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カントリー・ダイアリー 春から夏へ

country diary

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表題作カントリー・ダイアリー 春から夏へ

(仮)宇佐義一
(仮)胡桃澤淳之介

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

ニッポンの男子、
田舎で暮らす。
ひとりきりで北国にやってきた胡桃澤さん。
畑を耕し、マイペースに自然の息吹を楽しむ日々。
職人の宇佐くんと土地の人たちに支えられた、
あるがままのネイチャー・ライフ。
[椿びより][椿だより]のイシノアヤが
自然を感性豊かに描きだす、北国の春と夏。

作品情報

作品名
カントリー・ダイアリー 春から夏へ
著者
イシノアヤ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
カントリー・ダイアリー
発売日
ISBN
9784863496910
4.6

(64)

(45)

萌々

(14)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
294
評価数
64
平均
4.6 / 5
神率
70.3%

レビュー投稿数15

最高!

久しぶりにイシノ作品を読みました。
好きなものは後に取っておく猫的習性があり。。

そして最高だったなあ。

田舎暮らしをしようとやってきた大学の先生。何で暮らしているのか分からないのですが、実は自給自足なのかしら?
小柄でメガネのかわいい感じです。

そこへやってきた、大工の義一。前から工房として憧れていた古民家に来てみると、新しい住人がいて。。

古い家を直すということで、二人の距離はどんどん縮まります。
でもこれが恋愛という感じじゃなく、それがいい!

田舎での暮らしについて教える義一。その手ほどきを受けて自分の生活を形作っていく胡桃澤。
四季(春夏)の作物や暮らしの風景も描かれていて楽しい。

0

もう何度読んだだろう

何度も繰り返し読んでいて、読むたび愛しさが溢れる作品です。
今日また読み返したのでレビューします。

東京から田舎に単身越して来た胡桃沢くん。
田舎の人よりも田舎に染まった服装に素朴な容姿、なんとも愛らしい!

胡桃沢くんの全てにおいて好奇心旺盛で、地道にコツコツと楽しんで農業をしたり、家の改修工事のタイル一枚選ぶのにも心底楽しそうで

言葉選びが素敵でかわいくて、わくわくが見てとれるキラキラした瞳、もうこのかわいい生き物をずっと眺めていたい!

ワイルドな見た目に反してオカンのように世話を焼いてるウサくんも、きっと胡桃沢くんのこと見てて飽きないんだろうなぁと。

ところどころに入る「胡桃沢さんのこと何にも知らねーなぁ」というウサくんのモノローグが、知りたいって気持ちの表れのようで好きです。

このBL未満なのに、深堀りして見れてしまうところもまた好きな要素で、飽きが来ないんです。

季節の刻々とした移り変わりや、音や匂いや日差しまで伝わるような1コマ1コマのすべてが愛おしくて大好きです。

1

しみわたる。最高〜

イシノ先生、椿シリーズに続き神です!!

まず1章「早春」で心鷲掴まれました。

宇佐が胡桃澤邸に向かう場面が流れるように引き込まれワクワク。

そして、出会いの場面が最高です。

きょとん顔の胡桃澤と、それを唖然と見る宇佐。

「?」と首をかしげる胡桃澤に
「なんて ゆーんだっけ こういうの」←このシーン大好き。心ぶちぬかれました。

これ、ひとめぼれ、ではないかと私は思っておりまして。

胡桃澤が童子の妖怪…や、妖精みたいなかわいらしさで。
その胡桃澤に宇佐が最中を与える図が昔話みたいで。

この一連のやりとりがあっての、2人の関係の始まり、胡桃澤邸を修理する流れが自然ですばらしい。

自分が目をつけていた家を先に買われてしまったけれど、胡桃澤にひとめぼれしたので(恋愛感情を自覚しているかは別として)宇佐はまずは家を修理したい。
きっと無償で修理してるんですもんね。

そして、生活に必要な場所を案内したり、村の人に紹介したり面倒を見る。
これを特に説明することなく当たり前のようにやるのがいいし、出会いの場面があれだったので宇佐の気持ちが何となくわかるのがいい。

