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表題作しあわせにできる(5)

久遠寺皇(日芳プロジェクト課)
本田雪彦(日芳・建材部)

その他の収録作品

  • しあわせにできる9
  • しあわせにできる10
  • 社長のしあわせ
  • あとがき

あらすじ

会社に乗り込んできた映に高級料亭・喜久田楼の奥座敷で押し倒された本田は、なす術もなく抱かれそうになっていたところを映の秘書・森田に助けられる。そのショックも癒えぬうち、久遠寺家の長兄・昴の件で美和と落ち合ったところへ突如、当の本人が現れて…。久遠寺不在中に次々起こる、なかった事にはできない厄介事の数々。兄二人を相手に久遠寺の独占欲もヒートアップ!?さらには本田さんLOVEの落合を食事に連れてゆく約束までしてしまい…。年明け早々からバレンタインデーまで、お釣りが来るほどの暑苦しい愛が飛び交う本田ラプソディー。気苦労が絶えない森田の毎日を描いた書下ろしも収録したシリーズ第五弾!

作品情報

作品名
しあわせにできる(5)
著者
谷崎泉 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
しあわせにできる
発売日
ISBN
9784576041469
3.8

(15)

(7)

萌々

(4)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
6
得点
54
評価数
15
平均
3.8 / 5
神率
46.7%

レビュー投稿数6

映さん!!

ますます楽しい巻でした! 本田さん本当にいろんなことに巻き込まれすぎです、このお人よし。 今回は最初からすごく飛ばしてますね。映さんがいよいよ本気で来たか!が、それを阻止する森田さんがまたいい。そして久遠寺家の長男がまたここで登場と本田さんますますモテモテになるのか!? でもこの人もかなり裏が凄そうですよ。 久遠寺との仲も映さんよりたちが悪そうです。 後半部分、映さんの気持ちわかるよ~! そうだよ紳士すぎちゃったね。 本当に無理やりでも過去に手を出しとけばよかったのに!! 案外大事にされてるよ本田さん。 

0

兄弟全員から狙われる

しあわせにできる5作目。

ついに久遠寺家の長男昴が登場します。
皇、映に負けじとくせのある厄介もののようです。
冷静な森田さんが忠告してくるくらいだから、一筋縄ではいかない3兄弟なのは間違いありませんね。

そして兄弟全員から狙われる本田が笑っちゃいけないけど、可哀想(笑)

それにしても皇と昴の間には相当の確執があるようで気になります。
あの皇が、幸彦は俺のモノだと嫉妬心をむき出しにします。
それに対して、本田も口では関係を認めていませんが、皇が特別な存在だと気づきはじめ・・・

面白くなってきました。

3

厄介者、一名追加で。

さぁ、三兄弟コンプリートです、オメデトウ。笑

久遠寺、映さんという厄介な兄弟に狙われている本田さん。
持ち前の人の良さで元カノの頼みにすこぉし関わっただけなのに、大物を釣ってしまいました。
さぁ、久遠寺、映さんのお兄様の登場です。
どうやら以前から本田が気になっていたようで、ちょっかいかけようとしてますよ。

映さんと久遠寺に手焼くようじゃ、とても適わない相手とまで釘刺されたのに……出会ってしまいましたよ。

これから先、一波乱どころか二…いや、三…四………いくつもの波乱が本田さんに待ち受けてそうです、ガンバレ本田。


おまけが今回映さんのお話でした!
1巻からの、映さんサイドのお話です。
いやぁ、見事に焼け木杭に火。笑
奥さんに本田には手を出さないと誓わされていますが、さて映さんはどうするんでしょう。
しかしあの映さんを説教できるなんて…奥様最強。素敵すぎです。笑

1

ここら辺から加速度のつく面白さ

シリーズ全12巻+番外1。うおっ!面白いと思って読み進めてきたこのシリーズ。
残すは番外のみとなったところでレビューを書くことにしたのですが、何故か唐突に5巻から(笑)
いや、あれ?これってコメディなのね?と思いながら1巻を読み、
それなりに面白く惹きつけらながら読んだものの、すっかり嵌まったのがこの巻だったから。


舞台は丸の内の一流総合商社の建設部。
クールビューティ本田雪彦は、いわゆるデリバリ担当の3課のエース。
育ちにいろいろと事情がある彼だが、王子様の外見で仕事をさせれば超有能、
内には熱い情熱を秘め実は心優しく(恋愛には鈍感だが)、なんだか男にも女にもモテモテ。

その彼を転任以来振り回し続ける、プロジェクト2課の久遠寺皇。
彼は名家の御曹司で超セレブ、日常生活では庶民の感覚をすれば冗談のような奴だが、
本田とはまたひと味違うイケメンで、仕事をさせれば他の追随を許さない有能ぶり。

仕事の面では互いに認め合うものの、なかなかかみ合わないところも多かった二人だが
事故のようなきっかけで体をつなげ、
久遠寺は何を考えているか分からないような様子ながら本田に執着し、
日々アクシデントに見舞われながらの、波瀾万丈のサラリーマン生活が展開される。

……と、簡単に言えば、こんなお話。
4巻までは面白いものの、段々エスカレートする3課のドタバタと、
語らずに実力行使の久遠寺vs.突っ張る本田の繰り返しに、些か食傷気味だったのが、
この巻は方向性がはっきりしてきた感じがするのが、ここで嵌まった要因だろうな。

そして個人的な趣味として、久遠寺の二番目の兄で昔から本田を可愛がっている映が好み♡
映だけじゃなくて、彼の秘書の森田さんも好き。
この巻、巻末のおまけの短編「社長のしあわせ」はその彼らのお話、
こりゃ、嵌まらずにはいられまい?(笑)

4

昴さん初登場

今回は久遠寺家の長男・昴が初登場。彼が間違いなくラスボス。なのにこんな中盤で出てきてわりと早く退場。

そしてまた映さんに押し倒される本田さん。「またかよ」と思いましたが、前の方のおっしゃる通り、この出来事がきっかけで久遠寺は他の男と違うみたいな意識が出てきて良かったです。

私は基本落合さん苦手なんですが、今回は彼女可哀想でしたね。本田さんと二人きりで食事したいと思っていたのに、鈍感な本田さんは各務や久遠寺など六人での食事をセッティング(笑)。ここは同情した。

バレンタインは久遠寺から高級レストランの食事のプレゼント。男同士でめちゃくちゃシュール。

書き下ろしは映さんメイン。と見せかけて実は森田さんメインかも。映さんというか久遠寺家に振り回されて本当可哀想。このシリーズ気苦労してる人本当多い(笑)。

0

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