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表題作プリンス・ノワール

徳江工,徳江組二代目組長
勝瀬時雄,工の世話係で若頭

同時収録作品プリンス・ノワール

黒田美智留,徳江組幹部
勝頼時雄,徳江組若頭

その他の収録作品

  • Bomus track
  • あとがきみたいなもの
  • カバー下 設定資料

あらすじ

若くして徳江組の二代目組長となった工は、
襲名して早々事故に遭い、記憶が退行してしまう。

それにより性への知識も真っさらになってしまったが、
元より“オンナ”役も務めていた若頭・勝瀬が奉仕してやると、
苛立ちや寂しさを埋めるように、度々その身体を欲するようになった。

勝瀬は組の内外に記憶退行の事実が漏れないよう努める中で、
出会った頃からすでに影を背負っていた工の、本来の明るさを垣間みる。
しかしその人が変わったような違和感に、組内の対立派閥も気づき始めーー。

中身は“子ども”の組長と、その“オンナ”の若頭。
すべての欲が絡み合う、究極の主従愛。

描き下ろし7ページ収録! 

作品情報

作品名
プリンス・ノワール
著者
りーるー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
ISBN
9784801962743
3.5

(77)

(20)

萌々

(30)

(9)

中立

(12)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
16
得点
259
評価数
77
平均
3.5 / 5
神率
26%

レビュー投稿数16

当て馬キャラの名前が最後にわかった時、一番きゅんときました

本編、記憶喪失により幼児退行した攻・工、年上のお世話係かつオンナの若頭な受・勝瀬のお話です。

勝瀬の人の良さがめちゃくちゃ出てました。
ある日突然、世話役押し付けられて、あそこまで心身注げるんですから、勝瀬の懐の深さは相当だなぁと思いました。

工は、めちゃくちゃ可哀想です。
幼児退行した工も可哀想なんですが、記憶喪失で失われてしまった方の工の人格がひときわ可哀想だな、という印象を受けました。
彼の人格が戻ることはないのかな……。

Hは、とてもよい筋肉です。
アングルも最高で、ちょっとバイオレンスな感じの行為が、大層えっちです。とても良き!

当て馬キャラ・黒田。めちゃくちゃいいキャラクターですね。
名前知った時、なんてぴったりな名前なんだと思い、感動しました、君主役獲れるでしょ!?!?レベルです。
なにより、すごく美人です。そして裏がありそう。悪そう。とてもえっち。
時折魅せる表情が切なげで、どうしてそんなに勝瀬に拘るのか、気になることがいっぱいでした。
ミステリアスで悪な美人……是非、スピンオフで受けになってほしい逸材でした。

0

記憶退行ー意外と可愛い?

法律違反の可能性があるということで英語版の発売が中止となってニュースで本作を知りました。そんな「違反性」が気になって仕方がなかったんです。というわけで買っちゃいました。(ちなみにおそらく「記憶退行」ということは引っ掛かっただそうです)

まあ、本作はとにかく可愛いです。心理が子供のままに戻ってしまっても体が大人のままだというのは・・・可愛くない?可愛いでしょう。興奮に対する反応とか、めっちゃ萌えました。

ヤクザ系は好みでも嫌いでもないので、抵抗感とかは特になかったです。絵も綺麗で、本作を読むとりーるー先生の他の作品を読みたくなりました。

1

男臭い家族愛

紙で出ると思わなくて電子で買っちゃった後で知る
【特務刑事オメガパンチ】の紙発売日
本はできれば紙で読みたい派 悲しすぎて朝から『りーるーさん祭り』開催



跡目のために放り込まれた世界のすべてが記憶から消えた

二代目襲名直後おこした事故に取り戻した意識は小学校4年生


りーるーさんね 男性目線の話が読みたくて手を出した作家さんで 読まされるお話はどれも【家族愛】を軸に作られてるものが多くて エロいはエロいんだけど それよりも人を思いやる気持ちを強く出してくる




