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表題作ふきげんなディア

桜庭斎,人気イラストレーター
如月奏汰,25歳,新人編集者

同時収録作品ふきげんなディア

百武勇虎,超絶売れっ子作家
上条忍,勇虎のマネージャー

その他の収録作品

  • おまけ(描き下ろし)
  • カバー下:おまけ漫画

あらすじ

先生は、どうしてそんなに意地悪なんですか?
ツンデレな人気イラストレーターx新人編集の激甘ラブストーリー

「今やめたらつらいだけだろう?」
絵本が好きで入った出版社で如月奏汰は児童編集部から文芸編集部に異動になったと思ったら、
いきなり気難しいと噂の桜庭 斎の担当になってしまう!
そのうえ、仕事場を片づけていた時、資料に欲情した奏汰は桜庭の手でイカされて、キスまでされてしまい!?
だけど、次に会った時は相変わらずふきげんで意地悪で……
先生は何を考えているんですか?
溺愛系・意地悪攻×無自覚系・純真受、意地悪だけど激甘な恋の始まり!

最初は苦手だったのにーー
気がつけば、大好きでたまらない
気がつくと、可愛くてしかたがない

作品情報

作品名
ふきげんなディア
著者
秋雨るい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
ふきげんなディア
発売日
電子発売日
ISBN
9784813031727
4

(192)

(70)

萌々

(71)

(40)

中立

(10)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
22
得点
764
評価数
192
平均
4 / 5
神率
36.5%

レビュー投稿数22

ムスッ→メロメロになるのが楽しい

気難しい売れっ子イラストレーターの桜庭を、健気さと可愛さとひたむきさと素直さで懐柔していく、担当編集の奏汰にグッジョブ(^^)

読み返しだけど、やっぱり面白いですね〜

周囲の人たちがみんな温かく見守っていて(百武は置いといて 笑)、嫌な気分になることなく読めるのが良いですね。

最初のピリッとした関係が、徐々に好きな気持ちに溶かされて甘く変化していくのがニヤニヤ必至です。
桜庭のカッコ良さにトキメく奏汰と、奏汰の可愛さにメロメロになる甘さ爆裂桜庭のベッドシーンは良きです(〃ω〃)
普段は塩対応なのに恋人には甘いとか最高かよぉぉぉ〜♡♡♡
なかなか会いに来ない奏汰にスネる桜庭先生も良いもんでした(笑)


奏汰に出会って、本当は描きたかった絵本の製作に取り掛かることが出来て良かったです。本音を言えたのは奏汰がドーンと受け止めてくれたからでしょう。
奏汰はファンであり恋人であり担当者ですから、桜庭の色んな想いをまるっと抱き止めてくれたことが、再び絵本を描く勇気に繋がったんですよね(*´꒳`*)


さーて。続編も読み返すとしますか^ ^
スーツをバシッとキメる桜庭の表紙がカッコいいので、読む前からテンション上がります♪



0

寡黙執着攻め

【おくびょうなディア】を先に読み、こちらの作品を知りしました。
【おくびょうなディア】は【ふきげんなディア】のスピンオフですが
どちらから先に読んでも個人的には問題ないと思いました。

こちらのお話は人気イラストレーターの桜庭先生と、
新人編集者の奏汰とのお話です。

とっつきにくそうな桜庭先生なのですが
読めば読むほど表情に出ないだけで
奏汰のことが凄く好きだし執着だなぁと思いきゅんきゅんしました。
寡黙な攻めという感じですごく良かったです。
奏汰は天然というか鈍感な感じです。
でもそこも桜庭先生からしたら可愛いんですよね~♪

【おくびょうなディア】の忍さんたちも出てくるのですが
【ふきげんなディア】が先と言うこともあって
【おくびょうなディア】で出てきた忍さんと少し印象が違いました。
百武先生は【おくびょうなディア】の時と全く同じです(*´▽`*)

