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愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』

ai wo ataeru kemonotachi

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表題作愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』

ダグラス,38歳,チカを保護する獅子族の男/ゲイル,36歳,熊族の男
チカ(森羅親之),40歳~(身体年齢16),異世界に少年の姿で転生した元医者

その他の収録作品

  • セバスチャン大いに戸惑う(書き下ろし)

あらすじ

――気が付くと、まったく知らない世界にいた。
ここは獣人が支配する世界(しかも♂し かいない! )で、
なぜか自分の身体は少年に!?
見知らぬ世界で奴隷として捕獲されてしまったチカを救ってくれたのは、
緑の瞳が優しい 無口な熊族の騎士ゲイルと、
飄々と自分をいたわる獅子族の王弟ダグだった。

最強の戦士 二人に「チカは俺たちの番だ。子供を産んでほしい」と告げられ、
優しく愛され甘やかされ、チカは戸惑うばかりだが、二人に恩を返すべく、
もといた世界で医者だった経験を生かし、魔力を使ってみるが…!?
獣人×溺愛ファンタジー開幕!

作品情報

作品名
愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』
著者
茶柱一号 
イラスト
黒田屑 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
愛を与える獣達
発売日
電子発売日
ISBN
9784799734889
4

(63)

(33)

萌々

(16)

(2)

中立

(7)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
12
得点
242
評価数
63
平均
4 / 5
神率
52.4%

レビュー投稿数12

納得の異世界トリップもの

とうとう読んでみました。二段組で分厚く表紙のイラストでは体格差がすごすぎて、萌えられるかしら…と心配でしたが。
一気読みでした!とっても面白かったです!

異世界転生物は多いですが、主人公が数年はものすごく辛い目にあって。異色でした。
夢中で読みましたが最後の方の数十ページはちょっと失速気味かな。

これは意味のある異世界転生ですね!
3人の出逢いに運命を感じます。
しかもなんと獣人二人の番だと!
この出逢いからはとってもあたたかくて、主人公チカはそれはそれは大切にされて。


ゲイルとダグラスの過保護っぷりが、愛してるからなのかチカの見た目の可愛さ庇護欲をそそるからつい膝抱っこなどなど構い倒したくなるのか。

チカの医師としての知識や料理の腕前などは異世界転生らしい活躍ですね。
料理ができるチカには便利なことに、食材も調味料もほぼ元の世界のものが手に入ると。親切設計ですね。

そしてなんといっても3Pですよ。正直複数プレイは苦手なのですが、これは必要な3Pでしたね。納得できます。

チカを可愛がり受け入れる人達がどんどん増えていき、ゲイルとダグラスも嫉妬に燃え上がる日々で。

二人もその家族にもあたたかく迎えてもらえて、ご懐妊も。

異世界転生ものというと色々思うところはあったのですが、この作品は説得力があります。納得の異世界転生と3Pでした。

あえて言うと言葉責めが苦手なので、ダグラスのエッチはちょっと…。いつもは溺愛なのに…。

1

溺愛

愛を与える獣達(上)(下)のコミカライズを読んで
どっぷりと沼にハマりこちらの作品を読みました。
健気受け、執着攻めが大好きな私のドツボにハマった作品です。


コミカライズを読んでいたので大体の流れはわかっていたのですが
やはりこちらのほうが内容がしっかりとしていました。
個人的に、ダグラスの父のお話を読めたのが嬉しかったです。
陽気な父にそんな背景があったとは…と思いました。


チカは二人に出会うまではすごく辛い思いをして
ほんとに言葉にすると壮絶なんですけど
二人に出会ってすごく溺愛されて、よかったー!!!って気持ちでいっぱいになりました。
登場人物みんな優しい…!!!!
嫌なこともある世界だけどチカの周りは優しさに溢れていて、読んでいて心が温かくなりました。


紙を書店で見た時に、分厚くて読めないかもなぁ…と思っていたのですが
電子でなら分厚さがわからないので、スラスラと読むことが出来ました(*´▽`*)
私のように、分厚さで心が折れる方には電子がおすすめかもしれないです。
※私が特殊なだけの可能性もありますが…。

0

面白かった!

伴侶2人の色気の描写がとにかく凄い!文章なのに圧倒的存在感の胸板が眼前に迫ってくるようだった。2人の体臭をイメージした香水とか売ってくれたら言い値で買う。

今まで3Pはごちゃごちゃしててピンと来ないイメージがあったけど、全然楽しめた。
小説だからなのか文章が上手いのか伴侶2がチカを責め倒すことしか考えてないからなのか(多分全部)とても良かった。大型肉食獣の捕食と紙一重な愛情に毎回ハラハラした。

作中で一番出番のあるチカの特技「料理」に対して、なんだかんだで育ちが良くて教養もある登場人物達が全力で食レポしてくれるのが面白かった。実際美味しそうなので、食事シーンが癖になってくる。

2

もう萌えツボにハマりまくりです‼️

もう受けも攻めもドストライクです。何度も読み返してキュンキュンしている次第でしてこんなにハマったのも久しぶりです。
ゲイルとダグラスはチカと運命の番で本当に羨ましい。とても面白かった。

