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ふたりの上司に手籠めにされています

futari no joushi ni tegomenisareteimasu

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表題作ふたりの上司に手籠めにされています

仁科敬司・営業部長・39歳、水口・デザイナー
川嶋羽流・営業職

あらすじ

サラリーマンの川嶋羽琉(かわしまはる)は、電車に乗ると忘れられない過去を思い出す。大学生の頃、毎日のように遭遇する痴漢に悩みながらも、カラダはその行為を愉しんでいたのだ。それが原因で、誰とも真剣な恋愛が出来ない羽琉は、ふたりの上司にその秘密を知られてしまった。
「他人の手で感じてるお前を見ると、嫉妬で興奮する」
敏感なカラダは、大人の男たちに限界まで追いつめられ、どちらも選べないようにされていく――。

作品情報

作品名
ふたりの上司に手籠めにされています
著者
西野花 
イラスト
國沢智 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
ISBN
9784801913592
2.7

(32)

(1)

萌々

(5)

(15)

中立

(7)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
7
得点
77
評価数
32
平均
2.7 / 5
神率
3.1%

レビュー投稿数7

どうしたらいいか分からない…

ストーリーは中立、エロシーンは神。
これどうしたらいいんでしょうか?w

タイトル通りでそれ以上でも以下でもないお話で。
上司二人がまーよろしくない。
お前ら何しとんじゃってなるんです。

でもキャラに萌えなくてもエロシーンはめっちゃくっちゃにエロく感じるってすごくないですか!?
びっくりしました。

普段、エロ特化作品でもキャラが好きになれなかったらあまり萌えないタイプなんですが。
文章だけでここまでエロく感じる!
え、すご…

エロいの!って言ったらまず最初に西野花さんをオススメされる理由が分かりました。
ありがとうございました。

0

こんな甘々な3P…読んだことありますか…

私は無い!(4Pならある!笑)
痴漢モノは全く興味が湧かないのですが、西野花さんのKindle Unlimitedで読める作品のひとつとして読んでみました。
かなーり無理くりな展開で、それはエロの為のこじつけといえばそれまでです。
仕事も出来てカッコよくて気配りの出来る憧れの上司2人が自分をとことん可愛がってくれるなんて、夢じゃないですか。超甘甘々な3Pでした!
4Pの『溺愛調教』を先に読んだので抵抗ない自分が怖い…

自分が最低だと思うような性癖を晒して(結局知ってましたという結末ですが)それでも愛してくれるというのは、これは身体だけの関係と言えるのでしょうか。しかも予想が的中してちょっと嫌だったのに、主人公は快楽を求める女王様になっちゃうし(彼からは咥えたりもしません)上司二人はその僕になっちゃってマジで盛り上がりがすごい…

西野花さんの作品は数冊読んだところなのですが、複数との行為で嫌悪感が無く読めるのは愛がベースとしてあり、無理やりや痛くすることをしないからです。
そして私が嫌悪をより抱いているのが、挿入されながら他の性器を加え、またもう一人が自身のを顔に押し付けたり…というものなのですが、それが全く描かれておらず主人公を感じさせることに徹した甘々が多いので、そういった部分で西野さんの作品を個人的に支持しますし、また多数攻め等地雷的な項目も恐らく読み易く読者の間口を広げる気がするので神評価にさせていただきました。

1

西野さんですから‼︎‼︎

やっぱりね、西野さんのお話には愛がある。

正直、今回もね、なかなか際どいライン行ってると思うのですよ。
普通だっら許せんなぁと。
読んでいて、ちくちく引っかかりはするんです。

しかし「トレインビースト」にしろ、
「エンジェルヒート」にしろ、
同じように、こりゃいかんでしよう!と思いつつ、
とろとろにとことん愛されてしまう受様があまりにも幸せそうで、
コレがBLファンタジーなんねーと、押し切られてしまう感じ!

そう、とことんファンタジーでフィクションとして楽しむ。
ここが曖昧になると辛いかも。

先のfandesuさんも書かれているように、
西野さんのめくるめく世界を楽しめる方にはオススメです!

しかし、今回はちょっと引っかかりを感じてしまったので、
手放しではお勧めできない感が……
そこを考慮して、「萌×1」で!

0

疲労回復・栄養補給に、西野花

いきなり個人的な事情で申し訳ないのですが、今、私はかなーり疲れています。休んでも休んでも体の底に疲れが残っている状態。

で、何が言いたいのかといえば、
「とことん疲れている時に、西野花さん作品を読みたくなるのは何故だろう?」
ということなんです。
これこそが『疲れマラ』ってやつなんでしょうか?(違う?違うのか?)

『トレインビースト』のシリーズではありませんが、同類のお話です。
両親を亡くして、未成年を含む弟妹がいて、しっかりしていなければならない受けさんが、自分よりも上位の男性(今回はそれが二人もいる大盤振舞)によって開放されるお話。
これだけ書くと大層良いお話なのですが、開放の手段が背徳的なエロなのでね。

あと『痴漢されて気持ちよくなっちゃう』という、今まで男性エロコンテンツとして取り扱われてきて、多くの女性に「そんなことないでしょっ」と叩かれてきたいきさつもあるテーマなので、読むと腹が立ったり、ひょっとしたら気持ち悪くなっちゃう人がいるかもしれません。ご注意を!

ストーリーを楽しむと言うよりは、目の前で繰り広げられる受けさんの痴態を楽しむ読み物なのだと思います。だから、お話の筋立ては「どうやったらこういうエロシーンを繰り広げられる展開に持ち込めるか」ということから組み立てられていますので、あまり深く考えなくても良いんじゃないかと。って言うか、深く考えちゃダメです。楽しめません。
美しい景色を見るように、環境音楽を気持ちよいと思うように楽しむものではないかと思いました。

今作を読んで、西野さんのエロは大変視覚的だということが解りました。
何がどうなっているか、頭に絵で浮かぶんですね。
「すんなり読めちゃうけど、これって大変な筆力が必要だろうな―」と思った瞬間に、解ったんです。
「ストレスなく読めるから、疲れた時に読みたくなるんだ」ってことが!
そうか。疲労回復ドリンク剤だったのね。

9

痴漢は、犯罪

あらすじと表紙に惹かれて購入しました。が、犯罪ですよね。普通に。
3 Pは大好物ですが、なんだろう。コレジャナイ感。
”寝取られ”というのが好きではないからか?それとも攻め二人に魅力を感じられなかったからか。多分後者です。
攻め二人に魅力が全く感じられなかった。(しかも過去に受けに痴漢しているという)読んでる途中でだんだん痴漢の犯人がなんとなくわかってきますが、それで完全に萎えました。最中の描写で受けが感じまくってますが、「そいつら犯罪者だろ」とそういう目で読んでいる自分がいて、楽しめませんでした。残念です。
最近わかりましたが、私はこの作者さんと合わないみたいです。(ファンの方には申し訳ありませんが)
西野さんの作品は何冊か読ませていただきましたが、大好物の3 Pもたくさん読みました。しかし、どれも心に刺さらない。これ!といったものがひとつもない。これは単純に自分とは合わないのだろうと、ようやくわかりました。

5

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