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天使の囁きは悪魔を堕とす

tenshi no sasayaki wa akuma wo otosu

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表題作天使の囁きは悪魔を堕とす

星内慧,天使,アンジェカンパニーリーマン
黒石千廣,悪魔,悪魔商事リーマン

同時収録作品優しい淫魔とワルツを

有馬賢治,天使,アンジェカンパニー監査部
佐伯亨慈,悪魔,植物園管理人

その他の収録作品

  • 天使の懺悔(描き下ろし)
  • カバー下:おまけ漫画

あらすじ

此処はあの世のビジネス街。
天使と悪魔に生まれ変わった元人間達の
過去と現在を巻き込んだ恋愛模様――…。

【収録作品】
『腹上死しましたが何か?~天使と悪魔の殺され愛~』
死因は一夜の過ちの末の腹上死!
という経歴を持つ悪魔の黒石と天使の星内は元同僚。
「ベッドの中では可愛い僕の恋人♪」
と吹聴する星内に対し黒石は、女代わりにされたと本気で恨んでいて…。
誑(たぶら)かし天使とお人好し悪魔のツンデレ恋★

『優しい淫魔とワルツを』
悪魔嫌いの天使・有馬が上司命令で手伝う
事になった植物園の管理人・佐伯は…淫魔!?
顔に大きな傷を持つ佐伯の悲しい死に様を聞いた有馬は、
慰めるように発情中の佐伯の欲望を受け止めて…。
真面目で超堅物な天使と恋に臆病な悪魔の純愛譚。

『天使の懺悔』
星内の、黒石に対する生前からの想いを綴った
描き下ろし15ページを収録。

作品情報

作品名
天使の囁きは悪魔を堕とす
著者
五月女えむ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
ISBN
9784801960695
4

(89)

(32)

萌々

(34)

(15)

中立

(7)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
348
評価数
89
平均
4 / 5
神率
36%

レビュー投稿数10

天使と悪魔のお仕事BLかと

五月女先生作品初読みです。この後、7冊読みます。

天使と悪魔が働くオフィス街が舞台。
それぞれの会社があり、役割によって部署が分かれている。
設定がおもしろいなと思いました。
キャラが天使と悪魔の仕事をしながら恋愛面が見られるかと思ったんですが、仕事をしている場面が薄く感じました。どんな仕事をするのかもっと見たかったです。
悪魔の尻尾が性感帯で、淫魔のエロさのための設定だったんですね。

読みやすさもしては、説明、段階を重ねる感が強くて。
こうなって…こうなって…こうなるんですよ(ここを見せたい)までの段取りを長く読まされる感じ。

それに序盤がちょっとわかりにくかった。
腹上死…とわかった時、2人ともだったとはすぐにわからなくて。
星内と一度関係を持ったものの反発していた黒石なのに、いつのまにか恋人関係になっていて、いつそうなったの?となったり。
私の読解力不足なだけだと思いますが。

有馬×佐伯の方はわかりやすかったです。
ただやっぱり説明と段取りが長い気がして、山場までが長いな〜と。

佐伯がほっこり大阪弁の美人でエロかわいかったのは萌えでした。

0

文字全部レインボーにしてやれ

【天使の囁きは悪魔を堕とす(腹上死しましたが何か?)】

星内が黒石へ想いの丈を伝えるところがとても素敵でした。
好きだ・愛してる等の言葉を使わずに、「忙しくてもかまってほしい」・「~紹介したかったんだ」・「~君中心に~」、等の台詞で、星内の深い想いを伝えているところがとても心に刺さりました。

また、星内の想いの丈が描かれた後の、腹上死した夜に考えていた事を黒石が思い返すシーンは、泣きました。泣く黒石と幸せそうに微笑む星内で、涙が止まらなくなりました。

涙が収まったかと思えば、黒石が腹上死についてなじられたのを聞いたときの星内の内心を読み、また涙が出ました。
その後の自宅での星内と黒石が可愛いくて、可愛さとHなところも兼ね備えた上にさらに泣かせにまでくる上にハッピーな作品だなぁと思いました。

「人間」だった頃の星内視点で描かれた【天使の懺悔】を読むと、【天使の囁きは悪魔を堕とす(腹上死しましたが何か?)】の尊さが増しました。


ーーーーーー

【優しい淫魔とワルツを】

佐伯さんが悪魔である理由を明かすシーンで、物語に引き込まれました。
はじめは優しくて穏やかな印象な佐伯さんが80年経った今でもまだ親を恨んでいるというギャップと、悪魔を酷く嫌っていた有馬が悪魔である佐伯を愛するようになったという変化がとても魅力的だと思いました。

また、おみねさんが会えない理由を語るシーンでは再び涙が出ました。
大華部長の天使観を聞いた後に、傷つく事に対する有馬の独白は、物事には色々な捉え方があるなぁと実感しました。

ストーリーが深くて素敵で、佐伯さんが淫魔なことをHのシーンまで忘れていましたが、淫魔のHが、Hで最高でした。


ーーーーーー
【天使の囁きは悪魔を堕とす】に少しでも興味がある方には購入を強くお勧めします。


0

独特な世界観

こちらのお話とても設定が凝っていて私的に大好きなお話ばかりです
設定としては死後の世界の天使と悪魔のお話なんですが、人が転生?して天使か悪魔になって天使のアンジュカンパニー、悪魔の悪魔商事で働くお話なんですが
お話二話入ってましてとても素敵なお話ばかりです。

1、腹上死しましたが何か?
悪魔の黒石と天使の星内は前世で文字どおり腹上死して一緒にあの世にいった腐れ縁の中なのですが、天使の星内は果敢に悪魔の黒石にモーションかけますが、黒石は気のない様子、それがある一件で二人の距離が再び近くなるのですね。
星内の心情をしってその気持ちに応える黒石
なんやかんやあってもとても幸せそうな二人でした

2優しい淫魔とワルツを
悪魔が大嫌いな鳥好きの天使有馬は上司から頼まれて淫魔佐伯が拾った鳥のひなのお世話をするようになり、お世話していくうちに二人の距離が近くなっていくストーリーです。
前作の腹上死しましたが何か?よりぐっと内面を掘り下げた作品になっていると思います
特筆すべきは佐伯の溢れでる色気が関西弁とあいまってむちゃくちゃ良い味を醸し出してるということです


二作ともとても面白くて何回か読みなおしてます
絵もとても綺麗なので是非きになったら読んでみてください

1

死因:2人そろって腹上死

〖DMM電子書籍〗
修正 : 白抜き
カバー折り返し : なし
カバー下 : 漫画『黒石くんのひみつ』『佐伯さんのひみつ(事後)』
帯 : なし
裏表紙 : なし
カバーデザイン :
電子限定特典 : なし
備考 :
ひと言 : 天使と悪魔ということでドロドロエロエロなのを想像してたのに、まさかまさかのピュアさで、良い意味で裏切られた。

〖紙媒体〗
未読

0

天使と悪魔の禁断の恋

あの世のビジネス街で繰り広げられる天使と悪魔のオフィス♡ラブ

現世をリタイアした人間たちは天使と悪魔に分かれ、それぞれ
「アンジェカンパニー」、「悪魔商事」で日夜せっせと働いています。

『天使の囁きは悪魔を堕とす』
悪魔の黒石と天使の星内は生前は元同僚で、
死ぬ間際には激しいセックスの末、共に腹上死してしまった間柄。
あの世に至っても一度は身体を重ねた仲だけど、
恋人ではないという微妙な関係。

星内は周囲に「ベッドの中では可愛い僕の恋人♪」
と言って憚らないけれど、黒石は生前の星内に
彼女がいたことを知っていたため、複雑な感情を抱いています…
この2人、どこからどう見ても相思相愛なのですが、
なかなか素直に想いが通じ合えないのがもどかしい。

だけど、待ちがあった分だけ相思相愛になった後の甘々な2人がご褒美です。
注目すべきは黒石のデレっぷり!
黒石が寝ている間にベッドから出ようとすると、
尻尾を星内の腕に巻き付けて暖を取ろうとする姿は…かわいいなぁ、もう。
とある事情から、星内がセックス自粛していると、
「…しないのか」とか言っちゃうし…かわいいなぁ、もう。
普段はどちらかというと星内の方からイチャついているイメージなので
たまに黒石の甘えたり、積極的な姿がみれるとレアで嬉しかったです。


『優しい淫魔とワルツを』
こちらも天使と悪魔のカップルです。
監査部所属でお堅く、悪魔を毛嫌いする天使の有馬と
悪魔とは思えぬ穏やかさでほんわか美人な佐伯。

はじめのうちは悪魔というだけで佐伯に冷たい態度を
とる有馬でしたが、仕事を通して一緒に過ごすうちに
悪魔であること抜きに佐伯自身に惹かれてゆきます。

生前の不幸な過去を語り、寂しそうな笑みを浮かべる
佐伯をそっと抱きしめられずにはいられない有馬。
しかし、その晩は悪魔が発情してしまう満月の夜でした。
欲情する佐伯に触発され、お手伝いする体で佐伯に触れてしまいます。
このときの精液を欲しがる佐伯、艶っぽくてエロエロです…!
有馬の手に舌を這わせながら「…もっと出せる?」なんて…///

翌日には正気を取り戻して恥ずかしくて、
お互いの顔を見れなくなってしまっている2人。
そして、有馬は初恋を自覚します。

初心なんだか、エロなんだかわからない2人でした。
精神的な部分ではすごく純粋なのに、いざ体を重ねる段になると、
有馬の慣れていない感じとか、佐伯のグズグズになっている表情とか、
溢れ出るお色気にドキドキしっぱなしでした。

1

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