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好みじゃなかと 2nd

konomi ja nakato

你不是我的菜

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表題作好みじゃなかと 2nd

槇純一郎,不愛想で手荒い工場長
木村幸典,27歳,実家の溶接工場跡取り

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編 槙さんがいない日

あらすじ

働く方言男子、待望のシリーズ第二弾‼︎
恋も仕事も、次なる難関は恋人の弟⁉︎
あんたは兄貴にふさわしくなか
恋人の弟から、超絶ダメ出し‼︎
順調だったはずが、恋も仕事も大ピンチ⁉︎

恋仲になった槇と共に働くため、実家の工場に帰ってきた幸典。
社長代理として仕事を始めたものの、恋人との甘い時間など皆無な日々だ。そんなある日、取引先の営業部長が、幸典の描いた図面を「破り捨てるのも時間のムダ」と厳しくダメ出し⁉︎
しかも彼はなんと、槇の弟・光二郎だったーーー!!
二の句が継げない幸典を、「あんたは工場にも兄貴にもふさわしくない」と一刀両断して⁉︎

巻末描き下ろし「槇さんがいない日」27p
槇の出張中に幸典がとった行動とは⁉︎

作品情報

作品名
好みじゃなかと 2nd
著者
見多ほむろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
好みじゃなかと
発売日
ISBN
9784199607462
4.6

(319)

(231)

萌々

(68)

(14)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
34
得点
1472
評価数
319
平均
4.6 / 5
神率
72.4%

レビュー投稿数34

博多弁…たまらん。。

かなり再読率の高い一冊です。

一時期方言BL沼にハマり、色々漁っていた時に出会ったこちらの一冊。

2ndとあるとおり、前作からの続編になります。

前作も最高でしたが、もっともっと二人の絡みが見たい!と思っていたので、
丸々一冊表題作のこちら、嬉しかったです・:*+.(前作は表題作の他にもう一作入っています)

無自覚魔性の幸典くんに、槙さんと一緒にドキドキしまくりでした……
口でご奉仕する幸典に対して、「そんなことしなくてよか!」と焦る槙さん。
…うーん、博多弁、堪らないです。

「今日は…一日中槙さんのこと考えてた気がします…」なんてベッドの上で赤らんだ頬で言われたら、槙さんじゃなくても惚けちゃいますよね。うーん、天然魔性恐るべし!

気持ちが通じ合った、「その後の二人」の様子が見られ、お腹いっぱい大満足になれる一冊です◎
願わくは3rdもぜひーー…!

1

好みすぎる作品!

登場するキャラ全員好き!
見多先生が描く職人リーマンさんの世界が素晴らしくて大好きです!

0

何でこんなに楽しいんだろう♪( ´▽`)

1巻も良かったですが、2巻はもーっと良かったです。

2人の関係が信頼の上に成り立っていて、邪魔者が入ろうが揺るぎない。仕事が忙しくて思うようにイチャつけないもどかしさが槙と幸典の間にあったと思うけど、イチャイチャシーンのときは……もう2人の世界が輝いて見えました。
幸典のエッチのときの煽りと甘えの暴力は、槙を何度ノックダウンさせるんでしょうか(笑)普段の仕事のときとのギャップがすごい。反応も可愛いんだな〜。


私の中では、良作に名脇役ありと思っていまして、この作品にも多くのバイプレイヤーたちが存在していました。主役2人以外に注目キャラたちが多かったのも評価を上げた要因です。楽しかったです!

仕事に奮闘する姿にも心打たれました。恋愛も仕事も頑張る2人の姿をもっと見たいので、続編期待しています。

0

好みすぎるカップル

一巻から大好きだった二人のお話が、今回は一冊分全部読めます。嬉しい~!新キャラ槇の弟が出てきて読み応え十分でした。
前回は幸典の家の事情が明かされてましたが、今回は槇家が描かれます。まだまだ遊びたい年頃から働いてたのかな。それでくだらない男ばかり連れ込む兄がいたら、歪むのも仕方ない気がします。弟君のやったことは巡り巡って槇のせいでは?と思っちゃいました。
いろいろあったけど、それぞれが誰かを思って動いてるのがとても良かったです。幸典がまた一人厄介な相手に認められたっていう社長代理の成長物語としてもすっきり。Hシーンも増え、カップルの信頼関係ができてるのを見れてほっこりしました。そして描き下ろしの幸典はやっぱりエロい!
お気に入りは電子特典の槇。大物家具の組み立て全部やってくれるプロ職人彼氏便利すぎる!相変わらず目が点になったときの表情が可愛くて面白くて好きでした。
また続きが読めると良いな。

1

最後は甘々でした♪

2巻は甘々な展開かなー!とわくわくしながら読んだのですが
世の中そんなに甘くなかったです…。

仕事のことや槇さんの弟のことで一波乱あります。
光二郎の気持ちもすごくよくわかるけど
木村さんに冷たくするところは胸が痛かったです。

槇さんの相手は光二郎に迫ってくるから信用ならないというのを
サラっと描かれていたのですが
槇さんはその度に傷ついたのか…と思うとこちらも辛くなりました。

光二郎は素直じゃないのですが
最後に「ありがとうな」と言うシーンは感動しました。
その後のルームキーを木村さんに渡すのは笑っちゃいましたがww
「弟に用意された部屋なんて…」と不貞腐れてる槇さんに
「たまにはのんびり休みましょうよ」と言う木村さんの胸元がセクシーで
槇さんも釘付けでしたが私も釘付けになりました。
やっぱり木村さんギャップが凄いんですよね…。

その後の槇さんに強請って欲しいと言われて木村さんが誘うのですが
誘い方も大人でエッチでたまりませんでした…!!!!!
お、大人の誘い方ぁあぁ!!!(動揺)

2巻はまるまる表題作だったのでたっぷり木村さんと槇さんを見ることが出来て
とても満足出来ました!(*´▽`*)

0

たまらんかわいい

弟くんのスピンオフがあるかと思ってずっと待ってるんですけど……なんか、なさそうなのでレビュー書いちゃいます。

代理のかわいさよ…!!槇さんじゃなくとも落ちるわ~。普段標準語の代理から博多弁が出てくるところが最高にかわいくてエッチで素敵です。

あんまり、当て馬の出る話が苦手なんですけど(不安でドキドキするから)、こういうときの弟という立場は当て馬になってもそっちにはいかないって分かってるから安心して読めました。

てか、弟くん、どう見ても受けですよね?幸せにしてくれる可愛い攻めが見つかるといいのになぁと思います。

1

2ndもよかと

『好みじゃなかと』の続編です。
まるまる一冊槙と幸典のお話でした。
前作で物足りなかった気持ちを一気に満たしてくれた、そんな作品でした!