0

天然ふわふわな編集くん

イラストレーターの桜庭と編集の如月のお話。

お話の中で桜庭が如月に対して不機嫌なのは
百武とする仕事が嫌なだけで、気難しさはあまり感じませんでした。
嫌がるのにも仕事を選ぶのにもきちんと理由があってのこと。
なので余計に百武の無神経さが目について、関係ないところでイラッとしてしまいました(汗)

如月は天然で愛されキャラ。
愛読書の絵本を持ち歩くという、ほんのり謎な部分もありましたが
その絵本がなんと桜庭が描いた作品だったという運命的な偶然もありつつ。
裏表なくストレートに感情を表現する如月に惹かれる桜庭の気持ちがわかるほどに純粋な人。
桜庭自身も封印していたであろう絵本をまた描きたいという気持ちを言葉にすることが出来たのも
如月が正面から桜庭と向き合った結果だったと思います。
ちょっとキュルンとしすぎな気もしますが
そんなところも桜庭の心を解したんでしょうね。
過保護に溺愛する様子が目に浮かぶような(笑)
素敵なカップルだなと思いました。

0

受けがお姫様だ~…↓↓

天然イイ子ちゃんな編集者が主人公のお話。これ、受けが女子にしか見えないんですが。ただのキラキラ古典少女漫画じゃん…。いやセクハラバリバリのTLかな。攻めにドキドキするポイントも少女漫画でよく見るやつなんですよね~。
警戒心が足りてなくて、エロい目に遭って、攻めに助け出されるお姫様。周囲も皆受けを持ち上げてばかり。わざとらしい愛されっぷりは引きます。
告白シーンも小ズルい!鈍い子装って、ごちゃごちゃ粘って相手に言わせて、あざといったら。やたらと「??」って出てくるカマトトっぷりも苦手でした。

女編集長がナチュラルに「男なら~」って言ってたのは無理!時代的にまずい発言入れてくんなよな~と思って。こんなとこにリアルさ要りませんから。

良かったのは忍のキャラくらいかなあ。

0

溺愛系・意地悪攻にハマりました!

何気無く購入したのですが、溺愛系・意地悪攻の桜庭にハマってしまいました。

まだ3冊しか出ていないのでしょうか?

秋雨るい先生はエッチの時の身体のバランスが完璧でした。
たまにどんな綺麗な絵を描かれていても、あり得ないくらいに崩れて興醒めする作家様もいらっしゃいますが秋雨るい先生は上手いです。
なんならアソコを絶妙にコマに入れて来るのも上手いしリアルです。w

お話も桜庭がキラキラ純真な如月に惚れていく様子にキュンと来ます。

絆されていく如月がちょっとちょろいなと感じてしまったので今回は萌2にしました。

続巻の「ふきげんなディア 桜庭先生の稀有な悩み」もとても楽しみです。

0

怖い先生といたいけな編集

K先生〜の大洋図書バージョンと言っては失礼だろうか?

才能がありイケメンでガタイがいいイラストレーター、桜庭先生。その担当編集になった新人の奏汰。
明るく前向きで、誠実、まっすぐな奏汰が、スパダリにてご、いや食べられちゃうお話です。

難攻不落の難しい先生かと思ったらそうでもなく、奏汰の勢いにやられっぱなしの桜庭です。
絵が綺麗で攻めがカッコいいのがいいですね。あとHがいい感じで、修正に関しても大洋図書さんが非常にいいお仕事をされていて感心します。

1

「おくびょうなディア」と併せて

出版は「おくびょうなディア」より前ですが、時系列的には後です。

◾︎桜庭斎(イラストレーター)×如月奏汰(編集,25歳)
「おくびょうなディア」がよかっただけに、無理矢理スタートが残念でならない。想いが通じ合った後の桜庭の強引さは攻めらしくカッコよくて、奏汰も健気でいじらしくていいのにな。
桜庭の"絵に出ちゃう"ところも非常に好き。周りが気づいちゃうところも含め。

そして忍のキャラがだいぶ違うのはもっと残念!えー「おくびょうなディア」では、あんなにラブラブオーラ全開だったのに、なんか冷たいよ忍ちゃん!

