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ハッピーエンドを信じてる

happy end wo shinjiteru

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表題作ハッピーエンドを信じてる

土谷 啓志,サラリーマン
花本,19歳,大学生

その他の収録作品

  • スーパーダーリンを信じてる(描き下ろし)
  • EXTRA PAGES 4P

あらすじ

憧れの東京、憧れのセックス!

生粋の腐男子・花本は、痴漢から守ってくれたイケメンリーマン・土谷に一目惚れ♥
しかし土谷は、公衆の面前で「早くエッチがしたい」と告白してきた花本に困惑モード…。
花本が押し切る形でスタートした交際だったが、土谷も花本の想いに気付き、ついに花本を抱く決意を固めた。
運命のセックスが、今はじまる―――。

作品情報

作品名
ハッピーエンドを信じてる
著者
藤峰式 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758077255
3.5

(113)

(22)

萌々

(45)

(28)

中立

(10)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
18
得点
384
評価数
113
平均
3.5 / 5
神率
19.5%

レビュー投稿数18

爆笑が止まらない!

久しぶりに、読み返してみたけど〜笑いっぱなし。

腐男子の花ちゃんと、腐女子の巴ちゃんの女子トークの盛り上がりが、二人ともお花畑すぎて面白すぎ。

そして、土屋さんが会社同僚に相談するんだけど、この同僚が良い味だしてるんだよね。
メインの2人も面白いけど、脇役2人も盛大に楽しませてくれました。

気持ちの良いセックスは出来なかったけど、心が通じあえて良かったね。

藤峰式先生は、ハズレ無しですね。
他の作品も面白いもの沢山ある。
これからも、応援してます!

0

笑わせていただきました!

藤峰式先生のラブコメ好きです。
こちらもかなり笑っちゃいました。

夢見る腐男子、花本が憧れの東京で憧れの攻め様に出会い、憧れのハッピーエンドを迎える!と意気込むお話です。
理想的なシチュエーションで、素敵な攻め様(風)の土谷に出会うのですが、とにかく花本がエッチがしたくてたまらない暴走機関車。
それも、BL漫画の知識が全てで色々空回るのが面白くて、ニマニマしながら読みました。

花本の友達で腐女子の巴も良き理解者ではあるのですが、こちらもBL漫画の知識のみで煽る煽る〜w
土谷の同僚もナイスキャラで、土谷が男と付き合って悩んだりしてるのを面白がりながらも話を聞いてやる実はいい奴でした。

描き下ろしの、土谷がスパダリの解釈を間違えてるのがまた面白くてw
でも花本には効いてるのがまた…笑えます。

笑えて、可愛いキャラを楽しめて、糖分も補給でき、元気になれました。
深く考えずに楽しく笑えるBLが読みたいあなたにもオススメの一冊です。

5

ツッコミどころ満載w

どこからどうツッコんでよいのやらw
ギャグ作品なのはわかってます。
わかっているけど、にしても、前提として押さえておかないといけないとこが抜けていると気になってギャグが成立しないのでは?!とめんどくさいことを考えてしまいました(^^;;
何も考えず笑って楽しむ作品かもですね。

花本がBLにハマって憧れるのはわかる。
でも、恋愛よりセッ○スの興味の比重の方が大きいような気がして。

それなら
いくらBLがファンタジーとは言え、初めてで挿入が難しいことすらわからない?!
とそこがすごい違和感で。

BLをすすめた女友達もそこはなぜ説明してあげない?と。

花本と女友達のやりとりに、あるある〜!そして純愛実ってよかったね〜と読者が楽しめるようにしたかったのかもだけど、私は違和感ありまくりでした。

2

花本君が純粋すぎて・・

大学受験に合格して、上京
電車の中で痴漢に遭っているところを助けてもらった男性、土谷さんに一目ぼれ。
喫茶店で、大勢の前で告白する花本君

BL作家の巴さんのR18作品でしか、恋愛を知らない花本君。
・・・花本君の恋にのぼせる様子を読んで、恥ずかしくなってしまった。爆笑。
猪突猛進な愛し方しかできない花本君。
惚れられた土谷さんは、困ってしまう。花本君の迫り方は、迫力あるもんね。
BL作家巴さんが、アドバイスしても耳に入らない花本君。