父親の会社に社長代理として正式に働き始めた幸典。
でもなかなか上手くいかない中、槙のお荷物になりたくない、肩を並べたい幸典と、もっと頼られたい槙の気持ちのわずかなすれ違いが生じる展開でした。
加えて妙に幸典に厳しいキャラ登場で、ちょっとした波乱が巻き起こります。

お仕事BLとしても面白く、幸典の奮闘や槙の包容力などとても微笑ましく、後味のとても良い作品でした。

イチャイチャはあまり多くありませんが、質が良いので大変満足できます。
特に描き下ろしの、出張先でのHサイコーでした。
幸典のフェ◯の描写がめっちゃ良いので見ていただきたい。
それを受けてる槙の表情も堪りませんでした。
初めての幸典のデレに、抑えが効かなくなってガツガツいっちゃう槙が非常に良かったです。

3

ばり好みやけん(///ω///)♪

前作が読み足りないくらいで、あれからの2人がまるまる読めて嬉しい〜〜(≧▽≦)


受け様の幸典は、東京での仕事を辞めて福岡の実家の工場へ戻ってきました。

攻め様は、工場長の槇。
仕事はガテンな男前やけど、甘え上手で甘えさせ上手なよか男( ☆∀☆)

社長代理として、習うより慣れろ的に鍛えられている幸典。
別の工場で働く槇の弟の光二郎には信用ならんと、手厳しい扱いを受けたり、なかなか思うようにはいかない日々。

槇に活を入れられては気持ちを入れかえたり、抱きしめられて安心したり。

「初めに招くのは槇さんと決めてるので」と言っている幸典が、とてもいいお顔をしていて、大好きです。
何度見ても見惚れちゃう。

頑なだった光二郎が幸典を認めてくれた時は、嬉しかったなぁ。


2人が更にいい関係になっていて萌えMAXでした。
シリアスさと笑いとがいい具合で。
ほっこりしたりきゅんきゅんしたりで、にまにましっぱなしです(*´∀`)
2人してお仕事頑張っていてカッコいいのに、恋の前ではちょいちょいかわいいなんて、たまらなく素敵ですよ。

書き下ろしの「槇さんがいない日」。
大阪出張の槇を追いかけて大阪まで行った幸典。
2人して『会いたい』と行動していて、によによしちゃうσ(≧ω≦*)
ホテルでのスイッチ入った幸典は、やっぱりエロくてかわいかったです。



1

仕事に対して前向きな姿に惚れます

1巻より好きです!
仕事に対して前向きなせいか、応援したくなる。トラブル続きだし、槇弟には冷たくされるし。でも槇や会社への愛情で頑張ってる幸典がかっこいい。そしてますます美人で色気もアップしてる。
ページ数も多く読み応えありました。
槇と幸典なら、この先も困難を乗り越えられそう。
九州に行けば槇さんみたいないい男いるのかな?
(〃艸〃)

0

読者を前向きにしてくれる良いコンビ

大変遅ればせながら、やっと読めました。
今回もよかったー。
読んで「わたしも頑張らねば!」と前向きになれる作品っていいですね。

前回、社長代理が東京へ戻ったところで終わりましたが、あれから早2ヶ月。
まったく音沙汰のない代理にやきもきうつうつする槇からのスタートです。

会社を辞めるのも、辞表を出して「はい、今日でおしまい」なんて行かなくて、残務処理とか引き継ぎとか簡単じゃないですもんね。
状況が分からずやきもきしているところで「代理と文通してるんです〜」なんて聞いた日には「え!?」ってなるものです。出張を代ってまで、東京に飛んで行ってしまう槇が可愛かったです。

そんなわけでいよいよ跡継ぎとして木村に戻った代理。
「工場は槇が、営業はわしが、事務はお前」という社長のひとことで、指導も何もなしにひとりで奮闘する代理の元に悪魔が登場しますよ。元請けの営業・光ちゃん。何と槇の弟です。扉絵で代理を挟んで両脇に立つ2人の顔がザ・兄弟。
この子が小姑よろしくとにかくダメ出しに次ぐダメ出し。何をやっても通じない。認めない。断固拒否!で、てっきり「兄ちゃんはオレのもんだ!」系かと思いましたが、そっちのドロドロじゃなくて良かった…。
弟が「兄の恋人」を拒絶するのは嫌な過去があったからだったんですね。そりゃ、何回もあんなことがあれば頑なにもなりますね、という理由だったので、ちょっと同情してしまいました。

光ちゃんの父親的存在の源さんを軸にいろいろあって、ラストはいい感じに収まります。
本編ではなかなか2人の時間が取れなかったメインの2人ですが、その分描き下ろしが良かったです。代理が情熱的で。前回も思いましたけど、代理って結構手練ですよね。えろす!