宇佐が家を修理するために見て回る時、必要なことしか言わない、胡桃澤に対して何か思っても口には出さない。かっこいい。好き。
(余談ですが、アルプスの少女ハイジでハイジに頼まれたおじいさんがペーターの家を黙って全部修理するシーンを思い出しました。あのシーンとおじいさん大好きなんです)

宇佐は、つなぎ萌え、職人萌え、無口萌え、長身スタイル萌え、シャイ萌え、子どもに懐かれ萌え…最高です。
かっこいい〜。
どタイプ♡
面倒見はいいのに胡桃澤につっこんだことを聞かないのもいい。

胡桃澤が料理下手で、でも宇佐はそのことは言わず「この人 やる気は あんだよな いつも…」と心の中で思っているとこ。

胡桃澤が玉ねぎを切る手がおぼつかず、それを黙って見て「──まだァ?」と宇佐がかわいらしく言うところが激萌えです。

胡桃澤もイシノ先生が描かれる無垢なかわいらしさ100%で。育ちの良さ、芯の強さ、聡明さ。好感度抜群。
表情が子どもみたいでいちいちかわいい。
私はダサメガネヘタレだったら萌えないな〜と表紙を見て思ったのですが、全く全くそんなことなかったですごめんなさい。

胡桃澤がせっせと畑仕事をするところもいいし、それがあっての収穫のシーンは私もテンション高まりうれしくなりました。
トトロを思い出しましたw

宇佐と胡桃澤が少しずつ仲良くなっていくところも最高です。

他作品で、恋愛が始まらず、もしかして好きかも?くらいで終わる時、私はBLになってないやん〜と萌えないのですが、本作は全く違います。
こんなの初めてです。
恋愛が始まろうが始まらなかろうが、これはBL?となっても、2人の関係性、物語、作品としてすばらしいです。

「恋愛」を描いていないのにすんごい萌えがある。どういうこと?となるw

「無意識両思い」と感じるからでしょうか。
それを意図的に作られていると思う。
今までならBLちゃうやん!となる所、そうならない貴重な作品。

BLなのに恋愛を描かず萌えがある。
たとえるなら、お笑いでおもしろいことを言わないのにおもしろい。怪談で怖い話しないのに怖い。みたいなw

全場面すばらしいです。
好きな場面、あげられません。だって全部なんだもの。

もともとイシノ先生の絵と描写が好きなんだけども、キャラ、内容、表現、構成まで全て完璧ではないでしょうか。
農村、畑、古い民家…この絵だけでもずっと見ていられる。
その上にあの2人(キラキラ)すばらしい(何度でも言う)

才川を通して、胡桃澤の一面と変化を知ることができました。

胡桃澤が大学を辞めて畑をやる理由がネガティブなものでなくてよかった。そこも好き。
胡桃澤らしいこういうきっかけの方が世界観に合っていますもんね。

才川視点で、畑の収穫のみずみずしさ、村の人のあたたかさ、バーベキューと花火、蛍…夢のような場面が続きます。

才川が胡桃澤やいろんなことの本質に気づいて泣いちゃうのもわかります。それくらいの説得力がある。
実際の田舎暮らしははこんな夢のような生活ではないのはわかっていても。
それなのにすばらしいと思わせる創作のすごさですよね。イシノ先生すごい。

秋から冬編、めちゃくちゃ楽しみです。

そうそう、オクラの花っで食べられるんですよね。食べたことあります。

1

いなかぐらしいいね!!