1

ちょとだけクドイけど面白い

異世界に転生して40代から少年の姿になってしまったチカユキは、獣人達によって酷い目に遭わされていました。それがとても痛々しいです。

ゲイルとダグラスに助けられ、徐々に回復するチカユキですが中身は40代の落ち着いた医師なので、最初のうちは慣れないと文章に違和感を感じてしまいます。何というか独特なので、好き嫌いがはっきりと分かれると思いました。

ゲイルとダグラスに物凄く溺愛されるので、溺愛物が好きな方には良いと思います。

あまりにも有り得ない程の体格差のエッチは、ファンタジーとして読みました。

1

入っちゃうらしい

なんかのフェアでget。前半めっちゃ面白くて神か?と思ったのですが、後半ちょっと長いなあと思ってしまったので萌でお願いします。異世界トリップでひたすら溺愛されるお話、まさかの二段組で本編400P弱+サブキャラ視点のお話13Pほど。読み応えたっぷり。1か月後に発売された本とセット読みがいいのかもしれないけど、そちらは未読です。

冒頭10行目にしてあっさり異世界に飛んでいるチカ。40歳の頑張るおっちゃん医師だったはずなのに、なぜか体は10代ぴっちぴちの少年になっています。そして2ページ目に悪い奴にとっつかまり3ページ目には凌辱監禁という地獄生活。すんごい冒頭をさっくり乗り越え8Pに、ようやく真打登場!廃棄寸前の奴隷だったのをお買い上げいただき家に連れて帰ってもらい傷の手当、餌付け、お風呂、ふわふわベッドでの睡眠に加えて熊と獅子からのW愛情をたっぷり注いでもらって・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ミンツ(ちゃきちゃき美人ウサギさん)、グレン(ミンツの旦那、狼、単純系)、パリス(ミンツの旦那、梟、知性派)、ヘクトル(ダグラスの父、前国王)、テオドール(次の国王予定、ダグラスの甥)、セバスチャン(ゲイルの家のスーパー執事)等々。後半人増えます。

**好きだったところ

攻め二人ともめっちゃ好みのタイプだったんです。
一人目獅子ちゃんのダグラス。「おっちゃんに任せとけ」という感じのセリフを吐く、よく喋るキャラクター。自らおっちゃん呼びするところが可愛らしい・・こなれていて、ベッド方面も百戦錬磨、抑えている欲情を解放すると、お目目きらりん、肉食獣!!という感じで良いです~♡

二人目クマちゃんゲイル。割合寡黙、表情少な目、でも愛情たっぷり、番となった後はべったり離しません状態。お耳がちんまり、しっぽもちんまり、そしてお約束、耳シッポは家族以外にはあまり触らせないと来たもんだ。

筋肉隆々の二人に囲まれて眠るチカも可愛いこと。二人に代わる代わる抱っこされ餌付けされている様子など、柱の陰から覗き見させていただきたい・・・

と前半戦はノリノリだったんですけど、後半になってくると、新たな登場人物は増えるとは言え、お食事か甘やかしかチカが可愛いかという繰り返しのように感じられて、少し飽きちゃいました。
web小説って、そういう傾向があるんでしょうかね・・途中から目に留まって読みだす人もいるからですかね。

ちなみに色事シーンですが。めちゃくちゃ体格差あるのだけど、そこは異世界マジック?とにかく入っちゃいました!入るんですよ、チカちゃん凄い。(さすがに二輪差しは無かった)ベッドシーンは2Pもあれば3Pも、やや激しめ。甘いわ噛むわ出るわ、どろどろさんでした。
webではまだ続いているのかな?一旦満足してしまったので、またフェアがあれば続き買うかな?というところです。体格差ものがお好きな方でしたら是非。抱っこ一杯してますので。

4

異世界転生(笑)

3ぶんの1まで読んだけど、やっぱ異世界転生好きになれないw

1

良かった

一人称ってあまり好きでは無いのだけど、受け視点だけでなく攻め視点、第三者視点での描写あったのは良かった。

攻めだけでなく周りの人間?が主人公溺愛なのも良い。
愛され主人公は大好きなので。

主人公の性格が大人しめで思慮深い感じなのも良い。

ただ、喘ぎ声が舌ったらずになり過ぎでちょっと萎えた。

2

前半は良かった!

前半はとても良かったです
大男がショタを溺愛してるのが可愛くて微笑ましい
キャラクターも個性的でいいし設定も面白いし、ファンタジーとしても十分読み応えはありました
その部分だけだと文句なしの「神」

ただケータイ小説、素人が個人ブログで連載してる小説、またはぼやきを読んでいるような文体やノリが私には合いませんでした
語り手がコロコロ変わるのも読み辛い、中盤から時折話が脱線したり、
似たような無意味なエピソードが繰り返されるので(料理の話だとか)、最初こそ萌えましたがくどい、しかも長い
少女漫画でよくありがちな「登場人物全員主人公マンセー」描写もくどくて、主人公に対する好感度もだだ下がり
キャラに言わせるんじゃなく、主人公の良さをストーリーや行動で示して欲しかった