動物園でデートしたら、動物たちに番シーズンが来ていた。ペンギンの交尾をを見て固まる花本君、焦る土谷さんが、視線を変えさせようとしても、花本君は動かない。花本君の脳内は、H一色。

面白いのですが、どうしてこんなにオバカなんでしょう。
花本君が鈍くて、グイグイ押す進め方が凄くて、想像しながら読んだら恥ずかしくてダメ、悶絶。私には恥ずかしくて辛すぎる内容でした。爆笑。

2

最高すぎて言葉が出ない!

すごく純愛でめっちゃぐっときました!攻めもすんごい真面目で、受けを気遣っている姿に萌えました〜〜
愛が深くて永遠に二人で幸せにいきてほしいなって思いました!

5

背負わされた人背負わせた人

コメディです。全力のコメディなので、真面目に捉えるとしんどいから、コメディを読む気持ちで繰り出した方が良いと思う。
毎話の扉絵が…いやよく見るけどそういうの!笑

◾︎土谷(スパダリの重荷を背負わされた人)×花本(背負わせた人)
初っ端、花本の強引さとか常識のなさが気になりました。コメディなんだと思ったら面白く読めました。
土谷をスパダリを背負わされた一般人と思っていたら、「決まった!!」だの「俺 抱くよ」だのホント「何言ってんだコイツ」で、どいつもコイツも変な人だった…

同僚のキャラクターもとても良いので、スッと挿入るとこまで連載して欲しかったな〜
このコメディの感じ、今の藤峰先生が描いたらさらに面白い気がする!

3

笑いで一気に読める

ただただ笑えて面白い。良い意味で表紙の雰囲気を裏切られたかな。
受けの子が腐男子なんだけど、妄想が過剰すぎるのが笑える。
攻めが受けを好きになる要素がちょっと…な気もするが、笑いの勢いで最後まで持っていけた。
受けの友だちの腐女子や、攻めの会社の同僚が、なかなか良い性格してて、この二人の突ツッコミとかも面白い。
読後感スッキリで、色々考えないで笑えて、息抜きになるお話です。
藤峰式さん、あのキレイな絵でギャグ漫画だから、ギャップがあって好き。

3

始終笑えました!元気でました

腐男子の受け君が初っぱなから乙女心全開で爆走してます。でもなんだか可愛いんです。
対してめっちゃ真面目なスパダリにいつかなりそうな(まだなれてません)リーマンの攻めさんも天然で真面目すぎて私も好きになりそうでした。
総じて可愛いカップルです。

この漫画を読ませてもらってふと思ったのですが、いつもなら主人公達の目線にはいりそうなのに、なぜか脇役やモブの目線に入ってしまいます。
受けの幼なじみで彼を腐男子にさせてしまった元凶の巴ちゃん、攻めの職場の同僚君、あと二人が周囲を気にせず(?)ドラマはじめちゃってるときのモブの皆さん、いろんな目線に入れてとても楽しかったです。
思い切り吹いたり、一緒に拍手しちゃいました。

やっぱり藤峰先生の作品って斜め上にとんでて大好きです。コロナウイルスの事でいろいろ疲れてたのですがやっぱり元気もらえました。頭真っ白にして楽しく読みたいときにオススメしたいです。

6

少女漫画っぽいけど滅茶苦茶面白かった!

いやー面白かったです。恋に恋する乙女じゃなくて腐男子あるある?少女漫画みたいでしたが笑えて楽しくて良かったです。

もう花ちゃんの暴走が突っ走り過ぎて。でも土谷さんがとってもいい人で。そんな上手いこと行くわけなかろうが!と一人でツッコミを入れてました。

男同士の精神的な壁はほぼないものの、憧れのセックスがなかなかできず、痛くてできなかった→運命の相手じゃなかったのかも…とか!