深緑色で描かれた柔らかな線が全力で癒しにくるような、素敵な田舎暮らしの日常を見せてくれる一冊でした。
天啓を受けて田舎のボロ家に引っ越してくる大学教授の胡桃澤。地元人宇佐と出会い、田舎暮らしのいろいろを実体験し、毎日新発見ばかりの中で過ごします。ストーリーは無く日常を追うタイプの作品でした。
主人公の胡桃澤は独特のテンポの天然系なんですが、他人に頼りきりじゃなく主体的に田舎暮らしに臨んでいくのがすごく良いです。毎度新鮮な反応をするので、見守るこちらは微笑ましくてたまらない。日々を本気で楽しんでいて、彼が食べる野菜がすごく美味しそう!カブを初収穫するシーンなんて、新鮮で爽やかな土混じりの匂いまで伝わってきそうでした。
胡桃澤を慕う生徒が押し掛けて来ても特にBL要素が強まることは無いので、BLとして読むと恋愛要素すら匂わない点が物足りないかもしれません。でも温かい気持ちになれて満足度は高く、穏やかな読後感が大好きな作品です。

1

田舎移住で農業ライフ

癒やされた〜。
まさに田舎日記ですね。

胡桃沢や宇佐の人柄もとっても良いです。

台詞のない描写だけのページがすごい物語ってます。

理想的な田舎移住ですね。
朝はスズメの鳴き声で目を覚まし、畑を耕し苗の手入れや収穫をして。
気のおけない宇佐に家を使いやすく直してもらい、町を案内してもらったり。

免許を取って農業仕様の夢の軽トラを買って乗り回したり。

胡桃沢の登場したときの、カワイイ!って第一印象がずっと変わらず、ほのぼのポワンとしたところも、構えず町の皆さんと交流するところもとっても良かったです。
モンペ姿も可愛かった。

秋から冬編があるんですね。
まさか同居しちゃったりして?

1

先生の作品で一番好き

◾︎宇佐義一 うさぎ…
◾︎胡桃澤淳之介

秋冬読む前にここまでの感想を。
これはBL漫画ではない!先生がBLだと思って描いてらっしゃるかどうかは知りませんが、率直な自分の感想。BLだと思って読んで物足りなかったってなるのは悲しいので、危険を察知して早々にBLだと思うのをやめたのは正解。

良い田舎暮らし漫画でした。こういう作品で都会から田舎に越してきて、うまく馴染む人を見ると良いなと思う。
漫画で田舎の風景や、農作業や、人と人との繋がりを見るのはとても好きだけれど、自分は田舎的人間関係も、農業も無理だと思う。気が長くて丁寧な人が向いてるんだろうなと。自分には向いてないけど、漫画で読むのはのんびりした気持ちになれて大好き。

BL漫画ではないけれど、義一の男っぷりに見ていて「好き!」となってしまいました。イシノアヤ先生の木造建物&家具の絵が素晴らしいです。

1

このシリーズの続編が読みたくて仕方がない

2巻出て、春夏秋冬巡ってしまったけれど、もっともっと続きが読みたくて仕方がない。

マイナスイオンと共に癒される。
実際の田舎生活はもっと大変なんだと思う。
胡桃沢のようにスムーズでないに違いない。
それでも尚、カントリーダイアリーを綴ってほしい。
そして、それを読みたいと思ってしまう。
ウサとの続きも知りたい。
胡桃沢の過去も知りたい。

どうしたら読めるんだろう…。
また、そればかりを考えてしまう。

3

大地に触れて生きる喜び

 BLメインで田舎が舞台というよりは、あくまで田舎暮らしがメインでBLがふんわり乗っかっているという方がしっくりくるような作品です。ちょうど夏に差し掛かり、ナスやトマト、きゅうりやとうもろこしなんかが旬を迎え始めた今の時期に読んだのは、まさにグッドタイミングでした。瑞々しく色とりどりの夏野菜達、見ているだけでテンションが上がります。そこに、まるで大都会東京から来たとは思えない、ほのぼのした主人公・胡桃澤の雰囲気も合わさって、終始癒される物語となっていました。彼の笑顔は田舎の情景と同じくらい癒し効果がありますね。

 胡桃澤が買った家を宇佐は前から狙っていたということで、冒頭では2人がどこかのタイミングで一緒に住むことになったりするのかなぁなんて考えていましたが、宇佐はあくまで良き近所の人に留まります。家の修繕や買い物を手伝ってくれたり、運転の練習に付き合ってくれたり、とにかく頼りがいのある面倒見の良い男性。時折胡桃澤の天然っぷりに戸惑いながらも、微笑ましく彼を見守る宇佐の爽やかな人柄が素敵でした。2人に進展があってもいいし、このままの距離感でもいいな。自然と、悪意のない朗らかな人達に囲まれて、時間に縛られることなく生きる気持ち良さ。突然田舎で暮らそう!という天啓が降ってきたという胡桃澤の言葉も、あながち突拍子もないわけではないかもしれませんね。