家族と引き離され 預けられ それでも求めてやまない家族の情

唯一の家族で恋人で……

自分の正体もわからないまま役目だけを務めさせられ その度見える 黒く淀んだ大人の世界は 早く大人になりたいと願った10歳の心をも蝕んでいく

受け止める方もキツいわ
相手は組長の皮を着た10歳男児

引き取られ世話をしだす前の記憶しかないのに 身体に染みついた癖は正気を取り戻しかのよう


仕組まれた事故も抗争も 戻らない記憶に引き金を引いた10歳の怒りと執着

いろんな事があっさり収まり過ぎな気はするけど 悪くない

むしろ ここまで幾重にも重なった欲望と執着を 共に過ごした時間と本能だけでよく引き戻したなと


【どうせ掘るなら深い穴。】【夜明けを待つ君のために】【ひらひら満ちる】【完璧なムスコ】

いままで読んだりーるーさんの家族ものの中で 断トツの男臭い家族愛なのです

1

二度目の誕生

読んだと思っていたら未読だった作品;
一番驚いたのが、りーるー先生が男性だったこと。
男性目線だったのかと思うと、濃いエロや繊細な心理描写にも納得。

本作は、先生の初ヤクザもの。
ありきたりじゃない展開にドキドキワクワクして、あっという間に読み終えました。

事故で記憶を無くしたヤクザの二台目・工。
小学生にまで退行してしまった工の記憶を呼び覚まそうと、身体を使う若頭・勝瀬。
中身が子どもの工にセックスを教える場面は、ちょっとした背徳感を感じました。
多分、記憶は戻るんだろうな……と思いながら読みましたが、そうきたか!というエンド。
あー、これは続き読みたいなあ。
ここで終わってるからいいのかもしれはいけど。

当て馬の黒田がこれまた凄い!
黒田劇場ともいえる存在感‼︎
ムカつくけどかっこいい男でした。

記憶を失っても、積み上げてきたものは揺るがないんだなあ。
勝瀬を信頼する工の気持ちがひしひしと伝わってきた。
どちらが欠けても生きていけない──そんな二人の関係性に萌えました。

2

ショタが地雷でも大丈夫

インタビュー記事ではショタ×オッサンとありますが、外見は大人なので大丈夫でしたー。
作者さまの作品は初読みです。
表紙がシリアスだったので、これはヤクザの切ない系のお話かと思ってましたが、笑いあり、エロあり、ハラハラあり、切なさもありのお話でした。

二代目襲名直後に仕組まれた事故で、小学生に退行したヤクザ工と、工の世話係兼オンナの勝瀬の話です。
作者さんの描く身体がムッチムチでして、ひじょーにやらしさを感じましたね〜。
刺青とムチムチした肉体の相性が良い!

中身は小学4年生だから、母親や妹を恋しく思ったりする子供らしい一面を見せたかと思えば、エロい場面では大人の肉体が激しく描かれていて、何だか妙な気持ちになってしまいましたね…地雷克服しちゃうかも笑
当て馬の黒田もなかなか良いキャラでした。
NTR描写ありますので、地雷の方は注意かな?

命を狙われている工なので、いつか狙われてバドエン展開を警戒していましたが、思ったほどヘビーではなくホッ。とは言え、ヤクザものらしい展開はあり見応えありました。
作者さんの他の作品も読んでみたくなりました!

2

かっこよくて切なくてやさしい、そしてエロい人間ドラマ

りーるー先生の作品に出会いだしたころに購入。
ほのぼのとしたエッチなお話を描く作家さんだと思っていて、この表紙に衝撃を受けました。色味といい構図といい、とにかくかっこいい!

お話は記憶喪失になったやくざの2代目とそれを取り巻く人たちの人間模様。
いろんな「情」が登場して、しかもそれがすべて丁寧に描かれていてすごいです。

やさしさ、切なさ、狡さ、執着…
愛、もいろいろな愛が出てきます。

同時にエロいシーンはとことんエロい。
体格のいい2人の絡まりあいは、プロレスの肉弾戦を見ているかのようですごい迫力でした。
同時に流れる気持ちが美しくて…。
素敵な作品でした。

2

ヤクザものも良かったです

りーるー先生のおじ様が好きです
今作はヤクザもので、ちょっとドキドキしながら読みました

とにかく引き込まれる作品でした
面白い‼︎そしてエロい‼︎
流石です

組の抗争とか妾の子とかヤクザならではの設定が目白押し
キャラクターもそれぞれ個性的で憎みきれなくて、攻めと受けも結局のところどうなの?という感じも残しつつ終わりました

それが、気持ちの良いモヤモヤでこれからどうなるのかチラチラどこかで覗かないものかと思いました

1

本当に救いたかった人 救われた人は誰か?

うわぁーめっちゃ面白かったです!!
テンポも良いしエロあり涙あり、何より物語が深い!!文句なしで"神"付けさせていただきました(^^)手に汗握る作品!オススメです。

2代目ヤクザの事故、仕組まれた記憶喪失
誰の為に、誰がやったのか
誰を守り 誰が救われたのか

黒田の目的は
勝瀬を取り返すためか、地位を得るためか、2代目を2代目から"解放"するためか…。

純粋に勝瀬が守りたかったのは"2代目"ではなく"佐々木工"だったのかな。
ただただそれぞれが、純粋に、1番大切な人を、守りたかったのかなって思いました。

子供ながらに口にする言葉に凄みがあり、大人をもハッとさせる"小学四年生の佐々木工"に、とにかく目が離せません!!記憶は本当に戻っていないのかなぁ…なんて私は勘ぐってしまうことも笑。

ヤクザものの作品をあまり読むことはありませんが、私みたいに読まない人にもオススメ出来る作品です( ^ω^ )

3

もういっちょ欲しい…。

初読み作家さんです。
なんともなまめかしい表紙絵に魅かれ購入した次第です。
ガチムチ系は苦手なんですが、顔が可愛らしくすっきりしているので読みやすく絵は好きです。
只、主人公CPが似ていて見分けがつかないときがあった…。
背中の彫り物もベタだと迫力はありますが、トーンを使ってもう少し繊細にくれたらもっときれいだったかな。

昭和な人間なもので…やくざもの萌えますな…。
坊ちゃんに尽くす世話役設定も実に良いです。
記憶障害で幼少期に戻ってしまった攻めくんが受けに対するとちょいちょい無意識に戻り、男の顔にを出すなんてとこは、超好物でした…。

内容的には面白いストーリーなんですけど、奥の深いシリアスな割には軽くさらりと流せてしまい、ところどころでツッコミどころが多くて結果、残念なお話になってしまったような…。
黒田さんもいい役しています。
でも、打たれるほどの事したか…、あ、待って、もともと工くん、命狙われたんだっけ、なんてハードなところをイマイチ実感が湧かない軽さがあったりして…。

なんかこうした方がもっと良かったんじゃないかって書きだすとものすごく長くなってしまいそうなんで割愛します。

ラストはしびれます。
これはいい!
本当は普通に暮らしていきたかったが、生来のヤクザ気質の工がのしあがっていくプロセスを…これからじゃあーん!!!
これから面白くなるんじゃあ~ん!!ってとこできれいに終わってしまいます。
ああ、続きを…欲する…。
この読んでみないと分からない微妙な残念感と、不完全燃焼に悶え苦しみたい方!!是非、読んでみて下さいな。




2

脱皮を繰り返す蛇のように。

アンソロジーでお見かけして、気になる作家さんだったので、新刊が出たのを機に購入。黒い背景に際立つ赤い刺青、さらには鋭い視線と、非常に目をひく印象的な表紙がめちゃめちゃ素敵(泣)ウキウキしながら読みました。

中身の方も裏稼業ってだけでもおいしいのに、年下組長に絶対服従のワンコ部下。さらにはオジサマ受けで、そのうえガチムチ萌えにはたまらないむちむちボディ。どんだけ私の好みが入ってるの〰️ってテンション上がってるところに、設定もすごいイイ。

望んでもいないのに次期組長として引き取られ色々なことを諦めて暮らしていた過去がすっぽり抜け落ちて、普通の子どもだった小4の男の子に中身が戻ってしまったなんて、すごいおいしい設定。

死んだ魚のような目で心を殺して生きている工の苦しさを誰よりも理解し、寄り添い、愛情を注いで、時に部下として、家族として、恋人として支えてきた勝瀬。
どこにでもいるような幼さの残る男の子の表情に、時折現れる闇を抱えて生きていた頃の男としての工をみつけて戸惑う姿は、読んでいる方もドキドキさせられました。

中身は子どもの工があったかい家族を求めながらも、その度に背中に刻みつけられている大蛇が重くのしかかり、最後には自らの背を撃ち大蛇という苦しんだ自分をも従えた姿は、蛇が脱皮をくりかえし成長していく姿にも見え、末恐ろしさを感じさせました。

そして、エロ、めちゃめちゃドキドキです(笑)
恋人としての記憶を呼び覚ますために、キスも初めてという中身はおこちゃまの工を指南していく勝瀬の姿はめちゃめちゃ滾るし、覚えはなくても身体は気持ちイイと素直に反応してしまう工は可愛い〰️、おいしすぎました。当て馬くんも期待以上にすごいイイお仕事してくれてるし、私の好みを詰め込んだような、1冊丸々おいしいところばかりの作品でした。面白かったです!

