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表題作瀧田宗司という男

瀧田 宗司(リーマン・上司)
松尾(新人リーマン・営業)

同時収録作品雁字搦め

酒井 悠二(双子の弟・リーマン)
酒井 一真(双子の兄・リーマン)

同時収録作品ほどける視線

東雲(高校生・居酒屋バイト)
真田 藍輝(ヤンキー高校生・居酒屋バイト)

同時収録作品君の証明論

リーマン
菅(高校生)

同時収録作品君の秘密を見せてくれ!

岩本(高校3年生・学年主席・BL漫画を描く)
三野 照之(高校3年生・絵のポーズモデル)

その他の収録作品

  • 瀧田宗司という男-後日談-(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

ヘタレリーマン・松尾の上司は、強面変人無愛想。
その名も瀧田宗司。
同僚からはすこぶる評価が悪いけど
実は仕事ができて面倒見のいい松尾の憧れ。
ところが、そんな瀧田には爛れた噂が――!?
「瀧田さん、性関係ユルッユルの絶倫なんだって」

想い人の代わりに双子の弟と体を重ねる
松尾の同僚・酒井のcomplex loveや
不良と平凡リーマンの常軌を逸したviolent loveなど
〝胸キュン〟から〝シリアス〟まで詰め込んだスピンオフ作品集★

作品情報

作品名
瀧田宗司という男
著者
松基羊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
ISBN
9784801961005
3.9

(76)

(20)

萌々

(35)

(19)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
298
評価数
76
平均
3.9 / 5
神率
26.3%

レビュー投稿数12

インパクト大

瀧田の顔が大写しの表紙とフルネーム入りのタイトル。それだけでインパクトがあったのですが、お話もそのインパクトに負けない面白さでした。
ただこれだけ瀧田が前面に押し出されているのに短編集だとは思わず。瀧田と松尾のお話、もっと読みたかったです。

仕事は出来るし実は優しい一面もあるのに、変わり者なので職場内でちょっと浮いている瀧田。顔もいいのになんであんな扱いをされてるの?と、ちょっと謎ではありましたが、だからこそ松尾の「好き」の気持ちが際立ったところはあったのかも。

色々ありながらも両想いだったとわかるわけですが、短編ならではの駆け足感がもったいなく感じて…他のカップルのお話もすごく良かったのですが、ちょっぴり物足りなかったかなと思いました。

0

まだ思うような短編集

この本の中の物語は短いが、すべて精錬され、完備している。人物作りが生き生きしていて、性格が立体的で、嫌な役はほとんどありません。基本的には様々な黒髪攻設定の集合で、例えば厳しいメガネ上司、悶騒学霸など、考えたこともないほど、実の兄弟の題材を見ることができます。とても良くて、黒髪攻めファンの福音です(笑)(英語翻訳)

2

最高〜ッ短編集

表紙見るたびに良いなと思い続けようやく購入。
買い渋っていたのは短編集だったから…
それが、読んで全部良かったっ!自分の好みに合ったというのもありますが、全部のお話が良いってなかなか巡り会えないので嬉しかったです。登場人物が少し重なっている(会社内→その同僚 など)のですが、お話の空気が全然違うので、「A君B君のお話のC君D君のスピンオフは苦手」という方でも大丈夫かと思います。

表題作、顔もスーツもちょっとくたびれた荒っぽい瀧田さんと、彼の良いところを知ってる可愛い後輩松尾くんコンビはとにかく良いし。(ラーメン食べに行きましょうで「おかわりは2杯までね」って優しすぎでしょ〜〜っ笑)
一真と悠二兄弟の交錯する気持ちと頼りの仕方が可愛いし、ガッツリやってるのとか、身体の描き方が性格もちゃんと表現されてて良かったです。
前髪長い少年と真っ黒な瞳の少年の飲み屋のお話も可愛いし。お目目!
君の証明論の狂い方はヤバいし。
BL漫画を描いてる子とその漫画を盗み見ちゃってモデル頼まれる事になった子も最高。

どれも結構「破れ鍋に閉じ蓋」感のある二人で、松基さんの描かれる表情やドタバタがたまらなく魅力的なので読んでいて楽しいです。
笑顔が特に可愛いのだけど、ニッカーな笑顔も面目なさそうな笑顔も、寂しそうな笑顔も、暴力が楽しそうな笑顔もみんな生き生きとしていつまでも見ていたくなります。

どれも1冊分の連載になっておかしくないクオリティでありつつ短く濃く纏めてあるのでendでOK!良い読後感です。

3

瀧田宗司が予想と違った

表紙買いです。
眼鏡のちょっと裏がありそうなキャラに弱くて。
この表情、変態か粘着気質に違いない!と思って。
意外と普通というか、いい上司でした。ただ絶倫すぎるのね。少々物足りなさはありましたね、予想が外れて。
受けくんが可愛い子でした。

2話目には表題作に出てきた同僚が登場。
ガチ兄弟なのでご注意です。
ここからどうなるのかな?って所で唐突に終わり、びっくりしちゃいました。
キャラクター好みだからもうちょい見たかったです。

3話目は別の話で、高校生のお話。
こちらもキャラクター良いのですが、短い!
だから身体の関係にすぐなっちゃう感が否めなくて残念です。

4話目がまた3話目の当て馬のスピンオフ。
3話で失恋した不良攻めがドMリーマンに拉致され、掘られますが、結局はリーマンは不良の新しい飼い犬になる、そんなお話です。


5.6話が続きもののお話になってまして。
高校の気になるクラスメイトが授業中になにか描いている。
そのノートを盗み見たらBL漫画(しかもエロいやつ)だった!というお話。
このくらいのボリュームは欲しい。キャラクター含め良かったです。

瀧田宗司という男の後日談3P。瀧田さんの絶倫具合が披露されています。もはや眼鏡すらしてない…。なんだったんだ表紙の意味ありげな表情。

瀧田宗治という男の番外編4P。瀧田さんが絶倫過ぎてこのままでは尻が死ぬ!と危機をおぼえた受けくん。
瀧田さんに自慰してるところがみたいとおねだり。
好きな人の前で自慰する瀧田さん…めちゃいい表情。
この作品の1番の萌えでした。

2

好きだけど短い

短編集でした。
結構インパクトのある標題と表紙で、好みなので期待したのですが、短くて残念。

表題作は、仕事できて面倒見いいけど、無口で無愛想なので皆はそれを理解していない、という上司、瀧田。ワンコの部下が、瀧田さん好き好きオーラ全開。
仕事のトラブルをかっこよく解決してくれた瀧田に、お礼を、と行ってホテルに連れて行かされ、誰か相手呼んできて、と言われるワンコ部下。ここでようやく、他の誰かにとられたくないと部下から告白するんですが、なんと瀧田もこの部下に一目惚れで、好かれようとポーカーフェイスながら色々がんばってた、というお話でした。もっとこの二人が読みたかった。

他に、脳天気かと思った会社の同僚が、双子の弟にとらわれている話などが入っていました。

この作者さんの作風は好きなので、もっと長編が読みたいな。

1

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