• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作タフEXTRA(2) Hold me tight

神蔵響、渋谷中央署の刑事、28歳
平間シンゴ、フリーグラフィックデザイナー、27歳

その他の収録作品

  • 神蔵響の野望/
  • 続・春畑俊の「誓い」
  • 神蔵響の決意
  • アンラッキー刑事(横浜編)
  • Hold me tight
  • あとがき

あらすじ

無鉄砲に厄介ごとに首を突っ込んで、あっさりと窮地に陥る天然トラブルメイカー、平間シンゴ。8年間の絶縁を乗り越え、シンゴを手に入れた渋谷中央署の不敵な刑事、神蔵響。二人のスペシャルなエピソード集第2弾♥『神蔵響の野望』温泉宿泊券を当てた響は、とある野望を胸にシンゴを誘って温泉へ!『アンラッキー刑事〔横浜編〕』初デート中に、響の幼なじみが絡む事件に巻き込まれた二人は…!?その他、本編の裏エピソードやシンゴのひとりエッチも収録!「俺をこんな体にした……責任取れよっ」

作品情報

作品名
タフEXTRA(2) Hold me tight
著者
岩本薫 
イラスト
高崎ぼすこ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
タフ
発売日
ISBN
9784799739259
4.4

(48)

(33)

萌々

(10)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
5
得点
212
評価数
48
平均
4.4 / 5
神率
68.8%

レビュー投稿数5

終わりを迎え、さみしさしかない……

ついに読み終わってしまった……
正直、さみしいです……
響とシンゴのことは、ずっと追っていきたいです……
まだ続編あるんですよね?
いつまででも待つので、よろしくお願いします!

番外編は終始甘々♡
響視点で進む話が多いのですが、
響がどれだけシンゴを好きか、
どれだけムッツリかがよく分かります^^

イケメンで頼りになる強い男の響が、
シンゴに対しては弱気で嫉妬深くなっちゃうところに萌萌です‼︎

何度も書いちゃいますが、続編をお願いします(土下座)
是非とも!

2

可愛いかよっ!

シンゴの可愛さ炸裂です!
そして、響があのお話の裏でこんな風に思ってたとかとか。
そんな野望を抱いていたのね~とか。
響目線のおサルなシンゴの形容にはぷぷっとなっちゃいます。
シンゴ、小首傾げる20代ってドウヨなんて言いませんっ。
いちごアイス食べたいって駄々こねるとか。ぶんぶん腕振り回すとかはねっかえりなシンゴの可愛いさ満開でした。

基本、響の大きな愛で包まれて、ぬくぬくな、冷静に見ると二人のラブラブぶりはバカップルのそれだったりするのかもですが、もう幸せいっぱい頂きました~!
まだまだ彼らのお話読みたいです~!

4

また会えるのを楽しみに

 すっかりファンになってしまった響とシンゴの2人。
本編の5巻まではハラハラドキドキの2人を見守る母目線。
この度のEXTRAシリーズの全2巻は番外編なので、時系列はとびとびですが、だからと言うべきか、もう一度本編を読み返してしまいました。
ああ、ここの後くらいの2人なのねー、とまだ甘くない2人のお話を挟みつつ、結局のところ、先にレビューして下さってる方がおっしゃる通り、甘いあまーい仕上がりになっていました。

 出来上がったカップルのその後の甘々いちゃいちゃぶりを読むのも大好きなので、2人のバカップルぶりも楽しくて大満足です。


 まずはやっとこなるようになった2人が年末年始を秘境の温泉で満喫する書き下ろしのお話。
この温泉旅行を思い出に残る素晴らしいものにする為に響が人知れず頑張った涙ぐましい努力。
まだまだ若いよのぉ。
シンゴがじっくり、甘く、責め立てられてスペシャルねちっこかった、という響のエッチも覗いてみたかったです、岩本先生。 

 横浜デート編でも、響は初めてのデートを完璧なものにするために、いろいろ下準備を重ねていて、響の年相応な姿を楽しめました。
シンゴを見て「かわいいなぁ」と言った幼馴染みに対して、響が「そうだろう。かわいいだろう。」と思いっ切りノロケていたモノローグには笑ってしまいました。


 本編ではほぼほぼシンゴ視点で進んでいたので、シンゴから見た響を私も見ていたわけで。
私の中で響はイケメンで強くて料理上手でちょっとオカン体質入ったスパダリってイメージだったのですが、響視点メインのこちら2巻を読むと、響もまだまだ若者だったんだなぁ、としみじみ。
 ようやく恋人になったシンゴの一挙手一動に一喜一憂している響がなんだか新鮮でかわいかったです。
恋の酸いも甘いもこれから2人でいっぱい味わっていってね。

 後書きで先生がまたこの2人を書く機会があるようだ、とおっしゃっていて、ヤッター、でした。
またトラブルメーカーシンゴとそれに振り回される響の姿を読むことができるのを楽しみにしています。

8

とにもかくにも甘~いっ!

