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表題作相対フライトサイン

鷹上理人,エリートパイロット28才
岩鳶大樹,整備士 28才

同時収録作品お世話になります、なられます。

?犬山玲人 大学生
?金子晃太 トリマー

その他の収録作品

  • アフターフライト
  • カバー下あとがきフライト
  • カバー下登場人物紹介イラスト

あらすじ

巡航高度3万フィートーー眩しいくらい高く飛ぶお前をいつだって俺は見送ってばかりだ
エリートパイロットx器用貧乏整備士
空で働く男たちの本気の恋

航空整備士をしている岩鳶はクリスマスの夜、彼女にフラれて傷心中。
それもこれも多忙を極めるこの職とエリートイケメンのせい!だ!と、八つ当たりに近い感情を同期の花形パイロット・鷹上にぶつけていた。
相手は空の上、自分は地上で過ごすことが多いため、接点はないはずなのに、食堂でドックで、やたらと顔を合わせてはぶつかる始末。
そんなある日、会社から言い渡された鷹上との突然のルームシェア。
最初は反発ばかりだった二人だが、とあることをきっかけに次第に心を通わせはじめ……。

「俺を惹きつけた男が、こんな所で何やってるんだ。」
厳しい態度の裏にある、空への情熱とくすぶる想い。

そんな鷹上に岩鳶の心は揺れ動きーー……

作品情報

作品名
相対フライトサイン
著者
むないた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
シリーズ
相対フライトサイン
発売日
ISBN
9784866690681
3.9

(122)

(50)

萌々

(28)

(31)

中立

(11)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
24
得点
466
評価数
122
平均
3.9 / 5
神率
41%

レビュー投稿数24

萌え足りなさ…


他のレビューにも同じような感想をされたのを見つけ、私だけじゃなかった、と思いました。

お仕事BL、お仕事の方は読み応えあるんだけど、BL的な部分はなんか…萌えが足りない

ちゃんと、実はずっと前から好きだったり
たまらずキスをしてしまったり
といった要素はあるのですが、
例えば、途中でそうかも?とこちらが分かるサインがあったりすると、切ないねwってなるんですけど、なんか唐突に挟み込まれる感じがしました。

2巻と、スピンオフも合わせて買って
スピンオフも読んだんですけど、
自分も好きかも⁉︎と、告白された方が振り向いて両思いになるきっかけが
どちらも同じパターンだな…と思ってしまいました。
作者様の萌ツボなのかなぁ
他の方がオススメされてたりして
読む前の期待が高かったので、
ちょっと残念でした。

0

珍しい航空業界BL!

空の世界を舞台にしたBLって珍しいなと思ったのと、最近2巻が出たということを知り興味を惹かれて購入してみました。

業界もの、お仕事もの大好きなので、航空業界の専門用語は分からずとも、設定にワクワクして読めました。人が必死になってもがいて努力し、働いてる姿って美しい…

…が、BLという視点で見ると、ちょっと萌え要素薄めかな?と。

攻めが受けを好きになったきっかけとその後の二人のやりとりなどが、どうも恋愛というより熱い男同士の友情の方向性のような気がして。

怪我をした受けを心配して訪れた病室で突然キスをし、告白するという展開に驚きました。それまでの流れや描写に、”恋愛的な意味で受けのことが好き”という空気が全く感じられなかったので、、

「熱い友情ものとして読みたかったな…」と、どうにも恋愛への持って行き方がちょっと腑に落ちない感じで読み終わってしまいました。
続編も購入したので、そちらを読んでみたらまた感想が変わるかもしれません。

1

No Title

続編と併せて購入したのでまずこちらを読みました。
航空業界のお話、私はマンガにしろ小説、ドラマにしろまるで興味がなかった世界でした。
でもまあなかなか面白かった。
反発し合う2人でも空や飛行機オタクなのは高確率であり得るし、共通話題で盛り上がる事でしょう。
お仕事BLにするより友情ストーリーの方がナチュラルな流れでは、とは思いました。
岩鳶はノンケだし鷹上はゲイという程でもないような?
というか鷹上の恋心がいまいち分からん。
それに病院ベッドでいきなりキスするって、、、
これ、ヤバくないですか。
今2023年終わりですが、現在でもこんなのアリですか?
コミック発売当時2018年だったから時代的にアリだったのかな。
この作品に限らず相手の同意などお構いなしのキスや性行為(つまり強姦)描写には最近特にもやもやします。
なんでBLにはこういう行為が多いんだろう。
TLとか他の扇情を促す読み物、いわゆるポルノもそうなんでしょうね。
ここで鷹上が岩鳶にきちんと謝罪しているのが救いではありますが。
この年、私はBLは知らなかったけどドラマ「おっさんずラブ」に夢中でした。
やはりゲイからノンケへのいきなりのキス行為が演じられており、私を含めたファンは大喜びだったのだけど今思うとやはり単純に喜ぶのは違うんじゃないかと。
この5年の間に世の流れと共に人の意識は変化しているのでしょう。
BLも変化して当然ですね。