桜庭、あの雰囲気であのイラスト…内側は相当可愛い人と見た。

3

不機嫌なお顔で溺愛甘々です♪

大洋図書の既刊フェアを機に
表紙がとてもカッコ良く惹かれ購入しました。
眉間にしわを寄せて何か言いたげな、煩わしそうな、
気怠い男の色気が重なって良きですー!(∩´///`∩)

中の絵は表紙のイメージとちょっと違ったかな…;
特に1話目は線が安定していなくて、
受けの目がキラキラしてるのがちょっと好みから外れてしまった…です。

そんな表紙ギャップもあってこの評価に落ち着きましたが
ストーリーの軸はしっかりしててよかったと思います。
また続編は萌えたので結果オーライでした♪


さてさて。
表紙のカッコ良きお人は攻め:桜庭です。
才能があって気難しい売れっ子イラストレーター。
帯には【溺愛系意地悪攻め】と書いてあったんですが…
あっちゅー間に溺愛寄りになるのでそんなに意地悪くはない気がするw

受け:奏汰は新人編集。
大切な絵本をつねに持っていて、心の支えになっています。
純粋で素直で可愛くてキラキラ属性の住人でした。

個人的に萌えるか否かは受けが合うか・合わないかが鍵な気がしました。
私は…ちょっと合わなかったので…あまり萌えは感じなかった…です。

と、マイナスなことを書いてしまいましたが、
奏汰の性格がストーリーにキーになっていくのですね。
桜庭がどんどん気難しいキャラになってしまったのも過去のイザコザがあって。
でも奏汰が桜庭の心に空いた穴を無自覚に埋めていく。
天然で裏表のないストレートな言葉はダイレクトに響きます。
2人が恋愛に発展していく過程に説得力があったのが良かったです…!

またエロ的な萌えで言うと、
純真キャラの奏汰がキスされただけで色っぽい顔するのが良き(^///^)
その色気はどこに隠してたんだーーーー!!!ってギャップでしたw

あと桜庭の抱き潰す感じの寝バック!!
雄みがあってエロかった////
桜庭先生はイイ身体してるんですよ…エロくてね。
あ、ドエロではないですよ?
でも空気感が色っぽくてエロい。エロい。うん。

また脇CPの存在感も良かったです。
キャラが濃いのは百武先生だけど
目を惹いて印象に残ったのは上条さんだったなー。
(未亡人風の儚げ受けな雰囲気…(*´艸`*))
臆病なディアは未読なのでそちらも気になりました。

3

やっと読めました

掲載誌で続編の方を先に読んでしまっていましたが、やっと読めました。
続編あり…って感じの終わり方ですね。

イケメンイラストレーターの桜庭が仕事を盾に、純真無垢な編集者・如月を手篭めにする話…と、百武先生が言っていましたね。
ざっくり言うと、そんな感じのお話です(笑)
本当は、もっと深くてキュンとするストーリーでした。

とにかく、素直に思いを言葉で伝えられる如月がキーになっています。
偏屈なイケメンイラストレーター・桜庭の心を動かしたのも、素直な彼のおかげでしょう。
桜庭先生の絵本「ふわふわ」は、自分探しの絵本でしょうか?
レオ=レオニの『じぶんだけの いろ」を思い浮かべてしまいました。

スピンオフとして、百武×上条の『おくびょうなディア』も楽しみです。
脇キャラとしては目立ち過ぎていたので(笑)

5

手出すの早っ

攻めがかっこいいです。

受けも頑張り屋さんで良い人なのですが、ちょっと天然…w

脇キャラが受けを「何このかわいい生き物」とか「可愛くてつい」とかいうのもちょっとノリが合わなかったですw
これは好みの問題なのですが、受けちゃんの天然しぐさをカワイイカワイイ囃し立てる脇キャラっていう構図が苦手なもので。
なんていうか古い…。腐女子特有のものを感じます。

