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表題作愛される貴族の花嫁

伯爵家の跡継ぎ・滋野井奏
子爵家の跡継ぎで双子の妹の身代わり花嫁・高柳一葉

あらすじ

双子の妹、桃子の死が確認された日、一葉は妹の婚約者である滋野井伯爵家の跡継ぎ・奏から身代わり結婚を申し込まれた。「僕は男です」そう断れない一葉は家の為、桃子として嫁ぐ。男でありながら女として扱われる日々に一葉は自分の気持ちを次第に見失って…!?

作品情報

作品名
愛される貴族の花嫁
著者
遠野春日 
イラスト
あさとえいり 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
恋愛は貴族のたしなみ
発売日
ISBN
9784813010173
3.6

(10)

(4)

萌々

(1)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
33
評価数
10
平均
3.6 / 5
神率
40%

レビュー投稿数6

ばあやは何でもお見通し!

主人公一葉は、没落した家を護るため、妹の身代わりに裕福な貴族に嫁入りすることになる。
夫となった貴族は強引なところもあり...毎晩。
紆余曲折ありつつハッピーエンド。

今どきのBL作家さんの中で一番好きな遠野春日さん。

今回完全なツボでした。ド真ん中!!星5つです!
「萌えシチュ」づくし!「ツボ」尽くし!

日本貴族!
輿入れ!
互いに誤解。
横恋慕する者。
ばあやは何でもお見通し!これは本当にすごい!

あさとえいりさんの挿絵も良かった!
カラーよりカットの方が上手いかな。

お勧めBLってことで、お友達に一年も貸していたので、久しぶりに再読したが。

ムリもあるが、やっばり私はこの作品、すっごく好き。
寡黙な奏さん、貞淑で健気な一葉。う~ん!!2人とも好きだ。
主人公の一葉の感情の流れがとてもよく描かれているし、ストーカーの書生も不気味だし、
とにかく私のツボに完璧にはまったと以前の感想にも書いたけど、本当に凄いや。

ほぼ完璧なツボの作家・作品に出会えた事は素晴らしいことです。

2

う~ん、あっさり・・・

身代わり花嫁ものですね。

いやもう王道です。お約束です。それ自体は構わないんですが・・・こちらはどうも今ひとつでした。

私はもともと『女装・花嫁』が好みなわけじゃないんです。むやみに避けるほど苦手でもないですが。

なんというか、どうせ王道・お約束なら(個人的な好みで)もういかにもライトであまあまらぶらぶの方が『そういうもの』と割り切って納得の上で読めるからまだいいんです。

でもこれは、なんとも薄くてあっさりに感じるのに『あまあまを堪能する』という意味では物足りなかったんですよね。
どっちつかずと言うか中途半端な気がしてしまいました。

『貴族シリーズ』の1作らしいですが、これしか読んでいません。到底、他を読もうという気にはなりませんでした。

1

これは・・・

つまらん (´・ω・`)
あらすじのとおり「身代わり花嫁」モノなワケですが・・・
描写がねぇ プロットっていうんですか? そういうのを読まされてる気分でした
父がこう思ったのを彼は理解した とか
攻の性格の説明が 使用人のセリフ頼り とか 解説っぽくって
もっと具体的なエピソードとかセリフで表してくれよ~と思ったのでした
あと 当馬役の欣哉がキモかった マジストーカー ウヘー
受に男っぽさがち~~~っともなかったのも減点

結婚後数ヶ月間の話で 気持ちが通じあってメデタシメデタシなわけですが
受が気にしていた「跡取り」の問題より
17歳の受さんをいくつまで女装させるつもりなんでしょうか
そこの解決策が出ていないのでさらに減点でございました

0

定番です


妹のフリをして嫁ぐ…というのはBLでは何だか定番のような気がします

嫁いだ後姿形だけでなく寝所でも妻として抱かれる、というのも定番

ただしこのお話は細々としたエピソードにすごくキュンときて、自分も攻めの奏さんに恋できるんです!

設定的に傲慢な無理矢理男が攻めかと思えば今回の奏さんは一味違う感じです
寡黙、不器用という感じで主人公の一葉のことも無理矢理嫌がるのを押さえ込んでまで抱こうとはしません

一葉が今夜は嫌です、と些細な抵抗を見せたらそんな夜もある、とあっさり解放してくれたのには何だか私も拍子抜けして、その態度に好感が持てました

感じてるんだろう?だとかはしたなくここを濡らしているくせに…だとか、政略結婚モノって言葉攻めする強引な攻めが主流だと思うんです(笑)

個人的にそういった攻めは読み飽きた感があるだけに奏さんは新鮮でした炫

奏さんの冷たくも見える態度に隠された一葉を思いやる気持ちは読者には筒抜けで(笑)、
むしろ奏さんの気持ちが見えなくて困惑する一葉にもどかしさを感じそうな所ですが微妙にすれ違い勝手に傷つく一葉に萌えましたhLhLĂn[g

あと奏さんが一葉を「きみ」って呼ぶのが何か…いかにも貴族然としていて私的には萌えポイントd

健気で可愛い、けれど自分の置かれた状況を理解して「良い妻」であろうと努める一葉が可愛くてよかった!
ぎゃあぎゃあ騒いでも仕方ないし一応貴族の跡取りだったから責任感があるんだなと好感が持てましたn[g

このCP初々しくて素敵です!

1

表紙の通り、まるで女の子

ストーリーはロマンチックだし、攻もかっこよかったし、おもしろかったと思うんですが、あまりにも受が女の子すぎて、女装でもなくて、脳内まで女子化していたのが、ちょっと……一応、BLなので、そこまで女の子になってほしくないラインを超えてしまった感じ。
それが気になりました。

0

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