すみません。
前の方が作品のお勧めポイントも私が伝えたかった感想も全て仰って下さってるので、私の方からそれ以上にお伝えできる新情報はないのですが、とにかく素晴らしかったという一言だけ申し上げときます 。

Extra1、2を読むために本編5冊を一気読みし、冴木との死闘に号泣した後でのこの2冊ですよ。甘~~~いとしか言いようがないし、後書きで先生も仰っているように「ほぼほぼ二人のノロケやん!」と、どこにぶつけていいかわからない怒りさえ込み上げてきました(私を萌え殺す気か!的な^_^;)
個人的には、今回の横浜編のエチシーンがシリーズで一番萌えました!

本編ではちょっと不透明なところがあった響の本心が今作品でつまびらかにされ、もやもやしてたところが綺麗さっぱり解決して、心から安心することができました。
だからと言って、満足しきったわけではありません!読み終わると同時に、またこの二人には何かトラブルがふりかかるんだろうなと、先を期待してしまうのが、この「タフ」という作品だと思います。
二人のお話がこれからも続いてくれることを、切に願っております!

6

控えめに言って、最高。

『タフ』シリーズの7作目。旧作の『TOUGH!(7) 神蔵響の野望』の新装版かと思われますが、書き下ろしの「Hold me tight」が追加で収録されています。

『タフ1 Troublemaker』→『タフ2 Valentine Kids』→『タフ3 Borderline』→『タフ4 Light My Fire』→『タフ5 Hot Target』→『タフEXTRA(1) Unlucky man』に続く7作目。未読の方はこの順で読まれることをお勧めします。

『タフEXTRA(2) Hold me tight』は言うなれば番外編の2巻目。
番外編の1作目にあたる『タフEXTRA(1) Unlucky man』は、甘さとピリッと辛口な作品が混在している番外編でしたが、今作品は、とにかく甘々。ひたすら甘々。糖度MAXの優しい番外編でした。

収録内容としては

①神蔵響の野望(『タフ5巻』収録「Act.7 ホット ターゲット」、「B・D狂走曲」の後のエピソード)
②続・春畑俊の「誓い」(『タフ2巻』収録「上手なサルの餌付け方」に登場した渋谷中央署忘年会の後日談)
③神蔵響の決意(『タフ3巻』収録「Act.5ボーダーライン」の裏話)
④アンラッキー刑事(横浜編)(『タフ4巻』収録「Act.6 ライト マイ ファイア」と、タフ5巻収録「Act.7 ホット ターゲット」の間に入るエピソード)
⑤Hold me tight(『タフ5巻』の「Act.7 ホットターゲット」の後のエピソード)
+あとがき

です。

「神蔵響の野望」
響が署の忘年会で温泉宿の宿泊券をゲット。シンゴを誘って出かけるが…。

署内でもモテモテの響、うら若き婦警さんに虎視眈々と一緒に出掛けることを迫られるも、彼の脳内で描かれている温泉はただ一つ。

そう、シンゴと温泉でまったりすること。

そのために、できる男・響が練った作戦は…。

響が準備万端で意気揚々と出かける二人ですが、でもそこは『タフ』シリーズなので。
そんなに甘くありません☆
色々な邪魔が入るけれど、でも、シンゴとのラブラブな夜をもくろむ響の孤高な闘いに爆笑です。

「アンラッキー刑事(横浜編)」
シンゴと初めてのデートに出かけたい響。
シンゴを誘い出す口実として、響の幼馴染で老舗の中華料理店の跡取りで現店長の翔英の店に連れていくことにした響だけれど…。

そこで、「トラブルに巻き込まれる二人」という、『タフ』シリーズならではの展開に巻き込まれてしまう。

生き生きとトラブルの中に介入しようとするシンゴに思わず笑い、そして、シンゴとの関係に悩む響の恋心に萌えるという、これぞ『タフ』シリーズ!といったお話。

「Hold me tight」
書き下ろし作品です。
響が仕事に忙殺され、なかなか会えない二人。
響には強がりを言うシンゴだけれどほんとは寂しくて…。

という、シンゴのデレキター!というデロアマなお話でした。

響に会えなくて、ついつい自分で慰めてしまうシンゴに、ついに、ついに、シンゴが…!
と感極まること間違いなし☆

『タフ』シリーズは、どちらかというと響の想いの方が強く、シンゴはさらりとしている、といったベクトルのイメージですが。

いやいや、シンゴも響のことが大好きなんだね…!
という想いがダダ洩れの、甘くて優しい1冊でした。

わーん、『タフ』シリーズ、終わっちゃったyo…

と思っていたら、あとがきで岩本さんが「今後も響とシンゴを書く機会に恵まれそうです」と書かれていて思わず変な声が出た。

嬉しすぎる…!

ええ、待ちますとも。

冴木との決着もついていないわけですし、まだまだこの魅力的な二人のお話を読みたいです。

ということで、正座して、お待ちしております、岩本先生。

12

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP