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表題作兄弟失格それ上等(増)

辻芹(旧姓 花椿),21歳,義弟,大学生
辻風介,21歳,義兄,大学生

その他の収録作品

  • 芹の日課
  • 唯一のプライベートスペース
  • カバー下、カバー裏:キャラクターラフ、おまけエピソード

あらすじ

「好きって言う気になってきた?」
両親の再婚によって、大学生の風介と芹は義兄弟になり、ふたりでラブラブ同居生活を送っている…わけがなく、
女の子大好きだったはずの風介が、今ではすっかり芹とのエッチにハマっている。
エッチはするし、やきもちも妬くくせに、絶対に好きとは言わない芹に、風介も意地でも好きとは言わない。
そんなふたりの前に、風介の高校時代のクラスメイト・奥村が現れて!?
風介はふりまわされてばかりでーー
わがままイケメン×チャラ男のどエッチラブ♥
待望の続編登場!!

作品情報

作品名
兄弟失格それ上等(増)
著者
中川カネ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
兄弟失格それ上等
発売日
ISBN
9784813031888
4.2

(141)

(66)

萌々

(50)

(22)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
598
評価数
141
平均
4.2 / 5
神率
46.8%

レビュー投稿数14

当て馬ありき

くっついてからのいちゃいちゃが見られるかと期待したのですが、それはほぼ終盤でした。

BLの続編の当て馬登場率ってどれくらいなんでしょう。
やっと両思いになったと思ったら、新キャラ当て馬が出てきて、嫉妬させて、揉めて…雨降って地固まる…完全にテンプレ化している。この波いつまで続くんでしょうかね。
ま、おもしろければいいんですが。
ただ、今作の奥村も和久井も魅力ないし、やることがイカれているので、ストーリー的にも微妙に感じました。すみません。
奥村が風介の髪を切った時、風介はもっとビックリしたりドン引きしたりキレたり、なんでこんなことするのかと詰め寄るのが自然だと思うのですが、穏便に済ませたのがしっくりこなくて。友達だからかもだけど。でも意味不明の異常行動じゃないですか。そこがとても気になってしまいました。

芹と風介、どちらも好きと言ってもらいたいのはかわいかったです。
お互い態度で伝わっているのに!と言い合うのが萌えでした。
そんな意地っ張りの2人が素直になるため、アホの風介がトラブルに巻き込まれるというお話でしたね。

0

一冊丸々ヤキモチ

中川先生の作品が大好き過ぎて、ツボ過ぎる。そして、こちらの作品はホントツボです。
前作から二作目のシリーズ。
21歳同士、親の再婚で兄弟になったけど、身体の関係も繋がった芹と風介。
もうしょっぱなからHありの濃ゆ〜い内容です。
身体だけで、まだ付き合ってはいない。←ここ大事。
心は互いに好き合ってるのに、素直になれなくて、今回当て馬役で風介の高校の頃の友だちや、以前からお世話になっていた先輩が出てきて、芹はヤキモチ。風介がアホなので、心配になるのが分かる。
でも、何やかんやあって、最後がホント良かった!!
芹が軽々風介を持ち上げて連れ去るとか、もう!鼻血吹きそうになりました。

続編もあるので、ぜひこのシリーズたくさんの方に手にとって貰いたいです!

0

執着勝ち

2巻の始まりからエッチです(//∇//)

どっちから好きって言うか言わないかの攻防戦で決着がつかずに終わった1巻。2巻ではついに決着がつきますが、2巻の内容は当て馬くんが登場の回。
この当て馬くん…見た目は奥手で陰キャですが、風介に秘めたる劣情はなかなかのもの。それというのも、風介の先輩の幼馴染みらしく、何やら風介に良からぬことを企んでいる様子…。

風介大好きアンテナが常にビンビンに張りまくっている芹は、風介に危険があることを知らせますが、芹からの強い執着愛とヤキモチのせいでケンカ中の2人…風介は聞く耳を持ちません。

案の定、媚薬的な薬を飲まされて裸にひん剥かれた風介に身の危険が!でも芹が間一髪のところで助けにきます。風介の身体の熱を鎮めるために入ったホテルで、風介の方からついに芹に好きだと告白。

身も心も芹のものになった風介は芹に愛されまくりました。あんなに自分から好きだと言わなかった芹は、好きの解禁。それはそれは風介に好き好き言いまくります^ ^♪

風介に絆されて付き合って欲しくなかったから、という芹の気持ちも分からなくもないけど、結構強引でしたよね(笑)分かりやすーい嫉妬と、風介への甘えとエッチ。
特に2巻は当て馬くんが登場したので、芹のヤキモチがすごかった。芹のヤキモチがなんだか可愛くて、スパダリ雰囲気あるのに余裕のない感じがギャップ萌え。
最後は結婚にも言及していたし、本当に風介のことが好きなんだなーと(^-^)
2人が対面座位で抱き合ってキスをしているシーンがとてもキレイで素敵でした!