それにしても新しい仕事に就いて指導なしで覚えるのは本当に非効率なので、やめたほうがいいのに…。社長は出来る人なんでしょうけど、ワンマン過ぎてやっぱり好きになれないひとでした。
でもそのおかげで、工場のみんなに迷惑をかけないように時間と労力を最大限使って努力する代理の姿に心を打たれましたし、そんな代理をサポートする槇にもときめいたので結果オーライでしょうか。
頑張る2人っていいですよね。わたしも頑張ろう。

1

「あんたが好みやけん」の破壊力

前巻も最高だったけど…
2ndはそれを上回って最高でしたーー!!方言最高ー!
もうずっとニヤニヤが止まらない!!
しかも、今回は1冊丸ごと表題作が堪能できちゃいます。やったー♪

正式に跡継ぎとして九州の実家に帰ってきた幸典。
代理社長として働きだしたものの休みもままならず、
折角恋人になった槇さんと過ごす時間も取れません。

幸典にかまってもらえず初っ端から拗ねモードな槇さん。
「付き合っとうと思っとんのは俺だけか?」なんて
二人きりになればここぞとばかりに迫ってきて、
前巻にも増して糖度もパワーアップ!
あ、毎度お馴染み察しのよい風俗嬢のお姉さんも再登場です(笑)

「せっかくの可愛い顔が台無し」、「あんたのもんばい」なんて
乙女(王子?)モードも全開、甘あい台詞にキュンときちゃいます♡

そして、今回は槇さんの弟の光二郎が登場です!
取引先の営業部長で、初対面から幸典の描いた図面を破り捨て、
「育てるだけ時間と金の無駄や」と厳しくダメ出しをします。

その上「あんたは兄貴にもふさわしくない」と
仕事どころか、兄の恋人としても認めてもらえず。
まるで親の仇の如く幸典を毛嫌いする光二郎。

光二郎の言葉は仕事が上手くいかず、ただでさえ
無力感に襲われていた幸典をさらに追い詰めます。

そんなとき、槇さんは甘やかすでもなく黙って見守り、
幸典が落ち込めば喝を入れ、疲弊すれば恋人として
包み込むように優しく心身共にフォローします。
ついでに自分の甘えたがり欲も満たしつつ(笑)

家に帰っても仕事の不安で眠れないという幸典を連れ帰り、
狭いベッドでぎゅーっと抱きしめる槇さんが可愛すぎる///
まんま若い恋人にベタ惚れなおっさんの図です(笑)

そんな槇さんに背中を押され、幸典は今自分ができることを
一つ一つやってゆこうと心新たに一歩を踏み出し始めます。

光二郎は愛想なく、口も悪く、意地悪ですが、物語を追っていけば
それにも彼なりの理由があって、恩師や家族への想いが誰よりも強く、
仕事への情熱あってこそのことであることがわかってきます。

てっきり兄とその恋人を巡り、恋の鞘当てを繰り広げるのか
と思いきや、厳しく当たり、わざと試すようなことをして、
幸典が兄に相応しい男であるかを確かめる小姑的立ち位置でした(笑)

最後は光二郎公認の仲となり、甘いひと時を過ごす二人。
このときの幸典の色気がすごいことに…

「別に無理にやらなくてもいいんじゃないですか」と言いながら、
胸チラさせて誘惑しちゃうし、たまには幸典からねだってほしい
と乞われれば「あんたが好みやけん」とあの1巻で槇さんがした
伝説?の告白を再現してめちゃくちゃに煽りよる!!!

普段は標準語なだけにやけに幸典の台詞が浮いて、
プレイっぽくて艶めかしい…

ほんとベッドの中の幸典ってめちゃくちゃ色っぽいんです。
通常時は真面目なだけに、この豹変っぷりに悩殺されまくり。
これだもの、槇さんがメロメロになっちゃうのも頷けます。

描き下ろしでは幸典が仕事にかまけるあまり、
槇に捨てられないか心配になってしまいます。

このお話では珍しく積極的な幸典がみられます。
初めての幸典からの誘いに固まる槇さん(笑)
いつも押しが強いのに、幸典からのアプローチには弱いのよね…
でも、槇さんが嬉しそうで何よりです♬

続編が読めただけでも既にめちゃくちゃ幸せなんですが…
好きすぎて、もっと続きを!と強欲にも望んでしまう~

1

王子様じゃないけど王子様より魅力的。

工場長とその工場の社長の息子の博多弁ラブ第二弾。

実は博多弁BLがあると聴いても、別に方言萌えないし、とスルーしてたのですが、いやいや最高!
こんなに萌えるとは。たまらん。

でもそれもこれも話とキャラクターが魅力的だからこそです。

社長令息が主人公と言ってもいわゆるBLテンプレの、謎スペックのキラキラ社長令息ではなく、日本のどこかにちゃんと実在していそうな、小さな街工場のごく庶民的な後継ぎで、別にキラキラチヤホヤされることもなく、未熟な半人前としてこき使われ、それでも一人前になろうと日々奮闘しています。

そしてその恋人である年上の工場長もキラキラエリート王子様なんかでは決してありません。
部下にソープを奢っちゃうような昭和的センスだし、ほとんど作業服のつなぎだし私服はダサいし。大柄で体格は良いけど、クマみたいでスマートとは程遠いし、イケメンというわけでもない。
なのに、読んでいると、そんな工場長がたまらなく魅力的に見えてくるんですよね。

二巻の粗筋としては、せっかくくっついたものの社長にこき使われるわ、仕事もまだまだ未熟だわでなかなか2人の時間が待てずにいたところ、取引先の営業である槇の弟に、仕事の出来をダメ出しされて…という感じ。

半人前だと自覚してその上で頑張る主人公の一生懸命さと、それを支える工場長に、信頼して応援する工場の職人たち。
中小企業の街工場ならでは悲喜交々や、だからこその持ちつ持たれつの付き合いぶりなど、地に足がついた仕事のありようが丁寧に、テンポよく描かれています。
その中で工場長の職人として、職人を束ねる現場トップとしての格好良さ、早くに父親を亡くした家庭の長男としての度量の大きさがじわじわ〜ってわかってくるんです。

だからといってスーパーマン的な完全無欠な格好良さでもなく。
ご無沙汰だとすーぐ拗ねちゃうしねだるし、主人公がちょっと色気を見せると(←一見地味メガネなのに、臨戦時には色っぽく返信する主人公も見どころの一つです)興奮しすぎて、早すぎたりガツガツしすぎたりしちゃうし。早すぎて後で落ち込んだりもしちゃうし(これは一巻エピソードですが。)
仕事では頼れる親分なのに、色恋となるとそれはそれはちょろいし突っ込みどころありありで。
でも物語を通してみるとそんなところがむしろめちゃくちゃ魅力的に見えちゃうんです。
なんでこんなもさくてダサいおっさんが、BLテンプレの完璧スペックな王子さまより、ずっと可愛く素敵に見えちゃうの!??
と読んでてあまりの可愛さに悶えることしばしば。
作者のマジックとしか言いようがありません。
そこにダメ押しで博多弁で迫ってくるから完全降伏です。

キラキラ要素は皆無なのに、めっちゃラブいっぱいな素敵な話でした。

もっと続きが読みたいな。

0

2巻まとめての感想です

仕事で肩を並べたいと槇を頼らずがんばる幸典の気持ちもわかるし、自分を頼ってほしい一緒にがんばりたいと思う槇の気持ちもわかる。
お互いの気持ちややり方を尊重しながら一緒にがんばる姿好き。
あと、玄さんや取引先の社長らおじいちゃんキャラがすごくよかった。かわいいやら頑固やら懐が深い。

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まるっと一冊

◾︎槇さん(工場長)×幸典(社長の息子,元東京のSE)溶接工場

幸典の仕事面は、一時代前の雰囲気が強く、さくっと教えてくれよ…とか思っちゃうのは今時のたるんだ若者なのでしょうか。若くもないけど。比較対象御歳70歳なぞに比べれば若輩者です。
光のイジメに対してもめげない幸典、真面目な子は往々にしてこういう職人モノでは好かれるぞ!

序盤の槇さんのお家で天井見ながらのトーク、終盤の槇さんが光を助けるには別々の勤め先にいなくてはならなかったって伏線にもなってるんですね。しっかりしたプロット。

お仕事漫画としても面白いのですが、前巻に比べてまるっと一冊の強みはやはりラブですよ!ラブ!!
槇さん、いつもかなりストレートに思いを言葉にするから、幸典もそりゃあ安心感を得られるってもんで。
どっかいっちゃってた幸典の記憶力花丸設定が、まさか睦言で活かされるとは!!ご褒美〜〜〜

描き下ろしの愛し合う2人非常によかったです。殊更美人設定ってわけではない幸典がエッチで可愛くてセクシー。槇さん目線ではこう見えてるのよって言ってるみたい。「好き」とか「愛してる」じゃなくて好意が伝わるセリフに萌える悶える。
電子限定描き下ろし大変良い4ページです!必見

1

パワーアップしている!

『好みじゃなかと』の続編です。

溶接工場長 槇 純一郎さんと溶接工場社長代理 木村 幸典くんのお話。

本格的に事業承継の決意を固めた幸典くん。
SEの会社を退職し、溶接工場(福岡)の近くで1人暮らしを始めました。
社長(幸典父)からの厳しい指導が続く中、日々慣れない仕事を頑張ります。
数か月前のトラブル(前作参照)を乗り切ったことで、社員は好意的に接してくれていました。
…が、工場長兼恋人の槙さんは不機嫌です。
忙しい幸典くんとゆっくり会えない槙さんは、あることを思い付き…。

前作よりも、お仕事BL要素も、方言萌えも、人間関係も、全てにおいてパワーアップしております。
萌え転がった読者様も多かったのでは?

今作は、当て馬が登場します。
槙さんの弟 槙光二郎 (株)清水技巧の営業部長です。
(幸典くんと槙さんは(株)木村製作所)
幸典くんを気に入らない光二郎くんは、冷たくあしらいます。
でも、それは光二郎くんの過去の経験からによるものでした。

とにかく、槙さんの幸典くんに対しての溺愛っぷりがすごい(笑)
槙さんは、いつも不愛想だから、そのギャップがたまりません。
幸典くんは愛されているな~。
槙さんが幸典くんに言った「あんたのもんばい」のセリフがやばい!
福岡弁いいですね!
ちなみに、今回もいい仕事をした風俗嬢のお姉様を褒めたいです(笑)

全体的に、幸典くんのSE経験も絡めてあり、ものづくりの裏側も垣間見られて、とても良かったです。
また、槙さんと光二郎くんとの関係、光二郎くんと玄さんの関係も丁寧に描かれていて読みやすかったです。
光二郎くんにとっては、玄さんが「親父」なんでしょうね。
身内を守りたい光二郎くんの思いが、幸典くんを拒否していたのかなと感じました。
最終的に、いつも「自分の出来ること」を考え行動する幸典くんに、玄さんの命と清水技巧の仕事を救ってもらった光二郎くん。
自分の考えも変えていかなければと思います。
「皆 変わっていくんや 俺も 変わっていかんとな」

Hシーンは、本編で2回ありますが、今回もエロいです(笑)
幸典くんが色っぽくなっている気がする…。

最後は、社長(幸典父)と清水技巧社長の会話に応接室に入れない幸典くんが、槙さんと一緒に応接室に入るところで終わりました。
社長は、幸典くんのことを愚息と言いながら、じつは継いでくれることが嬉しいのでしょう。
経営者からしたら、これほど喜ばしいことはないですよね。
工場の経営は想像以上にとても大変だと思います。
でも、幸典くんのIT戦略と槙さんの職人気質で、木村製作所の発展を予感させます(笑)

描き下ろし『槙さんがいない日』
お互い忙しくて、全然ゆっくり会えない2人。
接待の席で、取引先のお偉いさんたちから「俺らみたいにあぐらをかいて捨てられんようになぁ」と言われ、青ざめる幸典くん。

本人は無自覚かも知れませんが、日々成長している幸典くんが頼もしかったです(笑)
槙さんも含めていろいろな人に支えられて、悩みながらも前に進んでいる幸典くんが社長を継ぐ日も遠くないでしょう。
フィクションですが、実在するのでは?と思わせるリアリティさもあり、最後まで綺麗にまとまっています。
槙さんと幸典くんのこれからと光二郎くんのスピンオフも合わせて、まだまだ続編を読みたいです。

ぜひ、たくさんの方に『好みじゃなかと』と合わせて読んでいただきたいです。

2

足掻いている姿が眩しい。方言最高…

紙本
修正…輪郭うすめ
カバー下…なし
カバー折り返し部分…コメント
あとがき…なし

ebookjapan
修正…紙と同じ
カバー下、折り返し部分、あとがき…なし

2

何度読んでも大好きです!!

ドラマCD化おめでとうございます!!!
こちらの作品の何が素晴らしいかというと
しっかり仕事してしっかり恋愛しているところなんですね。
更に言うと周りの人達も愛情豊かで個性も豊かww
人間ドラマにもくすっとさせられたりじーんとさせられたり、痺れます。
努力を重ねながらもうまくいかず幸典がしょげそうになると
槇がビシッと背中押してくれるし
二人だけの時間は幸典が普段からは考えられない程えっちになってくれるし
ギャップの宝庫!!!

