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醜い純情バケモノ×美形中年ビッチ
普段はBLっぽさが薄めだと物足りなさを感じる私ですが、こちらは何故かめちゃくちゃツボにハマりました。
ケモ耳でも獣人でもなく、バケモノがガチです。
顔も受けしか見ていなくて、読者は想像にお任せ。
でも、とにかくこの攻めが愛らしいんです!!
人間にもバケモノにも恐れられるカヴォ。
たまたま助けた受けは、自分を怖がらない初めての存在。
そんな受けは、旅人で性にだらしないけれどバカではなく、バケモノでも平等に扱う。
そう…この中年受けが私のモロタイプ受け!!
これが子供や若い人だとまた違う感じになってしまったのかもしれませんが、中年だからこそ最高の組み合わせだと思います。
性的な描写が一つもないので、ファンタジーに少しBLを足した感じが本当~~にちょうどいい!
アニメ化にしやすそうなお話だなぁと思いました。
見どころは、なんといってもカヴォの可愛さ。
ツンツン、人を恐れていたカヴォが受けと過ごすうちに恋心が芽生える姿が一途すぎる。
何もかも初めてで自分を受け入れてくれた唯一の受けを好きすぎるんです。
受けと離れたくなくて生まれ育った森も捨てて一緒に行きたいと言うんです。
そういう設定が好きな人にはオススメです。
絵も構図も世界観もとても綺麗で、カヴォのバケモノの姿も難しそうなのにしっくりきて違和感ゼロ。
読み終わってもう一度読み返しました。
カバーデザインが素敵、読みやすい作品でした。
大型獣人と人間コンビは他作品にもありますが、相手は幼気な可愛い子でも番でもなくミドルでビッチ、というのが変則的です。その対比がとてもツボでした。
カヴォが誰とも話せなかったのに意思疎通バッチリですし、リアンが薬草を求める旅人なのにどうして革靴とスーツなのか(娼夫だから、追われている故の変装にしても他にあるでしょう)だったり、ミドル故の知識や言葉遣い等の設定はなく、中世的な雰囲気や森の景色も、綺麗に描かれているのですが、世界観の作り込みが割と浅めで物足りなかったです。
それが読みやすさでもあるのですが。
特色ある台詞やシチュエーションがなく、カヴォにとってリアンは、初めて怯えられず会話ができた人間として特別なのは分かりますが、それ以上に思いを寄せるきっかけとなる台詞や仕草が欲しかったです。
ビッチな割に情事にふける描写も表情もないんですよねぇ。
「見た目は醜いが純情で心優しいバケモノ」に惹かれて購入しました。
なので最初からカヴォ贔屓ではありますが、もうほんっとカヴォが不憫でなりません!リアンのクズ度が高すぎる!
毎朝違う人の移り香をこさえて帰ってくるリアンにカヴォが不満を言う場面。
確かに旅についていきたいと言ったのはカヴォでリアンはただ受け入れただけですが、あんだけたらしこんどいて「私がお前を望んだわけじゃない」て…酷いです。
けれどその通りなんですよね。だからリアンのことクズだなぁとは思っても嫌いではないです。
でもでもカヴォだけを見てほしい!だってあんなに健気で優しくて可愛い生物他にいないでしょ!?
あらすじや表紙の感じで二人のほのぼの旅日記だと思っていたのですが、リアンは誰かから追われていて過去に何かあったようです。
予想外の展開にドキドキしつつ2巻も楽しみたいと思います。
ビッチなおじさん・リアンと見た目は恐ろしい魔物のカヴォ。
二人が出会い、共に旅するところから展開していく物語です。
私はリアンが苦手でしたが、とにかくカヴォの健気さに萌えました^^
寂しくて優しい魔物のカヴォが本作の主人公であり良心です。
森で数人の男に襲われたリアンをカヴォが助ける形で二人は出会います。
襲われていたと思ったら、ビッチなリアンはお楽しみの最中だったよう^^;
白髪で紫色の美しい見た目をしたリアンーー
とはいえ、こちらただの初老の男なので、
なぜそこまでモテモテなのか分かりかねます(^◇^;)
しかも、この年?にしてワンナイトを楽しむほどお盛ん……
そんなリアンに恋してしまったカヴォがとっても健気で不憫。
街中ではリアンの影に潜んで過ごし、
夜な夜な遊び歩くリアンを苦しいながらも見送るしかない……
挙げ句の果て、森に帰れば?と突き放すリアンには怒りしか感じませんでした( *`ω´)
何者かに追われるリアンを助けたのは、
ひっそりリアンを見守るカヴォ……
リアンと離れるのが何よりも辛いカヴォは、
森に帰らずリアンのそばに居ました。
どこまでも健気で献身的なカヴォと、自分本意なリアン。
二人にラブ要素はまだないのですが、今後どうなるのかーー?
引き続き何者かに追われるリアンーーというところで次巻へ。
二人の体格差がすごいので、ラブに発展した時のHはどうなるのだろう?と、今から要らぬ心配をしています^^;
オジサマほいほいにすぐ捕獲されてしまう私。
タイトルもインパクトがあるし、表紙も印象的だし、中年のビッチなオジサマが主人公だなんて、読まずにはいられないわと即購入。
確かに、オジサマはかなりの遊び人で、男女問わずぽっと赤面させるは、気持ちイイことを堪能しまくるは、やりたい放題という設定なのですが、実際にはエロ〰️い場面がないせいか、読み終わってみると、むしろオジサマの魔性の魅力より、見た目は醜い魔物のカヴォの可愛いところばかりが印象に強く残りました。
恐ろしい見た目ゆえに、他の魔物にさえ近づいてもらえず孤独に生きてきたカヴォが、初めて触れる人の優しさに喜びを感じながらも、オジサマのちょっとエッチな振る舞いに右往左往する姿はめちゃくちゃ可愛いいし、すげなくされて悶々とする姿には切なくなるし、冷たくされても側にいたいと思う一途な想いにはきゅんとくるし。
ビッチなオジサマでエロを堪能するつもりが、ピュアな魔物に癒されてしまいました(笑)