0

BL未満のほのぼの日常

いい…ずっとほのぼのしてる。 BLとBLじゃないものの狭間みたいな作品で、いわゆる「ははーんこの2人何かある…かもしれんな」というやつ。直接的な表現は一個もないんだけど、大学の先生してた人が田舎暮らししにやって来て、家を買ったはいいけどボロボロだから家具職人さんに直してもらうって話で、自分でお野菜育てたみたり、稲刈りしてみたり、田舎ってこういうのだよなぁというのをしみじみ感じられるいい作品。お風呂でいったらぬるま湯、ずっと浸かってられる。こういう作品永遠に読んでいたいな…と思えるいい作品でした。

2

田舎暮らしBL

ほのぼの田舎暮らしBL(未満)

田舎に越してきた大学の先生と、田舎で働く家具職人さん。
ふたりを取り巻く土地の人たち…あったかくて優しいスローライフ物語。

都会から越してきた先生は前向き(修繕も料理もできないけどw)で畑づくりが大好き。
ふわふわしていて可愛らしい。そんな先生を見守るのが職人さん。

こんな土地で暮らしてみたいなあと思うくらい素敵な描写です。
ボロっちい古民家が職人さんの手で美しく機能的になっていくのも、ビフォーアフター観てるようで楽しいです。

四季を通して紡がれるお話は、日常に疲れた時に読むと泣きたくなります…そしてラブは無自覚です。始まってもない←w

1

全てが最高

 イシノアヤ先生の「椿びより」「椿だより」が、とんでもなく死ぬほど好きな私は、超クリティカルヒット。素晴らしく最高なお話でした。もしかしたら椿シリーズより好きになるかもしれない。それくらい素晴らしかったです。
 恋愛要素はほぼ皆無ですが、男2人が田舎で生きる生活感、空気感だけで十二分に満足できます。
 胡桃沢さんはめちゃくちゃ可愛いし、野菜もとってもおいしそう。景色、季節感。本当に素晴らしいです。とても癒されます。
 胡桃沢さんの可愛さはもうとんでもありませんが、宇佐さんのカッコよさも素晴らしくとんでもないです。大工仕事をやっている姿、男み溢れる動作1つ1つが本当に最高です。かっこいい…。
 椿シリーズが好きな方は絶対好きなハズ!!

3

勝手に読む方が脳内補給してしまう……胡桃澤さんの魔力v

BLとしては全く色気はございませんが、
それでもそこはかとなくBL色を感じる良作。
イシノさん独特の雰囲気で、
カントリーライフを楽しむ胡桃澤さんと、
それを見守る宇佐さんが描かれています。

実に淡々と田舎暮らしが描かれているようで、
それでいて、きちんと胡桃澤という人物が生きている。
そこに才川というイレギュラーが現れることによって、
更に胡桃澤さんの魅力が増すという。

色々な意味において、読者任せなところが多々あって、
物足りない人はその辺むずむずしそうですが、
イシノさんですから!

不思議と何度も読み返したくなる一冊です。

萌というところからは、随分遠くへ来たもんだ……という感じですが、
全く無いわけではなく。
どきどきはありませんが、そこはかとなく漂う菜っ葉の色気(?)!
この作品自体の魅力に「萌×2」!