今作は槇の弟・光二郎がめちゃくちゃ塩対応というか
最初はなにもそこまでせんでも…と思ってしまうくらいでしたが
光二郎にも思うところはあったわけで憎めませんでした。
彼にもきっといつか心を曝け出せる相手が現れてくれるといいなぁ。

木村製作所も清水技巧も存在していて
今日も彼らが賑やかに働いているんじゃないかと思ってしまいます。
派手ではなくても心に残り、
彼らの日常をいつまでも読みたくなるような素敵なお話です!!

3

幸典がんばれー

幸典が福岡に帰ったものの忙しく仕事も覚えるのに必死でなかなか槙と過ごす時間がありませんね。

父の社長は仕事を教えてくれず週末は接待で冷たくあしらわれ、取引先の槙の弟にもきつくあたられ。

2巻は仕事描写がますます多くてお仕事BLとしても読みごたえがあります。

幸典が槙に肩を並べたくて必死で頑張って、でもなかなか進まず、会えても短い時間でこちらは寂しいです。

幸典を応援したくなるお話でした。
お父さん、幸典に休みをあげてー!

2巻では幸典も少し素直に槙に接して槙もズキュンですね。

槙の弟もなかなか魅力的な人物でした。最後は二人を認めてくれたのかな?

0

大人な二人

槇さんがちょっとわかりにくいけど、実はかなりしっかり幸典好きなところが可愛い
もっとイチャイチャしてくれたらいいのにと思うくらい大人な二人です
けど、ほんとは二人とももっとイチャイチャしたいんじゃないかなぁ〜
もっとイチャイチャしてるの読みたいけどなぁ
幸典の色気はムンムンでいたしてるシーンはほんとに素敵なんですけど、普段がサラッとしてるからもったいないのか、だから余計に二人のイチャイチャがより伝わるのか‥とにかく二人が可愛いです

2

正解の続編

電子版で読了。

続編として正解って感じのあり方。
二人のキャラクター性が強くなってて、さらに弟っていう大きな壁も登場して。
相変わらず登場キャラクターの方言が可愛すぎて最高でした。

幸典さん、仕事できすぎて本当にすごい。
絶対モテるじゃん、槇さんちゃんと見ておかないと危ないよって気持ちになりました。
ちょっと槇さんのお父さん関係のエピソードではグッてきて泣きそうになって危なかった。
そういうとこずるいや〜〜。

あとスマホの使い方を知りたいおじさんが可愛かった。

0

続編も最高

見多先生の作品の中でも特に好きな作品の続編が見られるなんて…‼︎こちらの漫画の存在は知っていてずっと見たいと思っていたのですが、ようやく読めました。今回も本当に面白かったです。ページを捲る毎に幸典が色っぽくなっていってる気がします。ほんと、最初の頃と比べると大分艶やかになった…。槇さんパワーのおかげですかね。槇さん、強引に誘うところがとても良い…♡でも報われないことが多いという笑笑
槇さんの弟が出てきた時はどうなるかと思いました。が、さすが幸典。人の心を掴むのが上手いですね。そりゃ槇さんもべた惚れになるよなぁ。個人的に槇さんのきゅんとするとこが良かったです。それにしても今回は前作よりも槇さんの幸典への好き度がハンパないですね笑笑槇さんにあんなに愛されている幸典が羨ましくなるほどでした。読んだ後こんなに満たされる漫画ってあまりないので素敵な作品に出会えて嬉しいです。まだ読まれていない方は是非。

1

仕事もしっかり描写しながらのおじさん攻め

 今回もしっかり仕事面を描かれながらのBLだったので、お仕事BLが好きな方には堪らないんじゃないかと思います。槇の弟が取引先の人物として登場し、細かい気遣いができていないと冷たく対応される幸典。一旦は戸惑うものの結構肝が据わっているので、槇がいなくても自分で図太く行動し何がダメなのか探ろうとする姿勢に好感が持てました。槇も幸典にベタ惚れなのにも関わらず、弱っている時には喝を入れたりもし、仕事に対して皆がそれぞれ真面目に取り組んでいることが終始伝わってきました。その分、濡れ場やいちゃいちゃは終盤まであっさり目。それを挽回するかのように、終盤と描き下ろしの槇と幸典の情事は激しく燃え上がっていて見応えがありました。ただ、せっかく登場した弟に関して、もう少し掘り下げても良かったかなと思いました。幸典を見直したことはきちんと伝わりましたが、兄や過去についても清算したようなすっきり感が欲しかったですね。

2

働きマンは忙しい

お仕事BLでガテン系。そしてちょっと年の差。
プラス方言。
…と、複数方面の「萌え」が散りばめられた第2弾。
本作は、1作目よりは場に馴染み社内での居場所はできた幸典の姿からはじまります。
でも父・社長は仕事を教えてくれず、手探りで図面ひきなどは覚えないと。やる事山積み体は一つ、忙しすぎてお疲れモード。
槇さんとの時間もスキンシップも全然取れません。
そんな時、取引先さんにキッツい言葉を浴びせられて…
実はその男性・光二郎は槇さんの「弟」だった!
光二郎は幸典を毛嫌いして非常にトゲトゲしい。それは光二郎の過去、というか自分も父親が亡くなった後色々あったようで、自分にも他人にも厳しい性格なのですね。
槇さんは一貫して幸典の味方です。
そして、幸典も誠実に仕事に向き合っているので、周囲は温かい目で幸典を見ています。
現場の高齢化、若手の努力、頑なな光二郎も少しずつ変わっていく自分を認めなければいけませんね。
BL的には、幸典とイチャつきたい気持ちを隠さない槇さんがいい!
幸典も槇さんとの時間を作りたいけど仕事が…!でもここでちゃんと仕事を選ぶ所がとってもまともで良いと思います。
いざHとなるとかなり色っぽい幸典!こりゃ槇さんも社内でセクハラしたくもなりますわ。
描き下ろし番外編「槇さんがいない日」でのHシーンにて、積極的な幸典の姿は破壊力抜群!でした。

疑問がひとつ。
最初のHシーン(『一緒に…いきたい…』)の後槇さんが『どよぉん』となってるのは何故?そう言われて先にイっちゃったという事?
…かなぁと思ったのですが、どうですか?

