おまけ付きRenta!限定版
あんたを雇うぐらいなら猫のがマシだね。
大、大、大好きな里つばめ先生のもう7年くらい前に描かれた作品です。
本棚から別のところに移そう、或いは処分しようと思いながらその前にもう1度読み返してやっぱり元の場所に置いとこう、となるコミックスです。
2巻目もあるとしか思えない終わり方でしたがもう7年、うーん大洋図書に囲われちゃったかぁ、続きは望み薄ですねー
この作品が好きな理由のひとつとしてはなんとなくほっこりするお話だからですね。
先生の描く女の人ってだいたい頭弱そうでイイ男ひっかけて女友達に自慢するのが最高というタイプが多いです。
たまに知的で真面目な女性もいますけど。
このFilesに登場する女性達は感じが良くてたくましくていい味出ているので、読んだ方もきっと好きになるはず。
あと、ネコちゃんも可愛い。
なんていうか先生の全作品中、ちょっと異色でなごみ系。
あ、先生の自筆文字のあとがきも楽しめます。
なので当分というか絶対手放せないんですよね、次巻が望めないとしても。
里先生って私の中ではとても不思議な先生で、お仕事系以外の学校ものなどの作品では心情描写が優れているなぁと感じるのに対し、お仕事系作品では結構勢い任せなところを感じるというか、BLファンタジーに図らずも頼ってしまっている印象が拭えないんですよね。こちらも攻め受けの設定や、受けの吉野と兄の関係など、素敵な要素はいろいろあるのだけど、菊池が吉野をそういう目で見るようになるのがどうしても唐突で取って付けたように感じ、BL面であまりハマれませんでした。可愛いな、くらいは分かりますが、触りたい、は早過ぎる気がして。菊池のような性格のノンケの男が、吉野のような性格の同性を恋愛対象として見る説得力がもう少し欲しかったです。
作者さん買いです。
元警官の探偵吉野と、社長の嫁と不倫して失業した菊池のお話でした。
失業したから探偵社で雇えと押しかけ、なんやかんやでBがLしていく展開です。
脇キャラも個性溢れる面々で、割と重要なキャラなのに名前をつけてもらっていない猫ちゃんが可愛い。
そして吉野の失踪した兄。
お互いにブラコンな兄弟でして、この2人の間に菊池は割り込めるのか⁉︎
じわじわ進んで、そろそろ?と期待したところで本編終了。
まだ菊池の片思いっぽいが、あと一押しってとこじゃないかなあ?
描き下ろしでもおあずけ状態で終わっちゃってまして。
この巻だけだと萌えの手前で焦らされてる感じです。
作者さんの作品一覧ページで探したら続編があるようですね。
でも電子で単話か…単行本化しないの?するよね?して欲しいです、絶対に。
2人の恋愛の行方もですが、兄の任務とは?
猫は帰ってくる?名前は?
気になりすぎです!
にゃんこがいい味だしてます(/ω\)
子供とか動物をうまく使うと、ほっこりが絶え間ないですね。
二人の空気感、かけあいもまた素晴らしいのです。
さて、お話。
警察あがりの探偵と、その探偵のせいで職を失ったという男。
押し問答の末に行動を共にすることが多くなる。
そのうち自分を雇えとのたまい、住むところがないと押しかけ女房然り。
喧々囂々な二人ではあるものの、なんやかんや距離が近づいて~という
お話でございます。
あんまり色気のある展開ではないのですが
お互いを知っていくことで、なぜか相手のことを好きになってしまう。
その気持ちが抑えられなくなった時~
ホッコリする作品でした。
お兄さんの兼ね合いもありますし
なんだか丁度気になるところで終わってしまっているので
個人的にはもう1冊くらい続編を希望したいところ。
ガツガツしたのもいいですが、こういう緩っとしたBLも悪くないですな
えー、ここで終わるの?っていうのが、素直な感想
けれど、やっぱり里先生のお話は面白い
今回のお話も最初はちゃらーい攻めがいつのまにか受けに惚れちゃってて
おかしいだろと思いながらも、想いは止まらず
だって受けがほっとけない感じ満載なんですもの
そりゃ、気になっちゃいますよね
キャラクターは魅力的でストーリーも満足いくお話で、あとはちゃんと落ち着けてくれたら言うこと無しなのに‼︎
スッキリ終わってるの?続きはお任せしますスタイルなのかしら?
いや、いつか続きが読める気もする
ほんとに、面白いからこそのモヤモヤが残ります