フェティッシュの名手ギミー先生デビュー作

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表題作いっしょにあそぼ

野瀬亘,23歳,公務員
錦直之,30代,在宅勤務SE

同時収録作品やさしいぼくら

町屋文彦・医療系大学生
池智春・医療系大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

かわいいのに艶かしい、
ほっこりなのにクレイジー!
ボーイズ・オナニー・ラブ♡

趣味のオナニーに打ち込むため、田舎へと移住してきた見た目好青年の錦さん。
引っ越し早々、青空オナニーをしているところを隣家の息子・もっくんに目撃されてしまったけれど危機一髪!
いろいろあって、ふたりはオナニー活動をともにする仲良しに♡
純朴でやさしいもっくんと過ごすまったりライフに幸せを感じる錦さんだったけれど、
ある日、もっくんが街コンに行くと言い出してーー?!

作品情報

作品名
いっしょにあそぼ
著者
ギミー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864423434
4

(41)

(13)

萌々

(18)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
165
評価数
41
平均
4 / 5
神率
31.7%

レビュー投稿数8

路上教習

オススメしてもらってから買うまでに、絵柄大好きなのでpixivも一通り見させていただきました。可愛いお顔に軽いむっちり体型…すきなやつ。

◾︎いっしょにあそぼ
◾︎野瀬亘(もとむ,23才)×錦直之(30代半ば)
なんと解放的なんでございましょうか。錦の坊ちゃんの外オナ解放感もそうですし、仕事をさらっと辞められるところとか(引き止められて在宅にできるってことは手に職があって優秀なんだろな)、生きるのに必死こいてない感じが好きです。田舎の澄んだ空気を吸ってる気持ちになる。
最初どんどん行くじゃん!って展開の速さにちょっとびっくりしてましたが、2人の両思い発覚の明るさなんかもツボで。大好きです。

草刈機のシーンがとても好きで。亘の背中に直さんは見惚れてましたが、首筋の刈られ具合と耳も良いです。
もっとこの2人読みたかった〜
同時収録もリバでめちゃくちゃ可愛いのだけど、感想伸びちゃったのでこの辺で。

直さん、30半ばで屋外で想像のみで抜けるとこすごいよな。若いよな。顔良いよな。

ひかり 修正真っ白で寂しい
萌2〜神
もっと売れて

2

ほのぼのエロ(リアル風味)が楽しめます

ほのぼのエロ(リアル風味)を楽しめます。

絵柄もあるけど、それぞれの二人の言動がいちいちかわいい。
ストーリーも登場人物たちの行動も、全体的にリアルっぽくてよかったです。
お互いに向き合う様子を無理なくラブラブに描かれています。
そして、セリフも非常によいです。特にやさしいぼくら。

「俺だってちゃんと好きになってるもん
そんな簡単に離してあげない…」
「池くんに痛いことしたくない…こわい…!」(涙目の巨根攻)

いっしょにあそぼは、流れの中の絵とセリフがよいです。
ぜひ読んで確かめてください。


エロももちろんリアル風味です。
すこしむちっとした体もそうだし、
変にカマトトぶらず、恥ずかしがりながらもお互いエロに積極的な感じは男の子っぽい。

あと、ディテールが細かいのがよかったです。
ソロプレイでの被弾予定地にティッシュを用意したり、旅館でする際にはお布団にタオルを敷いて備えたり。
いつも気になってたんです。
「あんなにローションやらなにやらで布団濡らしてどうやって寝てるの?シーツ変える余裕ないでしょ?」とか、
「旅館でシーツ汚して怒られない?男二人で泊まることより、痕跡のあるシーツとか浴衣のが問題でしょ」とか。
BLはファンタジーといえばそうなんですが、
でもやっぱり気になるのでw


そして、普通のシーンでもディテールにこだわっていて面白い。
絵柄も背景もシンプルなのに、要所要所の背景にはこだわりがあります。
農家の玄関の謎の木の置物があったり、干し柿があっあり。田舎あるあるっぽい。
あと、学生宅の狭い玄関で靴が立てかけておいてあったり。
作者さんは、観察眼に優れた方なのだろうなあと思います。

2

理想的なカップルたち

 帯の「かわいいのに艶かしい、ほっこりなのにクレイジー!」はこの本をよく表していると思います。趣味が自慰という狂気、二人の初えっちと字面だけ見ればエロを前面にした題材、ややリアリティを感じる描写、かなり攻めている修正で繰り広げられる生々しい絵面…。
 しかし、可愛らしい絵とほのぼのした雰囲気、優しい登場人物たちのおかげで不思議とエグくならない、双方の要素が差し引きされる事によりバランスの良いエロと萌えが提供され、テンポも良く軽快で読みやすかったです。

 汁や擬音、手書きの喘ぎと言ったBLでよく用いられるエロの手法、全く無いのも少し物足りないけれど、あまりごちゃごちゃ書かれ過ぎていると逆に見づらく感じる事もありますよね。
 この本はそれらが控えめでシンプル、余白があるコマの中にその部分だけポンと描かれるゴムの装着シーンや挿入シーン、それらが二人の抱き合っているシーンの合間に入り状況が解りやすく、面白いのでついじっくり見てしまう…(笑)

