けが好きな方は、必読な作品です!!!

★えっちシーンは汁成分多めで高校生らしい初々しさがあって、とっても可愛くて萌えます。
特にどっちがタチネコの役割をするか、モメるシーンの会話が可愛い!
また攻めが童貞でまったく余裕がないのに、受けが敏感ボディなので巧くいくのも最高!!
受けが自分の体で攻めが、気持ちよくなってることを喜んでいる描写も萌えます!
修正は輪郭ありの白抜きで、画力がある作家さんだから勿体ないですが…
でも萌えるので、何度も読み返したくなる絶品なえっちシーンでした。

4

超敏感なヤンキー受け(天使)

天河さんのヤンキー受け!読まざる得ない…
丸っと一冊仮面優等生の加賀くん×超敏感ヤンキーの早乙女くんです。
加賀くんは成績が良くて優しい良い子を演じきっていますが、実はイライラしいでちょっと口が悪い。
早乙女くんはヤンキーな外見だけどその実素直で優しくて、何より…超絶敏感なエッチな子(←重要)!!!長袖を着ている理由に萌え殺された。
二人でいるとそれぞれ普段は隠してる二面性が出ちゃって、このやりとりがまあー可愛い!!!
正反対だから最初は反発して徐々に認めて褒めて好きに…二人とも天使か!もっとラブラブやってくれぇ!
多少エロ少なめかもしれませんが(当社比)
とても良いヤンキー受けでした。

5

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