そして細かいことかもしれないのですが、絵本適当すぎな気が……。
受けが心底惚れるほどのイラストレーターなのに、受けが好きだという絵本の表紙が適当すぎ。誰でも描けそう。絵本はこの作品のキーでもあると思うので、もうちょっと丁寧だったら説得力があったかと思います。

エロが多かったけど、あまり萌えませんでした。残念。
ただあのツンツンしてた先生がどんどん受けによって柔らかくなっていくのは良かったです。

個人的に百武さんと上条さんの話の方が読みたかったです。

1

ふきげんなスパダリ様♥

秋雨るい先生のデビュー作。
冒頭の絵は粗さを感じますが、ストーリーの完成度はデビュー作とは思えません。
2冊目のスピンオフ『ふきげんなディア』では、絵もストーリーもさらにクォリティがアップしてます♪

私の中では新人枠じゃないので、ちるちるBLアワード 次に来る部門にノミネートされているのを見た時は「え?とっくに来てただろ?」と驚いてしまった^^


神イラストレーターの桜庭先生と、新人編集・奏汰のお話。
桜庭先生ったら、表紙ではとっても不機嫌なお顔をされてますけど、愛した奏汰にはとことん弱いスパダリさんだと思うんですよね~。

奏汰は異動してきたばかりのペーペーなのに、気難しい桜庭の担当にさせられてしまった。
さらに桜庭が大嫌いな小説家・百武の挿絵仕事を引き受けてもらうミッションまで言いつけられる。

難攻不落な桜庭に、奏汰は疲弊して、大好きな絵本を読んで気持ちを落ちつかせている。

そんな時、エッチな資料で変な気分になってしまったのが桜庭にバレて、抜かれるお手伝いを…
桜庭は仕事のためと嫌味を言うけれど「あなたの絵が見たいだけです」と言われて、思わず奏汰にキスをしてしまう!
逃げようとする奏汰を引き戻す大人のキス♥

アーティストの桜庭先生は作品を褒められる言葉に弱くて、その後もスキがあると奏汰にキスをするし、奏汰にお願いされて、シリーズ化が決まった百武小説の挿絵まで引き受けちゃってる~。
ほんと惚れた奴に弱いですね、桜庭先生^^

しかも無表情なくせに好きだって気持ちには素直!
百武の挿絵、緊縛されたヒロインの顔が奏汰にソックリ~。

それに気付いた百武に、奏汰が酔い潰されて緊縛のイタズラをされると、桜庭は鬼の形相で連れ戻しにやってくるw

そうして、酔った奏汰をシャワーで目覚めさせ、反省会の後は甘い時間です♥
桜庭も奏汰も男は初めてです。
でも、気持ちを確かめあって、慣らす桜庭に焦れて、早くつながりたいと急かす奏汰…
愛しい者を抱きたい、愛しい人に抱かれたいって気持ちが溢れている、カラダだけじゃなくて心まで繋がるシーンです!
翌朝も、絵本を見てる奏汰から「癒される必要ないだろ」と、また始めちゃってぇ。
二人の愛のシーンは大満足です♥


その後、照れてなかなか来れなかった奏汰に、「時間は俺がお前に合わせる。その代わり俺の仕事場は自宅だからお前が来い」と、俺様的発言にみせて、自分が譲歩できるところを織り交ぜた二人のこれからを考えている大人の言葉!

桜庭の言葉の端々から奏汰への愛が漏れていて、”ふきげん” なんて吹き飛んで ”スパダリ” にしか見えないよー。


でもふきげんな桜庭先生がここまで奏汰にハマったのには訳がある!
奏汰は素直なうえに、感じたことを言葉にして伝えられるスキルを持っている。
桜庭の前担当者は、そんな奏汰だから、桜庭のことも、百武との仕事も託したんですね。
私の大好きな作家さん達の周りにも、奏汰のように素敵なものを素敵と伝えて励ましてくれる編集さんがサポートしてくれてたらいいなって思います。


テンポが良いコミカルさも、恋のキュンさも、エロさも、BLとして楽しめる要素がギュッと詰まっている萌え良作品です♪


スピンオフ『おくびょうなディア』は、俺様ポジティブ小説家・百武と美人マネージャー・忍の出会いの話が描かれています。
本作の忍はクールに百武を尻に敷いてる感がありますが、スピンオフではキャラ変しまして、控えめな未亡人的美人でありながら、百武のために百武の好みに仕上がるという大変淫靡な魅力を放っております♥
桜庭先生もご出演なさっているので、一緒に楽しむといいと思います。

『Twitter iHertZ band.』で連載中の続編も楽しみにしてます♪

7

ふきげんとピュア

気難しい売れっ子イラストレーター、桜庭先生(攻め)の
担当編集者の奏汰(受け)は桜庭先生のふきげんな態度や
塩対応に戸惑いながらも、先生の作品に惚れ込んでいる
ため飾らない素直な気持ちをぶつけて…

とにかく奏汰が純真過ぎました!
桜庭先生のイラストに対して
『あどけなさの中にある色気がなんとも言えない』と
奏汰が熱く語るところがあるのですが、
いやいや、そのまんまキミのことですよ(笑)!

桜庭先生は若くして出版界に足を踏み入れ、
元々の性格もあるのかもですが、
編集者との確執などから他人を簡単にパーソナルスペースに
入れないようなお人柄。

そんな桜庭先生、一度自分の空間に奏汰を入れて
しまうと…ポーカーフェイスはあまり崩しませんが、
愛で方がとってもえろい!!
桜庭先生のご自宅で奏汰を二度抱き、
シャワー後のおかわりえっちの時の
『聞かないと言ってる』は痺れました〜…
しかもふたりともバスローブ着用でえっちをしたりと、
ああもう、萌え疲れたー!!

作家と編集者として、そして恋人として。
お似合いの素敵なふたりでした。

5

不機嫌溺愛ちょっと強引攻めに身悶え

不機嫌なのに溺愛。たまりませんね、新たな境地を拓いた感じです。

イラストレーターとしての桜庭の葛藤は作り手としてはありそうなお話ですね。
そんなところに現れた天使のような無自覚純真可愛い奏汰。グイグイ桜庭の心を開いて行きます。

奏汰が催したからって桜庭がいきなり?急展開でびっくり。しかもキスまで。もう奏汰を好きになってたのかな?

奏汰の真っ直ぐな言葉で桜庭の心境にも変化が。
いいコンビになりそうですね。
エッチは奏汰が流されてるような気もしますが強引溺愛攻めがたまりません、キャっ。

奏汰がお守りにしてる大好きな絵本の作者がまさか桜庭で。色々あって需要がないと絵本を書くことを止めていましたが、また書こうとしましたね。奏汰すごいですね。奏汰の秘めた底力に桜庭もいい仕事ができそうです。

奏汰が緊縛されたり酔わされた所に颯爽と助けに駆けつける桜庭。
用事がなかったから訪れなかった奏汰を不機嫌に抱き締める桜庭、恋人だろって。
愛を感じますね!

5

素直な二人で読んでて癒されました

雑誌で「おくびょうなディア」を読みまして、あちらはどうやらスピンオフっぽいと知り、本作を買ってみました。

絵柄が一冊の中で若干バラつきがあるように感じましたが、後半の絵の方が好きなので個人的には問題なかったです。

ストーリーは、すごくすんなりお互い惹かれ合ってくっつくんですけど、受が素直でひたむきで可愛いし、攻も一見冷たそうなのに受にベタぼれみたいな、ザ王道キャラカプなのがよかった。

変に素直じゃなかったりお互い傷つけあったりするこじらせカップルでうだうだ焦れったい思いをするより全然いい!