絵柄はあまり好みでもなかったのですが、知らない専門用語がばんばん出てくるお仕事BLはイイですね。
2人とも真面目にお仕事に取り組んでいるのもイイです。

1

パイロットと整備士

パイロットの鷹上に整備士の岩鳶が噛み付いたところから始まるお話で、航空業界のお仕事BLです。

最初は喧嘩ばかりの二人が飛行機が好きという共通点を見つけてから段々と仲良くなっていき、岩鳶が鷹上に触発されて上を目指そうとする姿が格好良かったです。

両想いになってすぐ離れ離れになってしまいますが、数年後の再会endと描き下ろしで同棲生活が見れるので甘々ハッピーエンドでした!

シーモアは白抜き修正でした。
本編は抜き合いのみです。描き下ろしで甘々えっちで指輪もしていて最高でした!

同時収録は社会人✕大学生です。
キスすらしておらず、微笑ましいお話でした。

0

お仕事描写がたっぷり

パイロットと整備士の二人のお話。
航空会社で同期で。お仕事描写がたっぷりです。というかほぼお仕事描写では?

イケメンパイロットだからって目の敵にされてお気の毒です。大人になっても男の嫉妬ってあるんですねえ。

表紙や1ページ目のイラストがとても素敵で、体格もしっかりしてて楽しみにしてたのですが。
本編は絵がキレイなのにどこか惜しい(何様?)作画が崩れてる?な表情が気になりました。

ケンカばかりなのも読んでてしんどくて。
飛行機オタクだとわかったらすっかり意気投合。同じ飛行機を飛ばすために資格の勉強を頑張る受け。航空業界や会社のことも色々勉強になりました。

せっかく実はずっと好きだったのが実りそうだったのに数年離れ離れで。
でも再会後は仲良くやってて良かったですね。
うーん、萌えというよりライバルと友情の方がメインっぽかったかな。

0

表題作のみの感想(と評価)

あぁぁ…一冊全部この二人のお話が読みたかったなあ…好き…。
イケメンパイロットと整備士。反発し合うライバル同士が徐々にお互い理解を深め、仲良くなったところで実はずっと前から…と判明する王道の萌えるやつ!そこにガッツリ夢と仕事が絡まっていて良かったです。たまに熱血なのも好き。
岩鳶は最初はリア充爆発しろとか言ってる陰キャかと思いましたが、普通に彼女がいてテンション上がりました。張り合う相手とモテ度に差がありすぎると僻みに見えちゃうから。あとちゃんと人と付き合えるキャラっていう安心感で読みやすくなります。
鷹上は前半の発言が本当にエリート様。現場を知らないタイプじゃないからマシだけど、気に入らない人はとことん合わなそう。なので飛行機ばかなのが分かっただけでコロっと態度を一変させた岩鳶はすごいと思いました。
ストーリーは進みが早いです。くっついたと思ったらもう遠恋の危機!でも何かあるごとに岩鳶が熱い!もう恥ずかしいくらいに。デッキに無線に空港小道具使ってシチュエーションも熱い!お仕事がBLに活かされてるとこ大好き。
萌えがたくさんあって大満足の作品。描き下ろしもとても可愛くて萌えました。

1

表紙が素敵

パイロット・鷹上と航空整備士・岩鳶の
ガッツリなお仕事BL。

始めはいがみ合っていたふたりが
"飛行機バカ"という共通点から打ち解けていくんですが、それよりもっと前から鷹上が岩鳶のことを好きだった、というような展開。
結構冷たい態度だったので、
え、徐々に惹かれたとかじゃなかったんだ…
と、思ってしまい鷹上の気持ちには共感しづらかった。
というか、それまでふたりが恋愛に発展しそうにない絡みばかりだったので
突然の告白に驚いてしまった、というのが正しいかも。
でも最終的にふたりが幸せそうだったので良かったなという感じでした。

