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  • 春と夏となっちゃんと秋と冬と僕

春と夏となっちゃんと秋と冬と僕

haru to natsu to nacchan to aki tofuyu to boku

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作春と夏となっちゃんと秋と冬と僕

シマ,高校生
ナツオ,高校生

その他の収録作品

  • 第13話(描き下ろし)

あらすじ

ページを捲るごとに染み渡る、萌えの塊。

自然溢れる小さな町で四季折々の変化を感じながら、
ただひたすらにシマとナツオの恋愛を傍観できる。
甘さに悶え、切なさに涙し、BLが好きで良かったと確信する。

デレデレで大好きが隠せない攻め×何でも受け止めてくれる男前な受け

あらすじ▶︎
カシャン、と割れそうな程にあやうくて美しい日々。
どこにでもありそうな田舎に暮らす、
どこにでもいそうな男子学生のシマとナツオ。
だけど彼らの恋は世界にただ一つだけの、特別で幸せな恋。
毎日を愛しんで暮らしたくなるようなぎゅっと心を掴むBL(ボーイズ・ラブ)、
佐岸左岸待望のデビューコミックス。

作品情報

作品名
春と夏となっちゃんと秋と冬と僕
著者
佐岸左岸 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784865895131
4.2

(290)

(165)

萌々

(65)

(30)

中立

(15)

趣味じゃない

(15)

レビュー数
41
得点
1190
評価数
290
平均
4.2 / 5
神率
56.9%

レビュー投稿数41

日めくりカレンダーにしたい

毎日日めくりカレンダーにしたい!

飾る場所はトイレかキッチンか玄関か…とにかく毎日行く場所・目に入る場所で、その日を元気に過ごせる朝の始まりを迎えたい。
日めくり修造にも負けないパワーをもらえると思うんです、これは(笑)


田舎っぽい町で、2人だけの甘い空気感。友人たちも知ってるね、でも見守ってる。温かいんだ…みんなの人柄が。だから2人も学校でも家でもどこでもイチャイチャあまあまができる。それってすごく自然体で、ゆるふわホッコリ。

進路は違ってもきっと2人の戻る場所は一緒になるんだろうな。心配や嫉妬は尽きないかも知れないけど、それでももっと恋人同士として成長して一緒にいる、一緒に暮らせる時がくるまで頑張っていって欲しい。


シマはなっちゃんが好きで、なっちゃんもシマが好きなのは変わらない。今もそう、これからもそう、多分ずっとずっと先もそうなのが伝わる2人の恋。嬉しい時もギュッとして、悲しい時もギュッとして…そうじゃない時も愛情表現としてギュッとしていくような、あったかい2人に癒されました。

エッチシーンはないけど、でもそういう関係でもあるのは分かる。見てみたかった気持ちもあったけど、この雰囲気と作風だと無くても違和感ありません^ ^
番外編として出来るなら、また2人の姿が見てみたいですね。

0

DKの究極の恋

先生初読みです。

高校生のわちゃわちゃな雰囲気の中、不意に大人っぽい難しい言葉が挟まってくるの、思春期ってこういうとこあるよね〜と思いました。

仲良し幼なじみが恋仲になって、らぶらぶなんだけど、なっちゃんが男前であまりデレてくれないんですね。
でも、なっちゃん節で結構らぶいことも言ってくれる。

逆にシマは照れたりデレたりムラムラしたりわかりやすい。

究極に恋をしている

ですもんね。苦しいこともあるだろうけど、しあわせそうだなと。

でも個人的には萌えポイントが少なくて(涙)。
1〜2ページの短いお話がずっと続くからか、オチのパターンがだいたい決まっているからか。

にしても、最終話くらいは数ページ続く構成にするのかと思いきや、ずっと1.2ページ完結でしたね。カバー下まで。徹底されている。

彼らはケンカップルと言えるのか、も気になりました。
ケンカップル大好きなんですが、その点でも萌えなかったので(涙)

0

儚い男子高校生の日常

読みやすい4コマベースのはずなのに、何かの満足感、エモさ、天才だ。。となります!
2人の可愛い日常の絵がとにかく綺麗で、自然や動物のイラストにもいやされます。題名の通り、四季を通してのおはなしが詰まっているのですが、服装やその季節ずつの萌エピソードもとにかく最高です。
それ見たかった!のツボが沢山あります^^
直接的な描写は少ないですが、たまに色っぽくなる2人が最強に尊いです。
悩んでいる方はぜひ一度読んでいただきたい作品です。

1

尊い

日常のなかに溶け込んで、ゆるくて波がなくて取り留めのないやり取り…尊いなぁ。
シマとナツオの関係は、壊れそうにもないほど強い絆があるようにも見えるし
一瞬で散ってしまいそうにも見える不思議。
あえてそういう風に描いているんだと思いますが、切なさと愛しさを同じ場面で感じることが出来るのはすごいことだなと感じました。

高校時代の限られた時間のなかで、幼なじみから恋人同士になったふたりは
その枠から外れたらどうなっていくんでしょうね。
ずっとこのままでは居られないだろうという漠然とした不安と
それでもずっと一緒に居ることを望む気持ちのせめぎ合いがあって
甘いだけのお話になっていなかったのが良かったです。