当て馬の奥村と風介を罠にハメた先輩・和久井の行く末が気になったので、いつかこの2人のストーリーを番外編等で描いて欲しいなと思いました。

0

二巻ならではの当て馬登場

1巻で終わっても良かった感じでしたが、2巻では両思いになってからの当て馬で一波乱、な展開でした。

お互いHはしちゃうのに心がおいついてきてない(主に風介)ふたり。芹は風介が好きで独占欲丸出しになってきます。
一方の風介は、今から恋愛の勉強開始、といった感じでまだまだウブ。少女漫画で学習しようとするあたりが可笑しいですが、今後の伏線に。。

さて、当て馬は同級生の黒縁メガネ真面目男、奥山。
事件を起こすのは、その幼なじみ。単に嫌なやつというよりは、この奥山のことが好きという設定のようで、これで動機付けがされています。
ピンチの風介を救う王子様芹という構図~

恋愛では乙女な風介ですが、きっぷがよく人を恨まないさっぱりと男気があるところも魅力でした。

0

スピードアップ/パワーもアップしてる続編

1作目が思ったよりギャグ寄りで、ギャグ系苦手だからどうしよ?と思ったけど、お正月だし?の謎理論で3作品全部読む。

結論から言うと。
本作もギャグ系だったけど、テンポがすごく良くて。グイグイ読めた。
内容的には、続編お約束〜!の波乱編と言える。
高校時代からの友人・奥村くんと先輩・和久井というのが出てきて芹が嫉妬嫉妬でタイヘン、だがしかし、芹の危惧が的中し…
…と、思いがけずコワい展開が繰り広げられます。
大人しい奥村くんはともかく、リア充ぽかった和久井の闇が思いがけなくて怖かった。
危機一髪どころかドップリ危機だった風介。
芹に助けられて芹の愛情を再認識した風介とのHシーンはスゴいね…
アングルも修正具合もギリギリを攻めてるね…
ただし!
芹の「攻め方」は一本調子というか単調というか?
ズッと深く挿れる、それだけのようにも読める。そこが私には不満だな。

1作目の風介は髪が長くて男度が低かった。
今回髪を切る場面があり、そこは少し改善。
そういう事もあって評価は同じ「萌」だけど、中身はもっと面白い「萌」です。

1

恋人兼兄弟

〖DMM電子書籍〗
修正 : 濃霧
カバー折り返し : あり
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : なし
電子限定特典 : マンガ4P『泥酔と駆け引き』
備考 : パワーアップしてる。ラブラブじゃんね。

〖紙媒体〗
未読

0

嫉妬サイコー

ありふれた設定なのに何でこんなに面白いかと思ったけど
攻めの嫉妬が半端じゃない。ゾクゾクする!!
嫉妬に気付かない受けが鈍感で可愛いし
攻めが雄って感じでキュンキュンした。
それと攻めの髪型がかっこいいw
あ~大満足な一冊だった。

0

このカプ大好き♡

『兄弟失格それ上等』は中川先生と出会うきっかけとなった大切な作品。
主役のカポーが本当に魅力的で大好き♪
好みの攻め受け属性なんですよね。

受けの風介はちょっぴりおバカな子なんだけど、おバカな子特有の素直さとか純粋さとか優しさがあって、本当に可愛い。
攻めの芹のことになると急に乙女思考になって、一人で悶々としてるところも可愛い。
この『増』では人たらしな面も見ることが出来ました。

攻めの芹は、ものすごく執着心が強い。
風介に対する執着と嫉妬の嵐で、執着攻めが好きな私にはこれまたどストライク!
女の子相手にだけじゃなく、ただの男友達でも、風介の周りにいるってだけでガルガル嫉妬しまくるの、ホント最高。

そんな義兄弟の2人。
一つ屋根の下に2人きりで暮らすという公認の同棲状態ウマー♡で、朝からエッチなことしちゃうシーンから始まります。

でもどうやらこの2人、まだ好きも言い合っていなければ、きちんと恋人同士になったわけでもないようで…?