 引っ越し早々自慰を満喫していた直さん、たまたま通りかかったもっくんに見られてしまったのがきっかけで、二人の楽しいあそびが始まる表題作。一緒にドライブや釣りを楽しむ合間に、二人並んで屋外自慰をするカットが挟まれる光景がシュール!
 オナホの使用がありますが、この使い方は斬新で面白かった!手コキの延長のような使用は他のBLでも見かけるのですが、二人で楽しむ時はこういう使い方もあるんですね。
 もちろんラブもきちんとあり、気持ちを伝えあった後勇気付けるもっくんと、最後に満面の笑みで抱き合う直さんが幸せそうで良かったです。

 同時収録「やさしいぼくら」も良かったです。お互い気になっている二人がくっつくまではあっという間なんですが、その後初Hまでの様々な試練を一緒に乗り越えていくお話、主軸となっているのはお互いを傷つけたくないという「やさしさ」です。
 池くんが自ら受けをしようと決心し、町屋くんを受け止める為に自分で後ろを開発する姿が素晴らしい!お互い抱き合えればどちらでもいいと言う姿勢も好感が持て、そのおかげで続編では新たにリバという試練が立ちはだかりますが、気遣い励まし合うような関係だからこそどちらも上手くいくんだろうなぁ。旅先に出てくる秘宝館も面白かったです、こういう施設本当にどこかにありそう…。

 両作品共通して、支配しようとするタイプが居なくて、どっちがどっちをしよう?から始まり、飾り気の無い自然な対話と、慣れない行為に協力して抱き合う姿が微笑ましく、ハッピーな気持ちになれる読後でした。
 
 サブキャラクターのデザインはデフォルメ系でユーモラス、そして既視感のある構図(笑)カバー裏にはキャラ設定と4コマがあり、チラッとだけ登場したあのモブくんと店長さんにもちょこっと萌えのおまけ付きでした。

2

ほのぼの、だけど生々しいの!

同時収録作がリバだと聞き、購入〜。

「いっしょにあそぼ」
コレはある意味衝撃的でした。
読んでる途中で何度も我に返ってしまい、エ?男の人ってこうなの?なんて。
いやいやマンガなんだからさ、と思いつつも、また「マジ……⁉︎」ってリアル寄せで慌てる。
そんな読書体験を味わってしまいました。
だって女性・女子同士で一緒にオナニーするって……ないでしょ⁉︎なのにオトコはここまでするわけ⁇
…という大いなる解離感があるわけで。
その上絵柄がほのぼの系だから、思いがけずアハハと笑いつつ内心「ウソ…」みたいな。
上半身は普通に着衣で、パンツだけ下げて…
ぽろん、とtnkをさらけ出す…
クニクニいじりだす…
あわわわ
これってBL?オトコオナニーの実況中継?
…っていうなんとも言えない羞恥心を感じてしまったのです。

「やさしいぼくら」
こちらがリバ作品。
普通の男の子と可愛い系の男の子。
可愛い系の子は自分が受けの状況で妄想していたけど。
相手は巨根くんで、彼は彼なりにこんな大きいのを挿れるのは悪いな…という自覚の元に、自分が受けようと考えている。
…という「思いやり系」のリバですね。
まず可愛い系の子が、相手を受け入れたいから拡張とか頑張って、巨根を受け入れる。
次に巨根くんが、僕も受けたいと拡張を頑張って…という流れ。
このリバパターンは愛が溢れてるけど…
私の理想とは違うんだなぁ…
リバそのものがあまり無いから、ここで納得するしかないのかな…。でも確かに2人の間に「愛情」が感じられるから良しとしよう。
どっちでもいい、という2人。これがリバの最終章だと思う。だからこれでいい。

私的に理念のいいリバはほのぼの系作品で表現される事が多い。
なんとなく「笑い」が絡められてる感があったり。
一方、シリアス作品や美麗絵柄でのリバ設定は、ケンカップルとか攻防寄りに感じる。
そういうのに私は異議を唱えたい。
かっこいい美形の2人が、ケンカ腰無しで自然にリバる。そういうのを求めてるんですけど。
誰か描いてくれ〜!

5

リバなのでおまけの神

2カプ入っています。

表題作は、自慰が趣味で田舎に越してきた直さんと、田舎の好青年、亘くん。亘くんの木訥とした感じがなんともいえず好感が持てます。一緒にあれこれするうちに、親友になるのは分かりやすいが、恋になるというのはもう一工夫必要なのかな?ちょっと展開が早いような。

個人的には、もう1つのカプの方が好きでした。バイト先が同じ中華料理やの大学生同士。店長がいい味。
二人とも、本当に好青年で、相手のことを思いやり、何かしてあげたいという気持ちがあり、愛ってこうやって育っていくんだなあという感じ。

今後にも期待です。

2

この作品が収納されている本棚

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