1

最高

何回も何回も読み返しています。
帯の通り、ひたすらに、萌の塊。
甘々な同級生ものが好きな方は是非読んでいただきたい。
後世に残したい愛読書になります。

0

イケメンでおっきいのくれる

こんな儚くてキレーな話なのに、こんなセリフをレビュータイトルとして切り取ってごめんなさい反省してる(ほんとか

すっごく人気なようだったので読んでみました。可愛いDKがわちゃわちゃしつつ、その裏に儚くて、不安定なものがたくさん浮いている感じ。片方は、そのことをすごく不安に思っていて、もう片方が、「そんなに気にしなくていいんだよ」とぎゅっと握り返してくれるけど、本当に、そんなに簡単なことなのかな?と、きっと思ってる

ハマる人はめちゃくちゃハマる作品です
個人的にはちょっと物足りませんでした

0

日常

彼らの日常を覗かせてもらってるような感覚で終始読み進めました。彼らの何気ない言葉や仕草に悶えました…なんでこんなに輝いてるの…男子高校生って眩しすぎる‼︎
攻めのシマくんは受けのナツオにとにかくデレデレ。シマくんのホクロがいい味を出しててすごくエロいです。ナツオはとにかくおてんばで、きっと読者の母性を引き出すことでしょう…(現に私も母性湧きました)
そして、彼らの周りの環境もとっても素敵です。部活の仲間だったり田舎道だったり。

どこか田舎に行ったら彼らに会えるんじゃないかと思いました。癒しを求める方におすすめです^_^

0

4コマ青春

基本的に4コマ。
この4コマの中でしっかりと萌えとオチを作ってくるのがすごいですね。どのページも面白く、ついもう1つとページをめくってしまう。

幼なじみ同士。イケメンの攻めさんと、小さいけど元気印、そして男前な受けさん。読み進めると、このイケメン攻めより、受けのキャラがいいんだなぁと気づかされます。
説明台詞みたいな無駄なものが一切なく、それぞれの気持ちが分かるつくりになっているのがすごい。
受けのナツオが、短いけどズバッとすごいことを言う、たぶん普段からきちんと考えていて自分で行動できる、そういう人なんだろうなあと思わせられます。

こういう雰囲気を出せるマンガ、すごく好きです。
萌え2じゃないのは、高校生の青春っていうテーマが自分のツボでないだけで、面白かったです。

0

相性の問題と思われます

かなり前に読了して、レビューしてなかったので再読しました。
今までに何回か読んでるんですが、何度読んでも同じ感想にしかならないんですよね。
多分作者さんとの相性が良くない。
「オールドファッションカップケーキ」も同じ感想を抱いたので、もうこれは仕方ないのかなと。

幼なじみDKのカップルの日常なんて、好きすぎる設定なのですがなんかね、萌えられない。
シマとナツオがイイ台詞を言えば言うほど、何て言うんですかね芯が「スンッ」となってしまう。
反対にセリフがシンプルなエピソードほど、いいなっていう感想が浮かびます。

絵は綺麗で、背景とかもしっかり描いてあって良いなと思うのですが、この作品ではキャラにもあまり萌えを見いだせませんでした。
辛口ですみません。

6

愛しい日々のお裾分け

NO情報で作家買いやジャケ買いをするたちなので、買ってみて「おや?」と思うことが多々あります。
この「おや?」は良い「おや!?」だったり、悪い「おや…?」だったりするのですが、今回は良い方でした。

『オールドファッションカップケーキ』がいたく気に入ったので、こちらも購入してみたのですが、てっきり繋がりのあるストーリーだと思い込んでいました。
13話もあるー♪と喜びつつ、ページをめくって「おや?」。
4コマや8コマの短い一瞬をつなぎ合わせたものだったんですね。

田舎の男子高校生。
幼馴染でいつでも一緒。
家族ぐるみの付き合いゆえに、思い出も全部一緒。
そんなシマとなっちゃん。
2人が過ごす高2の7月から高3の6月までの1年間と、おまけ。

誰かのスマホに保存されたショートムービーを観ているような感覚です。
「けつめんぼ」という言葉が気になって調べたら、千葉の方言だとか。
「でれすけ」は結構広い地域で使われているけれど、「けつめんぼ」はお初。
シマがなっちゃんにべた惚れかと思いきや、なっちゃんもべた惚れ。
2人のいちゃいちゃを見守るバスケ部の仲間たちも、おおらか。
手を繋いで歩いても、誰かが来たら離してしまうシマよりも、「俺は失明した!」と言って強制的に手を繋がせようとするなっちゃんの方が、漢気に溢れてました。

181.4cmと大きいシマよりも、12cm小さい(しかも足のサイズは23cm!!)なっちゃんの方が、「今」よりももっと大きな未来を見ている感じ。
シマはわりと小心者で、すぐ不安になったりするけれど、そこをなっちゃんがすぐに気付いて掬い上げてくれるのが、何とも良いコンビ。

先のことは分からない。
だけど2人だけの思い出と今がある。
これから、シマは大学へ進むために地元を離れるかもしれない。
そこまでは描かれていないから分からないけれど、ずっとこのままでいてほしいなあ。