読後にほんわかするので、もっかい読もー♪ってなります。



でもやっぱり脇カプの百武×忍が好きです。
脇なのに存在感ありすぎて気になりすぎます。
もちろんストーリー上、百武先生はキーになるんですけど。
あの飄々としていて百武先生を掌で転がしてる感の忍さんの事をもっと知りたくて仕方ないです。

なので現在進行中の作品もコミック楽しみに待ってます。




2

王道ながらもなかなか良かった

気難しい人気イラストレーターx人の良い担当編集者という組み合わせ、かつ、仕事を盾ににして、純真で人のいい担当君を誑かすという王道もの。

攻めは最初から最後まで常に眉間にシワが寄っているような近寄りがたい雰囲気を出しているので表情から気持ちを読み取ることはできないんだけど、実は担当君のことがかなり気に入っちゃってて不機嫌な顔をしつつも、可愛がっちゃってるってところが良かったです。

打ち合わせの予定もないし、用もないのにお邪魔するわけにはいかない…と攻め宅へお邪魔するのを控える受け。
数日ぶりに用事ができて攻め宅へ伺うと、めーっちゃ不機嫌そうに「俺を何だと思ってんだ!!」と一括しながらも、骨がきしむほど受けのことをギューっとしちゃうってところが何とも萌え。

担当君は昔からお気に入りの絵本があって、大人となった今もそれが心の支えになってるほどなのですが、その絵本の作者が実は…という繋がりもあって、表面的な良さではなく深いところで分かり合えてる二人といった感じでした。

これ以外にも脇役として攻めと相性が悪い、というか攻めが一方的に敵視してる売れっ子作家と美人マネージャーが登場して、この二人が続編を担うカプみたいなのですがこの売れっ子作家が作務衣の無精髭男でちょいムサイのでそっちはあまり興味が湧きませんでした。


2

自分的に大ヒット。

雑誌で知って、最初から読みたくなって電子版で購入しました。
まず作者様の絵柄が好き、登場人物もみんなどこか愛嬌があって好きです。内容も読みやすいし、漫画としてストレス無く読めます。(上から目線で言っているわけではないんです、ただ、そういう漫画ってなかなか出会えないので…)とにかく私に大ヒットです。

それはさておき、桜庭先生と奏汰くん、お似合いのカップルですね。序盤、編集者として頑張る奏汰くんの姿が丁寧に描かれ、奏汰くんを通して桜庭先生の人となりを知っていくのですが、だんだん桜庭先生自身の気持ちも分かってきて、いよいよ盛り上がった所でくっつくので、ワクワクドキドキ、興奮してしまいました。この二人、どちらも甲乙つけ難くわたし好みのキャラです。

百武先生と忍さんの関係も(実はこの二人の出会いが描かれた作品から読みました)、こんなにしっぽりしていると思わなかったので、なかなかいい感じな二人なんですね。
おまけにも出てくる、百武先生宅で忍さんと奏汰くんとお酒飲んで(奏汰くんが呑まされて?)、酔っ払った奏汰くんを桜庭先生が迎えに来るっていうの、微笑ましいなあ。桜庭先生は奏汰くんが天然っぽいだけに心配でしょうね。

9

この表紙に一目惚れ

なんとも言えないふきげんな表情と、その表情を邪魔することなく中央に収まった「ふきげんなディア」の
タイトル。なかなかのインパクトで、私の好みです。
こちらへ差し出した手が持つのは企画書かな?それとも原稿?
なんとなくこの人は笑顔をすんなりとは見せてくれない気がしました。