4

好きな作品の続編だけど、表紙でもやられた!

1巻が好きだったので迷わず購入。しかし、知らずに手にとっても表紙の色気(特に幸典)にやられてたと思う。

今回は、やはり続編ということで第3のキャラを登場させてます。それも槇さんにそっくりの冷たい弟!幸典が入ったばかりの頃も、仕事に厳しい槇さんだったので、にてると言えばにてます。恋の邪魔はしないけど、よそ者を追い出そうとする仕事上の対立相手になります。

この辺も、お仕事BLとして読み応えありますね-。そのうち弟くんも認めさせる幸典で、幸典の成長物語になってる。

一方、槇さんとはラブラブだよ~。でれちゃう槇さんもかわいいけど、幸典が気持ちを表現する描き下ろしがまたよかった。

2

お仕事を真面目にしている人達はカッコいい!

1巻目はどちらかというと萌え視点で「イイ!」という感想でしたが、続巻となる本作はお仕事マンガとしても好感度◎で、読み応えのあるものが読めたので迷わず神評価です!
そして槇さんの男の色気にやられまくった1巻目に対して、今作は幸典さんの槇さんとはタイプの違う色気にドキッとさせられる場面も多々あって、萌え視点でもやっぱり神!
もっと言えば、他の登場人物達(特におじちゃんの職人さん達)も働く姿勢が皆さんカッコよくって素敵で、いろんな意味で惚れ惚れしちゃう1冊でした。
こういう芯のカッコいいキャラ達を描けるということは、きっと作者の見多さんご自身も芯のある素敵な方なのだろうなと思います。

はぁ〜・・・それにしても槇さんのセリフっていちいちカッコいい。
一番グッときたのは「あんたのもんばい」
本気でクラッときたし。
槇さんみたいな男性はどこに行ったら出逢えるのですか!!!
幸典、てめぇ羨ましすぎるぞ〜〜!と嫉妬するくらいには槇さんLove(๑>◡<๑)♡です!

で、その幸典さんがですね、急にエロい。
やばい、なにこの人、槇さんもびっくりあわあわの魔性のエロさ!
働く姿とのギャップがまたイイのです!

読み終わる頃には、2人はすっかり私の理想のパートナー像然りとした素敵な関係になっていて、良いもの読めたな〜と大満足の1冊でした。
槇さんの弟くんのお話も読みたい気がしますね♪(欲張り)

【電子】ひかりTVブック版:修正○、カバー下なし、裏表紙なし、電子限定描き下ろし(4p)付き

10

がばよかとよ!この作品!v よかけん、読み~!

なんというか、一巻を読んだ時にも思ったのですが、
とても秀作ないいドラマを見ているような、
そんな充実感。
ドラマ的に言えば、脚本がいい!
演出がいい!!
そして役者がイイ!!!

今回は少し槇さんの家族のこととか、
木村さんの仕事の葛藤とか、
恋愛事だけではない問題がいろいろあるのですが、
それがまた二人の関係を深めていくという。

とにかく槇さんが木村さんにベタ惚れなのがいい。
そして木村さんもまた、どうしようもなく槇さんに惚れているのがいいv
その他に登場する脇のキャラクター達も、
老いも若きも皆魅力的!

なによりも、槇さん同様、木村さんの
普段とのギャップのある、あの色っぽさにヤラレル!

物語的にしっかり出来上がっているのに、
ちゃんとBLとして萌もぎっしり詰まっている。
その辺のバランスもスバラシイ!

どうしても不意に読み返したくなるような、そんな作品。
これはもう、文句なしの「神」評価で!


ちなみに、福岡出身者としては、
読んでいてとてもうずうずしましたv(←良い意味で!)

9

BL展開のあるお仕事ストーリー

基本BLはラブ多め、エロ多めが好きなんですが、この作品はすごく良かった!
恋愛以外にしっかりとした話の軸があり、いい意味で「BL展開がある青年漫画」を読んでいるようなワクワクがありました。
ゲイ同士、という設定がお仕事ストーリーに自然に恋愛を絡ませてくれて良かったかな!と思う。

九州の方言の攻めは、私の中で新鮮でした。
ビジュアル、職人気質、方言と、男臭い感じがたまらない。
そして受け。
堅そうで真面目そうで気弱なメガネ…
押しの強そうな攻めに流されて〜ってタイプ?と思いきや。
あのエロスイッチはなんなの〜〜!?
エロシーン少なめにも関わらず、数コマだけでもダダ漏れる色気とあの煽り。
いや、マジで豹変度という点ではかなり上位に食い込みます、あれは。

木村製作所と2人の恋の行方、いつまでも見ていたいような、そんなシリーズです。

8

いろんな愛が詰まってます。

槇さんの『なん?』ていうセリフが好きだぁ~

全部で5話あるのですが、どの回も神懸かって素晴らしいんです。最初から最後まで コマの隅々まで読み応えがある!
ムダに話を引っ張ったり勿体つけたりせず、読み手が知りたがっていることは さくさくタネ明かししてくれるお陰もあり、テンポよく進むストーリー展開が素晴らしい。

この作者さんの「少し生き辛さを感じながら社会生活を送っている人物」の描き方が好きです。
自分の改めたい部分と真摯に向き合って、一歩ずつ前に進んでいく姿にはとても好感が持て私には眩しく映ります。

第一印象が最悪な槇さんの弟・光二郎も「10秒の重さ」に囚われて生き辛い思いをしている一人でした。幸典だって 社長代理として周りの工場経営者に紹介される度「SEあがりのド素人が」と、今にも心の声が聞こえてきそうな場面に出くわすことの方が多い。

そんな時、お互いに心を緩めて ちょっとずつ歩み寄れば 機械油の匂いと人の温かさの混じったそこが きっと居心地の良い場所として馴染んでくる。
顔をしかめたくなる出来事も 裏側には大切な人への敬意と思いやりが隠されているっていうのが、ほんとズルいですよね。

エッチなシーンが、これまた文句なしでした!
職人もびっくりの高性能エロスイッチが幸典には装備されてるっ!!それを起動させられるのは槇さんだけ(笑)キャーーーー
もちろん槇さんにも付いてます。絶妙なタイミングで発動する甘えたモード&包容力オプションが♪(何言ってんだ私…)

人気作のクオリティを保ちつつ 読み手を満足させる続編を描きあげるのは、本当に難しい作業だと思うんです。そこに注がれる期待は十人十色で 萌えを満たすことを当然のように求められる。
それら諸々を軽々と飛び越えて こんな素敵な作品を届けてくださった見多先生には感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました。

18

「あんたのもんばい」この殺し文句は一生忘れない!