幼少期のムービーで、将来の夢を聞かれたなっちゃんが「なっちゃんやさん」と答えるシーンが可愛すぎて倒れました。
そのあと、今のなっちゃんに「なっちゃん、2つください」って言うシマもいい。

妄想癖激しいわたしは、いろいろなことを妄想してしまいました。
たとえば、大人になった2人が東京で2人暮らしを始めて、引っ越しの日に出てきた古いスマホを充電して、中に入っていたこのムービーを一緒に見てるとか。
もしくは、どちらかの結婚式の帰りの電車の、誰もいない車両で、スマホに保存したこのムービーを流したまま、ぼーっと外を眺めながら、涙を流す場面とか。
楽しい方にも悲しい方にも妄想が膨らんでしまいました。

願わくば、子供じゃないけど大人でもない年頃に芽吹いたこの恋が、ずっとずっと枯れない花を咲かせ続けていますように。

9

可愛すぎる2人

左岸先生が描く世界観となんといってもシマとナツオが住む小さな町の自然いっぱいで何もかもがキラキラしている描写がとても美しく私もこんな綺麗なところに住んでみたいなと感じました。2人の日常と一緒に四季折々の変化が楽しめます。また短編で収録されていたので、毎回オチがあり読みやすかったです。終始2人の駆け引きやセリフにキュンキュンドキドキでした。男子高校生の時にしか味わえないシチュエーションや甘えたいけど少し恥ずかしい気持ち、甘酸っぱさ、これぞ青春ですかね。シマがナツオにデレデレな様子であったり、ちょっと天然なのかな?と思えるナツオの行動にとてもとても癒され、心を掴まれました。これぞ萌の塊です。

4

言葉で魅了された。

二人の掛け合いが然り気無く愛を感じられて、とても良かったです。
エロに頼らずともセリフや細かい画力でこれだけの魅力を出せるなんて素晴らしい。
しかも初コミックですか…。
期待しかないです。 
ナツオのぶっきらぼうな話し方も良い。
想像力書き立てられる。

いや、しかし本当可愛いこの二人。 
全て攻め目線なので、ナツオの可愛さを堪能出来ます。
映画館に行く約束なのに布団から起きないナツオに俺と布団どっちが大事?からの
寝惚けながらの、布団の中のお前…
うーん、萌えた。

バナナの話も好き。
バナナって皮が黒くなると、甘くなりますよね。だからチン○にホクロが…とか天才。良く考えつくもんですね。

ただ、やりすぎてちょっと冷める所もあり。私の精神状態が関係してるのかも。

オールドファッションとはまた設定が全く違うけれど、学生ものも良いですね。
上質なお笑いの掛け合いとエロを見てる気分になりました。

でも、やっぱりエロがもう少し欲しがったなー!(訛りこんな感じ?)先生続きお願いします!

2

良いっ!

デビュー作…とは思えない作品、もう何度読み返したことでしょう
あらゆる部分で魅了されました。あぁお腹いっぱい!

佐岸先生の絵がとにかく好きで、表情、服装一つにしてもドツボで背景に映る細々したすべてのものが大好きです。
そして先生のマンガを読み終えたあとは幸福で心が満たされ、日常を丁寧に過ごしたいとも思わせてくれる私にとって宝物のような一冊でもあります。
いつかシマくんとナツオくんのその先のストーリーに出会えますように。

6

帯に偽りなし

紙で欲しくて、やっと買えました。
帯に有る言葉は事実でしたね…
『ページを捲る毎に、染み渡る萌えの塊』
『ひたすらに、尊い』
いや、ほんとにその通り。
佐岸左岸先生の描く2人の男子高校生を取り巻く、愛しい日々がこれでもかって言うくらいに丁寧に描き込まれているんですね…

なっちゃんとシマが、ずーっとイチャイチャしていて可愛いが限界突破していますよ。
なんなんだ、これは私が見て良いの?
こんなシマとなっちゃんの朝も昼も夜も、
四季折々を通じて、どんなにお互いが好きなのか伝えあう日常が言葉を尽くせない程に、尊いし愛おしい。

素敵な所に住んでますよね、海も山も畦道も。素敵なカフェだって在るし!
2人の友達も、関係性を分かっていながら優しく見守る。余りに日常に馴染んでいるんだろうな~

紙で買って、ページを捲ると出逢える萌えの破壊力たるや…
正直、年度変わってかなり疲れてました。
でもね~癒されてしまう。
ゆっくり読めて幸せです。丁寧な作画にどれくらいの時間が詰まっているんでしょう?

佐岸左岸先生、尊い2人をありがとうございました。

4

幸せなのに少し切ない

オールドファッションが好きで、こちらも読んでみました
レビューを斜めによんでると、評価が分かれる様子
私は好きでした

4コマで進んでいくので、全体的には繋がっているのですが、どこか隙間を感じる展開

それが心地よく感じられるか、物足りなく感じてしまうかで好みが分かれるのかな

既に付き合ってる2人のお話で、周囲も冷やかしなのか公認なのか、どっちともとれる設定で、余白の多い作品でした

終始、攻めと受けの笑顔と照れた顔が可愛くてそれだけできゅんきゅんする作品でした

4

サ◯エさんか?

