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表題作吐息の中に閉じこめて

インテリアデザイナー・新名剣司
ハウスメーカー社員・瀬尾歩

あらすじ

新進デザイナーの新名の幼なじみで仕事上の担当でもある瀬尾は何年も前から新名への恋心を隠していた。でも、恋人を亡くした新名が過労で倒れ、付き添う瀬尾は錯乱した新名に亡き恋人と間違われて抱かれてしまう――。平静を装う瀬尾だが、新名は瀬尾を意識しないでいられなくなり「もう一度抱かせてほしい」と言ってきて…!?

作品情報

作品名
吐息の中に閉じこめて
著者
結城一美 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829653654
2.5

(7)

(0)

萌々

(0)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
16
評価数
7
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

やっぱり俺、間違っていたみたいだ

高校生の時からずっと新名を思い続けて、それをひた隠しにしてきた瀬尾。
過労で倒れ、錯乱した新名に、恋人と間違えて抱かれてしまう。
瀬尾は、あくまでも一時の間違いと、自分の思いを押し殺し、親友のままでいようとするのだが、

じれったい、すれ違い10年愛。
新名との接点を失いたくないがために、自分も新名も欺き続けた瀬尾。
そこへ、新名は自分の気持ちのままに、真っ直ぐ求愛してくるのですが、瀬尾はそうそう素直に新名を信じ切れず、新名も瀬尾の本心がどこにあるのかつかめず、二人はすれ違ってしまいます。

この二人、新名は自分の気持ちを素直に表して、瀬尾を口説きにかかるし、
瀬尾も、新名に対しての想いを隠していた時は、自分からは何も言えずにいましたが、決心さえ付けば、ちゃんと自分の口から、新名が好きだったと告げます。
こうやって、二人が、互いの思いをちゃんと言葉にしあって、理解し合った上でのベッドのシーンは、読んでいてこちらも幸せな気分。
ラストも甘アマで終わって、なかなか良かったです。

0

鎮痛剤って怖いよねー(≡д≡)

桜城ややさんのイラストって好きなんですよ!
桜城やや効果ありきで“萌”評価ですね。

ずっと想い支え続けた親友が
鎮痛剤で錯乱して亡くなった恋人♀と間違えて
受け♂を抱いてしまうんですよ。

鎮痛剤って怖いよねー(≡д≡)
錯乱してヴァギナとアナルの区別もつかなくなる攻めw
そんな攻めを好きな受けも、相当だよね。

攻めは、気鋭の家具デザイナー。
アーティスト気質もありインスピレーションで生きてる感じ。
ノンケだった攻めがいきなり親友♂を本気で好きになる切り替わり
あんなに錯乱するほど好きだった亡き恋人♀を
すぐに忘れてしまえるスチッチの切り替わりはすごい。
ただ、この攻めのこういう部分を含めて受けが愛していたので
もう、お幸せに・・・と言うしかないかなw

なんだかんだで下地に、攻めも深層心理では
ずっと昔から受けを愛していたって話なんだろうけど・・・
それにしても

鎮痛剤って怖いよねー(≡д≡)

で、あるw
いったいどんな鎮痛剤を打たれたんだろう。
病院側を訴えるとかそういう方向性はないの?www

0

倒れてしまえば・・・

デザイナーの新名
幼なじみで担当の瀬尾とは、学生時代から仲良し

2年に一度日本で開催されるワールドアートデザインでノミネートされた。
大賞受賞し、トロフィーを頂くが舞台の上で倒れて病院に運ばれた。
新名のワガママで点滴だけ終らすと家に帰った。一人でいると不安感にさいなまれ、亡き恋人と間違え、瀬尾を抱いてしまう。

平静を装う2人は、意識してしまう。

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