9

黒皇子

ゾクってくるようなラストだけど、だからこそ続きが読みたい:;(∩´﹏`∩);:って思うような話でした‼︎
これ何年後かの話がメインであって、そのスピンオフみたいに感じたのでやっぱり続編見たい‼︎
工のオロチ時代が気になります‼︎

あと、工の子供っぽいトコと時折見せる鬼畜っぷりにヤラれた_:(´ ཀ`」 ∠):_
何このギャップ‼︎ヨダレが…


勝瀬が言ってた、「それでもあんたみたいに逃げなかった」っていう事故前の工の想いを考えると少し切なくなりますが…
色んな事諦めて、それでも生きていけたのは勝瀬が居たからなんでしょう。
勝瀬も、色んな事を諦めながらも工が選んだきた道を、いつか記憶が戻った時のために守りたかったのかな…って。
今まで逃げずにきた道を、記憶が無くなった間に全く違う場所に居た。じゃ、勝瀬にとっては今までの工の人生を否定する事になってしまう。って思ったのかなぁ。って

一般人には理解できないような、複雑な世界を再現されてる部分は本当に素晴らしかったです!

4

「主で 家族で 恋人だった」を全否定する物語…

電子単話の刺青背中の表紙に惹かれ、コミックスにまとまるのを楽しみにしてましたが…
こんなに愛情のカケラも感じられないストーリーだったとは思いませんでした。


ヤクザ二代目組長・工(タクミ)と若頭・勝瀬の話。

母子家庭で育った工は、組長の息子だったため、母と妹と引き離され、ヤクザの跡目にさせられる。跡を継がなければ、母と妹に何をされるかわからない。
工は重い枷をつけられたまま二代目組長となる。

そんな風にすべてを諦めさせられた工の面倒を見てきたのが勝瀬で、大人になってからはカラダの関係もある。
帯に「主で 家族で 恋人だった」とある通り、勝瀬にとって工は ”すべて” で、工にとっても、勝瀬だけが唯一の拠りどころだったのだと思う。

そして工は、二代目組長を継いだ途端、細工された車で事故に遭い、子供の頃まで記憶が退行してしまう。
見た目は大人なのに、中身はヤクザなんて全く知らない自由な子供。

子供にヤクザ組長が務まるのか?
事故を仕掛けた黒幕・黒田と勝瀬のかつての関係は?
黒田が勝瀬を取り戻したがっている目的は?
組の実権を握ろうとしている黒田から、勝瀬は工を守ることができるのか?
ストーリーはシリアスに展開していきます…

結果として、全てを諦めた記憶退行以前の工よりも、子供に戻った工のほうが精気にあふれ、とんでもない組長になりそうな予感のある終わり方。


ただ私はこの話は好きじゃない。

著者インタビューでも語っているので、「ショタ攻オッサン受の超齢の差BL」はこの本のテーマなんだと思いますが…
いくら以前と同じことをしたら記憶が戻るかもしれないと煽られたからって、精通も知らない子供に戻った工に、キスやフェラをしかける勝瀬って…
電子単話1話を読んだ時は、ちょっとどうなの?と思うくらいでしたが、全編読んだ後では、工が背負っていかなきゃいけないことを無視した ”暴力” にしか感じられない…
コミカルな話だったら、見た目は大人・中身は子供の勢いが止まらないエロスを楽しめたかもしれません。
でも本作のようなシリアスストーリーでは無理!

記憶が退行したままだと、以前の工は死んだも同然でなにも救われない。
それまでのこと全てを無かったことにされるのはなんだかなぁ…

黒田が勝瀬に言った「おまえが費やした時間のすべてがあのガキには重荷だったとは思わんか?」
記憶退行は事故が原因だったかもしれないけれど、黒田の言葉の通り、工自身が勝瀬と過ごした時間も含めてヤクザとしての人生を忘れたい、そんな希望も作用して、記憶が子供の頃まで戻ってしまったのではないか?
工は勝瀬との関係を否定しているように思えます。

それに勝瀬が本当に工を愛しているなら、組なんて欲しい奴にくれてやって、工を自由にしてあげればいいじゃないか!
組のトップに傀儡が必要なら、組のブレーンが提案してる通り、勝瀬が組長代行を引き受ければいいじゃないか!
それで離れ離れになってしまうとしても、工の幸せを一番に考えるのが本当の愛じゃないの?
どうして勝瀬は、工が全てを諦めた檻=ヤクザ組長に、工を縛りつけておこうとするのか?その理由がまったく理解できない。
献身的に見えて、勝瀬は工自身のことなんてちっとも考えてない!!!
なんて独りよがりな愛情…
そんなの家族でも恋人でもない、ただ自分にとって都合のいい ”主” という名のお人形でしょ!

