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お寺の中にある保護猫カフェ:ねこ処「三毛庵」の美坊主オーナー恵泉さんを中心に絡み合う人々の短編+描き下ろし
CPとしては4組のお話し(短編5編、内前後編が1作品)
短編の宿命カナ…雰囲気先行感がある気がして物足りなさはあるかも……
絶対に私の理解力とか感性の問題な気がする(ノД`)・゜・。
驚いたのは表紙の2人の話はタイトルの「捨てられ猫と猫じゃらし」ではなかった…
最初読んだ時ちょっと混乱してしまいましたw
「捨てられ猫と猫じゃらし」
表題作の割にあっさりめ?
恋に落ちていく過程がちょっと分かり難い
三毛庵の紹介的な導入の役割になっているのでしょうかね
「白髭に黒猫:前後編」
旅館を継いだ性格優しめな攻めとヤクザに追われる受け
んーーーー…雰囲気漫画かなぁ
前後編の割に薄いのとフィクション味が強い
表題の「捨てられ猫」感=受けと「猫じゃらし」感=攻めを感じるCP
「化猫慕情」
恵泉さんの叔父さんと大学時代に一時の過ちを犯した親友との再会もの
DD時代の話は昭和40年代想定、モラトリウム感も出ていて艶めかしく感じる
再会は叔父さんが定年を迎えた、との事なので60過ぎ?には見えないけど2人共…
でも話としてはロマンティックだとは思える
が、やっぱり端折り過ぎてるので物足りない…短編なので仕方ないのかな…残念
「LAST SHOW」
訳アリストリップ小屋の店長とキャストの恋
痛い表現も含まれるケド救済のお話し
このお話しが表紙の2人(!)
短いながらもまとまりは1番しっくり来るし2人の心情も汲み取れる
どちらもそれなりにしがらみがありながらも健気に生きていて…そんな2人にある事をきっかけに決断の刻が来る、という流れで切ないながらもグッと来ました
「描き下ろし」
ここでやっと住職、恵泉さん(受け)登場
美坊主の褌…♡そしてフランス人攻め…
ここ、、、もぉちょっと深く希望ーーーー‼
LAST SHOWと描き下ろしで萌がありましたが1冊としては少し辛め…
好きな作家さんだったので期待し過ぎて積み過ぎたのが裏目だった様子
そして多分大人な作品なので子供脳な私にはまだ早いんだろお…と。。。
”まだ”っていうかこういう雰囲気を楽しめる時は訪れぬままガサツに時を過ごすんだろぉな~(ノД`)・゜・。悲しくなって来た!!(笑)
作家買いです。
まず動物の絵がきれいでかわいらしいのがいいです。表情も動きもすごく素敵でお話に感動するのと同じくらい、猫と暮らしたくなりました。
出てくる人たちは千差万別、年齢も立場も風体もまったく違います。
そしてそれぞれがすごく魅力的。
それぞれ切ない悲しいことを抱えているのだけれど、幸せになっていきます。
恋人、というより人生の伴侶、と表現するのがぴったりの幸せなカップルたちのお話が並んでいます。
最後のダンサーのお話はかなりつらさと悲しさを感じましたが、だからこそ、最後のシーンが効いていてじわりときました。
漫画の中のことをわかっているけど、この猫カフェにものすごく行きたくなります。
ひと癖もふた癖もある人々がハッピーエンドになっていく短編集。ですが、お寺にある猫カフェが元となり、そこのお客や繋がりのある人がそれぞれのお話に出てきます。
『捨てられ猫と猫じゃらし』は、この本の中ではあっさりした内容で、意外にさらっとくっつくお話。そのためか、一冊読み終わった後にどんな内容だったかを思い出しにくかったです。それだけ他の作品が濃いのかも。。。
『白髭に黒猫 前編・後編』は、10年ヤクザの組長の相手をしていたホストと旅館の主人の話。主人がヘタレっぽいのに、やるときはやる!亡くなった組長も中々にいい仕事をしています。内容も一番エロエロでした。
『化猫慕情』は、昔の若気の至りをずっと胸に秘め、親も奥さんも亡くした男が第2の人生を歩む。王道なのですが、雰囲気のある良い作品でした。
『LAST SHOW』こちら!この作品、明るく見せてかなり重い。ストリッパーのキホの気持ちを考えるとツラいです。無理やりな展開があるのですが、その場面は無く回想で少しだけ。でもその回想だけでも可哀相になります。
最終的にはハッピーエンド。。。嫌いではない内容なのですが、あの無邪気な笑顔を見ると悲しくなります。
神評価を付けたかったのですが、そのつっかかりのせいで、付けられませんでした。すみません。
そして最後に猫カフェの住職のお話。やっぱり住職もだよね!
こんな猫カフェがあったら、猫好き腐女子には天国!そんなことを考えながら最後はほっこり読みました。
男性の身体をリアルに描く作家さんですね。初読みの作家さんでしたが、すごく好きになりました。特にお尻がリアル過ぎ!!最高です。
ふむふむ、りーるーさんと東京漫画社が組むとこうなるか、という、エロくも切なくほのぼのとした作品。
捨てられた猫を預かる住職さんがいる。
まず1つめは、猫ダンサーのキホ。店長の半ヤクザな島田が好きでアタックしているが、本気にしてもらえず。
キホはオーナーに公開Hデビューを強要され、島田はキホを逃そうとするが、島田のために体を張って心底ボロボロになる。お互いに愛ですね。その後店をやめて二人は静かに暮らすことができるように。
他、追われて旅館に逃げ込んだヤクザの愛人と、まじめな旅館のオーナーなど、色々なカップルが登場します。
最後は、住職さんと、お寺に出入りするフランス人、ジョルジュのイチャイチャでエンド。