もうお話は王道?なんですがキャラにもはまるし、特に花ちゃんの友達の巴ちゃんとのやり取りがガールズトークかよ!って滅茶苦茶楽しかった。お約束の壁ドンも。
土谷の友達も相談にちゃんと乗ってくれてBL本を読むよう進めたり。

東京に着いて30分で運命のスーパー攻め様に出会ってしまった可愛い男の子のお話でした。

2

「BLのようなセックスがしたい!」恋に恋する腐男子くんの上京物語

ニュータイプのオメガバース作品「有休オメガ」で藤峰式さんのコメディセンスに撃ち抜かれ、作者の作品をもっと読んでみたい!と次に手に取ったのが本作と「工藤先生のマジェスティックデイズ」の2冊なのですが、これら3冊、私は横並びで面白いと思いました。
夢見過ぎな少女マンガに振り切れようと(→本作)、頭のネジ飛び過ぎなアホエロに振り切れようと(→工藤先生)、面白さにブレがない!
その中で「有休オメガ」がアタマ抜けてヒットしたのは、作品自体の甲乙というよりかは、興味関心の引きの強さがズバ抜けててたくさんの腐女子のアンテナにキャッチされまくったからかなー?なんて思っています。

「有休オメガ」で藤峰式さんを知った方、次何を読もうかなーと迷われたら、
受けのおバカ度据え置き、エロ控えめをお求めの方には本作を
受けのおバカ度据え置き、エロ増量をお求めの方には「工藤先生のマジェスティックデイズ」を
(オマケ)受けじゃなくて攻めがおバカなのくださいって方には「うちのこが一番かわいい」を
私の独断と偏見でオススメいたしますヽ(*´∀`)

・・・と先に客観的な視点でオススメしたうえで、

私の萌えツボに一番ハマった藤峰式作品はズバリ本作です!
これ、書影出た時から目には止まってたのよ。自分の好み的に表紙買いする系の装丁なのよ。でもしなかったのは「引き」なのよ。即買いに至るにはちょっと弱かったのよ引きが。なんかすごい上から目線でモノを言って申し訳ない。でもほんと「引き」って大事なんだなと思った。
そんなふうに一度は読むのを見送った私だからこそ叫びたい。

o(≧◇≦)o <<< これもめっっっちゃ面白いやんかーーー‼︎

「少女マンガのような恋がしたい!」ならぬ、「BLマンガのようなセックスがしたい!」
幼馴染みの部屋にあったBLマンガに天啓を受け、BLのようなロマンティックな恋愛とセックスを夢見て、憧れの地・東京に上京した恋に恋する系腐男子〔花本くん〕の暴走ピュアラブストーリーです。
そんな花本くんの前に上京30分で彗星のように現れたヒーロー〔土谷さん〕は実際はいたって普通のサラリーマンなのですが、BL読み過ぎの花本くんによってちょっとした大人の対応が勝手にどんどんスパダリ認定されていきます。
【スパダリ=セックスが上手い】と信じている花本くん。土谷さんと早く素敵なエッチがしたくてたまらない!恋に恋する乙女が淡いピンクのオブラートに包むところを、恋に恋する乙男は欲望直球(でも純粋)で突き進みます。
大学生にいきなり告白されて、キラキラとした汚れなき眼差しでエッチを迫られるリーマン土谷さんが気の毒やら可笑しいやらww

ストーリーの合間合間で花本くんと土谷さんがそれぞれの相談相手に真逆のトーンで恋愛相談するのがまた面白くてですね。
この相談相手達がいい脇役達でね、花本くんの方はくだんの幼馴染み(=ヘビーな腐女子)でアドバイスがBLから得た知識しかない。土谷さんの方はチャラくて軽いんだけど割と的を得たアドバイスをする同僚。
この年齢差にも楽しませてもらいました♪

脇役達の応援もあって(?)、2人は花本くんの理想の恋のゴールへと着実に進んでいきます。
花本くんが信じてる最高のハッピーエンド、つまり、数多のBLマンガで描かれる初めてでも気持ちいい最高のエッチを夢見て、ついに迎えたはじめての時♡
熟練の腐女子の皆様ならこの後の展開はおおむね想像はつきますでしょう。
そう、“初めてなのにお尻だけでイっちゃって「この淫乱め…」なんて言われちゃう”なんてことは心配しなくてもありませんw
2人の恋のゴールの前に立ちはだかる(花本くんにとって)予期せぬ壁!www
花本くんの恋はどうなってしまうのか───?!

