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表題作 ギヴン -given

上ノ山立夏 → 古川慎

佐藤真冬 → 斉藤壮馬

その他キャラ
中山春樹[内匠靖明]/ 梶秋彦[日野聡]/ 村田雨月[田丸篤志]/ タケ[濱野大輝]

あらすじ

フェス出場を目指して、審査と新曲作りに明け暮れる中、春樹は若い真冬や上ノ山の才能に圧倒される。
息苦しさを感じた春樹は、メンバーに隠れて元カノのバンドのサポートを受けてしまう。
だが、春樹が密かに思いを寄せる秋彦がそれに気づき……。
春樹と秋彦の恋が、生々しく軋む。
澱のようなオルタナティヴ・ラブ!

作品情報

作品名
ギヴン -given- (4)
著者
キヅナツキ 
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
メーカー
CROWN WORKS
シリーズ
ギヴン
発売日
JANコード
4560317789525
4.3

(17)

(13)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
1
得点
72
評価数
17
平均
4.3 / 5
神率
76.5%

レビュー投稿数1

『SUPER DELICATE』 ~Hey!Say!JUMP~

原作既読

「4人全員天才じゃバンドはできねえよ」「誰かが天才(あいつら)を支えなきゃならないし」
 今は、このセリフが一番心に刺さります。
 いろんな思いで何度も聴いているCDですが、やはり原作の4巻までと5巻を読んでからでは聞く気持ちも変わってしまいます。
 それでも春樹に感情移入して聞いてしまうとあまりにも切なくて。
 いろいろ考えさせられます。
 大人組の恋愛が主軸の巻ですし、それに泣かされるのですが、最近私はこのバンドとかグループとかの有り様に深く感銘を受けました。

 よくバンドやグループのことを「みんながセンター」とか「みんながエース」とか「天才の集まり」「才能の塊」とか言われることもありますが。
 昭和の人間である私は野球のように各ポジションに役割があるほうが馴染みがあるし萌えます。
 自分が10代のころは不動のエースや四番にどうしても目が行ってしまいましたが、犠打を打つ二番や我慢強い捕手や堅実なショートや俊足なセンターがいてこそ、チームが成り立つし、そういうチームの方が見ていて安心します。誰よりも矢面に立つエース、けれど彼を支え、後ろを守り、あるいは視野を広く持って違う視線をくれたり、時には犠牲になってくれる人がいるから。
 だからこそ、エースは安心してまっすぐ前に突き進める。
 そんな支える人たちの素敵さが二十代以降わかるようになりました。
 
 90年代の邦楽ロックが好きで、とくにイエモンが大好きでした。
 吉井さんのソロも素敵でしたがやはり、イエモンが好きでした。
 4人だから醸し出される雰囲気、音楽が大好きでした。
 いろんなバンドが解散してボーカルがソロになったけれど、私はやはりバンドの時が良かったなあと思ってしまうことが多かったです。
 それがなぜなのかずっとわからなかったけれど、この漫画、そしてこのドラマCDを聞いていて、少し分かった気がしました。
 
 素晴らしい演技で何度も私をこの世界に浸らせてくれるこの作品がキャストが大好きです。心からの感謝を送ります。
 本当に好き。大好き。素敵な世界をありがとうございました。

 

2

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