イラストレーターの桜庭の編集担当になった如月は、前担当から一度引き受けたはずの仕事を桜庭に断られて
困ります。
仕事の依頼に通う中、桜庭の仕事場で資料整理をしていると、如月の鞄から覗く絵本を桜庭に見つけられます。
絵本は如月の心の友として大事にしているものです。
桜庭は、如月が以前の児童文学編集の仕事のほうがいいのだろうと言います。
新人の如月は仕事がうまく進まない事で、自分が否定されたような気分になり落ち込みます。
ある時、桜庭の仕事場で資料に欲情した如月は、桜庭に手でしてやると言われキスもされてしまいます。
その場を羞恥で飛び出して帰った如月でしたが後日気まずいまま桜庭の元を訪れると、桜庭はその事を詫び
何故か仕事は受けると言うのでした。
仕事は順調になりますが、如月は桜庭のことを意識してしまいます。
資料の棚の前で傍に立った桜庭にキスされて、して欲しそうな顔をしていたからと言われる如月。
でも、桜庭は相変わらずふきげんで…。

職人的な仕事柄なのか、クールなのか気難しげな桜庭。
イラストに魅了されて桜庭のことも好きになる如月は、自分が桜庭に好かれるとか思っていない普通くん。
そんな如月が愛されるストーリーにはキャラの濃い脇役のアシストがあって面白い。
素直な如月のことがだんだん可愛くなってきてるんだなと思うけど、桜庭はなかなかデレないですね。
お酒に弱い如月をせっせと世話する桜庭を見ていると、心配だし大変だろうなと思いつつ和みます。

ところで、担当編集者の引き継ぎは前任者と一緒に挨拶に行かないんでしょうか。
あと、資料の整理を如月に頼んでいますが、書棚はどんな法則(本当に50音?)で並べられているのだろうか。
そのあたりが疑問というか気になった箇所でした。

7

絵柄の美しい作品です

初コミックスおめでとうございます。
某所で試し読みをさせてもらってから発売を楽しみにしておりました。

作者様の絵がとても好みです。
細いラインながらもタッチはしっかりしてて見応えがあります。攻様の無表情な不機嫌な雰囲気と絵柄がとてもマッチしています。そして可愛らしい健気な受様にもぴったり。

なんやかんやで溺愛系のお話ですので、読んでいて幸せな気持ちになれます。
スピンオフも含め、まだまだ話が膨らみそうな設定ですので、今後も楽しみに待ちたいと思います。

8

初コミック?上手い美味い。

BLではよくある「作家さんx編集者」のカップリング。
攻めは人気イラストレーターで美形でカラダも良くて、というスパダリ感に加えて、気難しくていつも不機嫌そう、仕事の依頼も受けてくれない桜庭。
受けの編集さんは、ほんわかした真面目くんタイプの如月。
桜庭の自宅でエロ挿絵の資料を見ていてボ○キしてしまい、それを桜庭にヌかれ。それってセクハラですけど、そこから如月は桜庭に惹かれていくのです。
桜庭がなぜこのほんわか君を好きになるのかは、終盤明かされる如月の愛読絵本の秘密に関わると思うのですが、いつも厳しい顔の桜庭の如月への愛し方はかな〜り甘々です。
溺愛系意地悪攻めの看板に偽りなし!
桜庭に挿絵を指名する友人の官能作家・百武(もとぶ)とその秘書・忍も恋仲っぽいのでこちらも注目です。

6

無自覚天然誘い受け(*´ω`*)

表紙買いです。
タイトル通りに不機嫌そうなこの彼は攻めなんですが、ビジュアルが超好みでした(〃ω〃)

気難しいイラストレーター(攻め)の担当になった受けが、攻めの資料を見て勃起→イカされるという事態に。
それから受けは攻めの事を意識して…と話が進むのですが、この展開が不自然でイマイチ入り込めなかったです。
攻めは受けを気にいってたのかもしれないけど、ノンケでそれまで性愛の雰囲気見せてなかったと思います。
勃起していたのを見たなら、トイレに促すのがノンケの『普通」のような。
まぁ、それを言ったら話が進まないような二人かもですが(^^;;

キャラクター的には、攻めに萌えました…(*´Д`*)
外見も好きな上、気難しいけど受けを溺愛するなんて好きな設定すぎる(笑)
受けは成人男性にしては純すぎる点が引っかかったけど、あのキャラだからこそ攻めが惹かれるんだろうな〜とも思いました。

攻めが嫌っている昔からの知り合いの作家がいるのですが、こちらとマネージャー(秘書?)の恋愛模様が気になります。
傍若無人っぽい作家と切れ者のマネージャー、こちらも美味しいCPな予感(〃ω〃)

4

オリジナル初コミックスおめでとうございます!!