期待し過ぎたんだろうな。読むのにすごく時間かかった。


日常系というか、エピソード系というか。

私とは相性がよろしくないだけだと思う。
サ◯エさんを読める方々には楽しめる。
サ◯エさんだって絶大な支持を集めている訳で評価が高いのは理解できる。
全体的な雰囲気もほのぼのとして、エピソードごとに描かれいる感じといい途中私の中でサ◯エさん二次だった。

何がダメだったかってあまりキャラに魅力を感じなかったのよね。

何よりサ◯エさんがダメな私が少数派だって事を再認識しちゃったわ。

11

何度も読み返したくなる世界

4コマ漫画ということで買うのを迷っていましたが、新刊と一緒に購入しました。
なんで早く買わなかったんだろう?というぐらい良かったです!!!

まず画力がすごいです!人物はもちろん背景や草木・花がとても丁寧に描き込まれていて、主人公や登場人物みんながちゃんとこの世界で生きている感じがします。

デジタルコミックが普及して、小さな画面で読みやすいようにバストアップとセリフだけで展開して行くいわゆる「顔漫画」が多い中、昔ながらの背景や引きのコマが多いので逆に新鮮で安心感があります。
本当に描かれている世界が美しくて隅々まで何度も読み返したくなります。

主人公の二人、クールそうな見た目なのにデレデレなシマと男前だけど天然なナツオがただひたすら可愛いです♪

5

脆さと輝きに多幸感

1年を通した四季折々な幼馴染み男子高校生カップルの可愛さを堪能できます。

始終、甘々なのですがどこか切なくて高校生の脆さや儚さにグッとしめつけられました。
他愛ないやりとり、2人の距離感、何より絵がとても綺麗です。
四コマなのに、一コマ一コマにぎゅっと濃縮された萌えにやられました。
エラ呼吸はできないけどー
のくだりに、もうほんと・・・胸が張り裂けんばかりの好きを感じました。
どちらかが過剰にではなくお互いに想い合っていて、読み終わった後は多幸感に包まれます。
同級生は、一体どんな気持ちで眺めていたんだろうと思うくらい2人は学校でもラブラブイチャイチャでした(笑)

4

これぞ、萌えの宝石箱や〜〜〜!!

まず私が推していきたいのは、絵柄がとても綺麗なところです。

また、表現力が素晴らしく2人の細かな表情やその場の雰囲気までがしっかりと伝わってくるところも魅力的です。

そして受けも攻めもすごく可愛い!

この作品は第1話から始まり、第13話で完結を迎えます。

7月から四季を廻り、読み終わった後には1年を通して2人の恋を見守ったようなあたたかな錯覚に陥ること間違いなしです!

まだ読んでいない方はぜひ、読んでみてはいかがでしょうか。

5

穏やかな気持ちになれます。

唐突に始まり、この二人はどんな関係?!幼馴染みで、恋人?いつから?
色々考えながら読み始め、気づいたら幸せであたたかい気持ちになっている。そんな作品でした。
キュンキュンがいっぱいです!
なっちゃんもしーちゃんと可愛く見えてくるし、こんな毎日を送っている男子高校生が身近にいたらとか考えて、またキュンキュンしました。
この二人はこのままでいて欲しい。
でも、まだ若いからなんとも言えない危うさもあり、そんな時期の他愛もない幸せが、全てのページに詰まっています。
BLはBLなんだけれど、出会ったことのない感覚のBL。
何度も読み返したくなる一冊です。

9

タマジロー萌え

癒された、この一言に尽きます。
4コマ漫画のようなスタイルのお話が詰まった一冊です。
シマとナツオの日常を1年間通して伝えています。
季節感のあるお話・雰囲気のある絵、
どれを取っても素晴らしかったです。

ずっと続いていくようで、
どこか危うく儚い2人の今後が気になりました。
短い中にストーリーがあり、落ちがあります。
長いお話も是非読んでみたいと思わせる作家さんです。

おバカだけど男らしいナツオと、
賢いけど女々しいシマ。
2人の日常をずっと見守っていきたい…そう思わせる作品でした。


4

すごい作品

帯の煽りが過剰な作品もありますが、本当に萌えの塊でした。
やばい。やばいしかいえない。
語彙力がなくなる。
BLが好きな方ならもれなく通ってきたであろう萌えが詰め込まれています。
基本はお決まりでテンプレートで王道ですが、それが魅力。
そんな二人の日常のいちゃいちゃが詰まった作品です。たまりません。
あざとかわいい。あざとくても可愛くないより可愛い方がいい。

ほぼ四コマなのですが、一ページの情報量が凄い。
ストーリー漫画のネームを切るのも大変だとは思いますが、一ページで人を殺せる用な起承転結の詰まったお話を作れる才能に感服します。
横長のコマ固定のコマって動かし辛いのに。

今作は萌えの塊であり、先生は才能の塊であると思える作品でした。

5

表紙の通りの作品

ストーリー漫画ではなくて、4コマSSが沢山詰まって1冊になってます。男子高校生でやる4コマ日常BLはそこそこ出尽くされているので、ネタは既視感がありますが、雰囲気のある絵で圧倒的にお上手です。漫画というよりイラストとかカットっぽい。

高校生の繊細な青春ポエミーに溢れているので、そういう気分の時に読まないとこっぱずかしくて読めません。ハマると染み渡って満足できる。
ハマった時の萌2
ハマらないと中立〜萌

※電子書籍 裏表紙有り・カバー下無し

2

萌えって日常に転がっているんだ

4コマ漫画のBLってギャグとかでは読んだことあるんですが、こんな風に純粋に萌えだけを切り取った作品は初めて読みます。

一応キッチリ4つにコマ割りしてありますが、構図や人物の描き方などは通常の漫画と同じ感じなので、いかにも4コマ漫画!という印象はありません。
最初はほのかな萌えだったものが、主人公2人の純粋さや可愛らしさに触れるにつれ、どんどん蓄積されていき、最後には溢れかえるほどに…

でまた、
「あっシャツ捲ったらちくび露出しちゃいそう!キャー!」
なんてシャツ捲りシーンにドキドキしたら、次のページでは全然違うシチュエーションの4コマになってたりするんだわー。
くぅーーっっっ!
「そのままなだれこむんじゃないんかい!」って突っ込みつつも、即、次のシチュエーションに萌えるという…。
そんな楽しみの連続。
一見4コマ漫画風じゃないから余計に、次のページに続きがあると錯覚してしまうというね。
何とも憎い演出っっ!

恋する高校生のストレートな気持ちにきゅんきゅんします。
幼馴染らしくジャレあったり、喧嘩したり、いろんな呼び名で呼びあったり。
でも周りの他の友達とは違う、2人だけの甘酸っぱい恋の世界が広がっていて、尊いとはまさにこのこと。
四季を描いた田舎のほのぼのした風景が、優しい懐かしさのようなものも感じさせてくれます。
その魅力を余すところなく伝えてくれる画力の高さも、評価を神にした理由の一つです。
デビューコミックス?本当すか…?驚き。

時折挟まれるシマのモノローグが好きでした。
詩的なんだけど、〔恋する文学少女が恋愛日記や自作の歌詞をノートにこっそり書いてます♪〕という感じの、少しむず痒いようなリアリティがあって。
男子の頭の中がこんな感じだったら最高だよなぁー♡

青春って本当に美しい!
これは失ってみて初めてわかる人生の輝き。悩みさえも美しく見えてしまう青春マジック。

ノスタルジックな田園風景と輝く青春と恋。
ぜひお好きな音楽をBGMに、ゆっくりと手に取っていただきたい作品です(^^)

10

この絶妙な寸止め感にジレジレする‼︎‼︎

「BLアワードにノミネートされなきゃ死ぬ」にピックアップされてからというもの、めきめきと得点を伸ばしていて、既にノミネート圏内にある作品。
4コマという制限の中で。描き込まれた、おびただしいシマの情熱。
詩情あふれる、ラブレターの様な独白。
シマに負けじと愛情を見せるなっちゃんこと、ナツオ。
ナツオが不意に魅せるその愛らしさと男らしさに身悶えするシマ。(と、私たち。)

最初、シマがやや一方的にナツオに執着しているかの様にも見えて。
その実、2人は両想いで。
結構なところまで進んでいると、私たちは知る。
周りの友達たちも何となく気づいている。
…という事に、ちょっと慌てる。いや、私が。
「え?そうなの?バレてんの⁈」
そんな事には2人は頓着しない。
そして、圧倒的に可愛いのはなっちゃんだろう、と思うのに。
シマを愛おしいと思っている男らしいなっちゃんに、きゅんとせずにもいられないのだ。
お互いがお互いをどれだけ好きか合戦なのだ。
4コマ、といっても、繋がりはあったり。無かったりしていて。
ショートストーリーにもなり得る感じで進行したりもするんだけど。
とは言ってもやはり4コマ。惜しい、とても惜しいところで終わってしまう。
この、絶妙な寸止め感にジレジレ、ジレジレする分にはちょっと長過ぎる感じがする。
これは、詩集の様であっていい。
けれど。4コマでは無くて、長い長いストーリーとして、読みたいとも思ってしまう。

絵もとっても素敵なので、この次の作品をものすごく楽しみに待っていたい。

0

心臓に悪いです(いい意味で!)

4コマ式か〜、どうなんだろう。。。と思いながら読み始めたのですが、この4コマ式が萌えの連続を生み、ページをめくるたびにキュン死しそうでした。恋に落ちた時の胸の苦しさが最初から最後まで続き、読み終わった後も余韻が残ります。

毎日幸せながらもどこか客観的で切ない思いを抱えるシマ。明るくバカっぽく振舞っているけど、ナツオはそんなシマをよく理解しているように思います。

続きが読みたいです!!

10

あざといくらいに萌えの連続。

「ページを捲るごとに染み渡る、萌えの塊」という帯の煽りを胡散臭く眺めていたんだけど、真実だった。

四コマ形式で、基本四コマ、多くて八コマというお話が集まってるんだけど、一話(四コマ)につき1キュンってくらい、萌えキュンが続く。
何、この子たち……かわいい……と思いながら読んでいったのだけど、途中でなんかあざとさを感じてしまったんですよね。

ほら、萌えますよね?
これって萌えますよね?
ほら、こういうのお好きですよね?

みたいな。
(紙面上の彼らにその意図はないし、穿ち過ぎだというのは分かってるんだけど)

どうやら自分の中の萌えキャパがオーバーしちゃったみたい。
ちょっと狙いすぎ?とかえって冷静になるくらい、萌えが続くので。

そのくらい、彼らはかわいい。
それくらい、彼らはいちゃこらしてる。
そして、今、恋をしないで一体いつできるんだ?と必死さを感じるところが……なんだか切ない。
それが不確かで不安定な10代という只中に彼らがいることを常に感じさせる。

一冊読んで、一回もキュンすることができない作品やら、長編でせいぜい数回キュンがあれば上出来という作品に比べると、一ページにほぼ1キュンなので一冊続けて読むと疲れました。
すっごーーく贅沢で有難い悩みですね。

萌えキャパが大容量の方は、息切れせずに一冊読み続けて萌え死ぬことができるでしょう。
私は、好きなページをめくって数話読むとか、休みをところどころ挟みながら読むと、いい感じでした。

神か萌萌かで迷いましたが、萌だけではなく瑞々しい季節感をエピソードに織り交ぜていけるところがいいなと思ったので、神で。

短編とか長編になると、どういう描き方をされるんだろう?どういうお話を描けるんだろう?と興味が湧いたので、それらも読んでみたいです。

9

尊いってこういうことなのね

幼馴染の高校生カップルの日常が、4コマや2、3ページという短いページで語られてる1冊です。

全体を通したストーリー性はありません。子供の頃とかもぽつぽつ入ってくる程度です。その分、日々こうやって過ごしているという甘い場面が牛詰めでした。二人ともお互い大好き!そのくせ、相手の言動に照れてしまったり。初々しいです。

日々の積み重ねがLOVEを作ってるという感じ。読後、出てきた感想がほんとうにもう「尊い…」しかなくて。尊いってこういうことか…!って実感した作品でした。

4

天才!!!

読み終わった後、「天才…」と声に出してしまうような作品でした。

綺麗と可愛いづくし。
話が綺麗、絵が綺麗、話が可愛い、絵が可愛い、表情が可愛い、台詞が可愛い、行動が可愛い。
素晴らしいです…綺麗な上に可愛くて、しかも4コマで描ける日常にこんなに萌が詰まるものか、と常に感動しながらページを捲っていました。あんなに可愛いが詰まっているのにほぼ4コマで表現していること自体が天才すぎます。
また、現実味のあるやり取りも沢山で、それに日常さが増して、ああ、青春だなって感じられるお話も沢山でした。

あんなに沢山のお話が詰まっていたのに、もっと読みたい!と思える作品でした!可愛い幼馴染の可愛い恋、どうかお手にとってその素晴らしさを感じてほしいです!!

15

私は空気になって見守った

この作品がBLアワードにノミネートされなきゃ死ぬリストを見て、全ページ萌えの塊との文句に、これは読まねば!と早速買い求めました。

確かに!萌えの塊でした。

こんなに全ページに渡ってイチャイチャしてラブラブしてキュンキュンしてちょっと悲しくなったり初めてです。

幼なじみが高校生になってお付き合いを始めたのかな。シマはずっと前からナツオが好きだったみたい。ナツオもそうだったんじゃないかな?

ナツオが男前でおバカで天然に煽ってきて、シマはヘタレっぽくてでも涙もろくてナツオが好きすぎて。

お互いがお互いを可愛くてときめいて囲ってしまいたくて、んもう!何これ!
神様目線?空気になったつもりで二人の甘々ちょい時々好きすぎて切ないところをガン見しました。

進路が別れても大丈夫ですよね?お互い女子にモテるようですがお互いしか見てません。
死ぬときに告白しに行かなきゃいけないから、死ぬまで離れませんよね。

2

これがBLだ!

…と言いたくなる、いや断定したくなるほど、全編にわたってBがLしてる。
4コマ、また1ページ2ページのエピソードを延々と積み重ねる手法は、実に斬新です。
内容は、すでに両想いで付き合ってる高校生のシマとナツオの日常。
2人の会話、2人のちょっとしたボディランゲージ、もっと直接的な接触、それらが、断片だからこそ次々と、文字通り次々と私たちに惜しみなく降り注ぐ…
そこに私たちは2人の恋の喜び、ときめき、少しの仲違い、独占欲、性欲、揺るぎなさと相反する不安定さをも感じ取るのです。
それはいつも明るくて一貫したナツオに対して、シマはどこか別れを予感している…というか、いつ別れが来ても悔いのないように全霊をもって恋に殉じている、そんな感じ。若いのにね。
とは言っても全編甘くて甘くて、同時に酸っぱくて、キラキラした2人の尊い恋愛、BのLが存分に、これでもか!と畳みかけてきます。
これはもう、読んでみて、としか言えない。
これがデビュー作とは…!
神寄りの「萌x2」で。

7

斬新!!

幼馴染男子高校生の楽しくて可愛くて眩しい恋の日常を
基本4コマ割りで綴るコミックス、驚きました!
田舎の穏やかな風景やぬくもりのある家の中、
教室など背景も描き込まれていますし
なんといっても愛らしい二人がたまらない。
なっちゃんを好きすぎて多少暴走気味になるシマと
漢気溢れる単純でド天然だけどシマのスイッチを押す天才ななっちゃん。
二度と戻らない青春の中で紡いでいく恋、
こんな彼らを心から傍で見守っていたい……。

さまざまなエピソードにときめかせていただきましたが
いかんせんショートの詰め合わせみたいな形式なので
この先がもっと読みたい!!と思ってもすぐ別のお話になってしまいました。
これがなんだか無性に悔しくて…。
でもこちらがデビューコミックスだなんて素晴らしいです。
二人がこれからもずっと一緒にいられますように。
神寄りの萌×2です!

3

これはもう…萌

絵は好きだな、Web BABYの試し読みで見たのは可愛かったな、
でも全編4コマでエロ度少なめなのがな…と迷っている方。私もそうでしたが。
絶対に読んだ方がいいですっ!!

4コマといっても、背景もしっかり描き込まれていて景色・季節もしっかり感じられます。
ほぼ1ページ、一番長いもので3ページのショートストーリー構成。
どれもステキすぎて、コレってお話が選べません。
穏やかな流れの中に、儚げなモノローグそして重ならないであろう二人の進路。
それでも、この二人は一緒にいるんだろうなと感じられました。
どちらもお互いが愛しくて愛しくて堪らないのが随所から伝わってきます。
とびっきりのセリフに溢れています!めちゃくちゃキュンキュンさせて頂きました。
二人の友人もすごく良いキャラで、大人になってもずっとワイワイしていてほしいです。

コミックのカバー下の印刷もすごく綺麗だったのでぜひ見て下さい。
(電子書籍ではどうなっているのか分かりません。)

6

尊さしかない

帯裏の「ひたすらに尊い」の文字通り、ただただ尊い作品でした…
2人を描き出して下さり、佐岸先生本当にありがとうございます!

話は、受のナツオのセンス溢れる殺し文句にひたすら、攻のシマがキュンキュンさせられる日常を綴る、という感じでしたが、その日常がたまらなく良い!!激アツ。
ナツオもシマも可愛いすぎ!!ナツオはあざとさ満点ですね…
ただ、この先一緒にいれるのか、という不安が話の端々に散りばめられ、切なさも凄く感じました。
2人ともお互いを好きで堪らないからこそ、不安になるんだろうな。

また、エッチシーンはほぼ無いに等しいんですが…いや、2人ともエロすぎない?
濡れ場描写が少なくても2人がどんだけイチャついてるのかが分かる…
これで濡れ場描写がっつりあったら、萌え死んでる所でした。

最近読んだBLの中で最もキュンキュンさせられた一冊になったかもしれません。
作者様の今後の作品がとても楽しみになるデビュー作でした!
また2人の続編か、作者様の他作品が出たら必ず買わせて頂きます!
しばらくは、2人のイチャイチャを読み返し続けたいと思います。

12

これが本当の「日常を切り取る」

 佐岸先生を知れたことにただただ感謝しています。素晴らしい才能とセンス溢れるデビュー作でした。BL漫画界に新たな風を吹き込んだと言ってもいいのではないでしょうか。ほぼ全ページが4コマ分割なんですが、時々2コマが繋がったり、人物だけはみ出したりと、4コマでここまでダイナミックに表現できるものだろうかと驚きました。コマの使い方がとにかく秀逸。それに加えて、この圧倒的な絵の美しさ。細部にまでとことん線を描き込まれていて、どのページにも思わず見惚れてしまいました。田舎の情景ともよく合い、春夏秋冬の空気感も鮮明に伝わってきました。

 攻めのシマと受けのナツオは幼馴染の高校生で、既に付き合っている設定。青春を謳歌する恋人達の日常のやり取りが、ひたすら切り取られていきます。2人の馴れ初めや付き合うまでの葛藤なども読みたいという方には正直物足りないかも。ですが、BL漫画でくっついた後の2人が描かれた描き下ろしや特典ペーパーをずっと読んでいたい、そんな気分の時には断然オススメします。たわいもない日常の中に、時々ぐっと心を掴むような台詞があったり。青春に儚さを感じているシマのモノローグに、ちょっぴり切なさを感じたり。物語の流れを考えなくていい分、毎ページにオチや萌えを生み出さなくてはなりませんから、これはこれでかなり大変な描き方だっただろうとも思いました。

 ナツオが強気で男前な性格なのでシマがたくさん照れるのも可愛いし、そんなシマが時々超男前な発言をしてナツオが盛大に照れるのも可愛くて、この関係性も絶妙なバランスでした。「#スーパーダーリン」で特にそう感じましたね。UFOキャッチャーに苦戦しながら、自分をカレシ、シマをカノジョ呼ばわりするナツオに、交代したシマがあっさりゲットした商品を彼にあげながら(誰がカノジョだ、バカめ)と内心思うんですよ。どれだけナツオが普段男前だとしても、これは完全にシマがカレシだなぁと思いました。ナツオにとって生まれながらにして永遠のスーパーダーリン。たとえシマが永遠を信じきれなくても、ナツオが隣にいる限り、彼はナツオのカレシでしかあり得ないのです。だから先のことは案じ過ぎず、存分に今を楽しめばいい。2人の恋が限りなく続くことを願っています。

9

萌え死ぬ

大激賞です。
なにこれ、ナニコレ、なにこれかわいい!の連続攻撃。
萌転がるとか、萌え散らかすとか、萌禿げるとか、萌え死ぬとか、
幼馴染の高校生どうしが、仲良しすぎる幼馴染から恋人同士になって、照れたり、茶化したり、天然だったりの殺し文句の応酬。
1ページか見開きで1話の短いエピソードでつないでいくからこそ、ページごとに必ず殺し文句があって、萌の塊だけ差し出された気分。
この二人が、ただ仲のいい幼馴染から恋愛関係に踏み越えた、まさにそのきっかけやポイントは描かれていないけど、その辺を想像する余地がある所もまた味わい深いです。
シマの諦観とナツオの覚悟が時々見え隠れするのもドキドキするし、ガッツリなエロシーンは無くても、事前や事後のかわいい顔だけでも臭いまでしそうなエロさを感じます。
エピソードやセリフも激萌えだけど、絵の、特に表情の可愛さが更に萌を倍増ししていて、大絶賛です。

9

これがキュン死にと言うのですね

高校2年の7月から高校3年の6月までのお話プラス1話
田舎が舞台の幼馴染のシマとナツオの超イチャイチャなお話が、
4コマ漫画風に進んでいきます。絵もとても綺麗。
シマとナツオの表情とかセリフとか、やる事全てが 嗚呼あああああああ萌
高校生らしいエピソードの中に、相思相愛ってこういうことかと
思ってしまうようなお話がいっぱいでした。
又二人の友達がいい奴というか、精神年齢大人なのか、
ゆる〜く見守ってる感じが、これまたホッコリしてしまいます。
できればこの先のお話も是非見たい!続編希望です。

6

なっちゃん天使か!

悶えました。夜中に読んでいて萌えました。尊い。購入して良かったです。あらすじにある通りで、四季の移り変わりとシマとナツオの恋の傍観をひたすらする感じです。ニマニマしながら。
やる事やってるのに、お互いにキュンとして真っ赤になるとか。尊すぎる。
人物の体型も良すぎて人間離れしてる訳でも無くて、実際にいるだろう少年達で現実的です。描き込まれた風景も、きっと誰もが目にした事がある懐かしさです。
シマもナツオもお互いが大好きなのが良いです。
ナツオの小さい時がもの凄く可愛いです。
疲れた時に是非読んで欲しい作品です。

3

ラブ要素満載

1ページ1ページの完結4コマまんが?
始めのうちだけかと思いきや、最初から最後までです。

表紙のまんまのイメージどおりの内容でした。
レトロ可愛い背景だし、読んでて幸せな二人だし、友達にも恵まれてるし♪
おすすめ癒しBLです。

出来れば次作は普通にストーリィ漫画で二人を読んでみたいです。
時々、もう少しその先を見たい!ってなりますので(笑)

6

青春

長編というより、四コマ漫画。
めちゃ絵が上手い。
田舎で、男子高校生、紙面の絵から青春の趣きを感じられました。グッド。

前半はニアBL ですが、後半はがっつりBL です。
ちょっとした話の連続ですが、学生ならではのネタにノスタルジーを感じます。

一話一話が短すぎて、そのあとの二人のベッドシーンがカットされてるのがつらい。

10

尊さの極み

pixivで好きだった作品が商業で連載されて単行本化と知り、即購入でした。
帯にもある通り、まさに萌えの塊。ひたすらに尊い。

既にくっついているカップルの日常話なので、大きく物語が動くことはないです。甘い日常の中でふと差し込まれる影がスパイスになっていますが、大体甘いです。

お話の形式も基本的には4コマで進んで行きますが、枠を超えた表現が美しいです。イラストの描き込まれ方も素晴らしく、目で見て楽しむことができます。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

7月から始まり、季節を通して彼らの日常を読んでいく形式です。
この季節感の描写も細かくて、感動しました。
実際に寒さや暑さが伝わってくるようです。

シマとナツオの交流はただただ尊いです。
やることはしっかりやっているようですが、2人が纏う空気はピュア。
月日を重ねるごとにお互いに恋していくようでした。

攻めのシマはホクロのセクシーなイケメンで、ナツオ一直線な人。
受けのナツオは男らしい見た目ですが、可愛いです。子どもっぽく見える一面もあります。

彼らの日常話なので、学校でのエピソードも多いです。
同級生との関わりにもほっこりします。シマとナツオの関係性を受け入れている?といいますか、当たり前の日常として認識しているようでした。

甘い日常を過ごしていて端から見れば特に問題の無いように見える2人ですが、お互いの関係の有り方では影が差し込むことがあります。
これはそれぞれの気持ちの有り方であり、彼らにしか解決できないところですので、読んでいるこちらはもどかしい思いでいっぱいでした。

この一冊で完結していて大満足ではあるのですが、彼らがこの先どのような未来を選んでいくのか気になるところではあります。

心が浄化されるような尊い物語をぜひ読んでみてください。

18

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