でも、キャラや物語は好きで「神」評価です
文章や細かいところが気になってしまい惜しいです

11

とても萌えました

表紙の体格差と獣人というワードに惹かれて購入しました
内容は文章に拙い部分はありますがとてもおもしろかったですし、私の萌えポイントをこれでもかとつかれた気分です

なんといっても獣人二人から受けに対する溺愛がたまりません
読んでいてニヨニヨと顔が自然に緩んでしまうぐらいでした

世界観や設定が素晴らしく、主人公の持つ特殊な力などがそれらと非常にうまくマッチしていると思います
出て来るキャラクターも魅力的なキャラクターばかりでとても個性的でした

確かに描写にくどい部分はあるのであうあわないは大いにあると思いますが合う人にはとことんあう内容だと思います
異世界トリップ、獣人、体格差、ケモミミなどのキーワードが気になる方であればオススメできる内容かなと
序盤が一番ジェットコースターだという感想は自分も同じです
そこから今のところはただひたすらに幸せで甘々な日常なのですが・・・個人的にはそれが逆にとても楽しめています
もっと登場人物がどう過ごし、その世界でどう生きているのか・・それが読みたいと思うほどにキャラクター一人ひとりが生き生きとしていて魅力的です

流れ的に出産までありそうなので下巻にも期待しています

7

集中できない

獣人、溺愛、体格差、妊娠、ファンタジー
なんて素晴らしいキーワード達!ってなって迷わずレジへGO

ワクワクしながら早速読んでみると
なぜか集中できない

一人称で視点がコロコロ変わるのがいけないのかな…て思ったんですけど
そういう小説結構見てきてるんですよね…

なんでだろう…
期待しすぎたのかな

申し訳ない


9

ひたすらほのぼのエピソード

こちら、Renta!で1話無料で読めますし、ムーンライトノベルズでも加筆修正前のものですが読めますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

まず、感じた事をそのまま書かせてもらいますと、序盤が一番ドラマ性があって面白いです。それ以降は、ひたすら平和な日常エピソードを事細かに描写していくという流れ。
私自身はRenta!で3話目まで読みまして、単話売りだと割高だなぁと思っていた所、書籍化される事になったので喜んで購入したのですが。

設定自体はそそられるポイントが盛り沢山でして、ケモ耳獣人モフモフに、異世界トリップ、そして体格差に不憫で健気な受けと、そんな受けを溺愛する、それぞれタイプは違えど格好いい攻め二人。あと、妊娠。

ある日いきなり若返った姿で異世界トリップしてしまった40才の医者・親之。そこは獣人達が暮らす世界で、貴重なヒト族の中でも更に希少な黒髪・黒眼の親之は性奴隷として悲惨な扱いを受ける・・・。
死にかけていた所を獅子族のダグラスと熊族のゲイルに救われ、二人の番として壊れ物のように大切に扱われ、溺愛されてー・・・という流れです。

この初っぱなが親之の一人称で書かれてますが、かなり痛々しいものなのです。犯され、殴られ、骨を折られと満身創痍状態。そこに颯爽と攻め達登場で、悲惨そのものだった親之が救われ、そればかりか溺愛されてといった所です。ここまででもう萌えはマックス。この後、三人はどうなる!?と、グイグイ引き込まれる。ここまでは。

ただ、先ほども書いたとおり、序盤が山場みたいに感じられるのです。一番ドキドキワクワクする部分が最初にあって一気に引き込まれるのですが、それ以降は日常の甘々平和なエピソードがひたすら続く。
要は、普通の商業作品ならカットされちゃうようなささいな日常エピソードまで詳細に描写されているのです。特にチカが料理をして、皆が食べるシーンが多いのですが、料理の材料を集める所から始まり、料理の手順を事細かに描写→「美味しい、美味しい」と夢中で食べる攻め二人→チカの料理は最高!と絶賛する所までセットで何回も繰り返されます。この手のほのぼのエピソードは大好きですが、さすがに何回も繰り返されるとお腹いっぱいになってくる(´・_・`)

何だろうな~。溺愛描写もほのぼのエピソードも最初は萌えて仕方ないのですが、ちょっとあまりにクドイのです。こうゆう部分はバッサリカットしちゃって、もっと重要なシーンに重きを置いた構成にしてもらって、文庫でお手頃に出していただきたい!

来月には続刊が刊行予定ですが、ホントほのぼの甘々な日常でこちらの巻は締め括られてしまって、次巻に対するワクワク感が無いのです。
う~ん・・・。次巻では果たして何か大きな事件だったり、山場があるんでしょうかね。

でもやっぱり個人的には、こんな受けが溺愛されるほのぼの作品が大好きなので「萌」で。
さんざんグダグダ申しましたが、受けが膝に乗せられて「あ~ん」で食事をたべさせられたり、抱っこで運ばれていたりと、甘くて萌えるのです。

あと、一人称でそれぞれの視点で書かれています。受けと攻め二人だけでは無く、たまに他の登場人物の視点まで一人称で入ります。視点がコロコロ変わるので、これは誰だ?と分かり辛く感じました。このへんもご注意下さい。

20

この作品が収納されている本棚

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