私、地雷はありませんが、ショタやオヤジより、恋愛適齢期な男たちを見たい派なんです。
くたびれ感ただよう無精髭オヤジなんて避けたい案件なんですが、『好みじゃなかと』の槇さんだけは例外の特別扱い!
槇さんのテキトーな軽さも、恋愛体質で好きになったらバカになっちゃうのも、いざって時は頼りになっちゃうところも、もーう愛おしさが止まらない!
まさに『好みじゃなかと』なのに、好きにさせられてしまって辛いくらいです…

幸典が福岡に戻って2週間、槇さんに追いつくために頑張ってるのに、槇さんはイチャイチャできないのが不満…
幸典に触れないことにブチきれ、二人のキッカケになった風俗店で幸典にエッチなことをしようと、社員みんなの風俗料金を奢る宣言をしてしまう槇さんの短絡さったらw
愛おしい♪

そんな時、槇さんの弟・コウが幸典を全否定の批判しまくりで…
気に病んで眠れない幸典を拉致り「ホテルでやるか いつもの店でやるか それとも俺んちか」って、やるの一択じゃないか!
こんな風に気持ちも性欲も隠さない素直な槇さんがやっぱり愛おしい♪

そして、こんなおちゃらけた後に「もっと俺を使え」と寂しい本音を漏らし、遠慮する幸典に「あんたのもんばい」とさりげなく言っちゃう!

「あんたのもんばい」この殺し文句は一生忘れない!
キャラが幸せになってくれたらそれで良い、私は傍観者としてBLを楽しんでるけど、この殺し文句を槇さんから言われた幸典にちょっと嫉妬しましたw

本作は、弟・コウがキーパーソンで、父親を亡くして自立しなきゃいけなかった槇さんの過去を描いて人となりを深め、幸典がラスボスのコウに認められて、帰ってきた土地で槇さんと一緒に生きていくところが見所だと思うんです。
マンガのストーリー運びも絶妙で、次から次へとページをめくりたくなって引きこまれる話です。

でも、私には槇さんしか見えなかったー。
タキシード着こなす御曹司より、作業着の槇さんのほうがずっとずっと素敵で輝いて見える!

あっ、1巻で幸典が槇さんに言われた言葉を、今度は幸典が槇さんに言ったところは傍観者として萌えました^^
『たかが復縁』でも思いましたが、見多先生の描く男のカラダって、背中や太ももに肉がついているから、血が通ってる躍動感があって、重なり合ってるところがとってもエロい!(←とくに腰回り)
ページは少なくともエロシーンには萌えが詰まってます♪

●「槇さんがいない日」(描き下ろし番外編)
幸典は相変わらず接待とかで忙しくて槇さんとの時間がちゃんと取れてない。
そんな時、「仕事ばっかしてて嫁に逃げられた」なんて話を聞かされ、幸典は不安になって、槇さんに「会いたい」とメッセージを入れると、槇さんは出張で…
出張先で幸典からの初めてのお誘いを見た槇さんは福岡に戻るとダダをこね、まわりは大変そうw
そして夜、槇さんが福岡に戻ろうとすると、幸典のほうが槇さんを追いかけてきた!
もーう、お互い会いたくて、無茶してでも会いたかった人が目の前にいる。
盛り上がらないわけがありません!
幸典のはじめてのご奉仕とか、そ、そ、そんな詳細に描いちゃう?って恥ずかしくなってしまうような、絶品甘さのシーンに仕上がってます^^

あと幸典の横暴父親社長、コウのところのホッコリ社長、ガンコな職人の玄さん、おじいちゃん達も愛嬌があってかわいかったー。

悪役だったコウのスピンオフを望む声も多そー。
槇さんの男たちに、ことごとくチョッカイ出されそうになったコウ。
それもあって、恋愛にはとくにヒネた考えを持ってそう。
もしスピンオフがあるなら、コウには受けてもらいたいなぁ。

というか、愛おしい槇さんをもっともっと見ていたい…


※「char@ Vol.33」にも『好みじゃなかと 2nd』の番外編が載ってます。
ページは少ないですが子供っぽく拗ねてる槇さんがかわいいですよ♪
あと電子限定特典のニブチン槇さんもとびきりかわいいです!

18

やっばい、神過ぎる、死ぬ、死んだ

語彙力崩壊しそうになるくらい、何度もキュン死発作に見舞われた。
死ぬ。死ねる。胸が苦しい。

とにかく槇さんがチョーーーーーーー好き!たまらない。

なにあの人。
ちょっとだけ強引な癖に、「あんたのもんばい」「次がまちどおしか…」とかボソッと言っちゃうのズルイ。ほんとズルイ。
画面(電子なんで)から彼の低いボソボソ声が聞こえてくるようで、そのたびにギャー!と萌え転がる羽目に。

2ndでは槇さんの弟も登場して、取引先のちょっと気難しいやつとして、幸典に何かと突っかかりダメ出しを連発するのだけど、これがまたイケメン。
槇さん曰く「似てるやろ」とのことで、へぇ槇さんの若い頃ってこんな感じだったんだぁ、でも今の少し渋み増してる様子もたまらんなぁとか二倍楽しめました。

そして幸典。
真面目な二代目として普段頑張ってる姿から想像できないほど、槇さんに抱かれるときはエロいやらしくなっちゃうのー!!
彼の見せ場は、あえて方言で喋ったあのシーンで決まりでしょう!
指舐めるだけなのに、どうしてあんなにエロいの?こんなに色気のある人だったっけ?一巻よりもパワーアップしてるし、意外とこの人魔性だと思う、メガネ外したとき限定で。

描き下ろしもエロかったし、幸典がするフェラときたら史上最高にエロいと思う!目が釘付けですよ、思わず。
そしてお互い惚れ込んでる様子がとっても良かった。

お仕事BLとしてもきっちりと描かれているので読み応えがあるし、文句なしです。
一巻で感じた「まるまるこのカプの話が読みたい」という点も叶えられたし、満足、満足。
本当に文句なし。神過ぎる。やばいわ、この本。
そして続編希望&槇さん弟のスピンオフ希望。

15

おっさんず らぶ

いやあ~、面白かった!
オッサンずラブたまりません!ちょっと今、マイブームになってるんですが 某ドラマも始まりますし…最近めちゃくちゃ急上昇ではないでしようか!