主に整備側のことが詳しく描かれていて、
なかなか知ることが出来ない専門的な部分を見ることができたのは良かったです。


0

空のお仕事BL

むないた先生初読みです。
パイロット×整備士
がっつり仕事、飛行機大好きな熱を通して描かれていたので新鮮に感じました。

ストーリーはオーソドックス。
最初は反発し合っていたが、お互い飛行機が大好きだとわかり意気投合。
で、実は鷹上が過去に岩鳶を見かけてその頃から好きだったと。
鷹上からの告白、岩鳶が意識し始め、くっつくくだりはよくあるパターンだけれども、安心して見られたし盛り上がってよかった。

イワトビペンギンのぬいぐるみが岩鳶に似ているから、鷹上が「連れてくか」とぎゅっと抱いてたのが萌えでした。

少し気になったのは、本格的に空の仕事の様子が描かれていたので、鷹上が長い前髪を下ろしたままの帽子の被り方がぬるく感じた。それだと軽いマンガのただのパイロットキャラのようでもったいない。前髪を帽子の中に収めてきりっと被った方が本物感が出ると思いました。

あと、岩鳶の顔が時々ぶれる?作画が不安定にも感じました。

飛行機や空港の背景や空の抜け感は気持ちよくて好みでした。

0

お仕事の割合が多すぎた

お仕事BLは好きなんですが、こちらの作品はその割合が多過ぎてラブが少なくていまいち盛り上がれませんでした。

たぶん作者様は航空関係が大好きなんでしょうね。熱意は伝わって来ました。

ただ航空会社が舞台なのでやたらと登場人物が多くて終始ガチャガチャしていました。

それから登場人物に魅力が感じられませんでした。特に受けの岩鳶です。鷹上のシェービングフォームを勝手に使うまでは許せたけど、他人宛の荷物を開けるのは嫌でした。
そしてその中身を見て自分と同じ趣味だと知って話が盛り上がり、距離が近付くとかあり得ませんでした。
普通なら相手に恋してたって一気に冷める案件だと思いました。

凄い無理やり感がありました。


同時収録作の大学生とトリマーのお話も無理やり感満載でした。攻めが受けに片想いした経緯も不自然だったし、むしろ犬が人間になったというファンタジーだった方がマシだと思いました。

0

飛行機バカ同士の友情で、恋愛は芽生えなそうな気がした

鷹上が美形ですっごくカッコよかったです。
出てくるたびに、カッコいいなぁ〜と見惚れました。

対して、岩鳶は、メガネ君、好きじゃないので、全く興味なしな見た目でしたが。

飛行機とか航空業界の事とか全く知らないので、
仕事や飛行機に関する会話の内容は、ほとんどわかりませんでしたが
鷹上も岩鳶も飛行機に対する熱い情熱を持って仕事してるんだなーというのは、すごく感じられました。

岩鳶の方は、その熱を失いつつあったのを鷹上のおかげで思い出してました。

作者さんも航空業界が好きで勉強して書いてらっしゃるようなので
私には合ってるかどうかも全然わかりませんが
航空業界に興味ある方には面白く読める作品なんじゃないかと思います。

ただ、鷹上が岩鳶を恋愛的に好きっていうのが、いまいち納得いかなかったです。
鷹上が前から岩鳶を見ていた見方は、真摯に仕事に打ち込む仲間とか、尊敬とか友情でいいんじゃないかっていう気がして、ゲイじゃなくてそこから恋愛感情になるのかなぁ?って思いました。

だから、鷹上が入院してる岩鳶にキスしたのは突然すぎて「えぇー!?」って思ったし、その後、前から好きだったっていう説明聞いても、それって恋愛感情になるのか?ってすごく思ってしまいました。

ダメじゃないけどね、ダメじゃないけど、ゲイじゃなくてそういう方向にいかないんじゃ?っていう気がして。

そして鷹上に応える岩鳶も、鷹上と一緒に過ごして楽しかったのは男友達と一緒で楽しかったっていう感覚じゃないのかと思って、あれで恋愛感情として鷹上の気持ちを受け入れる気になるかなぁっていうのが疑問でした。

二人ともゲイだったなら、有りだと思います。
でも二人ともノンケだったら、彼等の間にあったのはお互い飛行機バカで、気の合う友達って感じじゃないのかなぁっていうのが、これを読んで感じたことでした。

kindle unlimited

1

細かいところまで愛が溢れてる

今までの人生で読んできた航空業界BLは
パイロット×管制官でした

いや、驚きを隠せず
整備士
めちゃくちゃリアル
ほんとにこれ読んで航空業界に憧れを抱いてしまう
作家さんの愛を感じます
人間としても、スッと入ってくるキャラクターで
大変いい読み物をさせて頂いた気分です

エロもよい塩梅であり
話もいいけど、エロも読みたいタイプのモンスターにもとっても介護が手厚い仕様

サンキュー
Kindle Unlimitedで読めるので、なんかもう申し訳なくて他作品買いました

1

航空系おしごともの

整備士とパイロットのカップル。
お仕事についてよく調べられていて、とても楽しく読みました。こういうBLはいい。

一級整備士を目指す岩鳶。動機の花形、鷹上をいけ好かないと苦手にしているが、なんと同居することに。
暮らしてみると、お互いに飛行機バカで意気投合。
鷹上のハッパかけもあり、岩鳶は再び一級の試験を目指す。
一方、鷹上はアメリカの航空会社へ引き抜かれる。。

恋愛方面は、ちょっとよく分からないところもあった。
ずっと岩鳶を好きだったという鷹上、一方、その鷹上の気持ちを知って、どう恋愛になっていくか、というところ、イケメンで仕事ができるだけだとちょっと弱いかな?

あと、日本語が変なところが所々目について気になってしまったので、星を1つ減らしました。体たらく、とか。

が、しっかりしたお仕事者は久々だったので面白かったです。

1

スピンオフにも期待大!

本誌で、おキクさんのスピンオフが始まったので読み直してみました。
鷹上と岩鳶も登場します。

航空業界を舞台にしたお仕事B L、格好いいですね!
パイロット×整備士という、ある種憧れの夢あるカップリングだけで萌えます。
ヤル気実力共に兼ね備えたコーパイ・鷹上と燻っている整備士・岩鳶。
正反対に見えるが、鷹上が頑張るきっかけが、昔、飛行機への思いを熱く語る岩鳶に刺激を受けたから…というもの。
そんな鷹上と親しくなっていくうち、昔のような思いを取り戻して頑張る岩鳶。
お互いが刺激しあい、高め合っていく理想の2人だと思います。

ラブ度少な目ですが、逆にそれが男臭くて良かったです。
スピンオフも始まったばかりですが、既に空の世界に心奪われ、ワクワクが止まりません。
また鷹上と岩鳶にも会える楽しみができ、とても嬉しいです!

2

もはや羽田空港ガイドブック

この本は、パイロットや整備士が働く職場をとてもリアルに描写しています。
なので、そこで働く主人公たちの空気感がはっきりと感じられ「航空」という世界にどっぷり浸かる事が出来ます。
その中で繰り広げられる空と陸の喧嘩ップル(でも途中から認め合って飯ウマ展開)は、もぅ至福ですね!
脇を固めるキャラクターもみんな魅力的で、嫌いなヒトがいない!
更にこの作品が凄いのは、羽田空港のガイドブックにもなりうるところ!
スターダストステージ(夜、離陸する飛行機と床が星屑のように点滅する展望デッキの対比が綺麗!)や国際ターミナル内のプラネタリウムなど、空港に行きたくなる要素満載!
私は実際に行ってきましたww アァ、ココデフタリハ…デュフフf
作者さんの作画も、けして激ウマではありませんが、表情が繊細で独特の味があります。
ラストは、こっちまで幸せになるようなハピエン♪ゴチソウサマー
航空関連のBLは、間違いなくこの本を一番に推します!

3

仕事男子は最高。

・お仕事BLはいいですね。
・話の展開は・・・??です。最初鷹上さんを一方的に嫌ってる理由も理不尽だし、逆になぜ鷹上さんが岩鳶をあんなエピで好きになる理由もよくわからないし、とにかく気持ちの動きがわからなすぎでうーん??な感じ。大枠のストーリーも、制約が多い中で詰め込みすぎてとっ散らかりすぎ。
・校正ダメダメ。誤字脱字にすごく気が散りました。
・「普段の会話に業界用語を盛り込んでくる」恥ずかしすぎる。この恥ずかしさに心が耐えきれず、奇声が出た。恥ずかしさで胸が詰まって、食事前に読み続けたら続けたら痩せられそうです。そのもんどりうってしまう恥ずかしさが癖になってしまって、思わず紙の本を買ってしまいました。私Mなんですかね、ありがとうございました。

2

続編希望!

お仕事物のBLってたまに見るんですが、ここまで専門的な用語が登場することはないのですごく面白かった。

舞台は飛行業界です。飛行業界って人の命を預かる仕事だから、たとえ漫画の世界でもかったるそうに仕事している風景は受け入れ難いんですが、どの登場人物も責任持って仕事をしている姿が見受けられて作者の飛行業界への敬意が感じられました!

お仕事物と言っていいか分からないけど、サラリーマン物って大抵恋愛にかまけて仕事してる様子が無くて仕事サボってるの?攻めも受けもお互い何がよくて好きになったの?とツッコミたくなる漫画ばっかりなんですが、こちらは攻めも受けも仕事に真摯に向き合ってる姿にお互いが惹かれたことが丁寧に書かれているので納得できます。

飛行業界というちょっと新鮮な題材で、他の作品と一線を画していて、
もっと続きが見たいなと思わせる作品でした!

2

航空業界に愛が溢れてる

表題作のエリート攻め様×漢気受け、
むないたさんの絵が爽やかで、世界観的に合ってて本当に大好きなのでこちらについて書かせてもらいます。

BLでもなかなか目にすることのない気がする夢のある世界としての航空業界っていうよりも、キャラクターたちが自分のいる業界に対して愛が溢れてオタク化してる感じ、過言ですけど男の子特有の世界で魅力的でした!パイロットって立場上、エリートと言って間違いないはずなのにエリートである理由がひたすら「飛行機が好きだから」とか、一方でエリートと揶揄しつつもリスペクトを持ちながら自分の整備士という仕事に誇りを持っている2人がとても眩しいお仕事BLでした。

たしかAmazonのunlimitedでも読めると思うので、良かったらそちらでもいいので、とにかく読んで欲しいです。
(2018.11.20現在)

3

お仕事BL!!

青い表紙の本は思わずポチる買いです。
設定といい、展開といい、これぞお仕事BL!!って言えるような本でした。
航空会社のお仕事自体が、元々かなり萌ポイント高い業界ですが、それをBLコミックにするにあたって、実際の仕事や内情がとてもわかりやすくっていいなと感じました。
接点がありそうでなさそうな、パイロットと地上職の二人が、なさそうでありそうな、フィクションの王道設定ともいえる同居エピソードでどうやって関係を深めていくのか。
そもそも、二人がそれぞれ意識し始めたきっかけは、とか。
ストーリーもいいですが、絵もわかりやすくてよかったです。
これ、表題作だけなら限りなく神に近かったのですが、同録作品がちょっとわかりにくかったので萌2で。


3

パイロットと整備士。好きなことを仕事にした男達の熱い繋がりがイイ‼︎

あぁこういうお仕事BL、理想ド真ん中です!
好きなことを仕事にした人達が私は大好き。
たとえ思い描いた理想通りに行かなくてくすぶる時期があっても、「好き」を無くさなければ再起のチャンスはきっとあると私自身も信じてるところがあるから。
そのキッカケにLoveを絡めるなら、まさにこの作品のようなお話が理想中の理想です♡
2人の熱い繋がりに最っっっ高に萌えました。
パイロットと整備士の関係性にこんな萌えがあったなんて知らなかった〜!今度から羽田の展望デッキで離発着の飛行機眺める時にイイ妄想が捗りそう♪
むないたさんありがとう‼︎

飛行機が好きで整備士の仕事に就いた〔岩鳶〕は、まだ一等航空整備士になれていない夢半ばで、仕事と勉強に忙殺される日々。
そんな彼の目には、同期でエリート街道まっしぐらのイケメンパイロット〔鷹上〕が“生まれもって恵まれてるヤツ”に見えて───

