大事な幼馴染みがいやらしく見える――!?

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表題作おしどり悪友

花塚 傑,高校生
九鬼 栄,高校生

その他の収録作品

  • 始まるまえのこと
  • それ以外にないこと
  • Dead man Borned again

あらすじ

高校生の九鬼 栄(くきさかえ)と花塚 傑(はなつかすぐる)は幼馴染みで共にゲイ。
仲良しなので日常的にハグをしているが、九鬼も花塚もタチなので性的興味は一切ない……と思っていたのに、花塚が突然キスしたいと言い出して――!?
タチ同士(ただし童貞)の腐れ縁コンビに恋の予感……?

作品情報

作品名
おしどり悪友
著者
黒井つむじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047349421
3.8

(58)

(21)

萌々

(15)

(18)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
9
得点
220
評価数
58
平均
3.8 / 5
神率
36.2%

レビュー投稿数9

意識するが故の距離感が、、、

あーまた大好きな作品が増えました。黒井つむじ先生の作品を最近は買い占めているのですが全部いい。その中でもこれ一番好きかもしれない!

BLというジャンルにおいてはもうど定番なみんな大好き幼馴染モノ。他の作品であればどちらかの片思いで、長い年月を得て紆余曲折ありながらも結ばれるというパターンが王道でしょうか。

しかしこの作品だとお互いゲイで親友という立ち位置になるだけで、あーこんなに拗れてしまうのかーと。ノンケではないまた別の難しさの2人の心情の変わりようが丁寧に描かれていて、とてもキュンとしました。

同級生の貴志くん、いいスパイスになってますね。この子の恋の行方もとても気になる!!!

1

幼馴染でゲイなDKたちの甘ずっぱい恋

黒井先生感満載です。また星が出てきたなあ

幼馴染の二人は、同じ高校に入学し、一年生の自己紹介の日に、別々のクラスでそれぞれカミングアウトする。

「ゲイです」
「可愛い男の子を紹介してくれると喜びます」

差別うんぬんよりも、コンテンツとして、ささやかに消費される二人。DKなんて、二人一緒にいるだけで可愛いのに、本人たちがそろってカミングアウトしていて、友達よりちょっと強めのスキンシップをしているから、尚更だ

でも、二人は、お互いにタチがしたいし、好みでないので、付き合うことはない……はずだった。ハズだったけど、好きになってしまったのだ。いつの間にか、好きになってしまった。そして、抑えきれなくなってしまった。衝動的に、キスをしてしまった

二人の、お互いへの思いやりが感じられる、あったかい気持ちになる本です。エッチは最後に、サラッと1回だけ。二人がすえながくしあわせでありますように

「ボクたちはまだ〜」で期待値ぶち上げられて萌評価にしてしまいましたごめんなさい。メガネ男子があまり得意でないという理由も合わさってます、ごめんなさい

1

タイトル秀逸すぎ

これは、最初から好きを自覚している訳じゃない。
でも小学生からの、云わば幼馴染み。そして、ゲイという共通項をもった2人の話。

じわりじわり。いつでも側に居ることが実は翻すことが困難になるくらいの好きに変化しているんですね~!
長年のゲイ友で、幼馴染みで、親友だから互いのGPSと周りが認めるくらいの花と、栄。
高校生で、すぐにゲイと自己紹介で、カミングアウトするなんて、かなりスゴいこと。
だけど、花と栄は自覚無しでのバディ感があったからこその行動なんですよね!
互いがいなければ、出来ないし周囲のクラスメイトも、余りにも堂々とした彼らを受け入れていくわけで。花は栄が、栄は花がいてこそだよなぁ…

タチ同士無理、じゃなくて相手が好きで許したくなるときはどちらでも良くなるのかな。
意外に、すんなりと栄が受けに収まった気がしました。

じわりじわりと、お互いにパートナーとなった2人は、長く続く関係を手に入れたとおもいました。

ケンカっプルとは、違う。
ホントに、おしどり悪友、プラス恋人がしっくりときた萌しかない話でした❤️

2

素敵な関係

タチ同士の幼馴染がお互いに尊重し合うほのぼの作品でもあり
金髪の九鬼が他の男(40歳)に手を出されそうになって
今までにない性的な感情を持ってしまい戸惑う花塚という
甘酸っぱいお話でもありました。
好みじゃないなんてどの口が…とつい思ってしまいましたが
恋心を自覚してからの花塚が強引に迫るわけでもなく
ちゃんと九鬼の気持ちを大事にしてくれる優しさが嬉しかった!
そして花塚の癖を熟知してさらっと上を譲ってあげる九鬼もね…。
こんなに好き合ってちゃ誰も入る隙なんてないに決まってるから
九鬼を面白がっている風に装っている貴志が切ない!!!
本編でもあれあれ??ってなりましたが
1ページだけの『それ以外にないこと』とカバー下漫画で決定的……。
あーあ…彼女をとっかえひっかえなのはそういうこと……。
俺は九鬼のダチとして側にいられたらいいっていう。
花塚と九鬼のカプに何一つ文句は無いんですが
貴志に肩入れしたくてしょうがなくなってしまいました。
花塚に「安心しろ」って言ってたけど
自分に言い聞かせてるでしょそれもう……。
萌×2寄りの萌です。

1

友達が魅力的過ぎました

幼馴染設定が大好きで、試し読みで花と栄いいな~と思い購入。
ぶわっと気持ちが溢れちゃう瞬間とか、相手をすごく大事に想っているところとか、すごく素敵です。
本当はかなり好みの作品なんですが、栄の友達の貴志くんが魅力的過ぎました。
栄がめちゃくちゃ優しいので、そこを甘やかしてくれそうな貴志くんと…と思ってしまって。
もちろん、花×栄が尊いというのは分かるんですが。

先生のTwitterにアップされた「俺は所詮ノーマルで~」と貴志くん目線のショートがやばかったです。
ここに書いて良いものか分からないので気になる方はTwitterを訪ねてみて下さい。

結構オープンな二人に対しての周りの反応も良かったです。
ズレた視点のレビューで申し訳ないです。キュンなポイント満載、ハピエン厨の方におすすめです。

2

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