今回は風介の高校時代の友人・奥村と大学の先輩・和久井が当て馬や2人の仲を引っ掻き回す役回りとして登場します。

その2人に対する芹の態度がもう!
少しでも風介と話すと、睨むわ、牽制するわで、コミュニケーション取ろうとするカケラもない態度で剥き出しの嫉妬をぶつけるという。
描き方がコミカルなので、嫌味な感じはなく。
やっぱりハイスペ男の執着サイコー!

キャラと言えば外せないのは風介の幼馴染であり親友である哲平くん。
彼もホントいいキャラしてる。
もし男だったらこういう幼馴染欲しいわーって思うような、2人の自然な関係が羨ましい。

今回は当て馬キャラ2人がヤンデレ色が強くてちょっと苦手でした^^;
テイストとしてはコメディ色の強い前作のほうが好みかなー。
芹&風介+哲平でわちゃわちゃしてるだけで十分楽しめたので♪

それにしても、エロの描写力、破壊力はハンパなく、やはり好きだー。
体とポーズとアングルが好みすぎる〜〜♡

3月にさらに続編が出るそう。
今度は『愛』と書いて『らぶ』だとー!
あー、楽しみ♪

3

萌倍増でLove②ハピエン❤

前作で親の再婚によって義兄弟となった芹と風介。

今回もラブラブな腕枕ベッドシーンから始まります。時刻を見て遅刻だ!!!と慌てる風介を捕まえたまま本格Hをいたしてしまうあたり 相変わらずのイケ様ぶりを発揮している芹と、最初は罵りつつ快楽に溺れてしまう風介…

今回は(どっちが先に「好き」と言うか?!)に尽きると思います。

途中登場する同中だった奥村未央と奥村の幼馴染で先輩の和久井麗二が絡んでくる。
この和久井サンってのが(奥村に気があるのか?!)と思われる節がある行動の数々をブッ込んで来る。最悪薬まで使って奥村の好きな風介と想いを遂げさせようとしてきたりして…客観的に見ればかなりOUTな人だと思う。
ツルんでる奥村も気が小さい割にはやる事が大胆過ぎて引く場面がある…が、当の被害者?の風介本人は そんなアブナイ奥村より芹の事ばかり気にしてて既に思考が乙女で、奥村で引いた分笑える。


やはりクライマックスに向かっていく本作品の方が自分としては好きだ。

絵もコマ割りも前作よりスッキリとキレイでコメディ部分を残しつつ 雑になり過ぎていない所も評価に値しますね。

自分は基本(紙の本)を手に取って捲る派の人間なので知らなかったのですが、電子の方では表紙裏はupされていないようですので 読まれる方はコミックスの方をオススメします!

0

萌度増し増し↑↑主導権行ったり来たりなこういう関係大好き!

萌えた〜〜〜!
これは迷わず神を付けちゃおう!!!
受けの風介が可愛いのは前巻からですが、今巻は攻めの芹も可愛かったです!
中川カネ子さんの描かれるキャラは受けがハズレなしでとにかく皆可愛い!!って思って読んできましたが、今回初めて攻め可愛い!と思いました。

前巻はテンポのいいラブコメでストーリー性はあんまりなかったのでノリと雰囲気でなんとなく収まるとこに収まったと思っていましたが、実はこの2人依然進展はないという「え、そうだったの?!?!」なところからスタートのシリーズ2巻目でございます。
ノリとテンポの良さは引き続き最高です!
タイトルにくっ付いてる(増)って何かな?と思ったら「芹の嫉妬心と邪魔者と風介の欲求不満が増々」とのこと。OHオイシソウデスネー( ✧Д✧) ‼︎って興奮気味に読み始めましたが、期待以上に良い萌え詰まってました♪

繰り返すけど、この巻は芹がほんと可愛いんだ〜萌萌
包み隠さない丸出しの嫉妬心でメラメラしてます( ´艸`)(余裕ぶってる攻めが余裕なくすのスキー♡♡♡)
風介は少女マンガ好き度が増してて、もはや少女マンガはバイブルな勢いにw
その一方で、お兄ちゃん気質をナチュラルに開花させてて、芹のヤキモチを可愛く思ってたりして。
兄弟感も良い感じに増してました♪
あと哲平(風介の幼馴染み)がキミ何役なのよwってな感じでお気の毒な役回りを押し付けられまくってるんですけど、本人は楽しんでそうだからまぁいっか。

実はまた付き合ってなかった、ということで、どっちもが相手に先に「好き」と言わせたくてすったもんだしているお話です。
こんだけラブラブしてて好き合ってるのも隠さずエッチだってしてるんだからもう言っても言わなくてもいんじゃねーの?なんて思ったりもしましたが、最後まで読むと芹の言うことになるほどねと納得。
セリチャンはしっかり攻めらしく一枚上手だったかと。
風介がますます乙女になるぞってなもんです( ´艸`)
電子のオマケ漫画なんてすっかり小悪魔ヒロイン化してますよ風介さん!(^_−)−☆
余裕を取り戻したのもつかの間、芹はまた振り回されそう。
いいカップルですな。主導権行ったり来たりなこういう関係めっちゃ好き!

本誌では7月号からまた続編が始まったみたいですね!
今度は(愛)ですって。さらなる萌え来るか?!?!
楽しみです!

紙の方には今回もカバー下のみならずカバー裏があるようですが、電子版はやはり残念ながら収録なし。
ハーツも一時期はカバー下あったのになぁ。電子のオマケ付けるようになってもう収録しないことにしたのかなぁ。。

【電子】ひかりTVブック版:修正○、カバー下・カバー裏×、裏表紙×、電子限定描き下ろし(4p)付き

1

「好きって言え」攻防戦に隠されてる本気愛!

『兄弟失格それ上等』の続編、シリーズ2冊目です。
1冊目には、サイコー of サイコーのお風呂エッチが描かれているので、そちらを堪能してから2冊目を読むことをオススメします♪

義弟・芹に、義兄・風介が、エロから開発されちゃって、二人はエロすぎるくらいエッチなことはしてるのに、まだ ”恋人” じゃない…
続編は、その半年後からスタートします。


芹が寝ている風介を抱きしめながら髪にキスしてるはじまり!
芹ってば、めちゃめちゃ風介のことを愛しちゃってるんだなっていうのを感じます。
風介は朝から授業があるって言ってるのに、芹はエロを仕掛けるのをやめなくて、しっかり抱いてしまう。
そこは好きなら大事にしてあげなよって思うけど、私はこの芹のドSぶりが嫌いじゃない^^

芹は、風介の女好きには耐性ができてるから、昔の女の話をされても妬かないけど、風介に惚れちゃってる奥村(男)が現れると、心中穏やかじゃなく、思いっきり不機嫌に…
女は良いけど、男はダメなんだ?

芹は風介のことを愛しちゃってるし、鬱陶しいライバルまで現れて、早く風介を自分のものにしたいから、風介に「好き」って言わせたい。
お兄ちゃんの風介は、拗ねてる芹がちょっとかわいく見えて、甘やかしたい気も…
でも、芹から仕掛けてきたのに、振り回されるのが気に食わない!

そんな風介の悩みっぷり、1冊目の時は「乙女の気持ちを習得したから少女漫画家になる」宣言をしてて、ほんとアホだなーって笑ったけど、2冊目はさらにアホが加速してますw
風介のアホぶりには愛おしさが止まらない!!!


「好きって言って」「ぜってー言わねぇ!」
2冊目のテーマは、芹、風介、”どっちが先に好きって言うか?” です。

この意地っ張り同士の攻防戦、芹が風介を愛しちゃってるのは一目瞭然。
風介も「まだ自分のモンにもしてねーくせに所有物扱いしてんじゃねぇ」と怒ってるけど、文句のようで、”芹に所有されたい(恋人になりたい)” って本音を言っちゃってるよ?

もうね、両片思いなのが丸わかりだから、どっちでも良いからサッサと「好き」って言って、らぶらぶバカップルになっちゃえよ!って焦れ焦れさせられるんだけど…
芹が風介から「好き」って言って欲しいのには、芹が風介に本気だからこそで、二人の関係を真剣に考えている深い理由があったからなんですよ…


先輩の和久井に罠にはめられ、風介は奥村に乱暴されそうに…
それを助けだした芹が言った言葉、
「風介を大事に想っているから風介も自分のこと大事にして」
ストレートでシンプルな言葉だから、心にグサッとキます!

どっちが先に「好き」って言ったかは本編でお確かめください^^
めちゃくちゃかわいいシーンで、読みながらジタバタしちゃいます!
初めて気持ちが通じあってのエッチは、それまでのエロ度優先とはまた格別の味わいがあって、とてもイイんですよ♪♪♪

エロいことばっかしてた二人の関係に、気持ちが追いついた極甘な展開!

(思えばこのシリーズ、顔はニマニマしちゃうし、ジタバタしちゃうし、完全一人の時しか読めませんw)

シリーズのさらなる続編が『ihr HertZ』で連載中です。
本作は、奥村の登場が不自然だったのがちょっと気になったので、続編のための無理設定はせずに、二人のバカップルぶりを楽しませて欲しいです。

3

今回も乙女な風介がかわいかった〜。

冒頭、朝の甘いキスによるお目覚め、そしてそのままエッチになだれこみ〜だけどまだ付き合ってない、だと…?!
という訳でエッチあり、嫉妬あり、どっからどう見ても恋人同士なのに、お互い「好き」と言わない二人。
そんなある日、風介の高校時代のクラスメイト・奥村が登場して…。

風介は芹に振り回されてる自分が腹ただしいんだけど、実は満更でもないんです。芹の拗ね顔に実は弱くて、その顔を見るとぐらっと言う事を聞いてやりたくなる。
なのに、芹は頑として好きだと言ってくれず、それなら俺だってゼッテー言わねー!と意地を張る風介。

芹に対する愚痴を延々聞かされた幼馴染の哲平に「(あいつに)好きって言われてーのな?」と聞かれた風介。
そこで反発せず素直に「……言われてぇよ。」と認めちゃうところが、ほんとかわいいかった。
そして風介の恋の教科書が、少女漫画というのに爆笑しました。
というか風介、それお手本にしたらヒロイン路線まっしぐらだよ!っていうか、だからまっしぐらなのかと納得。
(そういえば前巻でも自分の気持ちを説明するために少女漫画描いてたよね、風介。)
なので描き下ろしの「芹の日課」で、男の子扱いされて嬉しがってる風介に和みました。

どっからどう見てもやんちゃなノンケの男の子なのに、芹のせいでちょい乙女思考入っちゃう風介、そんな自分をキモがってる風介もかわいい。

おとなしい地味メガネの奥村は無害そうなので当て馬にもならなそう…と思ってたんだけど、奥村に執着している幼馴染かつ風介の先輩でもある和久井のヤバさが伝染したのか、風介の髪の毛は切っちゃうわ、薬盛ってレイプ加担しそうになるわ…となかなかヤンデレっぷりを披露するのでビックリ。
だけど本当にヤバイのは和久井だと思う。思ってた以上のクズっぷりなので執着されてる奥村の行く末がちょっと心配です。

風介の高校時代、おバカだけど大らかでいい子で奥村が好きになるのもわかるし、奥村は本当に嬉しかったんだろうなぁと思うんです。
奥村単体だときっと気の弱くて本当に不器用なおとなしい子なんだろうなぁって思うので、奥村のやったことを憎む気にはなれませんでした。

あれだけ風介に執着してるのに何故、自分から好きと言わないのか不思議に思ってたのだけど、芹の言い分聞いて納得しました。
確かにね!芹、賢い!

※電子書籍は残念ながら今回もカバー下収録されてませんでした。

2

拗ね顔が可愛くて可愛くて可愛い∑(゚◇゚///)ドキュ-ン

おおおーヾ(*´∀`*)ノ
前回キレイに終わってた印象があったので続編に喜びつつどんな話になるんだ?と思ったけれど、
そうだそうだ!まだ『義兄弟以上彼氏未満』の関係でしたね♪

【(増)】という巻数表記がまたイイじゃないですか。
家族になって、愛が増えて、ラブ度があがって♡♡♡

続刊は嫉妬も増し増しで個人的には非常に美味しかったですw
もぉもぉ芹の拗ねた顔が可愛くて可愛くて!!!
前作の余裕っぷりはどこへいった?( ´艸`)
年下の可愛い弟にしか見えなくなっていてとても萌えました。

風介がお兄ちゃんに見えてくるから不思議だ。
あんなにグダグダで頼りない感じだったのに…;

前作は家族に成り立てという背景もあり
タイトルに入れるほど”兄弟感”はナイかな?と感じていたのですが、
(増)では兄弟っぽさを感じるシーンも増えて大満足でした(﹡´◡`﹡ )
面白かったです!


風介の天真爛漫さと単細胞(褒め言葉)は良いですね。
サッパリしてて読んでて気持ちいい。

前作ではゆるーい性格で楽しく遊び回ってるせいか
クズ属性の側面もあるかなー?と感じていたけれど、
芹にガッチリホールドされてる今はやんちゃしなくなっていい男になってるw

で、陽の気を放ちまくってる風介なので
まぁまぁ変なのを引き寄せてしまいます。

新キャラ①の奥村くんの無害そうにみえて面倒な性格っぽくてヤダなと思ってたら、
新キャラ②のほうがもっと面倒な人だったというね チ-(´⊙ω⊙`)-ン
変なことに巻き込まれてるけど、風介に非はないよねぇ…?

このときばかりは芹の言い分に同意。
もう少し警戒心もって欲しいし、もっと怒ればいいのに!ヽ(*`Д´)ノ=333
風介の長所だけど心配になるわ…;

芹は、個人的に萌えしかなかったです////
構ってもらえず拗ね顔やら、嫉妬爆発やら、哲平に対する塩対応やら、ニヤニヤするわ~!
少し成長した(?)風介とは対象的に、子供っぽく退化してるのが可愛い。
全力で風介に甘えちゃってるんだねぇ(﹡´◡`﹡ )フフフ

頑なに自分からは告白しようとしない理由もいじらしくて///
めでたく結ばれて恋人エッチをしている時に

芹:「俺、さみしかったんだから」

て言葉や表情にキュンキュンキューン∑(゚◇゚///)
良いよ良いよ~!(同い年だけど)年下義弟攻めっぽくて萌えるよ~!

まだまだ続編があるようなので次も楽しみに待機です。
次は「お兄ちゃん呼び」でプレイしてくれないかなw

2

バカップル、再び

作家買い。
作家買いですが、中川さん作品の中でも『兄弟失格それ上等』が一番好きな作品なので、その続編である今作の発売を楽しみに待っていました。

『兄弟失格それ上等』は、親の再婚により義兄弟になった風介と芹。
酔った勢いで芹と身体の関係を持ってしまった風介。芹のことを憎からず思っているのに、意地を張って「好き」と言えない風介だけれど…。
というお話。

続編にあたる『兄弟失格それ上等(増)』は、風介は芹へのきちんと想いを言葉にして、恋人になれるか?というお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





お互いに「好き」という言葉を言うことなく、身体の関係だけは継続中の芹×風介。芹との関係を認めたくはないけれど、芹に流される形でセックスだけはしてしまう風介。芹から「好き」と言わせたい風介は、意地でも言わないと気負っていますが、そんなある日、高校時代の友人だった奥村と再会して。

風介のことが好きオーラを出す奥村くんに、警戒心を隠そうともしない芹だけれど、さらに風介の先輩で奥村くんの幼馴染である和久井まで現れて…。


はたから見てると、芹×風介はバカップルなんですよね。
常に王子様然としている芹は、風介の前だけは甘えん坊でわがままになる。
風介も、なんだかんだ言いつつ芹のわがままを聞いてしまう。
もう恋人でいいじゃん、と思うのだけれど、意地を張って好きじゃない、と言い張る風介がなんとも可愛いのです。

前作で、乙女心をマスターしてしまったから、という理由で少女漫画家になろうとした風介ですが、今作でもその伏線は生きていて、風介が少女コミックで乙女心を学ぼうとするシーンに爆笑してしまいました。

で。
奥村くんという青年が摩訶不思議な男の子でした。
風介の髪の毛を切っちゃったり、クラブのVIPルームに連れ込んでいたずらしちゃったり。

と書くと、奥村くんが外道な青年に思えてしまいますが、奥村くんはほんとに風介のことが好きなだけ。地味っ子で、どちらかというといじられる側っぽい、おとなしい子なんです。

そんな奥村くんに執着している和久井くんとのこれからが、すごく気になりました。

あと、忘れちゃいけない風介の幼馴染・哲平。
すごく好き。
彼のスピンオフ作品、描いてくれないかな。

コミカル一辺倒なストーリーで、切ない恋心とかシリアスなバックボーンとかは一切ない作品ですが、それだけに 楽しんで読むことができる作品かと思います。

カバー下は、本編で風介の高校時代のルームメイトが出てきたことに関連しているのか、芹と風介の高校時代の制服についての小話が描かれています。
風介、良いところのお坊ちゃんなのに(何しろお父さんは大企業のお偉いさん)すごくバカっぽい感じがこれまた可愛い。

で、カバーの裏側まで漫画が描かれてます。
芹がまだ17歳だった時。
ということで、この漫画も高校生の時のお話。
茉莉花さんに、美風さん(風介のお父さん)の息子について尋ねる芹だけれど…。
というお話。

この時の風介は、やっぱりおバカな子でした☆

はー、可愛い二人に再び会えて嬉しかった。
またどこかで会えるといいな。

5

この作品が収納されている本棚

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