鷹上の第一印象は、岩鳶に対しての言葉が容赦なくて嫌なヤツなんです。
それが徐々に、岩鳶が鷹上の本質を知っていくのに合わせて読者の知るところとなっていくんですが、これがまぁ岩鳶以上の飛行機バカで、努力を重ねて夢を実現させている男。
だから、まだ一整の資格すら取っていない岩鳶が鷹上の目には努力していないように映る。
だけど元を辿れば2人とも飛行機が大好きで今の仕事を選んだ飛行機バカなんです。
気が合わないわけがない。
お互いの存在がどんどん刺激になっていって、岩鳶は鷹上が乗る機体を自分が飛ばせるようになりたいと思い、鷹上は・・・というところで、実は鷹上の方が早くから岩鳶を知ってたんですね。そしてアイツの整備した機体に乗りたい!と思っていたと。
ベタだけど最高のキタコレ展開でめっっっちゃくちゃ萌えました。ベタ好きでほんとごめん、でもやっぱりこうゆうのすっごい好きなのーーーー!!!!
好きだからこそ努力していない姿に腹が立つ。頑張ってほしいと思う。
鷹上が最初岩鳶に対してきつく当たっていたのも、そうじゃなきゃね( ´艸`)

パイロットのライセンスも整備士のライセンスも機体毎に必要だからゆえに「アイツが乗る飛行機は俺が整備したい」と「アイツの整備した飛行機には俺が乗りたい」は2人が同じ機体のライセンスを持っていないと実現出来ないってところがまた萌えっつーかなんつーか、良いなぁと思いました♡
パイロットと整備士、なんて萌える関係なのでしょう!
ログブックに並ぶサインはさながら婚姻届のようですね♡♡♡

恋愛を優先して仕事をおざなりにするようなストーリーじゃないところも好きでした。
2人だけの世界で四六時中一緒のBLももちろん大好きだけど、お仕事BLはやっぱりお仕事のこともちゃんと大事にしてくれてこそだから。
それですれ違っちゃうのもまたリアル。
でもさよならにはならないと信じて読める。現実にはない安心感がある。理想の世界。
最初と最後のモノローグうまいなぁ!
上手くいかないことばかりでイライラしてた主人公(岩鳶)が生き生きとした熱を取り戻した感じ、一読して最初に戻ったときに「良かったね‼︎」と嬉しさがより倍増しました。

攻めが受けを守る構図よりお互いに支え合う構図が好きな自分には、ほんと理想的な萌えの詰まったお話でした。
こういうお話大好きです!

表題作のほかに読み切りが一本入っています。
こちらも片方に影響されてもう片方が一人前になって戻ってくるお話だったので、この手のお話がむないたさんの好きな路線なんだろうなと思いながら楽しく読みました。

※初回限定封入特典ペーパーは電子版にも付いてました。

【電子】ブックパス版:修正白抜き、カバー下○、裏表紙×、初回限定封入ペーパー(1p)付き
レンタ、ebjだとさらに限定のペーパーが付くようです。

9

お仕事BLとしては面白い

作家さんが大好きだという航空業界についてかなり細々と詰め込んで描かれており、拘り・意気込みがかなり感じられました。
なので仕事描写にかなり重点を置いたせいで、恋愛に関する心情面にページを割けず強引に両思いにもっていった…という感じがします。

エリートイケメンパイロットと整備士。
水と油みたいなソリの合わない二人、どころか整備士はパイロットのことを天敵呼ばわりしているというところからスタート。
そこから会社都合でまさかの同居をすることになり、嫌々ながら暮らしはじめるのだけど、実は飛行機バカ同士であることが判明。

すっかり意気投合し、飛行機バカの二人が専門用語交えて色々語り合うシーンが一番好きでした。
専門用語多すぎて何言ってるのか良くわからないのだけど、そこが女には入り込めない二人だけの熱い世界…って感じで。
「何かに夢中な男子は良い」と作家さんがあとがきでおっしゃってるけど、まさに!!

