蓮二ロンジ巌治

ほのぼの〜。

超〜お久しぶりの深井さんの新作。
もう漫画は描かないのかなぁ…と寂しく思っていただけに、電子の新刊予定でお名前を拝見したときにびっくりしました。
で、嬉しかったのでポチッと購入。

事情があって全財産をリュックに詰めて、3日間かけて自転車で親戚がいるというアパートにやってきた巌治。
しかし親戚は生憎不在で、3日間公園の水しか飲んでいなかった巌治は力尽きてアパート前で倒れていたところ、アパートの住民である蓮二に助けてもらって…という出会いです。

蓮二のことを非童貞の経験豊かな人生の先輩だと何故か思い込んでしまうことにより、知り合って早々なのに隣室から聞こえてくる盛大な喘ぎ声に触発されて、触りっこにまで至ってしまいます。

ほのぼの路線だと思っていたのでエロ描写は第一話ではないだろうと思っていただけに、早い段階での触りっこが意外でしたが、片方のキャラがすっとぼけた天然を発揮していることもあり、展開に強引さは感じませんでした。
巌治の礼儀正しく素直で天然なおぼこいところが、とってもかわいいんです。
そして蓮二は経験豊かな先輩どころか童貞でおまけに恋をしたこともないのですが、そんな巌治のあれこれを見ているうちにドキンとし始めて…という恋のフラグが。

巌治のキャラだけでもかわいいのに、子猫を譲り受けロンジと名付けて飼い始めることになり、かわいさ増し増し。
ウブな二人＆子猫という表紙の印象そのままのほのぼのハートフル路線になりそうで、これから先も楽しみです。

今のところ電子専門のようですが、やがてコミックスになるかなぁ。
まだ一冊もコミックが出ていないレーベルですが、このまま単話で読むべきか、コミックスを待つべきか、悩む…。