いつにも増して超個人的なレビューなのですが、秋雨るいさん、直×高の同人書かれていた頃に大大大好きな作家様で、あれから20年近く経って、オリジナルの商業作品を読めるなんて。。と別の意味で感無量でした。
それだけで神評価をつけたい位です。
作品の端々から秋雨さんらしさを感じました。
恐らくノンケ同士の割に、ほぼ葛藤がなくくっつくので、少し物足りなさも感じますが、スッキリと美しい絵柄や、後半にかけての攻め様のヤキモチや溺愛っぷりが最高で、色々相殺されました!
腐れ縁の作家さんカップルのお話が続くようですが、見た目がもー少しキレイ目だったら更に萌えたかなーと勝手に思っています。
これからも素敵な作品を楽しみにしています!!

5

激甘キュン系ラブストーリー(///∇///)

表紙のこの不機嫌そうな男が、実は激甘なんですね~。
新年に相応しい、甘くて可愛いお話でした。

内容です。
絵本が好きな新人編集者・奏汰。児童編集部から、文芸編集部に異動になり、その上いきなり気難しいと噂の、人気イラストレーター・桜庭斎の担当になります。いつも不機嫌で我の強い桜庭に振り回されますが-・・・。


人気作家・百武のイラストを担当する事を、異様に嫌がる桜庭。なんとかイラストをつけてもらいたい奏汰。その為、イラストの仕事を承諾して貰えるよう、桜庭の仕事場に通いつめます。そんな彼を、ワガママで振り回す桜庭ー。
そんなおり桜庭の仕事場で、官能的な資料を見て催してしまった奏汰に、「手伝ってやる」と桜庭が触れて来てー・・・という流れです。

微妙に引っ掛かる部分もあって、特にゲイというワケでも無さそうな桜庭が、いきなり男の編集者に手を出すか?とか、奏汰が桜庭への気持ちを自覚するのがちょっと唐突とか。

しかし、そんなのはささいな事!
二人の甘々ぶりに、もう萌える萌える!!

個人的に、やたら偉そうなのに、受けに対してはベタベタに甘くて過保護な攻めだったり、真面目で純真、ちょい天然で、尊敬している攻めをキラキラした目で見ているような受けと言うのが大好きなのです!

(百武にチョッカイをかけられ)酔って危なっかしい奏汰を、イラつきながら慌てて迎えに駆けつける桜庭。なんと言うか、傲慢なのに過保護な所に萌えるんですね~。
傲慢な男が悪態をついたりしながらも、受けに振り回されてたりするのにキュンキュンくると申しましょうか・・・。
また天然な受けが、そのあたりに全然無自覚と言うのにも萌える・・・!
桜庭をこれだけ慌てさせ、振り回しておきながら、全然気が付いてないのだから、実は彼が最強なんじゃないでしょうか。

あとエロですが、イラストがキレイなせいか、濃厚なのにすっきりとした美しいエロシーンです。
涼しい顔をしながらも、意外とエロい桜庭。奏汰の負担を考え、ものすごく大切に抱くという極甘ぶり。そんな彼が奏汰に煽られ、抑えがきかなくなってる瞬間というのにも萌えました。

そんな感じの、常に不機嫌な顔で受けを溺愛して甘やかす男と、これまた攻めが大好きな無自覚純真受けとの、極甘で可愛いラブストーリー。
ラストがちょい駆け足なのが残念でしたが、甘々気分に浸って楽しく読めました。

9

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