私は、冒頭で整備士がクリスマス、クリスマス恨みがましいこと言ってるのも(クリスマス休めないからと当日振る彼女もアホだけど)ガキ臭いし、序盤の二人のやり取りがどうにもガキ臭くてイライラして二人に好感を抱けなかったんです。
だからこのシーンで、二人に対するイメージがかなり回復しました。

最初のいがみ合いの印象がかなり強いので、途中パイロットが唐突にキスをしてずっと前から好きだったという告白にはビックリ。
まぁ片方を実は片思いだったという状態にでもしないと、もう片方はノンケだしどうやってもLに持っていけなかったんだろうな。
それにしても好きという気持ちを隠してあの態度を取っていたのなら、アカデミー賞主演男優賞をあげてもいいくらいの演技力です。

二人はやがてエッチまでに至るんだけど、恋愛面が駆け足すぎて取り残された感があるというか、エッチを読みたいわけではないので(まぁ編集側との約束とかあるんでしょうが)無理やりBLにしないほうが良かったなぁって思ってしまいました。

飛行機に命を賭けた熱い男たちのロマンなんだけど、

自分が整備した飛行機で空を飛ばせたい
いってらっしゃいと見送りたい
そしておかえりと言いたい
戻ってきたら地上で自分を迎えて欲しい

こう思ってしまう気持ちはなんだ?それはただの男のロマン&熱い友情なのか?とお互い思いながら何かを意識する二人をじりじり描いてくれたほうが良かったな。
そして戻ってきて「おかえり」とぎゅーっと抱き合う…みたいな余韻を漂わせた終わりのほうが好みでした。

【お世話になります、なられます】
家賃が払えず追い出されて行き場なくて困ってるという大きな犬みたいな大学生の犬山を泊めてやることに…というお話。
大型ワンコそのものみたいな犬山の姿がかわいいんだけど、たまたま晃太の家に転がっていたのではなく、晃太狙いで宿無し男を演じてたとはやりよるな。
大好きな晃太と一つ屋根の下で暮らしながら、一度も手を出そうとしなかった犬山はおあずけ&待てができるお利口ワンコで偉いのかも。

4

離発着見るの好きです

航空BLを読むのはこれで3作めです。
貨物搭載x搭載指示者CP、パイロット同士CP、そして本作、パイロットx整備士CP。
空の旅に関連する仕事って、イメージはロマンチックだったり華やかだったりしますが、実際はシビアでタイトでタフですよね。
本作の主人公・岩鳶は整備士さん。最も「縁の下」の存在であり、同時に全ての飛行機に乗る人間の「命」を握っている存在。
ですが描写的には、職業的使命より年相応に恋愛や恋愛や恋愛に飢えている人物として登場します。
そしてお決まり的にミスター・パーフェクト、同い年だけど有能でモテモテのイケメンパイロット・鷹上登場。
そして自分の「整備士」という立ち位置を誇りに思いつつも、同時に卑下したり嫉妬したりの展開があって、ひょんなことから鷹上とルームメイトになって色々な面を知って、岩鳶からすると「コイツいい奴かも」くらいの温度までになってきてーーからの。
読者としての私の意見としては、鷹上のキスは非常に唐突で。びっくりしたぁ!
岩鳶も驚き、そこから鷹上を意識し始め、とBL的展開へ。
そこから一時離れ離れイベント、それぞれ仕事に打ち込みお互い成長し、そしてかけがえのない相手に…という物語でした。
物語自体は言ってみればよくある展開ではあります。でも作者様インタビューにもあった通り、背景の描き込み等、本当に全コマキッチリ。すごいなぁと感心もし、爽やかな読後感です。

「お世話になります、なられます。」
主人公は毎日忙しいトリマーの晃太。
ある日、帰宅すると部屋の前にうずくまる髪ボサボサの男が。しがみつかれて部屋の中に入れ、犬みたいな目を見て職業柄放っておけず風呂にも入れてやり……と結局居候させてやることに。
2人暮らしが心地良くなった頃、わんこ男・犬山の意図を知り…
短編ですからその後の展開はあれよあれよ。エロ無しで「イイ話」でバタっと終わっちゃいますが、可愛い話でした。

「アフターフライト」
休みが重ならなくて1ヶ月ぶりHの理人x大樹。大樹はHの時メガネかけたままなんだね!

カバー下に JAPAN AIRWAYS の面々紹介がありますよ。

5

はわわ

お仕事っていい...!!
私も飛行機に危うく目覚めるとこでした。
同じ航空会社でもパイロットと整備士っていうのが私はハマりました。上下関係とかではなくてお互いが支え合いみたいな!

