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まだ数冊しか佐倉さんのコミックスを読んでないので、言い切ることはできませんが、どの本も攻めが独特ね。 今回のもそう! つかみどころがなくて、振り回される方はたまったもんじゃない雰囲気。 だけどよ読む冊数が増えていくと、なんかハマってしまってる自分がいる…嫌いじゃない。 4作品収録されてたけど、先輩後輩のやつと、友達のお兄さんとのやつが好き。 ダメな大人でいいって…そのダメさの最後までを読みたかったのに!どんな風に別人になるのかすごく気になるし。
佐倉さんの短編集。
表題作は学園モノで、妙なテンポの攻めに受けが流されていく内容なんですが…。この作者の描く攻めは独特のテンポを持っているキャラクターがたまにいて、受けキャラがそれに「つかまってしまう」ものが多かったりします。
それが妙に笑えるし可愛いし癒される。
「何が欲しいか教えてよ」は誘いうけ(?)な先生と生徒モノ。
干支が一回り違うという先生が可愛いかった。
「わかってほしい」社会人×学生の歳の差カップルです。この本の中では一番好みの話でした。攻めが、「相手がまだ子供だから」と我慢したり、気を使ったりするシチュエーションが大好きでストライクでした。
何となく、いっきに読まないで、まったりした気分のときにゆっくり読みたくなる作品です。
佐倉さんのちょっと昔の作品です。
この頃から絵柄は綺麗だったんだな~と思いました。
収録されているお話が高校生から社会人でも大学を卒業してそれ程経っていない感じの若い子たちが主人公です。
どのお話も甲乙付けがたいほど好きでした。
強いて言えば、表題作と後輩x先輩のお話『だから何だよ?』『お前なんか大好きだ』が特に好みでした。
表題作は外見は悪くないのにいつもジャージを着てる攻めのマイペースぶりが可笑しくもあり、魅力的でもあり、攻めのそのペースに振り回されている受けが可愛かった。
自分は攻めに遊ばれているんじゃないかと悩むあたりがちょっと切ない。
『だから何だよ?』も片思いの時の一人でぐるぐる思っている受けが切なくて。
表題作もこの作品もその切なさの度合いが切羽詰るようなものではなくて、程よい所がいいですね。
安心して読める作品だと思います。
絵柄がたまらなく好みです
なんかかっこいいのにいつもジャージ登校で便所サンダルっていう一風変わった攻様・三倉なんですけど
ぼーっとしてるのに何かかっこいいんですよねえ
首の後ろポリポリかいてるだけでも仕草が男っぽくて...
対する主人公荒木も変に女のコっぽいわけでもなく、顔は甘すぎない程度に可愛くて性格は普通~の高校生男子で彼女欲しいなあとか思ってるとこが好感もてます(*^o^*)/
学園ものなんで文化祭の準備してるという…ああ懐かしいなあって感じでわくわくできました
ていうか
ヒトぐらい普通にかみそう
っていう荒木の三倉に対する人物評ひどい(笑)
なんか…わかるけど!笑
後ろから三倉に両腕つかまれて動揺するとことか
食べかけのチュッパチャップス(?)三倉に口から抜かれて食べられるとことか
さりげないスキンシップに私もドキドキきゅんきゅんしました
こういう話すきです!!
ていうか7つ短編入ってるんですけどどれも短いのに内容つまってて人物魅力的でめちゃめちゃ良かったです!
オススメ
『お味はどうですか?』
『その後はどうですか?』
高校生×高校生
草食系のニオイがするのに肉食系の攻めが好き。
まさに「流されました!」って感じの受けが好き。
BLは大抵「以前から好きだった」というオチがつくけど、流されるところから始まる恋愛もあっていいと思うんだ。だってさ、そこから始まる恋愛って、現実社会に意外と多いパターンだしさ。
なにげに好きなのが文化祭の準備。こういうの、ほんと懐かしい。最初は面倒くさくてみんなダラダラしてるのに、準備で居残りしてるうちにノッてきて、最終的には一致団結してしまう、あの学生時代独特のノリ、面白いんだよねぇ。
『だから何だよ?』
『お前なんか大好きだ』
大学生×社会人
表題作よりコッチのお話のほうが好きです。
10年間つかず離れず、「先輩と後輩」の位置にいた二人が、先輩の転勤をきっかけにやっと…!みたいな話。
淡々とした描写の中に、キュンキュンがたっぷり詰まってました。
佐倉ハイジさんは、「読者には分かるけど、相手には分かりにくい恋心」を描写するのが凄く上手いと思います。これを上手く描ける作家さんて意外と少ないんだよね。
『何が欲しいか教えてよ』
生徒×先生
うほっ、
最初の先生からのキスにキューンとしました。
『わかってほしい。』
社会人×高校生
攻めの「お前の腹の上 ぶっかけてやるよ」にヒェーと思って萌えました。
同じようなセリフどころかもっと凄いセリフなんて色んな作品でいくらでも読むけど、大抵シラッとした気分で読み流しちゃうんだよね。でも、佐倉ハイジさんの作り出すキャラがこういうセリフを言うと、めちゃくちゃ萌える!
大事なのは「セリフそのもの」じゃなく、そのセリフを言うに至るまでのストーリーなんだよなってつくづく思います。
可愛いなぁこのふたり。
続編というか挿入編が読みたいよ~。