私はどちらかというとやたらと綺麗な絵柄が好みだったのですが、なんとも男くさいオッサンが恋する姿はなんて純粋で可愛らしいんでしょう。
仕事もきっちりこなしますし、ファンタジーではあるのですが、日常がある意味リアルで身近な感じがします。
脇を固めるオヤジさんたちがまた良い。
前作で新たな魅力を発見し、続編が発売されるのを楽しみにしておりました。
いざ、読ましていだたきますと期待を裏切られる事無く、一人一人のキャラ設定も詳しく描かれ、前作より更に深読み出来ます。

{たかが復縁}もそうですが、魅力的なオッサン描かせたらナンバー3に入る作家さんではないでしょうか。
久々に発売日当日に買いに走ったんですけど、使った労力分を上回る、満足出来る一冊でした。

6

萌え滾りました…!

前作も神でしたが、続編もやっぱり神でした!
好きすぎて、電子が出たら電子特典目当てに電子までも買ってしまいそうな勢いです。いや買うだろうな(笑)

福岡に戻った幸典が父の仕事を継ぐために奮闘するのですが、なかなか思う通りに仕事ができません。
そんな中、取引先勤務の槇の弟から仕事面でも兄の恋人としても認められないと言われて…と話が進みます。

とにかく幸典が頑張ります。
自分が未熟なところをちゃんと分かっていて、少しでも認められるよう一生懸命なんです。
槇はそんな幸典を適度に甘やかすのが上手で、幸典への愛いっぱいで益々素敵で、それでいて幸典の事になると子供っぽいところが可愛すぎでした(〃ω〃)

弟が何故槇と同じ会社に居ないのか、とか槇家の事情も分かります。
結果的に幸典は弟と和解できたのは幸典が何事も誠実に一生懸命に頑張ったからで、その頑張りがちゃんと報われるのが嬉しかったです。

今回Hは書き下ろしを含めると3回もあり、今回も幸典が色っぽいです!!
最初のHでは(おそらく)無意識の煽り、問題解決後のHでは幸典のお誘い、書き下ろしでは幸典のフェラとデレが見られて、槇じゃなくても滾ります(*´Д`*)
真面目な普段とのギャップにやられるわ〜。

待望の2ndでしたが、是非是非3rdも4th…も読みたいです。
とりあえず、2nd(勿論前作も)は最高でした(*´ω`*)

10

良い攻め

攻めの槇さんがオッサンなのにわんこで健気でとてもいい。
こう言う大人の攻めが大好きです!

1

控えめに言って最高です(^////^)

あああ…続編ありがとうございます
ありがとうございます…(;///;)

最高です。バリ最高。
五体投地でひれ伏したい。

まるっと1冊「好みじゃなかと」が詰まってます。
本が分厚い!
たっぷり読める嬉しさこの上なし!
描き下ろしはなんと27Pもあるよ!
もぉもぉずっとニヤニヤしっ放し♡♡
エロス度も上がって堪らんッッッッ////

ーーーと、テンション上がりっぱなしで読みました。
すごく良かった。面白かった。


さてさて。
実家の工場を継ぐために帰ってきた幸典。
しかし仕事はなかなか思うように行かず、忙しい日々を送ってます。

近くに幸典がいるのに手が出せない槙さんはサイドで業を煮やしジレジレw
手伝う素ぶりでさり気にセクハラ!
突然投下される甘さ!
はぁぁぁ槙さんの色気が堪らん(∩´///`∩)

そんな中で、取引先の営業マンから幸典は難癖つけられます。
その営業マンはなんと槙さんの弟。
兄とはまたタイプの違う素っ気なさとハッキリした物言いに幸典は振り回される中で、
取引先の職人さんとの交流や、槙さんの家庭事情に触れることになりーーーと展開します。

今回も工場経営の大変さや職人に焦点を当てた内容です。
が、これは続編♡
そこかしこで槙さん×幸典のイチャイチャが見られてめっちゃ萌えました!!

1巻の例のソープもまた登場w
久しぶりの逢瀬に盛り上がるラブラブエッチ♡♡
幸典の天然誘い受けがすっっっっごくエッチい(∩´///`∩)ウヒャー
今回は描き下ろしも含めてエッチが3回入るんですよ。
ガツガツ槙さんも幸典の色っぽさも爆発してます╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

槙さんが子供っぽく拗ねたりゴネたりするのも可愛かったです。
大きな子供みたいなオヤジなのに、頼もしさは抜群で、背中に広さにトキメく。
仕事でいっぱいいっぱいの幸典をガス抜きさせたり大人だなぁと思いました。

幸典も幸典で、仕事面は壁ばかりだけど昔のように逃げの姿勢はなく。
「社長の息子」でシラっとした空気に直面しても弱音吐きつつ戦ってます。
カッコいいです。
2人が共に支え合う関係にトキメキます。

また、槙さんの弟が登場し、兄弟間のやりとりにはジンワリもらい泣き。
お兄ちゃんカッコいいなぁ…。

描き下ろしはイチャイチャたーっぷり♡
むしろイチャイチャしかなかった!!
"幸典特大デレ"には槙さんの頭が吹っ飛んだw
槙さんがとっても幸せそうだヾ(*´∀`*)ノ

テンション上がったままレビューすみません。
読み返しても胸の高鳴りしかないです。
はー最高(∩´///`∩)大好きです!

29

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