私には、工→勝瀬、勝瀬→工、そのどちらにも愛情なんて感じられませんでした。

11

いい!

めっちゃいい!
説明できないけど、いい!

ヤクザもの苦手なんだけど、萌えました。

9

背中にしょってるものは・・・

やくざもの。
事故で記憶が子供の時に戻る描写が好き。
なので、行動や口ぶりがまるっきり子供!
見かけは大人・頭脳は子供の某アニメの反対みたいな感じなので、合法ショタ風味も味わえます。
大好きなお母さんや妹と離されて、やくざの父の跡取りとして子供の時に引き取られたので、
色々抑圧されてたんだな~と。
子供らしさがなんか切ない。
そして勝瀬も本来の工の姿を知って更に切ない。

勝瀬と過ごしてきた時間、これから積み重ねていく時間、まだまだ気になります。
一応キレイな終わり方してるけど、もちょっと彼らの物語読みたいな~と。

11

ショタ攻めオヤジ受け漫画!嘘じゃないよ!

コレで終了なのでしょうか…1巻完結じゃ物足りない…
続編とかあればいいのに…と言うか、もっともっと掘り下げて読みたかった!
すごく面白い内容だったからこそ、

もっと長編バージョンで、勝瀬や黒田や工の心理描写が見たかったー><

と、思う作品です!

結局は工の記憶は戻って無いし、中身が小4のままで終わってしまった。
そしてずっと記憶が戻らなかったら、下手したら小4の知能のままのヤクザの組長…
ただ所々に出てくる、小4にはこの表情は無理だろう!という大人っぽい顔。
本当に一切記憶は戻っていなかったのかな?

帯の
《主で家族で恋人だった。》
この過去形の だった 
これがとても勝瀬の気持ちを考えると切ない。
けど読み終わったら新たに進んで行こうという、前向きさのある過去形なのかな?とも思える。

いやー、面白かったです。

11

りーるー先生の新境地

作者買いです。
りーるー先生は、ちょいちょい拝見してるTwitterから人柄の良さが感じられて、その人柄が作風に表れてて大好きな作家さんです。
なので、新境地でヤクザBLと聞いて、ちょっと心配してましたが。

杞憂でした。良かったです。全然ダークじゃないです。

10才でむりやり母親から引き離されて跡目として育てられた工(たくみ)と、工の世話係として十数年尽くしてきた勝瀬のお話です。

「主(あるじ)で家族で恋人」てほんとぴったり。
勝瀬の、全部ひっくるめてこの人じゃなきゃダメなんだって想いがビシビシきます。だから、エロエロだけど、ラブのエロじゃなくて、絆を確かめ合うようなエロに見えます。
エロ中の工が、見た目は大人なのに、表情から頭は子供なんだなって感じる瞬間があって、ショタじゃないのにショタ臭を感じて、りーるー先生さすがだなって思います。

りーるー先生の筋肉、今回も堪能させていただきました。
今までの作品の中で一番大きい2人だったのでは?
特に肩の三角筋と、太ももの大腿四頭筋のデカさがやばいです。
ガチムチなのに艶かしくてエロい、エロいエロい。好き。

当て馬さん見てると、先生のレンコンBLの岩清水がよぎるんです。
目つきと何考えてるか分からないニヤけ顏と執着具合のせいかな?
岩清水を、ちゃんと悪くしてシュッとした感じ。
当て馬さんの最後の表情、なんか切なかった。

あとがきに、先生の自画像で、この作品が思いつくまでの流れが漫画で紹介されてるんですけど・・・

ぶっちゃけ、りーるー先生の自画像が一番の萌えなんですよねー!
(はっはっは、言っちゃった)
メガネのやぼったいおじさん(おにいさん?)、好きです。
いつかリアル握手会行ってみたい・・・。東北からどこへでも行くから。

全サないです。カバー下は主役の刺青の紹介イラストです。
りーるー先生の過去作好きなら、買って問題ないと思います。

24

そういち

購入迷ってましたが「岩清水がよぎる」とのこと!岩清水レスなので買うことにしました!!情報ありがとう御座います!

この作品が収納されている本棚

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