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表題作恋するサノバビッチ

小岩井晴海、大学生、20歳
白田みのる、家なしのビッチ

同時収録作品恋するサノバビッチ

鏑木、ヤクザ
白田みのる、ビッチ

あらすじ

ドラマCDがコミックスと同日発売
&主演キャストによるWEBラジオ配信をする
Canna×フィフスアベニューの特別ビッグプロジェクト☆

大学生の小岩井晴海は、裕福な家庭で真面目に育ったが、
順風満帆なはずの自分の人生に違和感を持ちはじめていた。
そんなある日、道に倒れていた男・白田みのるを助けようとしたところ、
「セックスしていいから家に泊めてくれ」とせがまれて…!?
ドラマCD収録レポ2p+描き下ろし11pを収録した大ボリュームでお届けします♪

作品情報

作品名
恋するサノバビッチ
著者
ためこう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829686072
3.5

(77)

(12)

萌々

(33)

(21)

中立

(5)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
7
得点
260
評価数
77
平均
3.5 / 5
神率
15.6%

レビュー投稿数7

良い変化

何度目かのトライでやっと最後まで読めました。

ほだされビッチ受け?ビッチ受けは苦手だったのにみのるだと平気、むしろ好き!

晴海が順風満帆な人生で顔もイケメンで、優良物件だけど中身はつまんないと女子に言われる童貞くん。
自分ってなんだろう…変わりたい!と思ってたところに!?

いやあ、すっかりこちらも晴海と一緒になって騙されました。すごいんですね、今どきの美人局は。

でも晴海は騙されてもビッチでもみのるに手応えを感じて。彼がいいんだと。
みのるも晴海だけはと変わってしまい。

良いお話でした。特に最後のみのるのノロケ話とか。
設定も二人の境遇も重くなりすぎず、それって自業自得じゃ?とか自分次第では?なところもあり。それが二人が出会って良い影響を与えあって変われて良かったです。

0

ビッチなセックススター白田くんが真面目な御曹司と幸せになるまでの物語

ためこう先生の本の中で一番好き・・・かも。
この先にもっと好きな作品が出てくるかもしれませんが、今一番好きなのはこれ。

登場人物がすごく魅力的。

受が活きの良いビッチ。強気!体一つで生き抜いてきた男。
攻は真面目。イケメンなのに真面目過ぎて「つまらない」と言われたことがトラウマになっている。
(わかるよ。)

攻めは受けにカモられてグイグイ迫られ、そのまま流されるかと思いきや
「セックスは好きな人としたい」ときっぱり突っぱねます。
攻めは受けの事をクソビッチと言って拒否反応を示しますが「お前案外おもしろい」と言われて思わずひきとめてしまう。

白田は、男性風俗店?のおじいさんに向かって「誰だおっさん」と言うのですが白田のこういった超強気な姿勢やセリフが大好きです。

そのまま命じられて偽装セックスするシーンで、ドン引きして抵抗している晴海を言葉だけで絡めとって音を聞かせて陥落する手腕は見事でした。

白田はエッチが好きなだけではなくてプロなんだ、一流のプロなんだと感心しました。

受けの白田は、攻めの晴海の先読みして考え込むクセを一蹴してくれる。
二人は良いコンビだなと思います。

晴海は実は御曹司。自分の親の会社を白田に紹介して勤めさせようと画策。
白田が晴海の意向を飲んで面接(というか両親と対面)した所にびっくりしましたがその場でもやっぱり白田節は健在です。
逃げ出す二人。

自分の体裁を押し付けた事を謝罪した晴海に嬉しかった。と答える白田。
好きな人のために変わってくれるなんて…とこの辺は毎回涙目で読んでいます。
ティルドを探しながら(オナニーするために)
「お前の望み通り変わってやるよ」
という白田。セリフがとにかくカッコいいのです。