また泣いてしまいそうなストーリーで、やっぱりエリートも努力してるんですね...。
わからない専門用語にも注釈がついていて、お互いの白熱した飛行機の会話がとても素敵でした。
むないたさんの別の作品も読んでみたいな〜と思っています
好きなものを仕事にできるっていいな...!!

6

高い空へ送り出したら

航空整備士の岩鳶は、
華やかで誰もが憧れるイケメンエリート副操縦士・鷹上が気に入らない。
うまくいかない自分の恋愛と比べて
さぞかし美味しい思いばかりしているんだろうと妬みふてくされて
顔を合わせれば憎らしい口しかきかない間柄でしたが
岩鳶の独身寮部屋に期間限定で鷹上が一緒に住むことになり…。

以前、エロいおっさん坊主の作品を読ませていただいて
そちらの印象が強かったのですが
航空業界がお好きとはなかなかマニアック!でもかっこいいですよね!
特にパイロットはまさに花形で
整備士は縁の下の力持ち的ポジションですから
立場は違っても飛行機が好きでたまらない気持ちは同じで
自分の仕事に誇りをもって頑張っている姿が眩しいくらいでした。

最初は好印象がまるでなかったのに、鷹上の飛行機バカな面を知って
どんどん今まで見えななかった努力や姿勢を好ましく思っていく岩鳶、
こういう展開好きです!
自分も負けていられないと奮起させられる関係性ってグッときますよね。
送り出して、「おかえり」と言えるのも素敵です。

専門用語がたくさん出てきますが注釈つけて下さってたりするので
御親切にありがとうございましたww
その分、会話シーンが多少ごちゃついてしまったのは
ちょっともったいないような気がしてしまいました(すみません;)
でも、大事なシーンでは大ゴマでしっかり表情も感情も見せて下さってます。
なんといっても、パイロットの制服と整備士のつなぎもかっこいい!!
間近で見てみたいです…。

あと、岩鳶が右側で嬉しかった……!!漢気受けたまりません!

『お世話になります、なられます。』
トリマーの晃太がワンコのような年下男・犬山を拾ってしまい
同居するうちに情がうつり…。

キスすらないのですが多分犬山×晃太ですよね??
健気な犬山がまさに忠犬で健気だったので、
晃太があれくらいで怒ることないのになぁ…と私もしょげてしまいました。
読み切りなので早めの展開は仕方ないかもですけど。
べたべたに甘くなった二人の続きが読みたいです。

萌×2寄りの萌です☆

5

理解できない専門用語の多さが逆に良い

表題作4話+短編1話。

表題作は作者さんの航空業界への熱量が伝わります。
この世界がとても好きなんだなーという愛が感じられました。

その愛が裏目に出たのか、業界ネタを詳細に描いて肉付けしたせいなのか。
専門用語が多々出て来てちんぷんかんぷんになる場面も…(・∀・;)

お仕事BLが好きな方は楽しめるかと思います。
飛行機が好きで、空が好きで、人の命を預かる仕事に誇りを持った男たちが繰り広げる恋。
たまーにオフィススBL見かける"お仕事サボってセックス"なんてシーンはありません。
ストイックな姿勢がカッコいいです!

カップリングは【エリートパイロット×整備士】
最初こそソリが合わずケンカばかりの関係でしたが、
蓋を開けてみれば2人して立派な飛行機オタクw
エンジンはどーだの、計器がこーだの、2人が何話してるのか理解できないw
…ですが!この理解の出来ない会話が2人の世界を作り上げてて良かったです♪
女が割り込めない空気感が良き…( ´͈ ᐜ `͈ )

そんなこんなで意気投合し、次第に恋へと発展し。
"俺が整備した機体で飛んで欲しい"
"飛行日誌にパイロットとコンプリーターでサインを並べたい"
"地上で送り出して、おかえりって迎えたい"
と、なっていくわけです。
うんうん。男同士のロマンですな(﹡´◡`﹡ )面白かったです♪

ただすこーし気になったのが、
絵が不安定というか、線がヒョロっとしてて不安定というか…。
素人目に見てもデッサン狂いが引っかかってしまい評価を一つ下げました。
でも特殊な職場設定でも細かい部分まで描かれていたのは良かったです。


同時収録作の方は、年下ワンコ感が溢れてました。
エッチなしだけどワンコが攻めになるのかなー?
こちらも絵の拙さが残念でした。

5

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