小説Dear+ Vol.69 2018ハル号

渡海奈穂先生のデビュー20周年記念特集号

渡海奈穂先生のデビュー20周年記念特集号でした。先生のインタビュー、「運命かもしれない恋」のカレーレシピ、４名の先生のお祝いコメントも楽しかったですが、文庫既刊リストで自分が好きな作品に先生のコメントがあったのが何より嬉しかったです！

巻頭カラーの高校生ＣＰ「それは秘密の方がいい」は一癖のある攻と、ある意味頑張っている受に、受の元彼女が意外な方向で絡んできて面白かったです。スマホつきつけられた伊沢のイラストが個人的にはツボでした。あの表情はいい…。

ジョン・C・ハウザー先生の「バレンタイン・シャワー」の妙な主人公も良かったですが、仕事人大好きな私が今号で一番好きだと思ったのは、海野幸先生の「ご先祖様は吸血鬼」。吸血鬼に興味がない方でも、食が好きな方にはおすすめだと思います。ごはんの描写がそれは美味しそうでしたし、不味いのもダイレクトに伝わってきました。Ciel先生のイラストも攻の色っぽさが表れていて素敵でした！

橋本先生の表紙イラストも素敵でしたし、今号はおすすめだと思いました！
ただ、鳥谷しず先生の「捜査官は愛を疑う」はまだ続きです。