この先は実際に読んでください!って事でネタバレしません。
ちなみにここまでで大体2/3ページ。物語はまだまだ展開を見せます。
藤峰式さんのコメディセンスがなきゃ成り立たない強引展開で笑わされながらも、2人のハッピーエンドを全力で応援しながら読ませてもらいました。
そしてついに、ついに、ついに挿入った瞬間のカンドーよ…!!!!!
こんなにも挿入の瞬間をバンザイしたくなったBLいまだかつてないわw

現実の恋(とセックス)はマンガよりずっと大変だけど、想像よりずっと眩しい。
最後は少女マンガに負けないこんなキラキラハッピーエンドに着地させてくるとこズルイわー。
描き下ろしのオチも笑えるw
ガンバレ土谷さん!

楽しくてレビューめっちゃ長くなってしまった。お気に入りです!

【電子】ebj版:修正白抜きに見える薄いトーン、カバー下○、裏表紙○

2

腐男子くんによる楽しい恋愛奮闘記♪

『有休オメガ』がとても面白かったため、一気に興味を持った藤峰式先生。
キラキラ輝く瞳が気になるこの作品。
とっても面白かったです!
コメディセンスというのでしょうか。
センスあるなー、いや、センスが合うんだなー。

ゲイで腐男子の花本が、進学を機に上京して、理想の〔ボーイズラブ〕をするために奮闘するお話です。
彼の脳内は、完全なる腐男子脳。
普通の恋愛というよりも、
〔初めてなのにお尻でイっちゃったら、やっぱり「この淫乱め…」って言われちゃうのかな〜♪〕
などと言う、いわゆるBLファンタジーを夢見る、恋とエッチに興味津々なオトコノコなのです。

そんな花本は、上京してすぐに電車内で痴漢から救ってくれた理想の男性・土谷と出会います。
運命を感じた花本は、キラキラした目で即アプローチ!
流されてOKしてしまった土谷とめでたく(?)カップルに。

この作品のキモは、兎にも角にも「腐男子」であること。
幼馴染の腐女子・巴ちゃんと共に歩んできた腐った日々は、彼の恋愛観に影響を与えまくり!
ファンタジーと妄想に彩られた世界と現実の恋愛には当然隔たりがあるのですが、ひたすら理想のハッピーエンドを追い求める花本styleは、可愛い顔して執念のかたまりで、結構凄まじかったです(笑)

真面目そうで可愛らしい顔して、頭の中は「エッチ」でいっぱいな花本くんVS「君を大切にしたい」派の土谷さん。
膨れ上がる妄想と欲求不満。どうなる初エッチ!?

そんな、BLあるあるとリアルな恋愛のギャップが楽しい一冊でした♪
はぁー巴ちゃんポジに憧れるわー。

少々短くあっさりしていたため評価は「萌」ですが、前述の新刊にて画力やコメディセンスが格段に向上してらっしゃるなぁと感じたため、次回作も非常に楽しみな作家様です♡

6

chikakumaco

ゆーちん24さま♡
こんにちは♬ 読んで頂けたんですね♪( ´▽`) 嬉しい(//∇//)
そうなんです、「有休オメガ」がヒット‼︎なので、以前描かれた作品は今読むと拙く感じられるかと思います。
あと短過ぎて食い足りないんですよね〜。土谷さんがスパダリ化するとこまで描き切って欲しかった〜。
藤峰式先生は、短編・中編が多くて、せっかく面白いのに食い足りない感が凄くて勿体ないんです‼︎‼︎
なのでそういう意味でも「有休オメガ」はとっても嬉しかったですよね。
今は、連載中の「褒めると伸びます」と「童貞やくざとデリヘルくん」が纏まるのをすんごく楽しみに待っているとこです(≧∀≦)
楽しみ♡

キラッキラッに可愛いー♡私もハッピーエンドを応援したい!

何度も、ふはっと笑ってしまった。とっても楽しい!本当にたまたまなんだけど、何なの、腐男子ものって、私が知らなかっただけで、一大ジャンル化しているんだろうか。最近よく読んだ様な気がします。普通にあまり公言出来なくて…、みたいな設定が多いような気がするんですが。まぁ、これが、おおっぴらに公言どころか、告白してしまいます。花本くんは一目惚れした年上のイケメン・リーマンに押せ押せで迫ります。彼の望みはただ一つ、スパダリと夢みたいなセックスをしたい! 付き合う、をすっ飛ばして、とにかくセックスがしたい‼︎ ロックオンされた土谷さんが、またこれがいい人で、そんな花本くんを可愛いと思い、まぁまぁ引きながらも、花本くんに応えてあげたいと思っちゃうんですよね。すごい! 突然迫られたのに、そこに男同士がどうたら、などという葛藤は皆無。花本くんの幼馴染で腐女子の巴ちゃんもひたすら応援するし、土谷の同僚も「何言ってんだコイツ。」と面白がりながらも、結局温かく見守ってるのだ。大声で街中やカフェで激白する花本くんを見て驚いている通りすがりの人々も、パチパチと拍手したりしていて。とにかく、いい人たちしか出てこない。
ところが、肝心(⁈)の挿入が、どうにも痛い‼︎ 何故かここだけリアル。夢みたいにうまく行く、いい人しか出てこない物語なのに。何故かここだけリアル。ただしリアルな描写では無い。花本くんは悩む。どうして⁈ 「初めてなのに、感じちゃう! お尻でイッちゃう〜‼︎」みたいなセックスが出来ないの⁈ ぷぷっ。そういうのを描いているBLもあるので、ちゃんと読んで欲しい‼︎ と、ツッコミたくなる。さてはアホだな、花本くん。そして、土谷さんはいい人なので。いつか花本くんを気持ち良くさせてあげたいと、まさかBLを拝読するまでになるのだ。こんなにカッコよくてステキな、優しい恋人に出逢えたことが、奇跡でハッピーなことなんだよ‼︎って、花本くんもついには理解する。
ちょっとだけ物足りないのは、土谷さんが、とうとうスパダリになって、花本くんをあんあん言わせてる様子を、3年後くらい?そんなにかからないかな? エッロエロで見たかった気がします。(花本くんの妄想では見れます。)大好きな人とするのが一番っていう。ハッピーエンドを心から応援したい‼︎ そんな気持ちにしてくれるキラッキラッに可愛いストーリーです♡

0

ゆーちん24

こんにちは♪
長い連休が終わり、ようやくオススメしていただいた本を落ち着いて読む時間が出来ました!とても面白かったです!ありがとうございます(*^^*)
そうなんです。もっと長く読みたーいってなりますよね^ ^
理想バッチリ!になる結末も良いですね♡
連載中の作品が2作品もあるということで、私も発売が楽しみになりました。
素敵な情報ありがとうございます♪

最初から最後まで面白い!

一冊まるまる表題作。とにかく面白い!最初から最後まで面白い!笑えるという意味で面白い!楽しめるという意味で面白い!微笑ましいという意味で面白い!満足するという意味で面白い!
表紙の美しさと洗練された雰囲気から想像していた内容と違う!あらすじを読んで、表紙の印象とは多少異なる内容っぽい?と思いつつ、電子書籍購入なので試し読みをしたところ、あ、めっちゃ面白そう(笑えるという意味で)と思いました。その印象に間違いはなかったです……!

最初から最後まで主人公の花ちゃん(花本くん)が突っ走ってくれています。明るく元気に一途に思い込み激しく夢に向かって。
花ちゃん、可愛いです。とても思い込みが激しいけれど、可愛いです。何なのでしょう。一歩間違えば、うざい子になっちゃうところなのですが、お世辞でも何でもなく本当に可愛いです。あまりに真っ直ぐで邪気がないからでしょうか。純粋そのもの。エロいBLを読みまくってはいるけれど。どう考えても純粋そうじゃない会話を親友の巴ちゃんと交わしていたりするけれど。それでも、純粋だなーと思うしかない。

昔からの夢を叶えるため、大学入学と同時に上京した花ちゃん。いきなり電車で痴漢に遭う。それを助けてくれた土谷さんのかっこよさに花ちゃんは恋に落ちます。そこから夢の実現に向かってまっしぐら!上京して叶えようとした花ちゃんの夢、それは彼氏をつくって漫画や小説で読んできたようなセックスをすること。

それに巻き込まれた形の土谷さん。ただ、普通に、痴漢から助けただけなのに(笑)
土谷さんは普通の人。普通に真面目で、普通に常識人で、普通に優しくて、普通に思い遣りがあって、普通にかっこいい。花ちゃんの勢いに驚き、若干引き気味ながらも、花ちゃんのことをちゃんと見てくれていて、いい人だなーと思いました。かっこいい。どちらかと言わなくても基本的にヘタレ属性の土谷さんですが、人間的にかっこいいです。きちんと相手を見ることができる人。
最初こそ流されているように、と言うか、花ちゃんの勢いに気圧されてしまっているようでしたが、決してそのままではなく。あくまで、花ちゃんの気持ちにきちんと向き合おうとしていました。相談相手の同僚にけしかけられても、相手が真剣なのに軽い気持ちで応えられない、と。……真面目!

過去、つまらないからという理由で何度もフラれてきた土谷さんと、思い込み激しく猪突猛進してしまいがちな花ちゃん。
この二人の組み合わせが何とも絶妙で、噛み合わないように見えてぴったりと噛み合う。ハマる。一緒にいてお互いが無理なく楽しいと思えて、幸せになれている。描き方がとても上手いです。何の違和感もない。一筋縄では決してなかったけれど、花ちゃんには土谷さんだったし、土谷さんには花ちゃんだった。そのことに深く頷いて賛同したいです。

花ちゃんだけでなく、作品そのものが一貫してハイテンションで楽しいです、面白いです(笑)
花ちゃんはもちろん、土谷さんも、巴ちゃんも、同僚さんも、それぞれがそれぞれの面白さを持っている。
とても楽しい気分になれる作品です。是非、ご一読ください!

5

思いー込んだーらー、と歌いたくなる

運命のひととの最高のセックスを夢見て上京した花本。
電車の中で痴漢に遭って困っているところを助けてくれた土谷に一目惚れして…。

という始まりの、スーパーギャグマンガでした。
すごいです、花本のパワーが。
初めから飛ばしすぎなくらい飛ばしていて周りが見えてないっぷりも面白い。
そのことしか考えていない潔さ。いちいちBL脳で夢見がちなのに、頭を埋め尽くす要素がセックスのみ!というのが振り切れてて楽しかったです。

親友の腐女子もかわいい。ふつうの雑誌のデートマニュアルですら眉唾ものなのに、BLをベースに実践しようと一生懸命なこの2人のひたすら間違った感じにどハマりしました。

ただひとつだけ期待はずれだったのが土谷さんです。
ノンケだと思ってました。花本の勢いに流されて絆されているだけだと。
いつ打ち明けるんだろうと思ってどきどきしていた自分のばか。

こういう系は笑いのツボが合うか合わないかが大きく左右すると思うのですが、わたしの場合前半は面白かったです。後半もホテル街のシーンのモブのノリとか好きでした。
でもずっと一本調子なので、ちょっと飽きがきてしまいました。残念。

2

楽しいことは楽しい。

何か明るいお話を読みたくて購入。
確かに明るかった!
受けが一方的に攻め振り廻す話かと思ったら、攻めもいい感じにネジが吹っ飛んでいて、とにかくいろいろすごかったです。

本当に何も考えずに読めるので、疲れている時などにはいいかもしれません。
受けのお友達の腐女子ちゃんの無責任な応援も、いい味出してました。

あ、そうか。ボケしかいなくてツッコミ不在な漫画なんですね。今、気づきました;。
どっちかというと自分はツッコミに回るタイプなので、ついていけないことが多すぎてもう少し普通がいいかな(笑)

5

夢見る腐男子の押せ押せパワーがウケる。

幼馴染がガチの腐女子で、彼女の部屋にあったBLを読んで「天啓」だと雷に打たれたような衝撃を受けた花本。それ以来、せっせと読みまくって生粋の腐男子になります。

そしてゲイである花本は「彼氏を作る!!!」という燃えるような野望を抱えて、大学進学のために上京。
着いて早々、電車で痴漢にあってしまい助けてくれたサラリーマンの土谷に運命を感じて…。

散々読みまくったBLのセリフやらシチュ、そして「狂ってしまうほど激しいエッチ!!!」に憧れる夢見る腐男子なので、夢に向かってまっしぐら!
ちなみに愛読書は「愛は熾烈な薔薇のように」というやつです(笑)
なんとなく想像つきますよね。セリフもちょい大仰でドラマチックなやつ。エロも攻め様にばっちり感じさせられちゃってるやつです。そういうのを理想としてるんで、会って早々の土谷さんとのエッチも「絶対処女なのに尻でイくやつだ‥」と妄想も股間も膨らみます。

幼馴染の腐女子と、スカイプで腐ネタを存分に絡めながら土谷さんとの段取りを相談する様子がウケます。
流されまくりイケメンと押せ押せ全開の腐男子パワー。思い込み激し過ぎてちょっと頭おかしいかも…ってくらい振り切れてて、そこが面白い!

2

脇役なしには語れない

幼馴染みのヘビーな腐女子・巴ちゃんの多大なる影響で、夢見る腐男子道を爆走中の花本君(受け)。
日々 妄想が止まらない、恋に恋する花本君の『沢山ボーイズラブ読んだから わかるんだけど…』の決め台詞が面白すぎます♪
まるまる一冊表題作です。

憧れの地・東京に着いて30分後 電車内で痴漢に遭った時、花本君の“最高のセック○”へのカウントダウンは始まった。
ピンチを救ってくれたのは、イケメンリーマン・土谷さん(攻め)。同僚には「クソ真面目」「もうちょっと肩の力抜いて生きれば?」と助言を受ける土谷さん。
でも花本君と巴ちゃんの間では なぜか“処女をお尻でイかせるスパダリ”認定されてしまう・・・

花本君の「土谷さんに強引に奪われたい願望」は日に日に膨らんでいく一方、今までつき合った人たち全員に言われてきた、普通すぎて退屈、つまらない、というトラウマが土谷さんを悩ませる。
繰り返される、健全デートの日々に終止符は打たれるのか…!?

ベタでテンプレな、あごクイしながら『俺に全てを捧げろ…』とか言う作中の漫画に出てくる攻めに、花本君と一緒に盛りあがるのが楽しい(笑)
やっぱり自分は、腐男子(しかも かなり拗らせてる系)が登場するお話が好きなんだなと、気付かされた作品です。

13

元気もらえました

藤峰式先生の作品は、実はアンソロジーでしか読んだことがなく、でもそのアンソロジーが私的にはすごく良くて、新刊が出たら買おう!と思っていました。

今回はエッチに憧れる腐男子とマジメすぎてむしろ退屈なサラリーマンのお話でした。

もう笑っちゃって、笑っちゃって…笑

土谷の友達の、爆笑する顔!
土谷の相談に笑いながらのって、最後に真顔で頑張れよと言いながら(何言ってんだこいつ)と心の中で思ってるところ!
思い出しても笑えます。

花本くんと土谷さんの紆余曲折(真面目な展開もあるんですが、それすらも少々ギャグっぽく感じられてしまう)がありながらも、最後はやっぱりハッピーエンドで、最初から最後までニコニコで終われました。

魔窟の藤峰式先生の空気感で、本当に楽しかったです。

真面目な恋愛や純愛も良いですが、たまにはこういう明るくて楽しいBLも良いですね!

7

この作品が収納されている本棚

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