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表題作愛されててよ

佐藤一朗、東京都下某区役所戸籍謄本課勤務の公務員
大仏伊吹、トラブルを抱える駆け出しのダンサー

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

区役所勤務の佐藤は、トラブルを抱えた美青年・伊吹の相談に乗るうち、惹かれていくが…。大人気慈英&臣シリーズスピンオフ!!

作品情報

作品名
愛されててよ
著者
崎谷はるひ 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
しなやかな熱情
発売日
ISBN
9784344835542
4

(43)

(18)

萌々

(15)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
173
評価数
43
平均
4 / 5
神率
41.9%

レビュー投稿数7

シリーズ未読でも読めたスピンオフ作品

18年続く作品のスピンオフの更なるスピンオフとの事でしたがこの作品でも独立しているようだったので、シリーズ未読ですが読了しました。

前情報あまり無しで読んだのですが、ノンケ×タチ専だと気づいた瞬間の興奮が凄かったです。受である伊吹は長身でイケメンのダンサーですがとても可愛らしかったです。
攻めである佐藤くんは名前は普通で公務員。一見普通で真面目くん?と思いきや心の太さが尋常じゃ無かったです。強靭。恋をして少し意地悪な感じになるのも可愛かったです。
エロは今回はちょっと薄め、かな?

シリーズを読んでみたくなりました!

1

結局、顔なのね

崎谷先生の~情シリーズにつながる新カプの新シリーズ。
多分新刊発売時に購入して積んでいたのを、更に続編が出てこれも積んでいたのを発掘したので、遡ってようやく読んだ。
それにしても、崎谷先生の本自体、すごく久しぶりに読んだ気がする。
慈英と臣の~情シリーズ関連作と言っても、彼らは全く登場しないし、今作の主人公との関わりもごく薄いので、独立した作品として読んでも大丈夫(「あどけない日々はめぐり」は読んでおいた方がいいかも)。
この、どこからどう考えても安元さんの声でしか脳内再生されない佐藤君が、結局同性と恋に落ちるお話。
182㎝のタチだったダンサーの伊吹くんが、192㎝と初めて自分より背の高い公務員の佐藤君と出会って、愛されたり、甘やかされたりを覚えていくラブストーリーの本筋はおもしろかったです。
そして、伊吹君は、佐藤君への恋を自覚後も、自分が受ける側になるとはなかなか思い至らず、エロに到達するのはかなり終盤にになってからなのでエロ自体の分量は少なめです。
が、そこは佐藤君が相手なので、それなりに濃厚でした。

1

スピンオフ作品ですが本作読んでなくても楽しめました!

スピンオフ作品とのことでしたが本作は全く読まずに手を出しました。理由→カバーがめちゃめちゃ好みだったからです。
読んでみてカバー通りの素敵なカップルに(なり)久しぶりに読んでてニッヤニヤしてみたり、ホワワワ~~~ンとした気持ちになりました。
トラブルを抱えてた受けの伊吹くんは身長が182㎝という高身長でもともとバリタチだったようですが…(ニヤリ)攻めの佐藤くんは伊吹くんよりもさらに高い192㎝で身長が大きいだけじゃなく懐もデカイデカイデカイ。
受けの伊吹くんはトラブルだけじゃなく妹からのきっつい言葉で傷ついちゃってるわけですが、そういった悩みも辛さも佐藤くんのビッグな心&愛情で少しづつ少しづつ解決していきます。
佐藤くん、ほんっとに素敵です。もちろん伊吹くんもカッコイイです。
体格差のあるカップルに萌えを感じるのですが、でっかいカップルも悪くない!と、なんか刺さった気がしました。

タイトルの「愛されててよ」は佐藤くんの言葉かなぁ~と妄想しながら顔のニヤつきが止まらない作品でした。

2

自称地味なイケメン公務員×派手な見た目の訳ありダンサー

「あなたは怠惰で優雅」を読んだときにはそれほど強い印象には残りませんでしたが、ドラマCDで安元さんの声で聴いたら人物描写が急に印象深くなりその後が気になった珍しいキャラです。

「あどけない日々はめぐり」で久々にその名前を見たとき、真面目できっちりしてて相変わらず碧にいいように使われちゃってると懐かしくなりましたが、そんな彼にもやっと彼にもいい出会いがあり嬉しくなりました。

佐藤くんは誰にでも優しくて面倒見がいいおおらかな人柄ですが、恋人には「私にだけ特別」感がないせいで長続きしないと言う不憫な性格だったんですね。
でもそれはきっと、特別にしたい相手に出会ってなかったんじゃないか思いました。

そんな佐藤くんが出会った相手は駆け出しのダンサー。
大きくて踊っている時にはセクシーでキラッキラしてるのに、素のときは結構ヘタレで天然さん。
そういうギャップに佐藤くんは萌えたとか。

無意識で惚気るセリフが面白かった。
碧・朱斗も呆れるやら笑うやら。

伊吹の妹の気持ちが全くわからなかったです。
兄がゲイだと知って以来ずっと罵詈雑言を浴びせ続ける偏狭で自己中な女性です。
言い過ぎちゃってごめんなさいで済ませられるほど軽いものじゃないでしょうに。
それが元兄の恋人と結婚するとはどのような心境の変化か。
夫になる人が兄に抱かれてたのはいいの、だって彼が抱くのは私だけだからっていうのも、なんだかその方がずっと嫌な気がしてしまったのですが人それぞれですかね。

これからも佐藤くんは夢に向かっていく恋人を見守って穏やかで優しい時を送っていくんじゃないかと思いました。

3

佐藤くんが幸せになった…

「あどけない日々はめぐり」に引き続き、久しぶりの崎谷先生のご本!
ページ数も多くて読みごたえありました。
エッチシーンはそんなに多くなくて、出会って、ゆっくり歩み寄って、結ばれるところまで、優しく丁寧に紡がれていた印象です。
読了後、物語を読んだという満足感がありました。

攻め様は「あなたは怠惰で優雅」に出てくる佐藤くん。
慈英&臣シリーズのスピンオフのスピンオフになりますが、慈英&臣は登場しません。碧と朱斗は出てきます。
受け様は新キャラで、ダンサーの伊吹。
イケメンで高身長で、ダンサーだからセクシーな身体つきしてて、でも性格がかわいい。
派手な外見に反して、真面目で素直で、ちょっとヘタレでほっとけないタイプなのです。

面倒見のいい佐藤くんと相性ぴったりで、この2人はこの先もラブラブで穏やかな日々を重ねて行くんだろうなとしあわせな気持ちになりました。

4

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