0

瑞々しい田舎暮らしが素敵

イシノアヤさんが描く日常系ということで、もう間違いがないです。
ただし「椿びより」「椿だより」よりも更にBがLしていないと思うのでBLについては期待せずに読みましょう。
とある山里を舞台に東京からやってきた天然癒し系と、土地の若いもんが交流しつつの、瑞々しい田舎暮らしを描いた作品だと思えば間違いないです。

この東京からやってきた胡桃沢がかわいいんです。
私がこいつはすごい、ただもんじゃないな…と思ったのは冒頭の登場シーン。
家具職人志望の宇佐が、いずれ工房にしたいと思ってた地元の古民家に入居者が現れたと聞き偵察に伺うと、ちゃんちゃんこ姿の男が寝転がっていて…。
このちゃんちゃんこが胡桃沢なんだけど、何でもなかったかのように「よっこいしょ」と起き上がったかと思うと、ちょこんと地べたに正座してご丁寧なご挨拶をするんです。
その姿、その振る舞い…ただもんじゃないマイペースかつ、天然さんだなと。
(でも東京では大学で先生をやっていた人なので、ちゃんと常識人です。)

宇佐はワイルド系の頼れる男子。
家具職人志望の大工さんなので、胡桃沢の家の痛んだ箇所を直すべく毎日のように胡桃沢の家に通って、少しずつ人が住めるように手直ししていきます。
この黙々と直していく姿がかっこいい。手先が器用で料理も上手だし、ゼロから物を創り出せる男子って尊いよねって感じ。

特に派手な事件も起きません。でも、そこがいい。

イシノさんの描く田舎は閉鎖的でないところが好きです。
周りの人も暖かく、「こういう田舎暮らしだったら田舎に住んでもいい」と思わせるような全てがここに描かれてます。
読んでると、小鳥のさえずり、土の香り、木々のざわめき、頬を撫でていく心地よい風。
そういうものに取り囲まれているような気分になれます。

2

電子も緑っぽい線で描かれています

イシノアヤ不足で禁断症状が出ていたので
こちら摂取出来て落ち着きました。
しかも大変純度が高い上物です。
冗談です。

実際はどこか高名な山脈から湧き出した有難い澄んだ水のように飲めば体の隅々まで浄化されるような作品といいますか…

BLと呼ぶには?でまだまだな2人ですし、今後そうなるのかも分からないですけど、私には2人がいつしか一緒に暮らし始め胡桃澤さんちのリフォームした蔵にオフィス兼工房を構えた宇佐くんの姿が見える!そうならなくてもいい、私には見えるから!(笑)

イシノアヤさんはもう全てが好きですけど、日常のほのぼのとした話はとくに癒されます。
願わくば「秋から冬へ」で終わりと言わず永遠に見続けたいです。

3

好ーーきーーーだーーーーー!!

大好きなイシノアヤさんの新刊、やっと購入!!

爽やかな表紙を開くと、深緑色で印刷された本編が始まります。
こういうこだわり、好きです。

工房兼倉庫にしようと狙っていた山の中の一軒家が人手に渡ったと聞かされた家具職人志望の宇佐。
どんな人が入ったのか偵察に行ってみると、家屋は手入れされないまま。
さらに庭にはちゃんちゃんこ姿の人が倒れていて…。

胡桃沢が可愛くてたまりませんよ!!!
のんびりしていて不器用で大雑把だし鈍感、だけど小さなことにも感動したり感謝のこころを忘れないひとです。初登場の姿はまるで座敷わらし。リスのように頬袋を膨らませて食べる姿もいとおしい。
ずっと見ていると華奢で小柄な印象のままだけれど、東京から来た教え子目線で見た姿がすごく成長して農作業仕様になっていて驚きました。
毎朝早くに起きて、あれだけ動き回っていたらそうなるよなあと納得。
どうやら東京の職場でいろいろあったようなのに、本人が全く気付いていない天然っぷりも最高です。

家の修理を引き受けてくれた宇佐、隣に住む杉崎さん、周囲の人々に暖かく迎え入れられて、畑作りに教習所、山菜採りにBBQ、川遊びに蛍。
見ているだけで心地よい疲れを感じながらぐっすり眠れそうな生活です。

「リトル・フォレスト」の映画に雰囲気は似ているけれど、それよりもっと明るくて瑞々しい毎日。
宇佐との距離感も、椿太郎と平岩を感じさせて良いんだなあ。
宇佐の面倒見の良さもすてき。

秋から冬も早く読みたい!

11

この作品が収納されている本棚

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