白田が遊園地で過去を話したとき、晴海が白田に厳しい言葉を投げかけるのですが
(恋心を実感しつつある中、厳しく言える晴海もえらい)
「お前ならそう言うと思って話した」という白田。

晴海が白田に告白するシーンも見事です。
白田と共に過ごすうちに、白田に負けないくらい強くなっている晴海。

長くなってしまいましたが、なんだかうまく文章をまとめられないのですが、
ラストは大団円でハッピーです!
幸せなセックスもあります。
全てがうまく回収されてしまう、漫画のようなストーリー。
漫画のだいご味だなと思いました。

のちに、ためこう先生は結城くんというバリタチのセックススターを生み出されますが
白田は受け界のスター。
身一つで質の悪い変態と対峙して生きて帰ってくるだけではなく、改宗させてしまうという・・
ビッチってすごい!と見方を変えてくれた作品でもあります。

1

うーん。

ストーリーもキャラクターのビジュアルも確かにためこうさんなんだけど、キャラ設定だけなんだか違う?という印象。
ドラマCDありきで、あとがきにちらっと書いてあるように「CDに寄せて〜」とあったので、それのせいなのかなと。
小岩井くんもうちょっと深掘りしてもらわないと人となりが全く分からない…。優しくて人が良いのは分かるけど、それだけでラストまで辿り着けるものなのか…ちょっと腑に落ちない。

1

ストーリーはお見事

 ストーリー構成はさすがためこう先生といったところ。次から次へと、そうくるのかと驚く展開を見せてくれます。行き倒れの見知らぬ人物を拾うところから始まるBL作品は多々あると思いますが、今まで読んだどの作品とも異なる先の読めないストーリーとなっていました。ただ、ストーリー自体には唸らされたものの、どうもキャラの組合せに感じる萌えが少なかったかなぁという印象です。個人的な好みの問題かもしれませんが…。今更ビッチに抵抗感もまったくないですし、受けの白田の強かさや馬鹿っぽく振舞っていても意外と頭がキレるところはむしろ好みでした。どちらかというと攻めの小岩井の方ですかね。お人好しな性格だからと一言で終わらせてしまえばそれまでなのですが、序盤からあまりにも白田の都合の良いように動き過ぎて、白田を本当に好きになった時の感動が薄いというか。童貞攻めにも特に抵抗感はないのですが、あまり魅力を感じることができませんでした。白田を手懐けていたらしい鏑木との過去の方が気になりましたね。ただ、これは完全に個人的な好みの問題なので、ためこう先生らしいストーリーを求めている方は十分満足できる作品だと思います。

2

うーむ………

ためこうさんのポップ系作品「なつめくんはなんでもしってる」「僕のセックススター」が好きなので、間違いなくそっち系と思われるこの作品もめちゃくちゃ楽しみにしてました。

作品発表と同時にCD販売も決まっていて鳴り物入り!って感じだったので、どんな作品なのかとすっごく楽しみにしていたんだけど、正直なところなんか微妙…としかいいようがなかったです、本当に本当にごめんなさい。

童貞おぼっちゃま攻めとドビッチ受けという組み合わせで、ビッチパワーに巻き込まれていく童貞、そして
まっすぐに生きてきた真面目お坊っちゃまの童貞パワーから逃れられないビッチという関係は良かったのですが、ところどころでダーク系ためこうさん思考が見え隠れするところが私には合わなかったです。

例えば連続殺人鬼の外科医が登場しちゃうとか、バニーボーイのお店を経営してるキモいオヤジの登場とか、攻めの目の前であえて受けを犯しちゃうヤクザが登場するとか…etc.

そして私はためこうさんの絵がとっても好きでとりあえず絵が見たくて作家さん買いしてるようなところもあるのですが、攻めの父親の顔がまったく中年には見えないのにはガクーっときました。
キラキラ顔に皺だけ足しているので、まったく中年に見えず、かと言って美中年にも見えず…。

辛口ですみません。

2

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