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陰ながらお慕いしております…」いじらしさ爆発・忍び愛BL!
笑える作品と聞いて興味を持ち、読んでみました。先生の「兄のことがわかりません!」は好きな作品です。
忍者が領主に恋してストーキングしているお話です。攻めが領主の獅之介、受けが忍者の紅丸です。
紅丸は獅之介に助けられてからストーキングしています。獅之介は真面目な男前ですが超鈍いところがあって面白いです。
コメディですね。クスクス笑えるシーンがたくさんあります。
絵柄、特に紅丸のキャラデザがちょっと苦手です。紅丸の顔がどうも女子にしか見えなくて。細身の上、長髪でポニーテールにしてるからかも。時々ポニテのJKに見えてしまいます(汗)
脇役で、紅丸の弟分の蒼介がいます。この子が紅丸大好きで二人の邪魔をするんですが、結果として二人の中を取り持つことになったりして、面白いキャラです。あと獅之介のお父さんも、いい味出してて楽しい。
濡れ場は2回ほどあるのですが、自分にはほとんどエロスが感じられず残念でした。紅丸の顔が好みじゃないからかもしれません。
BLとしての萌えはあまり感じられませんでしたが、コメディ漫画としては楽しい作品でした!
息抜きに何か読みたい時にいいかもと思いました。
紙本購入 修正が必要な描写なし
めちゃくちゃツッコんでるタイトルで、お笑いを期待して読み始めました。
テンション高めな抜け忍ストーカーが主人公。鈍感すぎる獅之介が心配になりつつも、彼のぼんぼんらしい天然がクセになってきます。唯一の常識人?な蒼太が好きでした。
紅丸はわりとすぐ自分の怪しさを自覚して笑いました。獅之介は流されて好きになっちゃってる感はありますが、あんなに振り回されたら仕方ないのかも…。
そして意図せず大事な役割を果たした蒼太!人魚姫に欲しかったのはこういう役回りの人ー!って感じで妙に興奮しました笑。地味にメタ発言してるのもツボ。
これからも三人の騒がしい日常は続いていくみたいで、終わり方にほっこり。後日談なんかも短編で良いので見たいなあと思いました。
(ところであのおっきなモザイクは何だったんだろ?本気で分からなかった…)
時代は戦国時代前後ぐらいかな?!
とある領主の嫡男に恋をした抜け忍のストーカー恋物語。
丹葉国領主嫡男 大和獅之介清久に生きる意味をもらい恋をしてストーカーになった、忍の里を抜けた紅丸。
忍の定番、天井裏からの覗き見に、ゴンぎつねごとく魚の差し入れに筆や硯の直しや、はたまた視察にSPのごとく着かず離れず木の影から見つからず!!
そりゃ!忍だからストーカーなんてオチャノコサイサイ!!
紅丸のストーカーさも振り切っているが、獅之介の鈍感も振り切っているし、獅之介パパ(領主様)もかなり振り切ったお方かと、
かなり面白い!!!!
ああこの人が書いていたのか、と、この作品を読んで作家の名前を知りました。
描画が丁寧で、かわいらしさがある劇画調の重厚さがある絵です。
「兄のことがわかりません!」で他の方がレビューしていましたが、絵を描く技術が高い作家なので、シナリオ専門の作家と組めば、絵の技術をもっと活かせそう。編集社がいう、売れる作品を作れそうな作家です。
そういうコラボのセットアップを編集側が提案できないものでしょうか。
この作家さん、自分の持ち味の良さと、質の上げ方にまだ気づいていないみたい。残念。
この作品は、ストーカー=忍者がテーマです。
色気のある丁寧で綺麗な劇画調の絵を描いているのに、コメディにして格調を下げるのは勿体ないと思いました。
和ものの次作が出たら是非読みたいです。
言いたい放題の感想を書きましたが、
もしこの作家さんが書きたいものをきちんと持っているのなら、こんな素人の感想に振り回されず、書きたいものをずっと貫いて書き続けて欲しい、と伝えたいです。
勿体ない作品だと思います。絵の評価として神。ストーリーの評価は、萌です。