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表題作赤ちゃんと俺とやくざさん

檜山崇広・白川組の下っ端
佐伯蛍・保育園の栄養士

あらすじ

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」ここで捕まるわけにはいかない。なんとか腕の中の小さな子供を守らなくちゃ!ひどい婚家から逃げ出し、入院した親戚から蛍が預かった小さな子供。なのに追っ手がかかり、川に落ちて意識を失ってしまった。―そこで助けてくれたのは、ぶっきらぼうだけど優しい男・桧山。かくまってもらい、秘密の生活をはじめた蛍だったが!?

作品情報

作品名
赤ちゃんと俺とやくざさん
著者
雛宮さゆら 
イラスト
蘭蒼史 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
ISBN
9784774713700
2.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

自覚のないパパとママにほっこり

面白かった!の一言に尽きます。
やくざ×子持ち設定は何度か読んだ記憶がありますが、
この本のやくざはやくざの中でも下っ端という、よくある組長さんだったり
若頭さんだったりとトップに近い設定じゃなかったのが新鮮でした。

「はあ、はあ、はあ、はあ」と逃げてるシーンから始まるこのお話。
受けさんの蛍は遠縁の親戚から赤ちゃんを預かった保育園の栄養士。
その親戚も赤ちゃんもワケありで、やくざに追われる羽目に。
川に落ち、気が付いたらその組の下っ端ヤクザに拾われていて…。
と、なかなかに波瀾万丈なシーンから始まるのですが、
蛍はしっかり者というか芯が強いというか、下っ端といえどやくざ相手にも
はっきり言うので、テンポよく会話も進み笑いを誘われることも多々あり…笑。
そんな蛍に気付けば尻に敷かれ、赤ちゃんの千尋には『ぴゃー』とかわいいあだ名をつけられる
攻めさんの崇広には、見事にギャップにやられました。
最初はどうでもいい事で胸を張って自慢するような可愛い感じだったのに、
物語終盤の、実は…な展開になったあとの崇広の男気にきゅんとさせられました。

久しぶりに子持ち設定のお話で楽しんで読めたなあ…と、思います。
千尋の可愛さに癒され、
蛍と崇広のやり取りを楽しみながらも萌えさせられちゃってください(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

3

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