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表題作溺愛執事のいじわるレッスン

遠池悠生,28歳,天川家専属執事
芳野有希,20歳,ヨシノ生花店店主

その他の収録作品

  • あとがき(高月先生)
  • あとがき(明神先生)

あらすじ

弟と二人暮らしの有希は、ある日美形男・悠生に拉致される。
実は有希は名家の跡継ぎで、相応しい人間に教育すると言われ――!?

作品情報

作品名
溺愛執事のいじわるレッスン
著者
髙月まつり 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784866571553
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

教育係

執事もの好きなので購入。攻め受けとも今一つピンとこなかったので中立にしました。
執事というより、レッスンとタイトルにあるように教育係という印象のお話、本編のみ200p超+あとがきです。ポイントは思いつかないです。

お話は、両親を事故で失い、小1の弟(明希)を養うべく頑張っている家業の花屋に、ある日、スーツ姿のイケメンが訪れるシーンから始まります。彼は花束を購入して帰ったのですが、しばらくして弟が帰宅した後に戻ってきて、二人の話があると言い始めます。胡散臭いと思ったのですが無理矢理車に乗せられて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は、祖父とレッスン期間中に生活する祖父宅離れの使用人たちぐらいかな。

****

攻めさんは少し意地悪腹黒傾向ありますが、そんな手酷いものはなく、こっちが「おお!腹黒!」と感嘆するような感じではなかったです。
受けさんは弟育てなきゃと頑張る健気さんで、先生のあとがきにある「野良ぼっちゃん」という言葉がぴったり(笑)頑張って言葉遣いを正そうとするのですが、なかなかうまくいかず、そのたびにペナルティ(執事にキスをする)というルールを決められてしまって、キスからいちゃラブへ。いいように転がされてます。
何かにイラっとするとかまどろっこしさを感じたわけではなく、二人に特に響くものを感じなかったからかもしれない。王道だからかな。

個人的には、執事というからには、隅から隅までびしっと行き届いていて、乱れなんか一切ないわ!という方がいい。当作の執事さんは、最初っから色っぽいこと仕掛けてくるから、今一つ萌えられなかったのかも です。ちょっと残念。

3

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