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表題作誘惑の甘い檻

義兄・優等生な高宮志信(高校三年)
義弟・千原穂海(高校三年)

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  • 避暑地の檻

あらすじ

高3の穂海は、親同士の再婚で元クラスメイトの高宮志信と義兄弟になった。
勉強もスポーツも万能な志信に、穂海は反発してばかり。
そんな中、志信と二人で受験合宿をして、不本意ながら勉強を見てもらうことになった。
だが、志信はとんでもない本性を発揮し、穂海に薬を盛って強姦まがいに抱いたりしたのだ。
威勢よく反抗する穂海だが、志信の頭のよさに勝てずいつもやりこめられてしまい。

作品情報

作品名
誘惑の甘い檻
著者
鈴木あみ 
イラスト
青樹緫 
媒体
小説
出版社
茜新社
レーベル
オヴィスノベルズ
発売日
ISBN
9784871826242
3.3

(3)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

腹黒義兄によるセクハラ英語授業

何より印象に残ったのが、妙な英語授業でした。
「右乳首の方が感じる」とか「前より後ろがイイ」とかを英訳します。
お義兄ちゃん、一体何を教えてるんだよ! と笑ってしまいました。

さてそのお義兄ちゃん。たいそう腹黒でいじめっ子です。
優等生のフリをして、裏では煙草吸ったり、ゲイ仲間と遊んだり。
挙句に義弟を緊縛レイプしたり、卑猥写真で脅したりと酷いものです。
お前なんかタイプじゃないとも言い放ってみたり。
好きな子は苛めたくなるそうです。

対して義弟は素直なアホの子です。すぐ騙されます。
大人っぽく筋肉質な人が好きと言われて、こっそり筋トレに励んでみたり。
別れ話が出れば「玩具でもいいから」。
攻の浮気疑惑には「二股でもいい、捨てないで」。
お前にはプライドが無いのか! と言いたくなる有様。
これには、攻の毒気も抜けてしまいます。
つい、ほんわかしちゃうんですよねぇ。
素直に泣いちゃう子は本当に可愛い。

個人的に青樹さんの絵が好きなのもあって、中々おもしろくて満足な一冊でした。

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