ためしてみる? 俺と

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作オールドショコラ

高楠(たかくす) リーマン
江連(えつれ) パティシエ

同時収録作品くるりかえせば

朝倉光也(ミツ)
圭人(けいと)

同時収録作品三國くん、ホントはね?

四ツ谷さん
三國くん

同時収録作品ひっくりかえって遠からず

堂場尚樹
湊 光

同時収録作品つよきのよわき

棚橋賢治 大学生 コンビニバイト
雷太 高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

こいつの初恋は多分俺だったんだ

バツイチノンケリーマンx親友を想い続ける一途なゲイの30年目に始まる恋。

「ためしてみる? 俺と」
離婚をして帰る家も失った俺に手を差し伸べてくれたのは、30年来の友人・江連(えつれ)。
ゲイであることを公言している江連は、器はデカいし料理も上手いし、
なにより一緒にいて居心地がいい。
だけど、二人で酒を吞んでいた夜、ふいに熱のこもった瞳に見据えられて…
――思い出した。高校時代、俺はこいつに、告白されたことがある。
友人歴30年、あまくてほろにがい大人の恋。

「この歳でこんなことになるなんてな」
「ふふっ こわい?」

「こわいね 夢中になりそうで」
(出版社より)

作品情報

作品名
オールドショコラ
著者
梅松町江 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796410731
3.7

(26)

(6)

萌々

(11)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
95
評価数
26
平均
3.7 / 5
神率
23.1%

レビュー投稿数7

最後の話が好き

『オールドショコラ』
高楠がデリカシーなさすぎ!
30年前に告白されたゲイをカミングアウトしてる友人に、離婚したことをウジウジ言って。お前なら…とか。
相手は高楠一筋だったのに。
まあ良かったですね。

『くるりかえせば』
圭人のが大人じゃない?
いくら付き合い出した時にはミツのほうが年上で背が高かったとはいえ、ずっと…だなんて。
遠恋確定かもな就活のこともちゃんと話さないくせに、圭人が自分を抱きたがると俺に飽きたのか?とか圭人の何もかもに不安になって。圭人が攻めをしたがる理由もカッコいい!

『つよきのよわき』
こちらが一番面白かったです。
あれよあれよと言う間にコンビニバイトの大学生賢治の術中にはまるアホの子雷太。
口説かれて怖がってたのに、卒業したらどうするんだ?って聞かれてバカだから就職するって言ったら…。会えなくなるって怒られいつの間にか大学受験することになり、受験する大学も決められ家に呼ばれ英語を教わることに。
なんか好きになっちゃったかも…。チョロい!こりゃあいつの間にか気がついたら。抱かれてたパターンかも?

0

大人が初恋拗らせると紳士になれるのか?

大人の色気と余裕と焦ったさの詰まった一冊
短編集なので、若干の不完全燃焼感は否めませんがどれも美味しくいただけるお話ばかりでした

表題作が、もっとじっくり読ませる展開でも良かったのになと、設定が好みだっただけにちょっとがっかり

ほかのお話もすっきりまとまっていて、非常に読みやすい一冊です

リーマンが初恋拗らせてるっていうだけでニヤニヤしちゃうので、もっとそこを堪能したかった
けど、きっかけさえあれば落ちるのは早いのも既に関係が仕上がっているから故かと思うと納得せざるを得ない、というちょっとしたモヤがありました

0

お約束なのかな

様々な設定のカップルがそれぞれの愛を確かめ合う短編集です。
表題作は30年来のゲイの友人・江連を抱く、という
江連にしてみれば夢のような展開でしたが
高楠が離婚して家を失った為同居を提案した江連は幸せでもあり怖くもあったでしょう。
けどあんなにご飯も世話してあげたら高楠も出ていこうとは思わないかww
江連の気持ちを知っていながら誘いにのったのは
もう自分の心は決まっていたのかな。ちゃんと抱けたし。
江連がただただ健気だったということで
今まで以上に大事にしてほしいと思いました。
個人的には江連×高楠が好かったかな…。

『くるりかえせば』
リバのお話好きなんですが、抱いてる恋人に「俺に抱かれてみない?」って言われて
どうして自分に飽きたんじゃないかって思うかな…。
素っ気なくなったり目も見なくなったとかじゃないんだし、言葉どおりに受け取っておけばよかったのに。
圭人の方がひとつ年下だけどよっぽど大人でした。
言いにくいでだろう就職のこともちゃんとミツから言い出すのを待っていてくれたし。
自分がされて気持ちいいことをミツにもしてあげて、
そうそうこれこれ、リバの醍醐味!とうなずいてしまいました。

『三國くん、ホントはね?』
ゲイ同士、付き合い始めたはいいけどどっちがどっちかわからないまま
相手を抱くつもりだった三國くんが四ツ谷さんに抱かれてしまう、素敵な展開!!
ゲイ同士だからお互いの指向は事前に確認してるのが当然だと思っていたので意外でした。
四ツ谷さんがスマートそうな印象でしたが
色んな面を見せてくれて楽しかったです。

他の短編も、最後は二人のキスで終わることが多くてこれはもうお約束??
もちろん幸せそうで何よりですがちょっと飽きちゃうかな…すみません。
でも好きなお話もあったのでおまけの萌です。

2

おじさんというよりも

おじさん同士ということで買ってみました。
でも、それほど年齢を重ねたという感じはなく、初恋の人が今ではいい友人で、家をなくしたのをきっかけに同居を始めて仲良く、というストーリーで、受けのゲイのパティシェさんが女性っぽいので、普通のラブストーリーに思えました。
ところどころ手のバランスが狂っているような気がします。

次に、大学生カップルが卒業を控えて悩むお話がありました。かわいいと思っていた彼氏が成長して雄っぽくなっていてドキッとする辺りが○。

他に、なかなか手を出してこない彼氏にやきもきする

最後は、受け攻めで迷うカップルのお話とか、なかなか手を出してこない彼氏にやきもきするお話がありました。後者の彼氏は、ネコだけどS志向でそれを言い出せないだけなのでした。

0

バラエティ豊かな短編集

結構いろんなテイストの作品が入っていました。
受攻がはっきりしないのがあり、リバ好きとしては楽しかったですが、がっちり固定派の人には向かないかも?

表題作狙いで買いましたが、他も面白かったです。

ただ、絵があまり好きではなくて。目が離れているなーと思いながら読んでいました。絵柄が気にならなかったら、もっと楽しめたかも。こればかりは好みの問題なので、仕方ないですね。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP